記録ID: 8136758
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸
増毛オートルート
2025年05月05日(月) 〜
2025年05月06日(火)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 22:22
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,534m
- 下り
- 2,529m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:56
距離 19.7km
登り 1,239m
下り 557m
2日目
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 12:27
距離 21.4km
登り 1,294m
下り 1,972m
荷物が重いので、遅め。
天候 | 5日 曇りのち昼過ぎから晴れ、風強い 6日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◯概要 <計画> 先人たちのヤマレコの記録を参考にさせていただきました。ありがとうございます。1日で通過している人もいるが、自分たちの予定や体力を鑑みて2泊3日で計画。(実際は1泊2日で歩いたが、体力的にかなり辛かった。) <時期> 他の記録と比べて時期は遅い(普通は3,4月)。尾根は所々bushが出ており、これ以上少ないとtrvできなくなってだるそう。群別分岐〜暑寒別は雪量次第で通過不可の可能性もある。 <難易度> 雪や天気が安定する春時期なら歩きやすいが、真冬は雪崩や雪庇に対する判断や天気判断の面で厳しそうだ。ルート上では今回群別アタックと暑寒別岳手前が難しかった。 ◯ルート ・林道 雪が途切れ途切れなので、シートラで歩く。225以降は土砂崩れや落石、渡渉などあり。295の左岸からの沢の流入は林道上に水が流れており、兼用靴では渡渉できずクロックスを履いた。クマの足跡や糞もある。340の林道屈曲には大きな砂防ダムが二つ。留知暑寒沢川方面にも昔林道が延びていたと思わせる橋の残骸があった。 400付近から雪が出てきたが林道を外せるほどはなかった。 490の林道屈曲で水を汲んで(あまり綺麗ではないのでオススメはしない)、その先林道を外して尾根にあがる。3,4月時期に使われている尾根はブッシュ多くて無理そうに見えたので、夏道のある増毛山道に向かった。そのまま緩いところを進んで694.8へ ・〜雄冬P 760あたりまでは尾根上がブッシュだったので、東側の雪が残っているところを歩く。800から先は夏道ではなく行きやすそうな、一本西の尾根に乗った。 971は西から巻く。スキーでいけたが、ブッシュ多くて面倒だった。 1000の細尾根は特に雪解けが早い。手前でスキー外しシートラ。尾根上はブッシュだらけ。西側を大きく巻いた方がよかった。(kita_nyanko69は西側を大きく巻いた。ズボズボだったので尾根上よりは楽だったと思う。怖いので一応ピッケル持った。) 1060でスキーに戻しそのままPへ。 ・〜浜益御殿P 雄冬からははじめ尾根の東側を滑っていく。記録通り確かに1100あたりに岩峰があった。1050の細尾根の東側は急そうだったので、ツボでブッシュのある尾根上を下ろす。怠いが一瞬なので何も。 雄冬〜浜益御殿間の尾根は植生うすい。 浜益御殿手前900付近にはカンバあり、幕営可能。 ・〜浜益P 浜益御殿〜浜益間は南側にハイマツ帯があるので、南風であれば泊まれそう。 沢の源頭は局地風顕著だが進めばすぐ弱まる 1068先は朝で雪固かったので一度ツボにしてトレースたどって、その先でまたスキー履いた。 浜益P手前の急なところはEPにした。(朝早く雪固かった、昨日のトレースでズタズタになっていて登りにくかった) ・〜群別北斜面trv手前 浜益の東尾根ははじめ北側に雪庇出ているので、少し南から回っておろす。真冬に視界ないとやや難しいかも。 1026.8まではEP。1026ポコ東ポコ先は細尾根。真上進む。他にも尾根上にbush、斜面にクラック、小さい雪庇あったりと意外とだるい。 ・群別北斜面trv 群別西尾根は無理なので北側の1080くらいをtrvった。1150あたりは最初ブッシュ多いのと、急なのと、雪崩やすい群別北斜面が近いのでオススメしない。 北斜面からの雪崩怖いので微尾根のbush帯で区切りながらさっさと進む。 最後の方は下までデブリが来ていた。以前に崖の上の斜面が雪崩れたようだった。怖い。 北東コルはチョロカンバがたくさん生えていた。 ・群別アタック コルからはAt装&アイゼン、ピッケルにして境界線の一つ東の微尾根からブッシュ帯を繋いで稜線にあがる。意外に緩いし、稜線に上がるところも雪庇が出ていない。今回はズボズボだったが、固いときは慎重に。 東尾根は北側に小さい雪庇とクラックあったので、若干南側を行く。P手前が結構急。カンバの枝掴んで登るところが一箇所。緊張感あり。急だったところは帰り後ろ向きで下ろした。 ・〜群別分岐 1229先は少し細いがスキーでいけるレベル。岩マークのついた1250ポコは南東側からまいた。1230.8の東尾根は尾根上にブッシュ出て行きづらそうだったので南寄りに進む。その先北に降りていくところは白いので、真冬は雪崩警戒。群別分岐手前の急斜はちょうど境界線のあたりにたくさんカンバあったので、真冬でも雪崩怖くなさそう。 (大昔はこの縦走路から群別岳まで登山道があったらしい...。) ・〜暑寒別岳P 1300〜1370は雪少なく、雪質も緩いので、尾根の少し東側をツボで登る。がズボって非常にだるい。縦走路の夏道も微妙に使えないので、通過に時間がかかった。 最悪斜面に出て行けば登れないこともないかも。 ・〜暑寒荘 暑寒箸別分岐近くまでシールであるき、そこから佐上台手前までスキー。楽しいが足が痛くて辛かった。649から尾根の東側をトラバっていると、急なのとブッシュでその先尾根に上がれなくなりそうになったので、ツボで尾根に復帰。休憩していると後続の方に先の様子を教えてもらう。ありがとうございます。 佐上台から先も雪少なかったのでツボ。ブッシュ多すぎる。うまく進めばスキーで行けたのかも。 林道は雪あったり無かったり。 |
その他周辺情報 | 岩尾温泉あったま〜る(風呂は小さいが夕日がきれい) |
写真
装備
個人装備 |
スキー
シール
ストック
シーアイゼン
アイゼン
ピッケル
兼用靴
ゲイター
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
厚手靴下
薄手靴下
インナー手袋
アウター手袋
テムレス
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ザック
ビーコン
シャベル
プローブ
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ロールペーパー
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
3mmひも
針金
保険証
携帯
充電器
時計
サングラス
ゴーグル
シュラフ
シュラフカバー
ジップロック
ロールマット
テントマット
ポリタンク
ラジオ
|
---|---|
共同装備 |
テント(エスパース)
ドラゴンフライ
灯油
ノコ
熊鈴
熊スプレー
食計
ファーストエイドキット
常備薬
ツェルト
デポ旗(竹デポ)
|
備考 | ・反省点 やはりもう少し早い時期に行くべきだった。 ポコや尾根を全部まともに登っていると長距離になってしまうので、適時ショートカットしていくとよい。 ・エスケープルート 浜益岳の北尾根を考えていた。886.2を避け林道に降りるルートと、そのまま886.2を通過する二つのルートがあるが、今回遠目で見た感じ886.2に全然雪が無かったので、この時期であれば前者を選択したほうがよいだろう。 配車の問題を解決できるなら、ルートも優しく登山客も多い浜益御殿の南西尾根からエスケープするのが一番良いだろう。 ・持って行って良かった おつまみ・・・美味しかったです、ありがとう。 日焼け止め、リップクリーム・・・日焼けが痛いので、必要。 |
感想
完走できたことももちろん嬉しかったが、それ以上にこうして3人で一緒に登山できたことが嬉しかった。
あと、履き替え遅くて、ごめんなさい。精進します。
これを1日で行く人達まじですごい
ズバーンのラーメンおいしかった。また3人でどっか行きましょう。
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