倉見山〜相定ヶ峰：道志山塊西端の富士展望の名所と田原の滝。
山梨県
kyen
体力度について
- GPS
- 04:31
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 759m
- 下り
- 754m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 4:28
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山口までの市街地が分かりにくい。整備されたハイキングコース。急登はあり。稜線上は歩き易い。堂尾山からは谷を横切る箇所と倒木に注意。 |
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感想
山域の分け方の一つは川で区分することだろう。道志山塊はともに相模川の上流である桂川と道志川に挟まれた1000〜1600mの山地で、神奈川県の水源の森でもある。その西端には富士展望の名所である�ー飮匯魁↓∪亞篁魁↓Ａ匕�山が並んでいる。道志山塊東部の名所は、�＼峇筺↓▲Ε丱�岩、��（道志）二十六夜山だと思う（何れも私見）。今回は、最西端の倉見山に行ってみることにした。
町民グラウンドから、最初の目標は白山神社と厄神社。高速に沿って戻るのだが、ちょっと遠回りしてしまった。広い自動車道を通った方が良い。白山神社の石段を登って、厄神社へは下りの舗装道路を通る。下まで戻ってから厄神社脇の舗装の林道を登って行く。しばらく林道を歩き、大きな堰堤を迂回して、倒木除けの構造物の前を横切ると、山道になる。ここが登山口らしい。最初はジグザグ、しばらく急な沢沿いの道を行くが、新緑の自然林となり、沢から離れるとやや傾斜は緩み、さすの平に着く。三ツ峠山方面の展望が広がる。ここまで、神社から300m程登ったことになるが、まだまだ、あと300mはある。ここからは、最初は伐採跡の尾根のやや緩い登りであるが、後半は急斜面のジグザグ道を登り続ける。尾根の道に合流すると、一旦下って、少しで倉見山山頂である。
倉見山山頂は、周辺が大きな木が多い疎林だが、富士山方向は開けている。ここで初めて富士山が見える。ここからの眺めは、長い裾野と吉田大沢が正面に見えるのが特徴だ。少し相定ヶ峰に向かうと、次のピークでも大きく開けた眺望が得られる。富士山が裾野まで見えてきれいだ。その先は少し岩のある尾根を歩き、相定ヶ峰へ着く。相定ヶ峰も富士山の眺望の良い所である。
相定ヶ峰からは、富士山に向かって稜線を下って行くが、新緑の樹林帯で、眺望はたまに、になる。堂尾山公園では富士山と富士吉田の眺望が広がる。その先の下りは、山腹の小さな谷を幾つも横切って行くが、前半の谷で、少し上流に登ることと、後半の倒木がある所が注意箇所である。クマガイソウ群生地は、コンクリ工場の所で、川を渡るべきだったが、真っ直ぐ行ってしまった。今年、クマガイソウ群生地は閉鎖なのでいいか。今日は山中では誰にも会わなかった。倉見山は、杓子山や石割山に比べると人気がないが、歩きやすい良い山だった。
帰りに、富士急十日市場駅近くの名勝：田原の滝を見てきた。松尾芭蕉が訪れて句を詠んだと言うから歴史のある名勝だが、人は少ない。駐車場、公園からよりも、手前の橋から眺めると凄い。復元・防災工事を施したので、若干人工的な印象はするが、豪快だ。桂川が富士山の溶岩を削ってできた滝だと言うが、市街地近くに、こんな迫力のある滝があるとは、と感じる。
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