初めての南アルプス、甲斐駒ヶ岳(北沢峠から)
山梨県
長野県
yamakensan
- GPS
- 07:00
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,093m
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7:30駒仙小屋
8:00仙水小屋
8:30仙水峠
9:50駒津峰10:00
11:30甲斐駒山頂12:00
12:45駒津峰13:00
13:30双児山
14:30北沢峠
| 天候 | 快晴(山頂は10時頃よりガス) 天気予報では15時頃から雷雨であったが杞憂に終わる |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
中央道の相模湖インターから甲府昭和インターへ インターを降り、甲州街道を左折したら暗い道をしばらく走る コンビニがやたらとある。 最後のコンビニを過ぎたら、道はどんどん狭くなっていく。 25時 市営芦安駐車場(駐車状況は8割ほど) 運よくバス停前の第2Pに停める |
| コース状況／ 危険箇所等 |
駒仙小屋〜仙水小屋〜仙水峠〜駒津峰までは沢沿い・原生林・岩の上を淡々と歩く。 駒津峰〜甲斐駒山頂までに遭遇する分岐では直登ルートではなく巻き道から登ったので、ほとんど危険は感じない。 巻き道でもたまに岩を越えるためストックは邪魔になります。駒津峰に着いたらザックに戻しましょう。 山頂から巻き道で下る際は滑るのでやや注意が必要。 ガスってたら方向を見失うかも。 双児山〜北沢峠は原生林の中をひたすら1時間くらい歩きます。 終バスが1530なので、のんびりは歩けないと思います。 下山後は、芦安駐車場(第2P)の目の前にある南アルプス温泉ロッジの別館(白峰会館?)で汗を流す。600円也。 |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
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感想
当初は1泊2日で甲斐駒ケ岳&仙丈ケ岳を計画。
初めての南アルプス、1年ぶりの山小屋泊で数日前からテンションは上がる一方。
仕事を終えて帰宅後、準備を済ませ夜のうちに現地に向かう予定。
帰宅後さっそくパッキング開始するが・・・
何だか体が妙にだるい。
先週1日しか休みがなかったので疲労がたまっているのか。
はたまた1時間前に日高屋で食べたとんこつラーメン&餃子セットが原因か。
薬物投与(パブロン&冷えピタ)して1時間だけ仮眠。気合で起きるが体が熱っぽい。
こんな状態で3時間も車の運転できる訳ない。ましてや登山なんて絶対無理。
山中、自分で自分の身を守れない人間は3,000m級の山に単身登る資格はない。
やれやれ。明日起きたら山小屋にキャンセルの電話しなきゃ。
昼過ぎまでぐっすり眠ったら、ようやく体調が戻る。
せっかくだから日帰りで甲斐駒だけ登ろう。
という訳で、予定より24時間遅れで家を出る。
中央道を走り、深夜1時に南アルプス市営芦安駐車場到着。3時間仮眠。
5時の始発バスに乗り広河原で乗り換え、7時過ぎに北沢峠到着。
バス停から10分ほど歩き、駒仙小屋前のテント場を眺めながら山の中に入っていく。
30分沢沿いの道を歩くと仙水小屋に到着。
水が美味しいです。
さらに30分歩くと仙水峠に到着。
右前方を眺めると、雲海に浮かぶ鳳凰三山の幻想的な姿が。
左上方を見上げると、摩利支天を前方に従えた甲斐駒の凛々しい姿が。
なんて素敵なんだろう。来てよかった。パブロン君、冷えピタ君ありがとう。
しばらく景色を眺め、また歩き出す。
ぶつぶつ独り言をつぶやいたところで、山は近づいてきてくれないのだ。
仙水峠から1時間30分かけて原生林と岩場を通過し、駒津峰に到着する。
ここから眺める山頂もさぞかし素敵に違いない。
と思いきや完全にガスに覆われているではないか、山頂だけ・・・
テンションダウンし山頂に向かう。
途中、直登ルートと巻き道ルートに分岐するが、岩に取りつく元気はない。
せっかく苦労して登っても山頂ガスだらけだもん。
巻き道は白砂ザレ&たまに岩を乗り越えるが、特に危険は感じない。
そんなこんなで山頂到着。やっぱりガス。
記念写真を撮り、お腹を満たして下山開始。
下り始めてから10分後、後ろを振り返ると、何とガスが晴れている。
もう少し山頂でゆっくりしていればよかった・・・
まあ、終バスの時間があるから仕方がない。
山頂から駒津峰まで40分。30人ほど追い抜く。
皆さん今日は山小屋泊だろうか。のんびり歩いている。
こちらにそんな余裕はない。明日は仕事だ。
下りは双児山経由で北沢峠に帰還。終バスまで1時間ほどある。
荷物の整理を終え、長衛荘前のベンチでのんびりコーヒーを飲みながらお隣に座っている60代のご夫婦とお話をする。
ご夫婦は富山県から来たそうだ。
今日は甲斐駒、明日は仙丈ケ岳に登るとのこと。
元気ですねと僕が言うと、ご婦人がとてもチャーミングに微笑む。
僕もありったけの笑顔を浮かべる。
終バスに乗り込み、外の景色を眺める。
先週、甲斐駒で行方不明者が出ているそうだが、結局無事だったのだろうか。
山の中で1人で死んでいくのって寂しいだろうな。寂しいとさえ感じるひまもなかったかもしれない。
窓からぼんやりと南アルプスの山々を眺めながらそんなことを考える。
芦安駐車場を出ると、綺麗な夕焼け。
夏が終わっていきます。
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単独は単独なりに自分のペースで動けて楽しそうだな。
でも最近のニュースで両神山では遭難。
前穂高では滑落死してるな…
のめりこみ過ぎはお互い注意しなきゃね。
山頂での景色がコンデジ撮影とは思えないほどキレイだね
1人の山は解放感と充実感がありますよ。
独り言が増えますが・・・
気が向いたら、お1人で鍋割山に鍋焼きうどん食べに行ってみてください。
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