ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 677339
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

【夢のような時間だったよ】 旭岳〜トムラウシ(富村牛)山 縦走

2015年07月18日(土) 〜 2015年07月20日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
21:37
距離
44.9km
登り
2,392m
下り
3,281m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:48
休憩
1:12
合計
7:00
距離 13.0km 登り 1,095m 下り 708m
6:10
15
6:25
85
7:50
7:53
9
8:02
8:21
23
8:44
42
9:26
7
9:33
21
9:54
11
10:05
10:23
53
11:16
11:25
26
11:51
12:14
36
12:50
20
2日目
山行
8:54
休憩
0:38
合計
9:32
距離 21.0km 登り 1,097m 下り 1,129m
5:48
77
7:05
44
7:49
7:57
43
8:40
8:41
33
9:14
9:24
59
10:23
10:29
167
13:16
43
13:59
14:12
24
14:36
宿泊地
3日目
山行
4:34
休憩
0:09
合計
4:43
距離 10.9km 登り 200m 下り 1,487m
6:30
38
南沼キャンプ指定地
7:08
7:09
39
7:48
36
8:24
8:29
71
9:40
9:43
35
10:18
55
11:13
0
11:13
ゴール地点
天候 今回は出発前に発生した台風11号の影響で、状況によっては山行中の悪天候の可能性もあり、予断を許さない状況でした。
場合によっては、途中停滞も覚悟していました。
幸い、1泊目の白雲岳避難小屋滞在中の夜間に、嵐が通り過ぎました。
行動中は天候に恵まれ、予定通り進むことができました。

●7/18 
 高曇り
 視界良好
 ほぼ無風で穏やか
 夕方より小雨
 夜間、激しい嵐(台風11号崩れの低気圧通過か)

●7/19
 天候回復
 高曇り
 視界ややぼんやり
 午前、やや冷たい東風あり → その後穏やか

●7/20 
 快晴!
 風は穏やか
 樹林帯では暑いくらい
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
●入山:旭岳温泉
○7/16
・夜、新幹線で東京へ 
 羽田空港近くで前泊
 ※最寄りの中部or伊丹からの朝便がとれず、羽田からの空路となりました

○7/17
・羽田空港7:00→新千歳空港8:30 :ANA
・新千歳空港8:48→札幌9:25 :JR快速「エアポート」
 ※札幌市内の登山ショップで、ガスカートリッジなど買い出し
 札幌13:00→旭川14:29 :JR特急「スーパーカムイ」
・JR旭川駅15:30 → 旭岳温泉17:56 :旭川電気軌道バス「いで湯号」
 http://www.asahikawa-denkikidou.jp/
・旭岳温泉「大雪山白樺荘」に前泊
 http://shirakabasou.com/

○7/18
・旭岳ロープウェイ
 山麓 → 姿見
 6:00の始発便を目指して30分前に並びました。
 5:45の臨時便に乗ることができました。

●下山:トムラウシ温泉
○7/20
・トムラウシ温泉16:15 → JR新得駅17:45
 北海道拓殖バス「トムラウシ温泉線」
 ※予約優先
 http://www.takubus.com/観光地-施設案内/トムラウシ温泉線ページ/
・新得18:20 → 札幌20:19 JR特急「スーパーおおぞら」
 ※7/22まで札幌に滞在

○7/22
・新千歳空港18:00→中部国際空港19:40 :ANA
コース状況/
危険箇所等
●全般的に
・道は明瞭で、変化に富んだコースです
 雄大な風景の中、遮るものさえない場所がほとんどです

・悪天候の際、中途半端な場所まで進んでいると、
 逃げ場がありません
 2009年には大量遭難事故もありました
 風雨、濃霧、雷など、悪天候のときは、
 避難小屋やテントで停滞するなどして、
 絶対に行動してはいけないコースだと思います
 今年も7/8にお一人、低体温症で命を落とされたとのことです

・姿見駅〜トムラウシ温泉を3日で踏破しようとすると、
 2日目に、白雲からどこまで進むのかが悩みどころです
 ヒサゴ沼避難小屋泊だと、3日目にトムラウシ越えが入り、
 長くきつくなります
 今回は一気に、南沼キャンプ指定地まで進んでみました
 重荷デカザックを背負っての長旅
 とてもキツかったですが、無事到着できたときは喜びもひとしおでした
 3日目は下山のみとなり、朝はのんびり、
 テン場で優雅に過ごすことができました

・ほぼ同一行程のパーティーが少なくとも2組おられました
 抜きつ抜かれつ、お喋りしながら、心強かったです
 
●7/18
○姿見〜旭岳〜間宮岳分岐
・旭岳への上りは火山らしい溶岩土壌の登り
・旭岳から裏側への下りは、滑りやすい急なザレ場
 その後、雪渓があります(アイゼン使いませんでした)

○間宮岳分岐〜北海岳〜白雲岳〜白雲岳避難小屋
・荒涼とした、なだらかなルートを行きます
・白雲岳頂上は縦走路から外れたところにあります
 白雲分岐にザックをデポして往復しました

※宿泊
 白雲岳避難小屋を利用 1000円(テントだと300円)
 管理人さんは常駐していますが、水や食料、グッズの販売はありません
 寝具も自分で用意する必要があります
 この日は夕方から翌朝にかけて天候悪化の予報でした
 テント泊の予定でしたが避難小屋泊に切り替えました
 夜間に嵐が通り過ぎたので正解でした
 混雑はそれほどでもありませんでした
 2階建ての小屋ですが、1階も2階もスペースに余裕があり、快適でした

※トイレ
 避難小屋の外に2基
 紙は持参&持ち帰り

※水場
 避難小屋すぐ近くの沢が指定の水場になっています
 水量たっぷり

●7/19
○白雲岳避難小屋〜高根ヶ原〜忠別岳〜五色岳〜化雲岳
・広大な絶景の中を進んで行きますが、緩やかなアップダウンはあります
・ハイマツやササの間を進む箇所あり
 ヤブこぎというほどではありせん
 多少の泥濘あり
・化雲岳は、通らずにショートカットすることもできます

○化雲岳〜日本庭園〜ロックガーデン〜トムラウシ山〜南沼キャンプ指定地
・ヒサゴ沼への1回目の分岐
 なんとなく直進するとヒサゴ沼へ進んでしまうかと思います
 間違えてヒサゴ沼へ行かれたパーティーがおみえでした
 縦走路は分岐を右折するようなイメージです
・トムラウシ山は完全な岩峰
 近づくにつれ、岩礫帯増えてきます
 ロックガーデンやそれ以外でも、
 大岩が複雑に組み合わさったような場所の通過は、足場が安定しません
 足を捻らないように気をつけると同時に、
 人も物も隙間に落ちないように注意する必要があります

※宿泊
 南沼キャンプ指定地を利用 
 小規模なテントスペースが点在しています
 それほど混雑しておらず、余裕がありました
 
※トイレ
 トイレは、南沼側の隅に木造の携帯トイレブースが1基
 その中にある「おまる」のような椅子に、携帯トイレをセットして利用します
 「出たもの」は「持ち帰り」ます
 トムラウシ温泉登山口駐車場の公衆トイレ横に、回収ボックスがありました 

※水場
 キャンプ指定地の中を、水量たっぷりの沢が流れています
 
●7/20
○南沼キャンプ指定地〜トムラウシ公園〜前トム平
・楽園のような絶景の中、(上り返しもありますが)、ゆるやかに下って行きます
・岩礫帯が多いです

○前トム平〜コマドリ沢分岐
・岩ゴロゴロの急下りの後、
 岩礫のコマドリ沢(水の流れなし)を渡ると、樹林帯に入ります
・その後、比較的長い雪渓下りがあります(アイゼン使いませんでした)

○コマドリ沢分岐〜新道経由〜カムイ天上〜短縮登山口分岐
・しばらく沢沿いになだらかに下ると、右折して旧道(廃道?)を分け
 岩ゴロゴロを急登、新道に入ります
・新道は泥濘が酷いとよく聞きますが、
 今回はコンディションよく、歩きやすかったです
 道幅は広く、乾いてさえいれば、土ベースのなだらかで歩きやすい道です
 木道整備も進んでいます
・カムイ天上からは、岩ゴロゴロの急下りと、土ベースの緩い下りのミックス
 高度を徐々に下げていきます

○短縮登山口分岐〜トムラウシ温泉
・土ベースの歩きやすい道です
・ずっと緩やかで、途中登り返しが3ヶ所ほどあるなど、
 なかなか高度が下がりませんが、
 後半の後半に一気に急下りが待っています
・短縮登山口へのダートの林道をクロスすると、
 トムラウシ温泉はすぐです

●水場で確保した水の煮沸・浄水
 エキノコックス対策で、飲用・食用にするには、
 煮沸や浄水が必要といわれています。
 普段、湧水などを飲んでも腹をこわすことはありませんが、
 私も念のため、汲んだ水を持参した浄水器にかけ、煮沸して利用しました。
 日常生活でも、水分を多く必要とする方なので、
 1日の行動開始時は、3リットル担いでスタートしました。
 ただし、それだけ煮沸するとなると、ガス缶の消費が早かったです。

●出会った動物
 シマリス、キタキツネ、オコジョ、鳥たち
 ヒグマとは出会うことなく、落し物(糞)や足跡を見ることもなかったです
 獣臭やうなり声などの気配を感じることもありませんでした
 ナキウサギを見てみたかったのですが、残念ながら会えませんでした
 
●虫対策
 時期的に、アブやブヨみたいなのは多かったです
 奮発してハッカスプレー原液をこまめに噴霧
 そのおかげか、虫刺され被害は1ヶ所もなかったです(血が美味くないのか?)
 電池式のアースもザックにくくりつけておきました 
 マダニにやられることもなかったです
その他周辺情報 ●下山後の温泉
 下山地がトムラウシ温泉「東大雪荘」です 
 日帰り入浴:500円
 山中の一軒宿ですが、きれいな素晴らしい温泉宿です
 メニューは少ないですが、食事も可能
 売店には山バッジなど、トムラウシグッズもあります
 http://www.netbeet.ne.jp/~taisetsu/tomurausi1.html
7/16 夜
旅の始まりです
台風11号の動きが気になる中、仕事終わって、まずは東京へ
3
7/16 夜
旅の始まりです
台風11号の動きが気になる中、仕事終わって、まずは東京へ
7/17 朝
羽田より、新千歳へ飛び立ちます
最寄りの中部or伊丹〜旭川便がとれず、羽田からになりました
羽田から飛び立つのは初めてです
新鮮ですね
7/17 朝
羽田より、新千歳へ飛び立ちます
最寄りの中部or伊丹〜旭川便がとれず、羽田からになりました
羽田から飛び立つのは初めてです
新鮮ですね
新千歳到着後、JRで札幌へ
札幌で4時間ほど時間がとれました
札幌駅近くの「秀岳荘」北大店さんでガス缶など買い出し
品揃え豊富で、価格も良心的
楽しいですね
余計な買い物までしてしまいました
こんな良いお店が近くにあったらなあ
3
新千歳到着後、JRで札幌へ
札幌で4時間ほど時間がとれました
札幌駅近くの「秀岳荘」北大店さんでガス缶など買い出し
品揃え豊富で、価格も良心的
楽しいですね
余計な買い物までしてしまいました
こんな良いお店が近くにあったらなあ
札幌からJRで旭川へ
旭川駅はモダンな高架駅に生まれ変わっています
イオンが駅に直結しており、買い出しに便利です
札幌からJRで旭川へ
旭川駅はモダンな高架駅に生まれ変わっています
イオンが駅に直結しており、買い出しに便利です
旭川駅から旭岳温泉へは、バス「いで湯」号
車窓の風景
天気が良く、大雪〜十勝、全部見えていました
4
旭川駅から旭岳温泉へは、バス「いで湯」号
車窓の風景
天気が良く、大雪〜十勝、全部見えていました
忠別湖越しの旭岳
こんな日に歩きたいね
6
忠別湖越しの旭岳
こんな日に歩きたいね
旭岳温泉の今夜のお宿
ユースホステル兼用
2段ベッドの4人部屋で快適でした
お風呂はもちろん温泉、露天風呂つき
1
旭岳温泉の今夜のお宿
ユースホステル兼用
2段ベッドの4人部屋で快適でした
お風呂はもちろん温泉、露天風呂つき
夕食
温泉に食事と、無事下山してから満喫したいような内容でした
6
夕食
温泉に食事と、無事下山してから満喫したいような内容でした
夕暮れ時
台風11号の動きはいかに
明日以降、天気はどうなることやら
1
夕暮れ時
台風11号の動きはいかに
明日以降、天気はどうなることやら
1日目 7/18
トムラウシを目指す山旅が始まります
旭岳ロープウェイの6:00の始発に乗るため、並びます
1
1日目 7/18
トムラウシを目指す山旅が始まります
旭岳ロープウェイの6:00の始発に乗るため、並びます
15分早い5:45に臨時便が出ました
姿見駅に到着
ストレッチしたらいよいよ歩き始めます
1
15分早い5:45に臨時便が出ました
姿見駅に到着
ストレッチしたらいよいよ歩き始めます
いきなりのお花畑
6
いきなりのお花畑
曇天ですが、視界は良好
表側からの旭岳は初めてです
3
曇天ですが、視界は良好
表側からの旭岳は初めてです
旭岳石室
緊急時のみ使用可とか
2
旭岳石室
緊急時のみ使用可とか
ガスが噴出しています
何ヶ所も
4
ガスが噴出しています
何ヶ所も
登り始めると見えてきたのが、十勝岳連峰
2
登り始めると見えてきたのが、十勝岳連峰
そして明日歩く予定の縦走路とトムラウシ
1
そして明日歩く予定の縦走路とトムラウシ
トムラウシ
王冠にたとえられる独特の形
5
トムラウシ
王冠にたとえられる独特の形
縦走装備の重荷デカザックのおかげで、登りは厳しい展開です
苦しい〜!
八合目でザックを下ろして休憩しました
縦走装備の重荷デカザックのおかげで、登りは厳しい展開です
苦しい〜!
八合目でザックを下ろして休憩しました
これが金庫岩かな
2
これが金庫岩かな
旭岳到着!
北海道の標高ナンバー1です
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旭岳到着!
北海道の標高ナンバー1です
この後進む縦走路
北海岳、白雲岳方面
ここから白雲までは、昨年9月に一度歩いていて、様子が分かっているので、安心して進めます
2
この後進む縦走路
北海岳、白雲岳方面
ここから白雲までは、昨年9月に一度歩いていて、様子が分かっているので、安心して進めます
安足間岳〜比布岳の稜線
見えませんが、その向こうには愛別岳があります
2
安足間岳〜比布岳の稜線
見えませんが、その向こうには愛別岳があります
上から見た噴気口
1
上から見た噴気口
トムラウシを眺める
3
トムラウシを眺める
旭岳裏側へ下り始めます
滑りやすい急なザレ場下り
1
旭岳裏側へ下り始めます
滑りやすい急なザレ場下り
ザレ場の先は雪渓が残っています
スリップをうまく利用して、颯爽と
(とはいかなかった)
ザレ場の先は雪渓が残っています
スリップをうまく利用して、颯爽と
(とはいかなかった)
雪渓を振り返る
この辺りが、裏旭キャンプ指定地です
雪渓を振り返る
この辺りが、裏旭キャンプ指定地です
間宮岳分岐です
相も変わらず重荷がつらくて、たまらずザック下ろして休憩
1
間宮岳分岐です
相も変わらず重荷がつらくて、たまらずザック下ろして休憩
お鉢の全貌
北海岳への縦走路
4
北海岳への縦走路
北海岳に到着
ここでもザック下ろして休憩
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北海岳に到着
ここでもザック下ろして休憩
桂月岳と黒岳石室が見えます
昨年9月、私のテント泊デビュー地です
見えるだけでも嬉しいですね
桂月岳からのご来光が素晴らしいんですよね
その向こうの立派な山は、ニセイカウシュッペかな
2
桂月岳と黒岳石室が見えます
昨年9月、私のテント泊デビュー地です
見えるだけでも嬉しいですね
桂月岳からのご来光が素晴らしいんですよね
その向こうの立派な山は、ニセイカウシュッペかな
安足間〜比布
そして北鎮岳
北海道第2の高峰です
2
安足間〜比布
そして北鎮岳
北海道第2の高峰です
トムラウシは雲で見えなくなってしまいました
トムラウシは雲で見えなくなってしまいました
それでは白雲へ向けて進みます
一度通っている道なので、早く感じました
1
それでは白雲へ向けて進みます
一度通っている道なので、早く感じました
白雲分岐
白雲岳山頂、トムラウシ方面、赤岳方面への分岐点です
ここにザックをデポ
山頂を目指します
1
白雲分岐
白雲岳山頂、トムラウシ方面、赤岳方面への分岐点です
ここにザックをデポ
山頂を目指します
白雲岳山頂に到着
北海道の標高ナンバー3です
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白雲岳山頂に到着
北海道の標高ナンバー3です
おお!
これが有名な白雲ゼブラなんですね
なるほどです
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おお!
これが有名な白雲ゼブラなんですね
なるほどです
怪しげなモクモク雲
今日はこの後〜明朝が雨予報
先を急ぎましょう
怪しげなモクモク雲
今日はこの後〜明朝が雨予報
先を急ぎましょう
分岐に戻り白雲岳避難小屋を目指します
結構、下っていきますね
分岐に戻り白雲岳避難小屋を目指します
結構、下っていきますね
見えてきました
なんというロケーション!
赤くて可愛い小屋です
5
見えてきました
なんというロケーション!
赤くて可愛い小屋です
途中でお喋りした地元からの登山者は、今年はお花畑がイマイチだと言っていましたが、私には十分すぎます
4
途中でお喋りした地元からの登山者は、今年はお花畑がイマイチだと言っていましたが、私には十分すぎます
白雲岳避難小屋に到着
まずは1日目無事終了です
天候悪化が分かっていたので、テント泊→小屋泊に切り替えました
4
白雲岳避難小屋に到着
まずは1日目無事終了です
天候悪化が分かっていたので、テント泊→小屋泊に切り替えました
テント場の様子
夜は嵐が通り過ぎました
皆さん、強いな
1
テント場の様子
夜は嵐が通り過ぎました
皆さん、強いな
小屋手前に、水場があります
1
小屋手前に、水場があります
飲料水作りに着手
煮沸だけでもいいのかもしれませんが、浄水器も使ってみます
「左」のを自宅に忘れたと思い込み、昨日、秀岳荘で「右」のを買いました
そしたら到着後、ザックの奥底から「左」のが出てきたのであります
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飲料水作りに着手
煮沸だけでもいいのかもしれませんが、浄水器も使ってみます
「左」のを自宅に忘れたと思い込み、昨日、秀岳荘で「右」のを買いました
そしたら到着後、ザックの奥底から「左」のが出てきたのであります
飲料水作りをしていたら、シマリス君登場
8
飲料水作りをしていたら、シマリス君登場
緑岳
片道1時間くらいで行けるそうです
散策に行っても良かったのですが、明日に備えて体力温存
1
緑岳
片道1時間くらいで行けるそうです
散策に行っても良かったのですが、明日に備えて体力温存
小屋の裏側は絶好のトムラウシ方面展望スポットです
小屋の裏側は絶好のトムラウシ方面展望スポットです
夕方から小雨交じりになりましたが、トムラウシが見える時間帯もありました
3
夕方から小雨交じりになりましたが、トムラウシが見える時間帯もありました
2日目 7/19
夜間に嵐が通り過ぎました
雨風の音がすごかったですが、早朝には天候回復していました
青空さえ見えます
風が少し強くて冷たい程度
2日目 7/19
夜間に嵐が通り過ぎました
雨風の音がすごかったですが、早朝には天候回復していました
青空さえ見えます
風が少し強くて冷たい程度
それではこの旅の核心部
トムラウシ越えを目指して出発です
それではこの旅の核心部
トムラウシ越えを目指して出発です
今日は雨を覚悟していたので、天候回復は嬉しい限りです
1
今日は雨を覚悟していたので、天候回復は嬉しい限りです
見渡す限りの大平原を進みます
見渡す限りの大平原を進みます
遠くにうっすら見える独特の形の山は忠別岳だと思います
遠くにうっすら見える独特の形の山は忠別岳だと思います
コマクサが群生していました
6
コマクサが群生していました
この辺り、悪天候だと厳しそうですね
遮るものがなく、吹きっさらしです
この辺り、悪天候だと厳しそうですね
遮るものがなく、吹きっさらしです
高原沼への三笠新道分岐
高原沼への三笠新道分岐
高根ヶ原付近
断崖絶壁になっています
高根ヶ原付近
断崖絶壁になっています
左側には高原沼?が見えました
左側には高原沼?が見えました
大迫力にため息
お花畑はあちらこちらに、たくさんあって
1
お花畑はあちらこちらに、たくさんあって
右側に旭岳が見えます
2
右側に旭岳が見えます
白雲、緑岳を振り返る
白雲、緑岳を振り返る
時折薄日が
緑が輝きます
時折薄日が
緑が輝きます
旭岳〜白雲を振り返る
遠くなりました
旭岳〜白雲を振り返る
遠くなりました
時折、笹やハイマツの間を行く場所も
時折、笹やハイマツの間を行く場所も
忠別岳が近くなってきました
1
忠別岳が近くなってきました
部分的にぬかるみもあります
この水たまりの先で、足をとられてバランスを崩し、顔面から泥にダイブしてしまいました
ったく、朝っぱらから何やってんだ・・・
1
部分的にぬかるみもあります
この水たまりの先で、足をとられてバランスを崩し、顔面から泥にダイブしてしまいました
ったく、朝っぱらから何やってんだ・・・
沼が見えてきました
横を木道が通っています
下って登り返すようですね
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沼が見えてきました
横を木道が通っています
下って登り返すようですね
忠別沼ですね
振り返る
ここはホントに日本なのかい?
行ったことはないですが、北欧?のような雰囲気です
4
振り返る
ここはホントに日本なのかい?
行ったことはないですが、北欧?のような雰囲気です
時間がたつにつれ、青空が増えてきます
1
時間がたつにつれ、青空が増えてきます
忠別岳に到着
トムラウシがうっすらと
トムラウシがうっすらと
忠別岳は西側が崖になっており、大迫力です
3
忠別岳は西側が崖になっており、大迫力です
下り始めると、忠別岳避難小屋が見えました
2
下り始めると、忠別岳避難小屋が見えました
次に目指すは五色岳
あの稜線の上のはずです
次に目指すは五色岳
あの稜線の上のはずです
きっと、下って登り返すんですよね
きっと、下って登り返すんですよね
忠別岳避難小屋分岐
70リットルデカザック
休憩の度に下ろして、重荷から体を解放してあげます
4
忠別岳避難小屋分岐
70リットルデカザック
休憩の度に下ろして、重荷から体を解放してあげます
忠別岳が遠くなりました
2
忠別岳が遠くなりました
五色岳に到着
山というより、分岐点ですね
沼の原ルートとここで合流します
五色岳に到着
山というより、分岐点ですね
沼の原ルートとここで合流します
ここからはずっとトムラウシを見ながら歩きます
ここからはずっとトムラウシを見ながら歩きます
王冠が近づいてきました
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王冠が近づいてきました
次に目指す化雲岳
2
次に目指す化雲岳
木道がよく整備されています
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木道がよく整備されています
化雲岳山頂への道とショートカット道の分岐
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化雲岳山頂への道とショートカット道の分岐
木道は乾いていて、スリップは大丈夫
3
木道は乾いていて、スリップは大丈夫
山頂までなだらかに登っていきます
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山頂までなだらかに登っていきます
化雲岳周辺は、お花畑が見事でした
3
化雲岳周辺は、お花畑が見事でした
空に向かって・・・
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空に向かって・・・
あの岩は!
先日、dominonさんが登っていた岩?
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あの岩は!
先日、dominonさんが登っていた岩?
そう、化雲岳山頂です
私も登ってみました
側面から、ミニクライミング
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そう、化雲岳山頂です
私も登ってみました
側面から、ミニクライミング
トウムラウシ方面
1
トウムラウシ方面
こちらは天人峡方面です
残雪たっぷり
2
こちらは天人峡方面です
残雪たっぷり
その後も見事で
ヒサゴ沼分岐
トムラウシへの縦走路は右です
1
ヒサゴ沼分岐
トムラウシへの縦走路は右です
この辺りから、岩混じりの区間が増えてきます
水平着地できず、微妙に足首にきますね
この辺りから、岩混じりの区間が増えてきます
水平着地できず、微妙に足首にきますね
また下って登り返しだ・・・
1
また下って登り返しだ・・・
鞍部が、もう一つのヒサゴ沼への分岐です
鞍部が、もう一つのヒサゴ沼への分岐です
登り返すとヒサゴ沼が見えました
避難小屋とテントも
分岐までは雪渓を通るんですね
水際で緊張しそうです
1
登り返すとヒサゴ沼が見えました
避難小屋とテントも
分岐までは雪渓を通るんですね
水際で緊張しそうです
岩場が続きます
岩場の間に、部分的に木道が渡されている場所もあります
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岩場が続きます
岩場の間に、部分的に木道が渡されている場所もあります
天沼です
アイスブルー
3
天沼です
アイスブルー
まだロックガーデンではないですが、ロックガーデンのよう
まだロックガーデンではないですが、ロックガーデンのよう
も一つ下って登り返し
しかし今度のは手強そう
岩礫の壁です
2
も一つ下って登り返し
しかし今度のは手強そう
岩礫の壁です
そう、これがロックガーデンでした
登り始める前に、ザックを下ろして一息入れます
2
そう、これがロックガーデンでした
登り始める前に、ザックを下ろして一息入れます
歩きにくい〜!
重荷でバランスが取りづらく、何度立ち休憩したことか
歩きにくい〜!
重荷でバランスが取りづらく、何度立ち休憩したことか
ロックが終わっても、ロック混じりの急坂
ロックが終わっても、ロック混じりの急坂
でもそれを登り切ると・・・
おお!
トムラウシが目の前に迫っていました!
泣けるね〜!
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でもそれを登り切ると・・・
おお!
トムラウシが目の前に迫っていました!
泣けるね〜!
さらに、なだらかな坂をもう一段登り切ると・・・
北沼が現れます
夢見てきたトムラウシ縦走
これを登れば山頂です!
2
さらに、なだらかな坂をもう一段登り切ると・・・
北沼が現れます
夢見てきたトムラウシ縦走
これを登れば山頂です!
山頂部アップ
山頂への道と、南沼キャンプ指定地へのショートカット道の分岐
山頂への道と、南沼キャンプ指定地へのショートカット道の分岐
北沼も美しいですね
でも、トムラウシ遭難の時は、この水が溢れていたとか
2
北沼も美しいですね
でも、トムラウシ遭難の時は、この水が溢れていたとか
見たことはありませんが、南極の氷河が崩れる時のようです
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見たことはありませんが、南極の氷河が崩れる時のようです
一気に登り切れない・・・
中腹で、またザック下ろして休憩
でも、これがまた絶景で
2
一気に登り切れない・・・
中腹で、またザック下ろして休憩
でも、これがまた絶景で
トムラウシ山頂への最後の仕上げ部分もロックでした
キツい
なかなか着かない
3
トムラウシ山頂への最後の仕上げ部分もロックでした
キツい
なかなか着かない
ついに何かが見えました
3
ついに何かが見えました
やりました!
ついに到着
トムラウシ山
日本百名山で唯一、カタカナ名かな
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やりました!
ついに到着
トムラウシ山
日本百名山で唯一、カタカナ名かな
山頂には他にお一人だけ
撮っていただきました
11
山頂には他にお一人だけ
撮っていただきました
うっすらときれいな三角形のオプタテシケが見えます
下は南沼ですね
2
うっすらときれいな三角形のオプタテシケが見えます
下は南沼ですね
展望を堪能し、南沼キャンプ指定地へ下り始めます
1
展望を堪能し、南沼キャンプ指定地へ下り始めます
テント場が見えてきました
小規模なスペースが点在しています
テント場が見えてきました
小規模なスペースが点在しています
マイホーム設営
隣人は、韓国からの物静かなお2人
片言の英語で山の話など、コミュニケーションしました
私より、日本の有名な山に行かれていたな
2
マイホーム設営
隣人は、韓国からの物静かなお2人
片言の英語で山の話など、コミュニケーションしました
私より、日本の有名な山に行かれていたな
テン場の中を沢が流れており、これが水場となります
2
テン場の中を沢が流れており、これが水場となります
いいですねえ
トムラウシを間近に眺めながら、コーヒーを飲む贅沢
至福の時間です
9
いいですねえ
トムラウシを間近に眺めながら、コーヒーを飲む贅沢
至福の時間です
夕焼けはあまり赤くなりませんでした
夕焼けはあまり赤くなりませんでした
7/20 3日目 最終日
晴天の予感
少し寝坊して、山頂でのご来光には行きませんでした
7/20 3日目 最終日
晴天の予感
少し寝坊して、山頂でのご来光には行きませんでした
青空が広がってきています
3
青空が広がってきています
代わりに周囲を散策
十勝岳方面への縦走路を少し歩くと、
見えてきたのが南沼
オプタテシケも見えます
3
代わりに周囲を散策
十勝岳方面への縦走路を少し歩くと、
見えてきたのが南沼
オプタテシケも見えます
これはきれいだあ・・・
6
これはきれいだあ・・・
テント場すぐ際もお花畑でした
4
テント場すぐ際もお花畑でした
隣人と記念撮影
今夜は東大雪荘泊だそう
のんびり旅のようです
6
隣人と記念撮影
今夜は東大雪荘泊だそう
のんびり旅のようです
お互いの安全を祈って
2
お互いの安全を祈って
遅れてトムラウシ右側からご来光
2
遅れてトムラウシ右側からご来光
日が昇ると一気に青空に
2
日が昇ると一気に青空に
南沼のテン場
本当に良い場所でした
1
南沼のテン場
本当に良い場所でした
それでは下山開始
テン場を後に歩き始めます
それでは下山開始
テン場を後に歩き始めます
さよなら、南沼のテン場
なかなか来られないからね
1
さよなら、南沼のテン場
なかなか来られないからね
緑の中に奇岩の数々
1
緑の中に奇岩の数々
オプタテシケの向こうにうっすら見えるのは、十勝岳連峰だと思います
1
オプタテシケの向こうにうっすら見えるのは、十勝岳連峰だと思います
残雪が映えますね
2
残雪が映えますね
見る角度によって、少しずつ形が変わるトムラウシ
見る角度によって、少しずつ形が変わるトムラウシ
遠くにかすかに見えるのは、ニペソツ?
2
遠くにかすかに見えるのは、ニペソツ?
こちらは石狩岳だと思います
1
こちらは石狩岳だと思います
視線を周囲に戻すと
青い空と緑の絶景が続いていました
視線を周囲に戻すと
青い空と緑の絶景が続いていました
トムラウシ公園付近
「おいおい、ここは楽園かい?」
※引用:昨年のdominonさんの日帰りトムラウシレコより
まさか、ホントにこの後お会いするとは・・・
1
トムラウシ公園付近
「おいおい、ここは楽園かい?」
※引用:昨年のdominonさんの日帰りトムラウシレコより
まさか、ホントにこの後お会いするとは・・・
ゆっくりしていきたいですね
1
ゆっくりしていきたいですね
ホント、ゆっくりしていきたい
1
ホント、ゆっくりしていきたい
緑の向こうに十勝岳連峰
緑の向こうに十勝岳連峰
前トム平
だんだんとトムラウシが見えなくなっていきます
前トム平
だんだんとトムラウシが見えなくなっていきます
すれ違いが増えてきました
短縮登山口の日帰りピストンの皆さんですね
でも、相当早く出発されているはず
すごいね
すれ違いが増えてきました
短縮登山口の日帰りピストンの皆さんですね
でも、相当早く出発されているはず
すごいね
こまどり沢沿いに下っていくと、雪渓歩きになります
しばらく進むと、見覚えのある方が・・・
こまどり沢沿いに下っていくと、雪渓歩きになります
しばらく進むと、見覚えのある方が・・・
驚きました!
dominonさんでした!
昨年、黒岳でお会いした、北海道の尊敬すべきユーザーさんです
ソロでたくさんのロング行程をこなされています
広い大雪山系、まさかトムラウシにみえていたとは・・・
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驚きました!
dominonさんでした!
昨年、黒岳でお会いした、北海道の尊敬すべきユーザーさんです
ソロでたくさんのロング行程をこなされています
広い大雪山系、まさかトムラウシにみえていたとは・・・
しかも、今日は短縮ではなく、トムラウシ温泉からの日帰りピストンだそう
来られた道をこの後自分が進んで思う・・・
この日帰りロングもすごいよ・・・
粛々と登って行かれます
頑張って!
1
しかも、今日は短縮ではなく、トムラウシ温泉からの日帰りピストンだそう
来られた道をこの後自分が進んで思う・・・
この日帰りロングもすごいよ・・・
粛々と登って行かれます
頑張って!
雪渓、意外と長かったです
歩きやすく、アイゼンは付けませんでした
1
雪渓、意外と長かったです
歩きやすく、アイゼンは付けませんでした
雪渓が終わるとコマドリ沢分岐
雪渓が終わるとコマドリ沢分岐
旧道を分け新道へ、高度差100mほどかな、岩ゴロゴロの急登に入ります
1
旧道を分け新道へ、高度差100mほどかな、岩ゴロゴロの急登に入ります
登り切るとなだらかな道
泥濘がひどいと聞きますが、今日はかなり乾いていて歩きやすかったです
登り切るとなだらかな道
泥濘がひどいと聞きますが、今日はかなり乾いていて歩きやすかったです
ササが刈られていて、道幅たっぷり
ササが刈られていて、道幅たっぷり
もう見えないと思っていたトムラウシがまた見えたりして
1
もう見えないと思っていたトムラウシがまた見えたりして
木道作成用の木材が置かれていました
ここまで、どうやって運ばれたのだろう
この辺りで、トムラウシは見納めでした
また来る日まで・・・
木道作成用の木材が置かれていました
ここまで、どうやって運ばれたのだろう
この辺りで、トムラウシは見納めでした
また来る日まで・・・
東には、いつか登りたいニペソツ!
2
東には、いつか登りたいニペソツ!
カムイ天上
今日は重荷デカザックが苦になりません
むしろ心地よくさえ感じます
ドMか・・・
カムイ天上
今日は重荷デカザックが苦になりません
むしろ心地よくさえ感じます
ドMか・・・
カムイ天上からの下り、岩の間にSWANSのサングラスが落ちていました
まだきれいな状態
東大雪荘に届けることにしました
1
カムイ天上からの下り、岩の間にSWANSのサングラスが落ちていました
まだきれいな状態
東大雪荘に届けることにしました
ついに短縮登山口分岐へ
最後の休憩
後、3.3kmがんばりますよ!
ついに短縮登山口分岐へ
最後の休憩
後、3.3kmがんばりますよ!
樹林帯の緩やかな道
登り返しがあったりして、なかなか高度が下がりませんが、最後に急降下しました
樹林帯の緩やかな道
登り返しがあったりして、なかなか高度が下がりませんが、最後に急降下しました
短縮登山口への林道を横切ると
短縮登山口への林道を横切ると
終点はもうすぐ
見えてきましたね
終点はもうすぐ
見えてきましたね
ついに3日間の山旅の終わり
頑張りました
今回も無事下山に感謝しましょう
2
ついに3日間の山旅の終わり
頑張りました
今回も無事下山に感謝しましょう
下山の届けを記入して
2
下山の届けを記入して
駐車場横のトイレに、携帯トイレの回収ボックスがありました
駐車場横のトイレに、携帯トイレの回収ボックスがありました
さあ、温泉と食事!
山奥の1軒宿、トムラウシ温泉「東大雪荘」
立派で素晴らしい施設です
外で、靴など洗って乾かすこともできます
さあ、温泉と食事!
山奥の1軒宿、トムラウシ温泉「東大雪荘」
立派で素晴らしい施設です
外で、靴など洗って乾かすこともできます
温泉前に1本
人生で一番美味いコカコーラでした
4
温泉前に1本
人生で一番美味いコカコーラでした
館内の掲示板
右側の忘れ物コーナーに、先ほどのSWANSのサングラスを掲示しておきました
館内の掲示板
右側の忘れ物コーナーに、先ほどのSWANSのサングラスを掲示しておきました
温泉の後は食事
鹿肉でした
9
温泉の後は食事
鹿肉でした
約5時間、ここでのんびり過ごしました
JR新得駅行きのバスです
夏の期間限定1日2本(新得からは1本)
予約優先ですが、空いていました
最初の7kmはダート道です
1
約5時間、ここでのんびり過ごしました
JR新得駅行きのバスです
夏の期間限定1日2本(新得からは1本)
予約優先ですが、空いていました
最初の7kmはダート道です
バス出発直前に、テン場の隣人お2人も無事到着
つかの間の再会
嬉しいですね
彼のアークテリクスのザックもデカかったな
バス出発直前に、テン場の隣人お2人も無事到着
つかの間の再会
嬉しいですね
彼のアークテリクスのザックもデカかったな
バスは1時間半きっかりでJR新得駅に到着
バスは1時間半きっかりでJR新得駅に到着
札幌に戻りました
JR北海道の特急はどれも「スーパー」がつきますね
これは釧路からの「スーパーおおぞら」
2
札幌に戻りました
JR北海道の特急はどれも「スーパー」がつきますね
これは釧路からの「スーパーおおぞら」
7/21 札幌
この日は悪天候時の予備日としていました
せっかくなので、樽前山か、羊蹄山に行こうかと思いましたが、雨になってしまいました
なので、札幌でのんびり都市型生活(笑)
1
7/21 札幌
この日は悪天候時の予備日としていました
せっかくなので、樽前山か、羊蹄山に行こうかと思いましたが、雨になってしまいました
なので、札幌でのんびり都市型生活(笑)
アウトドアショップ巡りを敢行
秀岳荘のもう1件の札幌市内の店
白石店にも行ってみました
こちらも品揃え豊富
楽しかったです
悪い癖で、また少しだけ買い物
2
アウトドアショップ巡りを敢行
秀岳荘のもう1件の札幌市内の店
白石店にも行ってみました
こちらも品揃え豊富
楽しかったです
悪い癖で、また少しだけ買い物
素敵な町、さっぽろ
来るのは2年ぶりでした
駅〜大通の地下道が完成していました
2
素敵な町、さっぽろ
来るのは2年ぶりでした
駅〜大通の地下道が完成していました
7/22 帰宅
戦利品
頑張って歩いたな
特別なバッジになりそうです
6
7/22 帰宅
戦利品
頑張って歩いたな
特別なバッジになりそうです
今回の山行中に見かけた花々
センスがなく、覚えてもすぐに忘れてしまいますが、名前は追って勉強(笑)
今回の主役だったと思います
チングルマ
紅葉の赤も鮮やかですね
※花名はどれも推定
5
今回の山行中に見かけた花々
センスがなく、覚えてもすぐに忘れてしまいますが、名前は追って勉強(笑)
今回の主役だったと思います
チングルマ
紅葉の赤も鮮やかですね
※花名はどれも推定
ミヤマキンバイ
黄色や白が多い中、濃い紫が目立ちます
エゾオヤマノエンドウ
1
黄色や白が多い中、濃い紫が目立ちます
エゾオヤマノエンドウ
もう一つ白の主役でした
エゾノハクサンイチゲ
1
もう一つ白の主役でした
エゾノハクサンイチゲ
これもそうだろうか
1
これもそうだろうか
キバナシャクナゲ
本州だと時期的に終わっているかな
1
キバナシャクナゲ
本州だと時期的に終わっているかな
だんだん難しくなってきた
ウコンウツギ
1
だんだん難しくなってきた
ウコンウツギ
全体が黄色
チシマノキンバイソウ
1
全体が黄色
チシマノキンバイソウ
これは手持ちの図鑑に載ってないような
チシマフウロだろうか
1
これは手持ちの図鑑に載ってないような
チシマフウロだろうか
エゾタカネツメクサ
3
エゾタカネツメクサ
写真撮ってる人がたくさんいました
鮮やかでしたね
エゾコザクラ
6
写真撮ってる人がたくさんいました
鮮やかでしたね
エゾコザクラ
分からないですね
シオガマ系かな
2
分からないですね
シオガマ系かな
メアカンキンバイ
名前からして北海道限定かな
2
メアカンキンバイ
名前からして北海道限定かな
南沼眺めてたら、横にあった花
4
南沼眺めてたら、横にあった花
イワブクロ
岩場の袋?
1
イワブクロ
岩場の袋?
???

理科は苦手でした・・・
ギブアップ(笑)
1
???

理科は苦手でした・・・
ギブアップ(笑)

装備

備考 ●ガス器具
 ガス器具はプリムスを持って行きました
 しかし、食事はフリーズドライ中心で、お湯さえあればできます
 また、飲料水作りの煮沸で、思いのほかガス缶の消費が早かったです
 湯沸かしに特化するなら、
 JB(ジェットボイル)の方が良かったかなと思います

●ガス缶
 飛行機には機内も預けも乗せることができないので、
 現地調達する必要があります
 また、山行後に余ったものについても、
 帰りまでに、どうにかして処分する必要があります
 昨年は、レンタカーで通りがかったキャンプ場にて、
 快く引き取っていただきました 
 今回は公共交通機関利用でそんな訳にもいかず、
 結局、ダメもとで札幌の秀岳荘さんで聞いてみたら、
 何と、プリムスとEPIは引き取り可とのこと
 回収していただくことができました

感想

●全般的な感想
 夢のような3日間が終わりました。
 無事、予定のルートを予定の日数でこなすことができました。
 天気予報と相談しながら予定を決める普段の山行と違い、
 飛行機利用の遠征の場合、予定が先に決まります。
 天候ばかりはどうしようもないのですが、
 今回も好天に恵まれ本当に幸運でした。
 
 重荷デカザックを背負い続けたことによる全身筋肉痛がひどいですが、
 成し遂げた実感は、これからじわじわと湧いてくるのかなと思います。

 昨年9月に初めて大雪山を訪れたとき、
 その時も、その後の幸運まで使い果たしたかのような好天に恵まれ、
 素晴らしい紅葉にお目にかかることができました。
 その時、遥か彼方に見えていたのがトムラウシ山。
 来年は旭岳からあそこまで縦走しよう・・・
 心はもう、次の年(今年)の実現に向けて動き出していました。

 トムラウシ・・・
 山歩きを始めた頃は(その前から)、
 2009年の大量遭難事故の記憶で、名前だけは知っていましたが、
 遥か遠い別世界のように感じていた場所でした。
 いつか、ここまで来るようになるとは思ってもみなかったです。

 普段、山行中にトボトボ歩いていると、
 「何をこんなに歩いてるのか?」などと、
 自問自答することがない訳でもありませんが、
 これまで、一つ一つを積み重ね、
 一段ずつ上がってきて、本当に良かったと思います。
 
●今回の山行の最大のネック=ザックの重量
 ガテン系ではないので、重たい荷物を背負うのは苦手です。
 最近は体力をつけるよりも、むしろ荷物の軽量化に興味津々で、
 楽する方向に走っています(笑)。

 ところが、北海道の山を日数をかけて縦走する場合、
 営業山小屋が充実した本州のアルプスや八ヶ岳とは異なり、
 あっても無人の避難小屋かキャンプ指定地がほとんど。
 お金を払って、食事や水を調達することができません。
 飲用・食事用の水の確保・浄水・煮沸も含めて、
 全てを自分で賄う必要があります。
 そのため、不測の事態に備えて、
 装備に関しても、どうしても用心深くなります。
  
 直前の準備段階では、70リットルのデカザックに色々詰めて、
 重さは16〜17kgほどでした。
 ザック単体でも2.7kgあります。
 これに、水分を多めに担いだり、
 北海道の夜間の寒さを心配して、防寒具を多めに持ったりしました。
 公共交通機関利用の片道縦走のため、
 帰りの着替えや履物もありました。
 重量は18〜19kgになっていたのではないかと思います。
  
 歩行中は、首や肩、腰に重さがのしかかり、
 登りでは、何度も音をあげてしまいました。
 他の登山者と出会っても、喋る余裕がない時もありました。
 本当にきつかったです。

 また、ザックの重みで体が振られることも多々ありました。
 一度など、ぬかるみに足を取られてバランスを崩した際、
 リカバリーがきかず、顔面からダイブしてしまいました。    
 幸い大事に至りませんでしたが、
 泥水が口や鼻にまで入ってきたのには参りました。
 
 ライトウェイトの時とは明らかに異なり、
 普段何気なく行っている足さばきや身のこなしができず、
 重荷での長丁場という点では、間違いなく今までで一番厳しい山行となりました。
 (まだまだ修行が足らん!?)
 
 反面、持っていっても使わなかった物がいくつもありました。
 重荷という苦痛がなければ、もっと景色を楽しむこともできたと思います。
 他の登山者とのお喋りも、もっとはずんだことでしょう。
 今後も状況に応じた適切な装備の選定ができるようになりたいです。

●いつかの目標 トムラウシ〜十勝岳連峰縦走!
 今回は予備日が1日ありました。
 2日目にトムラウシまでたどりついた際、
 十勝岳連峰のオプタテシケ山が、うっすらときれいな三角形に見えていました。
 
 そうなるとその先3日目、下山ではなくて、
 十勝岳方面まで縦走できないものかどうか、
 ついつい考えてしまいます。
 「ここまで来たら、行けるんじゃないか」と・・・

 しかし既に、用意したガスカートリッジ1個の残量が、
 思いのほか少なくなっていました(水の煮沸で消費が早かった)。
 また、食料・行動食も予備の1日分しか残っておらず、不安でした。

 脚力だけは、まだ行けそうでしたが、
 次の美瑛富士避難小屋までは、オプタテシケなどを超える、
 アップダウンの厳しそうな10時間以上のルート。
 デカザックを背負って、安全に歩ききる自信がありませんでした

 総合的に考えると、やはり急なルート変更(延長)はやめた方が良さそう。
 3日目は快晴となったため、
 確かに、またとない絶好のチャンスではあったと思います。
 やっぱり行きたかったな・・・(笑)
 
 しかし、まずは目標だった旭岳〜トムラウシのコースを、
  無事にクリアすることができました。
 今回はこれで一区切りとし、
 トムラウシ〜十勝岳連峰の縦走は、
 また機会をつくって、研究してチャレンジしたいと思います。

●偶然の再会
 3日目の下山時、コマドリ沢の雪渓を下っていると、
 見覚えのある方が下から、安定した足取りで登ってみえます。
 何と!
 昨年9月に黒岳石室テン泊でお会いした、
 北海道のヤマレコユーザーさん、dominonさんでした。
 dominonさんのレコは、北海道登山の知識とアドバイスの宝庫で、
 そして哲学的で、とても参考にさせてもらっている方です。
 すれ違いざまでしたが、少しだけお話しすることができました。
 でも、トムラウシ温泉からの日帰りピストン・・・
 下山しながら実際に同じコースを歩いていて、改めてすごいなと感じました。
 それと、帽子、とても素敵でしたよ!
 トムラウシTシャツも!

●おわりに
 今回も、快く送り出してくれた家人たち、
 応援してくれた友人たち、
 休暇中、ご迷惑をかけてしまった職場の皆さん
 山行中出会って、お喋りした登山者の皆さん、
 心から感謝したいと思います。
 (普段からもっと感謝しないと・・・)

 北海道には、憧れの山々がたくさんあって、
 まだまだ自分の旅は始まったばかりというのが実感です。
 当分、終着駅を意識することなどないかもしれません。
 きっとこれからも、年に1〜2度、
 休暇をとって遠征することになるかと思います。
 懲りずに、今後ともよろしくお願いします(笑)。

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コメント

未踏のルート
北海道遠征お疲れ様でした。私の方にコメントいただいたので、ちょっとだけ。
表大雪ではまだ歩いていないルートがあるのですが、3120mさんはそれを効率よく歩いているんです。情報も的確で、とても参考になります。私のレコは心の声ですから〜。(笑)
十勝連峰も富良野岳〜オプタテシケまで歩くと山容がガラッと変わりますので、こちらもおススメです。今は豊富な水場ですが、秋になると枯れることもあるので、要チェックですね。またの遠征、心よりお待ちしています。

お気に入りの帽子で山を歩くのが好きなので、褒めてもらえて嬉しいです。(笑)
2015/7/24 6:11
Re: 未踏のルート
こんばんは

こちらにまでご丁寧にすみません。
帰ってきて、改めて北海道の皆さんのレコ見ておりますと、色々なコース取りがあって、皆さんそれぞれの日帰りロング、頑張っておられますね。
とても良い刺激を受けております。

トムラウシ日帰りピストンだって、冷静になって考えると・・・
ハードだろうなあ・・・(自分は下山のみの片道だったので)
あのボリュームを、普段自分が行くエリアで置き換えてみますと、相当なところまで行けるんだなと思っています。

私も、この夏歩き続けて、力を維持していきたいと思います。

これからどんな山行をされていくのか、また楽しみです。
過去レコも含めて、大いに参考にさせていただきますね。
2015/7/24 22:44
憧れですね
3120mさん、こんばんは。

北海道へ行かれましたか。
大雪の旭岳からトムラウシ。
その名前には心が揺れる、響きがありますね。
自分は北海道の山へは行ったことがないので、どこかのテレビ
番組での映像が微かな記憶にあります。

天気もそこそこのようで、
写真からは雄大な風景とその空間を感じ取れます。
重荷の中、計画通りの山行でしたか?見事!

記憶に残る山行ですね
2015/7/24 19:14
Re: 憧れですね
こんばんは

若いときから、旅といえば北海道が多くて、
中年となった今は、昨年からは、山でも北を目指すようになりました。

大自然はそれはもう雄大で素晴らしいのですが、
アルプスや八ヶ岳などの、営業山小屋が頻繁にある恵まれた環境とは異なり、
お金さえ払えば、なんとかなるというわけではないんですね。

水や食事から緊急時まで、全て自分で対処する必要があり、
(携帯電波もどれだけ届くのか・・・)
そのためか、途中で会った北海道の登山者の方々と話していると、
たくましさと言いましょうか、芯の強さを感じて憧れますね。
そして、とても素直に山と向き合い、楽しんでいらっしゃる文化を感じます。

本当に記憶に残る山行でした。
機会は限られますが、これからも北海道遠征続けていきたいですね。
(なるべく低コストで・・・(笑))
2015/7/24 23:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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