記録ID: 746435
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳、抜戸岳 〜 登り:クリヤ谷、下り:笠新道 〜
2015年10月18日(日) [日帰り]


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 12:22
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,329m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:26
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 12:13
距離 21.3km
登り 2,329m
下り 2,329m
17:03
天候 | 晴れ、所により曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時間まで500円、6時間経過するごとに500円加算。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【クリヤ谷(沢沿い)】 ◆平らでない岩を足場とする歩きにくい所があります。 ◆この日の渡渉ヶ所は実質一ヶ所のみ。水量が少なく、飛び石で難なく通過。 【クリヤ谷(笹原部分)】 ◆刈り払いはされており、藪漕ぎする必要はありませんでした。 ◆笹原の斜面をトラバースする道が谷川に傾斜し、平らでないため、歩きにくい区間が何ヶ所かあります。 ◆ちょっとした岩場もあります。 ◆一ヶ所でルートミスをしてしまいました。詳細は画像を参照してください。 【クリヤの頭付近→南西尾根の付け根】 ◆ハイマツ帯を歩きます。ハイマツの根が邪魔になる所や、ハイマツ帯の中の少し不安定な岩の上を歩く所があります。 ◆この日は西側斜面で、溶け残った雪や霜のせいで、凍結して滑りやすくなっている岩がありました。 【南西尾根の付け根→笠ヶ岳山頂】 ◆山頂直下は積み重なった平らな岩の上を歩きます。 【笠ヶ岳山頂→抜戸岳山頂】 ◆緩やかなアップダウンはありますが、概ね快適に歩けます。 【杓子平、笠新道】 ◆岩の上を歩く区間が長い道です。整備されてはいるので、それほど不安定な足場はあまりありませんが、バランスをとって歩く必要はあります。下りの場合は、膝足腰への負担はそこそこあります。 |
その他周辺情報 | ☆ひらゆの森で入浴。 ・500円。ロッカー有料100円。 ・硫黄泉 ・洗い場、浴槽ともに広々としています。 |
写真
渡渉ヶ所。渡渉ヶ所は実質ここ一ヶ所のみ。
過去遭難者が出たなんて情報を耳にしていたので、戦々恐々でしたが、かなり肩透かしでした。
水量が多い時期があるのかもしれませんし、雨が降ると増水しやすい地形なのかもしれませんので、事前情報はご確認を!
過去遭難者が出たなんて情報を耳にしていたので、戦々恐々でしたが、かなり肩透かしでした。
水量が多い時期があるのかもしれませんし、雨が降ると増水しやすい地形なのかもしれませんので、事前情報はご確認を!
【注】ここは登山道ではありません!
画像のガレている所を『誤って』登ってしまいました。
登山道は画像の左手から右手に続いていました。
上の方まで踏み跡が続いていたことから、道誤りをしてしまう人が自分以外にもいたようです。
画像のガレている所を『誤って』登ってしまいました。
登山道は画像の左手から右手に続いていました。
上の方まで踏み跡が続いていたことから、道誤りをしてしまう人が自分以外にもいたようです。
雷鳥岩付近まで来ると、ようやく笠ヶ岳の山頂を捉えることができるようになります。
抜戸岳方面から見る笠ヶ岳の姿とはまた違った姿です。
笠ヶ岳の違った一面が見られて、ファンとしては嬉しい限り。
クリヤ谷を登ってみて良かったなと思えた瞬間でした。
抜戸岳方面から見る笠ヶ岳の姿とはまた違った姿です。
笠ヶ岳の違った一面が見られて、ファンとしては嬉しい限り。
クリヤ谷を登ってみて良かったなと思えた瞬間でした。
歩いてきた道を振り返る。
道誤りをした地点からしばらくご一緒した横浜市のKさんが写っています。20kgのテント装備を背負っているのに早い!
この辺りでは、日帰り装備にもかかわらず、よそ見ばかりしている自分とほぼ変わらないペース。
道誤りをした地点からしばらくご一緒した横浜市のKさんが写っています。20kgのテント装備を背負っているのに早い!
この辺りでは、日帰り装備にもかかわらず、よそ見ばかりしている自分とほぼ変わらないペース。
感想
笠ヶ岳と抜戸岳に行ってきました。
今回の山行の第一の目的は、未踏のクリヤ谷のルートを登ることでした。
このクリヤ谷のルート、道が荒れているだとか、増水して渡渉できず救助された登山者がいるとか、あまり良い噂を耳にしていなかったこともあり、敬遠していた道でした。
確かに歩きにくい道で、やはり他のメジャーな北アルプスの道と比べると、道標が少ないなど、少し不親切な感じはします。とはいっても、夏山シーズンの終盤ということで最低限の整備はされていて、荒れているとは言えない状況でした。
沢沿いの区間の紅葉が見頃で美しかったこと、見慣れた抜戸岳方面から見る笠ヶ岳とは違った姿の笠ヶ岳が見られたことは、嬉しい誤算でした。
クリヤ谷ルートは、笠ヶ岳好きなら、間違いなく一度は登ってみる価値があるルートです。笠ヶ岳がますます好きになること請け合いです!
第二の目的は、槍穂の稜線を堪能すること。今年は、東からは二度も槍穂の稜線を堪能しているのに、西からは眺めていないなと少し残念に感じていました。
天気も良く、思う存分、槍穂の稜線を堪能することができました。
お腹一杯です。
嬉しくて、終始、にやけて、だらしのない表情をしていたはずです。笠ヶ岳山荘の小屋仕舞い後で、登山客があまりいなかったことは幸いでした。
今回の第三の目的は抜戸岳のピークハント。
前回の山行の感想でも書きましたが、百高山完登を意識し始めたので、未踏となっていた抜戸岳の山頂に登ることにしました。
無事にピークハントし、百高山はこれで74座となりました。
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コメント
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [2日]
笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
昨年ダイクラ尾根を重いテントを背負ってご苦労様でした、御西小屋までご一緒しました通行人ですアルプスはわかりませんが元気で歩いて下さい。
zaigomonさん、お久しぶりです。
飯豊山を歩いていた頃より、体力、筋力、体の柔軟性全てが順調に回復し、今のところ、元気に歩けています。
新潟、東北の山は今年は登りに行きませんでしたが、一応百名山の完登も目指しているので、再びzaigomonさんにお会いできる機会もあるかもしれませんね。
zaigomon さんも元気に山を楽しんでください!
時間があったら、またレコ覗きに来てください。
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