八経ヶ岳
奈良県
まっつん
その他2人 
体力度について
- GPS
- 12:11
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,428m
- 下り
- 2,424m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:56
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:10
| 天候 | 初日 曇り 風強め 2日目 快晴 無風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
コース状況はルートは明瞭、1200m越えたくらいから一面に雪が広がる、チェンスパは絶対必要といってもいいと思います ただ雪の積雪状況によってトレースがなかったりと最新の状況を要確認 |
| その他周辺情報 | 天の川温泉 天川村役場より車で5分 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下手袋
予備手袋
防寒着
雨具
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒（保温性）
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ボールペン
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
チェンスパ
|
|---|---|
| 備考 | チェンスパは必須に近いと思います |
感想
初冬の八経ヶ岳に登ってきました、私的にはもう十分厳冬期ですが。今回の山行の目標は3つ。1つ目が霧氷を見る、2つ目が寒さを楽しむ、最後が日の出を見る。
初日、天川村役場からスタートしましたが山の上の方は白くなっているのが見えました。私は早く霧氷が見えるところまで上がりたいと登山開始1分で大興奮。標高1000m越えた辺りから積雪があり、想定より雪が現れるのが早く、内心ヤバいなと。というのも私は雪山というものを体験したことがなく、今回の山行も頂上数cmの積雪があるだけだろう、だから経験のない私でも寒さ対策さえすれば行ける筈とそういう経緯で始まったものなので、この積雪は想定外でした。でも何年振りかの雪にテンションは上がりました。そしてそれ以後は立派な雪山。チェンスパをつけて必死にトレースの後を登っていきます。雪を踏むと感じるあのキシキシ感が懐かしかったです。霧氷は空が曇りであっても、大変美しいもので心此処にあらず状態。狼平避難小屋から弥山小屋までは積雪も多かった。避難小屋に到着後、靴を脱ごうとしたらなんと靴紐が凍っているではないか！こんな経験は始めてで自然と笑顔になれました。避難小屋でレトルトカレーとアルファ米を食べた後、毛布2枚を寝袋の上に重ね万全な状態で就寝。このとき寝袋の中には私以外にも浄水機とスマホとモバイルバッテリーも一緒に。明日の朝日の出見れるかなぁ、寒さで寝袋から出られへんかも、でもここまでせっかく来たんやから見ないと、そんな心持ちで就寝しました。
そして2日目。ハヤシメシを食べ、外に出ると寒い！でも空がオレンジがかっているではないか！こうなってはウカウカしてられません、急いで準備を整え八経ヶ岳山頂を目指します。そして日の出の20分程前に山頂着。今か今かと御来光を待っていたのですが、とにかく足の指先が冷たい。そして遂に太陽が姿を見してくれました。その瞬間の太陽に照らされ燃えるかのような雲、オレンジ色に染まったかっこよすぎる大峯奥駈道の稜線と霧氷、パステルカラーの空の色、あの景色はそれぞれが大変綺麗で均整が取れていた。世界はこんなにも綺麗なのかと感慨に浸らされる、そんなゆっくりとした時間があの空間には確かにありました。あの時間にはエネルギーを分け与えてくれる力強い生命力があったなと今振り返って感じます。
弥山小屋からの下山は霧氷の白と真っ青な青のコントラストの調和が素晴らしく、語彙力を失ってヤバすぎ綺麗すぎを連呼していた。最後の鉄塔辺りから見た大普賢岳？はカッコよかった。
今回の山行の3つの目標は達成できたし、それ以上のものをみせてくれた。完璧な山行で、八経ヶ岳は冬山の魅力を教えてくれた素敵な山でした。
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