記録ID: 8211370
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
六甲・摩耶・有馬
テント泊六甲全山縦走（宝塚→塩屋）
2025年05月24日(土) 〜
2025年05月25日(日)
兵庫県
shiroaki58
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 21:31
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 3,033m
- 下り
- 3,080m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:20
距離 18.2km
登り 1,441m
下り 896m
4:37
3分
スタート地点
11:57
2日目
- 山行
- 12:49
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 14:07
距離 25.1km
登り 1,592m
下り 2,184m
19:08
| 天候 | 1日目曇りのち雨 2日目雨のち曇り、晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
六甲山全山縦走路のため、登山道や案内標識等はよく整備されている。 ただし、一部の住宅街を抜ける際の全山縦走路の案内（矢印、六甲山全山縦走路）は逆コースは極端に少ないため注意。特に、 � 糞匿綮海魏嫉海靴董俣�越駅から鷹取橋東詰交差点（高取山の取付きポイント）に至るまでの住宅街を抜ける道順 �◆聞蘯荵海魏嫉海靴拭帽蘯荵嚇仍蓋�から妙法寺小学校前交差点に至るまでの住宅街を抜ける道順 は、逆コースの標識が極端に少ない（後ろを振り返って、順コースを行く人の目線になれば見つけることができる）です。 何年か前に順コースは通っていたので今回も大丈夫かと慢心していましたが、今回の逆コースで何度も道迷いをしてしまい、苦い教訓となりました。 |
写真
阪急宝塚駅で出発の準備をします。テント泊装備のザック重量は16.4�圈憤�料水2L含む。）
宝塚駅から塩尾寺（えんぺいじ）までの住宅街と参道の登りもきつかったですが、いよいよ本格的な登山道が始まります。
大平山を過ぎた展望ポイント。西宮の街、甲山、仁川競馬場などがよく見えました。
船坂峠から東六甲縦走路を登り、六甲山に通じる車道に出ました。その途中、とうとう雨が降り出しました。
土曜日なら、ハイカーやサイクリング、バイク愛好者でいつも賑わう休憩所も雨で閑散としています。
六甲山から六甲ガーデンテラスまで、舗装道路の間を縫うようにつけられた登山道を7回昇り降りして通ります。
前が辻の藤原商店でお酒やつまみの買い物をして、昼の0時過ぎ、神戸市立自然の家そうぞうのすみか（アクティビティやカフェ、キャンプ場）に到着。雨のため、アーリーチェックインで料金を追加し、午後1時からテントを設営しました。前回の5月連休時は満員の盛況だったキャンプ場も、今日は利用客を見かけません。
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前が辻の藤原商店でお酒やつまみの買い物をして、昼の0時過ぎ、神戸市立自然の家そうぞうのすみか（アクティビティやカフェ、キャンプ場）に到着。
雨のため、アーリーチェックインで料金を追加し、午後1時からテントを設営しました。前回の5月連休時は満員の盛況だったキャンプ場も、今日は利用客を見かけません。
雨のため、アーリーチェックインで料金を追加し、午後1時からテントを設営しました。前回の5月連休時は満員の盛況だったキャンプ場も、今日は利用客を見かけません。
テントを設営後、雨のためのんびりと過ごします。一時的に雨が止んだ時にセルフタイマーで記念撮影
縦走二日目の朝。午前5時にキャンプ場を出発して、摩耶山を越えて天狗道、稲妻坂の急坂を下ります。
市ヶ原の河原に降りると、何組かのテントが張られていました。また、キャンプを撤収して帰ろうとしている中学生グループもいました。この辺りが全山縦走路で真ん中に当たり、テント泊するなら適地と言えます。（テント指定地ではありません。）
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市ヶ原の河原に降りると、何組かのテントが張られていました。また、キャンプを撤収して帰ろうとしている中学生グループもいました。この辺りが全山縦走路で真ん中に当たり、テント泊するなら適地と言えます。（テント指定地ではありません。）
市ヶ原の川に架かった橋を渡り、右岸（上流から下流を見て右側）にもキャンプ適地があります。中学生グループはここらあたりでテント泊したのかも。
大龍寺を過ぎて登山道になり鍋蓋山に到着。こちら方向から登れば、たしかに鍋の蓋をかぶせたような特徴ある形の山頂でした。
鍋蓋山と菊水山の間に架かる天王吊橋（下の国道を車が頻繁に通っています。）
急坂を登り菊水山頂上。雨が間断的に降ったり止んだりしていますが、徐々に天気回復の様子。登山者と出会う機会も増えてきました。
菊水山から鵯越（ひよどりごえ）駅まで下りてきました。
鵯越駅から菊水山方向へは、この駅ホームの右横（南側）に続く登山道を通ります。
鵯越駅から菊水山方向へは、この駅ホームの右横（南側）に続く登山道を通ります。
私は今回逆コースなので、鵯越駅から高取山登山口の丸山まで進もうとしましたが、何度も住宅街の中のコースを間違えてしまいました。順コースで行ったことがあるので油断して、下調べを怠ったのが敗因です。
重いザックを背負っての街中での道迷いは、タイムをロスするばかりではなく、体力的にも心理的にも大変疲れました。
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私は今回逆コースなので、鵯越駅から高取山登山口の丸山まで進もうとしましたが、何度も住宅街の中のコースを間違えてしまいました。
順コースで行ったことがあるので油断して、下調べを怠ったのが敗因です。
重いザックを背負っての街中での道迷いは、タイムをロスするばかりではなく、体力的にも心理的にも大変疲れました。
順コースで行ったことがあるので油断して、下調べを怠ったのが敗因です。
重いザックを背負っての街中での道迷いは、タイムをロスするばかりではなく、体力的にも心理的にも大変疲れました。
疲労がかさむ中、高取山を降りてから妙心寺で再び道迷いをしてしまい、疲労も重なってタイムが遅れ気味に。妙心寺小学校前のコンビニ（ローソン）で栄養補給をして、気分一新で東山に向かいました。東山からは、いよいよ須磨アルプスの馬の背の難路です。気を引き締めて向かいます。
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疲労がかさむ中、高取山を降りてから妙心寺で再び道迷いをしてしまい、疲労も重なってタイムが遅れ気味に。妙心寺小学校前のコンビニ（ローソン）で栄養補給をして、気分一新で東山に向かいました。
東山からは、いよいよ須磨アルプスの馬の背の難路です。気を引き締めて向かいます。
東山からは、いよいよ須磨アルプスの馬の背の難路です。気を引き締めて向かいます。
道はしっかりしていて、鎖や階段や足場もついていますが、悪天候時やちょっとした油断から足を踏み外して滑落すれば…という場所もあるので要注意です。
栂尾山（つがおやま）の展望台。この時間ごろから涼しくカラリと乾燥した好天気になってきました。明石大橋がきれいに見えます。
栂尾山からは何百段もの階段を降りて、高倉台の住宅街、団地を通り、再び何百段もの階段を登り、おらが茶屋がある公園に到着しました。写真は、おらが茶屋から振り返って高倉台、須磨アルプスを。
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栂尾山からは何百段もの階段を降りて、高倉台の住宅街、団地を通り、再び何百段もの階段を登り、おらが茶屋がある公園に到着しました。
写真は、おらが茶屋から振り返って高倉台、須磨アルプスを。
写真は、おらが茶屋から振り返って高倉台、須磨アルプスを。
鉄拐山（てっかいざん）に到着。もうすでに午後6時前で夕日が差す中、周りの海や街の景色がとても魅力的です。
二日かけて歩いてきた、六甲山、摩耶山、菊水・鍋蓋・高取の山々がきれいに見えました。
いよいよ全山縦走路も終わりに近づいてきました。ここは旗振茶屋。地元の旗振登山も盛んのようでした。
六甲山を歩いて、摩耶山、高取山、旗振山など、六甲の山々が地元の方に親しまれ、愛されていることを感じました。
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いよいよ全山縦走路も終わりに近づいてきました。
ここは旗振茶屋。地元の旗振登山も盛んのようでした。
六甲山を歩いて、摩耶山、高取山、旗振山など、六甲の山々が地元の方に親しまれ、愛されていることを感じました。
ここは旗振茶屋。地元の旗振登山も盛んのようでした。
六甲山を歩いて、摩耶山、高取山、旗振山など、六甲の山々が地元の方に親しまれ、愛されていることを感じました。
旗振茶屋からは周囲の海や街がきれいに見えます。明石大橋もこんなに近くに見えるとは。この後、塩屋登山道を利用して塩屋の街に降り、山陽塩屋駅に下山しました。
二日目のコースタイム11時間25分のところ、実タイム約14時間かかりました。二日間の縦走は疲れましたが充実したものでした。
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旗振茶屋からは周囲の海や街がきれいに見えます。明石大橋もこんなに近くに見えるとは。
この後、塩屋登山道を利用して塩屋の街に降り、山陽塩屋駅に下山しました。
二日目のコースタイム11時間25分のところ、実タイム約14時間かかりました。二日間の縦走は疲れましたが充実したものでした。
この後、塩屋登山道を利用して塩屋の街に降り、山陽塩屋駅に下山しました。
二日目のコースタイム11時間25分のところ、実タイム約14時間かかりました。二日間の縦走は疲れましたが充実したものでした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
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|---|
感想
以前（5月4日〜5日）に鵯越駅から宝塚駅まで順コースを歩きました。今回は、逆コースを宝塚から塩屋まで、テント泊装備（1泊）で全山縦走してきました。
全山縦走時のテント泊ポイントは、ちょうど縦走路の真ん中あたりに「市ヶ原の河原」があり、テント泊する適地でもありますが正規のテント地ではありません。
このため、コース唯一のテント泊できる有料施設、「神戸市立自然の家そうぞうのすみか」のソロキャンプ場を利用しました。
山と高原地図のコースタイムでは、宝塚→神戸市立自然の家が7時間30分、神戸市立自然の家→塩屋駅が11時間25分となっています。
1日目は雨の中のテント泊となり、雨でほとんど誰も利用者のいないキャンプ場で、雨中にテントを設営して宿泊するなどよい練習となりました。
2日目は、前日歩行の疲労、当日の長いコースタイム（11時間25分）、重いテント泊装備の三重苦で、実際の歩行タイムも大幅に遅れてしまいました。（約14時間）
しんどかったけれども、二日間を通して六甲の自然とヒトを堪能できた山旅でした。
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