大雪山/黒岳〜北海岳〜白雲岳〜赤岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,072m
コースタイム
天候 | 【1日目】雨、【2日目】快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【帰り】銀泉台(道北バス)→層雲峡(道北バス)→旭川(JR)→札幌 層雲峡〜銀泉台(赤岳登山口)のバスは朝夕の2便のみ。銀泉台のバス停はベンチが置かれているだけで待合施設などはないので、雨や寒い天気のときはバス待ちが厳しい |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はないが、天候によって次の箇所では注意を ・赤石川(黒岳石室〜北海岳):飛び石伝いの徒渉だが、増水時は困難も ・北海岳〜白雲岳分岐、白雲岳分岐〜赤岳:ガスにまかれると方向感覚をなくすおそれ |
その他周辺情報 | 【下山後の温泉】層雲峡の日帰り入浴施設「黒岳の湯」。上川町のホームページから割引券が入手できる(層雲峡バスターミナルの観光案内所でももらえるらしい) |
写真
感想
【1日目】
麓から見上げる大雪山はすっぽり雲の中。黒岳7合目でリフトを降りると同時に弱い雨が降り出した。
黒岳まで登る間、時折り雲が切れて青空が顔を出すものの、展望は得られず。紅葉は8合目あたりからウラジロナナカマドが色付きはじめていたが、盛りはもう少し先という状態。
黒岳山頂に着くとあられ混じりの雨となり、風も強まり、体感温度は急低下。
急ぎ石室に向かう。ウラシマツツジは紅葉の見頃を迎えつつあった。
日没後に雨が上がり、西の遠くの空はあかね色を帯びる。夜はきれいな星空となったが、息が白く見えるほど気温が下がる。
この日、石室(本棟)には30人弱が泊まった。
【2日目】
朝はかなり冷え込んだ。登山道には霜柱が立ち、水たまりには薄氷が張っていた。
前日の雨は、赤石川の飛び石伝いの徒渉に支障を与えなかった。
北海岳の山頂に出ると見事に視界が開け、御鉢平とその向こうに構える北鎮岳や比布岳をはじめ360度がクリアに見渡せたが、風が冷たく、あまり長くはとどまっていられなかった。
その先では、白雲岳方向から来る何組もの登山者とすれ違った。前日は白雲岳周辺もあられ混じりの雨やみぞれが降ってかなり寒く、白雲小屋に避難してくるテン泊者もいたという。
空にはほとんど雲がなく、日が高くなってくると気温も上昇しはじめた。
白雲岳の山頂でも実に素晴らしい眺望を堪能した。大雪の山々はもちろん、北側はニセイカウシュッペ、アンギラス、平山、武利、武華、南側は芦別、夕張、富良野、十勝、美瑛、オプタテシケ、トムラウシ、ニペソツ、石狩、音更などなど。
赤岳方向からも続々と登山者がやってきた。
快晴、微風の絶好の登山日和となり、赤岳山頂には大勢の人たちがのんびりと憩っていた。
銀泉台に下る途中でも老若男女たくさんの登山者と出会った。
紅葉の盛りには少し早かったが、下山するのが惜しまれるくらいに最高のコンディション、最高の眺望に恵まれた一日だった。
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