記録ID: 6883779
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
修行の道ってどんな道?〜大峯奥駈道(逆峰)
2024年05月31日(金) 〜
2024年06月04日(火)



体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 58:22
- 距離
- 106km
- 登り
- 8,052m
- 下り
- 8,367m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 11:40
距離 24.1km
登り 2,241m
下り 921m
16:35
宿泊地
2日目
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 13:34
距離 21.6km
登り 1,583m
下り 1,663m
5:06
37分
宿泊地
18:45
3日目
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 11:04
距離 16.9km
登り 1,357m
下り 1,815m
16:30
4日目
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:35
距離 19.9km
登り 1,697m
下り 1,887m
17:03
宿泊地
5日目
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:54
距離 23.3km
登り 1,174m
下り 2,080m
5:38
1分
宿泊地
15:34
ゴール地点
天候 | 1日目 曇り時々雨 2日目 晴れ 3日目 曇り一時雨 4日目 晴れ時々曇り 5日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
熊野 友人1人が弘法トレイルを歩き、その後車を熊野まで運転してきてくれた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
楊子ノ宿前後は崩れ、急坂、一方が崖等難度が高い。 |
その他周辺情報 | 湯の峰温泉の壺湯 800円 中華料理『のりちゃん』 鶏の香草ソースかけ+ライス 1,200円 |
写真
五番関の女人結界門。
人類の半数が中にふれることができないのに世界遺産と言えるのだろうか?「はて?」である。
東京志学会が「山上ヶ岳(大峰山)の女人禁制について」をブログに上げているが、全く同感である。
人類の半数が中にふれることができないのに世界遺産と言えるのだろうか?「はて?」である。
東京志学会が「山上ヶ岳(大峰山)の女人禁制について」をブログに上げているが、全く同感である。
三角点があった。
途中の茶店の親父は雲を見てこのあとは雨はあまりふらないと言ったが、ざざ降りになった。小笹ノ宿についたときには結構濡れてしまった。しかし、そのおかげで水場はバッチリ。
途中の茶店の親父は雲を見てこのあとは雨はあまりふらないと言ったが、ざざ降りになった。小笹ノ宿についたときには結構濡れてしまった。しかし、そのおかげで水場はバッチリ。
楊子ノ宿まで崩落跡が多い。このあたりのコースタイムは、最近のデーターほど長くなっている。足場も悪く、東側が深い崖のところが多い。
このあと楊子ノ宿で寝る。水場は少し探したが出ていた。30cmくらいのパイプがありそれを使って汲む。
このあと楊子ノ宿で寝る。水場は少し探したが出ていた。30cmくらいのパイプがありそれを使って汲む。
平治ノ宿。今西錦司記念の「ヨシノサクラ」。この小屋の中で今夜は寝る。木を焚くストーブがあり掃除が行き届き快適。置き水もあり利用させていただいた。協力金1人2,000円。よく寝れた。多謝。ヘッデンがないので同行のOさんからランプを借りた。🤣
玉置神社。巨大杉を祀っている。玉置神社の大日堂社では二身大日如来を祀っていて金剛界と胎蔵界の大日如来が節分の日に正面を入れ替わるそうだ。ちなみに今年の節分から1年間は胎蔵界の仏さんが正面を向いているらしい。禰宜さんが教えてくれた。禰宜さんもかつて奥駈道を歩いたそうだ。
撮影機器:
感想
5日間で歩こうとしたのはこちらの都合だが、それでも毎日初めから終わりまでみっちり登って下らされる。夕方だから林道をゆっくりどうぞ、のようなやさしいところはない(そう区切ったのは自分なのではあるが…)。奥駈道は修行の道なのだ。苦しい。しかし、だんだん自分に合ったゆっくりしたペースで上がれるようになってきた。これの方が結局早い。ゆっくり行くのは簡単なことなのだが、密教のようなもので体得しないとできないようである。
それから、5日間も歩くといろんなことを考える。たとえば。…なんと長い間ムラッ気の多い生き方をしてきたんだ。やはりいつまでも人格の陶冶を目指さないと、など。いや、書くのも恥ずかしいが、え、おれどうしたの、みたいなことが起きる瞬間が確かにあった。悟りか狂気か?畏るべし、奥駈道!
しかし、たくさん不備があり一人では完歩できなかった。同行の友には感謝しかない。
トレランの人にもたくさんすれ違った。多くは一人で走っていた。登山道を外した踏み跡もたくさんついていた。中にはあの険路を夜走る人もいた。私にはあの道を夜行くことも走ることもできないが、一人でリスクを取って走るメンタルには敬服する。
最終日吹越宿跡のところで道迷いして舗装道をかなり下ってしまい全長が延びてしまう。気の緩みだ。すみません。
友にサポートされてだったが全て歩けて嬉しい。つぼ湯を出たあとのソフトクリームが最高だった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:400人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する