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Yamareco

記録ID: 8276004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳周回・ホテイランとツクモグサ

2025年06月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:05
距離
17.5km
登り
1,425m
下り
1,427m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:34
休憩
2:32
合計
9:06
距離 17.5km 登り 1,425m 下り 1,427m
5:41
5
5:46
69
6:55
7:00
54
7:54
8:03
64
9:07
9:17
8
9:25
9:37
3
9:40
9:55
3
9:58
10:06
1
10:07
10:29
1
10:30
10:43
3
10:46
10:51
6
10:57
11:13
11
11:24
11:25
14
11:39
12:02
24
12:26
12:29
12
12:41
45
13:26
13:30
2
13:37
13:39
37
14:16
14:17
26
14:43
14:44
3
14:47
ゴール地点
ホテイラン、ツクモグサなどを観賞に八ヶ岳を周回してきました。あいにくの曇りと、途中で体調不良に見舞われましたが、険しくも美しい岩稜帯の眺望を楽しみました。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
🚙:美濃戸林道は、轍や洗堀が深く石が露出しており、車高15cm未満は、車両やタイヤを損傷する恐れがある。

🅿:赤岳山荘駐車場、暦日1000円。
コース状況/
危険箇所等
・美濃戸〜行者小屋:橋を渡り分岐を南沢へ。砂防ダムを超えて5分ほど行くとホテイランの群生地。今年は遅くつぼみが多かった。沢沿いや針葉樹帯をひたすら歩いていくと、河原歩きになり横岳、大同心の眺望。

・行者小屋〜地蔵の頭:森林限界を超えると急登の岩稜尾根。鎖場、鉄ハシゴが続く。パイプや鎖は冷たいので手袋を装着すると良い。ザレやゴーロで足場も悪く滑落注意。薬の副作用でめまいが発生し、途中で10分ほど休憩した。

・地蔵の頭〜三叉峰:八ヶ岳主稜線歩き。鉄ハシゴを超えると、ルンゼ状一枚岩の鎖場、滑落注意。周辺からツクモグサが点在して咲く。鉾岳西巻きは足場の悪い鎖場トラバース。石尊峰周辺にツクモグサの群生。三叉峰で杣添尾根と合流。

・三叉峰〜硫黄岳山荘:岩場のアップダウン。奥の院に山頂標がある。そこからは岩稜の急下り、カニの横ばい。鎖場と鉄ハシゴが続く。台座の頭からはザレ道で転倒注意。赤岳、阿弥陀岳、大同心の眺望。山荘で昼食を摂った。キバナシャクナゲ開花。

・硫黄岳山荘〜硫黄岳山頂標:大ダルミから登り返し。ケルンに沿って歩くこと。本当の山頂は爆裂火口の立入禁止区域にある。

・硫黄岳山頂標〜赤岳鉱泉:ゴーロ帯の急下りから砂礫の砂地へと変わる。八ヶ岳主稜の素晴らしい眺望。転倒注意。赤岩の頭やオーレン小屋方面に間違って行かないこと。その先は九十九折れの道がひたすら続く。残雪が少しあった。

・赤岳鉱泉〜美濃戸:北沢歩き。木橋や渡渉が数回ある。堰堤広場からは林道歩き。山の神を過ぎるとショートカットあり。
前橋を3時に出発。日の出の蓼科山と白樺湖。
2025年06月08日 04:54撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 4:54
前橋を3時に出発。日の出の蓼科山と白樺湖。
5時30分に赤岳山荘駐車場に到着。
2025年06月08日 05:39撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 5:39
5時30分に赤岳山荘駐車場に到着。
林道分岐を南沢へ。
2025年06月08日 05:45撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 5:45
林道分岐を南沢へ。
ホテイラン。環境省レッドリスト「絶滅危惧IA類」に指定。
2025年06月08日 05:54撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
6/8 5:54
ホテイラン。環境省レッドリスト「絶滅危惧IA類」に指定。
独特なフォルムのホテイラン。
2025年06月08日 05:58撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
6/8 5:58
独特なフォルムのホテイラン。
「左向け左」のホテイラン。
2025年06月08日 06:01撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 6:01
「左向け左」のホテイラン。
唇弁内に「房毛」が見える。
2025年06月08日 06:05撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 6:05
唇弁内に「房毛」が見える。
横並びに咲いているホテイラン。
2025年06月08日 06:05撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 6:05
横並びに咲いているホテイラン。
ホテイランの横顔。萼片が反り立ち、茎から出ている「苞」が長い。
2025年06月08日 06:06撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 6:06
ホテイランの横顔。萼片が反り立ち、茎から出ている「苞」が長い。
美しいホテイラン。
2025年06月08日 06:06撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6
6/8 6:06
美しいホテイラン。
まだつぼみが多く、これから増えるだろう。
2025年06月08日 06:06撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 6:06
まだつぼみが多く、これから増えるだろう。
南沢を淡々と歩いていく。ツガザクラ。
2025年06月08日 06:49撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 6:49
南沢を淡々と歩いていく。ツガザクラ。
苔生した岩の上にコミヤマカタバミ。
2025年06月08日 06:51撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 6:51
苔生した岩の上にコミヤマカタバミ。
群生するキバナノコマノツメ。
2025年06月08日 07:06撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 7:06
群生するキバナノコマノツメ。
イワカガミ。
2025年06月08日 07:10撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 7:10
イワカガミ。
白河原から眺める横岳。空も高曇りで白灰色。
2025年06月08日 07:45撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 7:45
白河原から眺める横岳。空も高曇りで白灰色。
赤岳。今日は時間の都合で行かない。
2025年06月08日 07:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 7:50
赤岳。今日は時間の都合で行かない。
行者小屋。混み合っていた。
2025年06月08日 07:54撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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6/8 7:54
行者小屋。混み合っていた。
ヤマザクラと阿弥陀岳。ここで、めまいに見舞われ10分ほど休憩。今朝服用した右指治療の抗生物質の副作用と思われる。水飲んでチョコ食べて少し良くなった。
2025年06月08日 08:31撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 8:31
ヤマザクラと阿弥陀岳。ここで、めまいに見舞われ10分ほど休憩。今朝服用した右指治療の抗生物質の副作用と思われる。水飲んでチョコ食べて少し良くなった。
ミツバオウレン。
2025年06月08日 08:40撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 8:40
ミツバオウレン。
地蔵尾根から眺める阿弥陀岳。急岩場の鎖場と鉄ハシゴが続き、めまい対策で遠くを見るようにして登攀。
2025年06月08日 08:51撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 8:51
地蔵尾根から眺める阿弥陀岳。急岩場の鎖場と鉄ハシゴが続き、めまい対策で遠くを見るようにして登攀。
「些少ながら御賽銭を」と、思ったが、財布を忘れていた。金が無くてめまいがするね。
2025年06月08日 09:00撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:00
「些少ながら御賽銭を」と、思ったが、財布を忘れていた。金が無くてめまいがするね。
赤岳と赤岳展望荘。大勢の登山者。
2025年06月08日 09:14撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 9:14
赤岳と赤岳展望荘。大勢の登山者。
地蔵の頭。岩稜の急登を終えたが、めまいと吐き気がまだ残る。
2025年06月08日 09:16撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:16
地蔵の頭。岩稜の急登を終えたが、めまいと吐き気がまだ残る。
ガスが迫る横岳三叉峰。奥に硫黄岳。
2025年06月08日 09:16撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:16
ガスが迫る横岳三叉峰。奥に硫黄岳。
コメバツガザクラ。
2025年06月08日 09:24撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:24
コメバツガザクラ。
ミヤマキンバイ。バラ科で3枚小葉が特徴。ミヤマキンポウゲは葉が「キクバ状」で簡単に区別が出来る。
2025年06月08日 09:29撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:29
ミヤマキンバイ。バラ科で3枚小葉が特徴。ミヤマキンポウゲは葉が「キクバ状」で簡単に区別が出来る。
オヤマノエンドウ。標高2500m以上の高山帯に分布。
2025年06月08日 09:40撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 9:40
オヤマノエンドウ。標高2500m以上の高山帯に分布。
イワウメ。これも高山帯に分布。白馬岳や旭岳に群生がある。
2025年06月08日 09:48撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 9:48
イワウメ。これも高山帯に分布。白馬岳や旭岳に群生がある。
ハクサンイチゲ。
2025年06月08日 09:51撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 9:51
ハクサンイチゲ。
ツクモグサ。レッドリスト絶滅危惧IB類。北海道、白馬岳と八ヶ岳のみ分布。
2025年06月08日 09:53撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 9:53
ツクモグサ。レッドリスト絶滅危惧IB類。北海道、白馬岳と八ヶ岳のみ分布。
モフモフのツクモグサ。黄色は「萼片」で、花弁はない。
2025年06月08日 09:53撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6
6/8 9:53
モフモフのツクモグサ。黄色は「萼片」で、花弁はない。
薄曇りで花開くツクモグサ。曇りや雨だと花が閉じる。
2025年06月08日 09:53撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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6/8 9:53
薄曇りで花開くツクモグサ。曇りや雨だと花が閉じる。
本州では白馬岳と八ヶ岳のみに分布。
2025年06月08日 09:59撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 9:59
本州では白馬岳と八ヶ岳のみに分布。
岩の下にあったツクモグサ。陰になっているので花を閉じていた。
2025年06月08日 09:59撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 9:59
岩の下にあったツクモグサ。陰になっているので花を閉じていた。
花が閉じると、全体が薄毛で覆われているのがよく分かる。
2025年06月08日 10:02撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 10:02
花が閉じると、全体が薄毛で覆われているのがよく分かる。
モフモフのツクモグサ。
2025年06月08日 10:02撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 10:02
モフモフのツクモグサ。
群生するツクモグサ。今年は多い。
2025年06月08日 10:09撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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6/8 10:09
群生するツクモグサ。今年は多い。
ツクモグサ、オヤマノエンドウ、コメバツガザクラ。
2025年06月08日 10:13撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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6/8 10:13
ツクモグサ、オヤマノエンドウ、コメバツガザクラ。
オヤマノエンドウに囲まれるハクサンイチゲ。
2025年06月08日 10:14撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
6/8 10:14
オヤマノエンドウに囲まれるハクサンイチゲ。
ツクモグサ四姉妹。
2025年06月08日 10:16撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 10:16
ツクモグサ四姉妹。
全体が毛で覆われているのがよく分かる。
2025年06月08日 10:27撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 10:27
全体が毛で覆われているのがよく分かる。
険しい断崖に咲くツクモグサ。
2025年06月08日 10:29撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 10:29
険しい断崖に咲くツクモグサ。
キバナシャクナゲ。
2025年06月08日 10:32撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 10:32
キバナシャクナゲ。
並んで咲くツクモグサ。
2025年06月08日 10:33撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 10:33
並んで咲くツクモグサ。
キバナシャクナゲ。標高2500m以上の厳しい高地に植生するので、樹高は低く横に伸びる。
2025年06月08日 10:33撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 10:33
キバナシャクナゲ。標高2500m以上の厳しい高地に植生するので、樹高は低く横に伸びる。
可憐なキバナシャクナゲ。
2025年06月08日 10:33撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 10:33
可憐なキバナシャクナゲ。
群生するミネズオウ。
2025年06月08日 10:34撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 10:34
群生するミネズオウ。
群生するイワウメ。
2025年06月08日 10:39撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 10:39
群生するイワウメ。
目の前に降り立ったイワヒバリ。
2025年06月08日 10:43撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 10:43
目の前に降り立ったイワヒバリ。
赤岳とイワヒバリ。
2025年06月08日 10:55撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 10:55
赤岳とイワヒバリ。
横岳最高峰奥の院。本当の標高は2830m。
2025年06月08日 11:00撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
6/8 11:00
横岳最高峰奥の院。本当の標高は2830m。
赤岳、中岳、阿弥陀岳。
2025年06月08日 11:00撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 11:00
赤岳、中岳、阿弥陀岳。
オヤマノエンドウ咲く岩稜と、赤岳、阿弥陀岳。
2025年06月08日 11:04撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 11:04
オヤマノエンドウ咲く岩稜と、赤岳、阿弥陀岳。
硫黄岳、大同心稜。
2025年06月08日 11:04撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 11:04
硫黄岳、大同心稜。
カニの横ばい。断崖脇の岩稜帯を歩いていく。鎖場と鉄ハシゴが連続する。
2025年06月08日 11:04撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 11:04
カニの横ばい。断崖脇の岩稜帯を歩いていく。鎖場と鉄ハシゴが連続する。
イワヒバリが仲間と戯れる。初夏の高山は生物もにぎやか。
2025年06月08日 11:18撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 11:18
イワヒバリが仲間と戯れる。初夏の高山は生物もにぎやか。
横岳、阿弥陀岳、大同心。
2025年06月08日 11:19撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 11:19
横岳、阿弥陀岳、大同心。
キバナシャクナゲの自生地。ハイマツも這い、厳しい環境なのがよく分かる。
2025年06月08日 11:20撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 11:20
キバナシャクナゲの自生地。ハイマツも這い、厳しい環境なのがよく分かる。
残雪の大同心と阿弥陀岳。クライマーが胸高鳴らせる景色。
2025年06月08日 11:23撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 11:23
残雪の大同心と阿弥陀岳。クライマーが胸高鳴らせる景色。
硫黄岳山荘。天皇陛下が皇太子時代に八ヶ岳を周回された記念石碑
2025年06月08日 11:38撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 11:38
硫黄岳山荘。天皇陛下が皇太子時代に八ヶ岳を周回された記念石碑
ベンチをお借りして昼食。コリアン唐揚げ丼とゆで卵、チリトマトヌードル。今日は赤いぜ。そう言えば、めまいと吐き気はどこへいった?
2025年06月08日 11:45撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 11:45
ベンチをお借りして昼食。コリアン唐揚げ丼とゆで卵、チリトマトヌードル。今日は赤いぜ。そう言えば、めまいと吐き気はどこへいった?
デザートはメロンパフェ。新緑の台座の頭と、こっちも緑で、残雪ホイップたっぷりだぜ。
2025年06月08日 11:52撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 11:52
デザートはメロンパフェ。新緑の台座の頭と、こっちも緑で、残雪ホイップたっぷりだぜ。
山荘脇にある植物観測コースのキバナシャクナゲ。コマクサ、ウルップソウはまだまだ。
2025年06月08日 11:58撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 11:58
山荘脇にある植物観測コースのキバナシャクナゲ。コマクサ、ウルップソウはまだまだ。
大ダルミから硫黄岳へ。ケルンと八ヶ岳主稜。
2025年06月08日 12:12撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 12:12
大ダルミから硫黄岳へ。ケルンと八ヶ岳主稜。
硫黄岳爆裂火口。中央付近が本当の山頂。立入禁止。
2025年06月08日 12:24撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 12:24
硫黄岳爆裂火口。中央付近が本当の山頂。立入禁止。
白い砂状の分岐からの眺望。八ヶ岳主稜。
2025年06月08日 12:38撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
1
6/8 12:38
白い砂状の分岐からの眺望。八ヶ岳主稜。
ウスギオウレン。本州中部と関東に分布。
2025年06月08日 12:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 12:50
ウスギオウレン。本州中部と関東に分布。
萼片が長くねじれている。
2025年06月08日 12:50撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 12:50
萼片が長くねじれている。
コセリバオウレンとの違いは、花の色、萼片の長さとねじれ、と言われているが微妙。
2025年06月08日 12:53撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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6/8 12:53
コセリバオウレンとの違いは、花の色、萼片の長さとねじれ、と言われているが微妙。
オオシラビソの森にひっそりと咲くウスギオウレン。
2025年06月08日 12:53撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
2
6/8 12:53
オオシラビソの森にひっそりと咲くウスギオウレン。
この道は登山者がおらず鳥天国。ルリビタキが目の前に。
2025年06月08日 13:07撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
3
6/8 13:07
この道は登山者がおらず鳥天国。ルリビタキが目の前に。
木に止まり、周りを見回すルリビタキ。
2025年06月08日 13:07撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
7
6/8 13:07
木に止まり、周りを見回すルリビタキ。
今度は、ホシガラスが「バサッ」と舞い降りた。5m前の木に止まっている。
2025年06月08日 13:21撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 13:21
今度は、ホシガラスが「バサッ」と舞い降りた。5m前の木に止まっている。
黒目がかわいらしいホシガラス。
2025年06月08日 13:22撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
4
6/8 13:22
黒目がかわいらしいホシガラス。
タケシマラン。UFOが連帯飛行しているように見える。
2025年06月08日 13:31撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
5
6/8 13:31
タケシマラン。UFOが連帯飛行しているように見える。
赤岳鉱泉に到着。右端の風呂を改装している。
2025年06月08日 13:36撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 13:36
赤岳鉱泉に到着。右端の風呂を改装している。
横岳の壮大な眺望。アイスキャンディーの残滓。
2025年06月08日 13:38撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 13:38
横岳の壮大な眺望。アイスキャンディーの残滓。
シロバナヘビイチゴ。
2025年06月08日 14:01撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 14:01
シロバナヘビイチゴ。
ミヤマスミレ。
2025年06月08日 14:10撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
6/8 14:10
ミヤマスミレ。
赤岳鉱泉のMAMMUTジムニー。
2025年06月08日 14:18撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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赤岳鉱泉のMAMMUTジムニー。
オオシラビソと苔の八ヶ岳。
2025年06月08日 14:29撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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オオシラビソと苔の八ヶ岳。
マムシグサ。
2025年06月08日 14:30撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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マムシグサ。
アイズシモツケ。
2025年06月08日 14:44撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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アイズシモツケ。
荒れた美濃戸林道を帰る。翌日、またパジェロが故障することになる。
2025年06月08日 14:59撮影 by  NIKON Z 7_2, NIKON CORPORATION
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荒れた美濃戸林道を帰る。翌日、またパジェロが故障することになる。
撮影機器:

感想

 三連休初日に予定していた八ヶ岳周回へ。南沢のホテイランと、主稜のツクモグサをはじめとする高山植物の観賞を楽しみにして、前橋を3時に出発。白樺湖畔で日の出撮影。美濃戸口から林道へ。登山者を避けて走る。道はかなり荒れており、深い洗堀と鋭い石が露出していた。

 赤岳山荘のおばちゃんに千円払って駐車場へ。トップシーズンだが1/3も停まっていなかった。乗用系の車は林道に入れないので、美濃戸口の駐車場は混んでいた。他県ナンバーの4WD車が並ぶ駐車場を5時40分に出発。気温11℃で肌寒く長袖。

 休業中の美濃戸山荘は、水場が絶え間なく流れていた。林道分岐を南沢へ。調べたら15回目の南沢行き。砂防ダムを超えて5分ほど歩くとホテイランの群生地。今年は遅めでまだつぼみが多かった。それでもロープで保護されたホテイランたちが10輪以上咲いていた。沢の方が近くで撮影しやすい。

 苔生した岩とオオシラビソの荘厳な森を淡々と歩いていく。白河原からは横岳と大同心の眺望。美濃戸から約2時間で行者小屋に到着。赤岳阿弥陀の起点として、テント、登山者が多かった。

 時間の都合で、赤岳文三郎尾根へは行かず、地蔵の頭地蔵尾根へ。樹林帯から徐々に急登となり、森林限界を超えると岩場の急登攀となる。足場を確かめるように下を見ていたらめまいが発生。目が回り吐き気も伴う。

 右手の人差し指の治療で抗生物質ミノサイクリンを服用していて、副作用として「めまい」があり、それが現れたと思う。テラス状のところでザックを下して休憩。水を飲み、チョコとピーナッツなどを食べて10分ほど休んだ。

 多少良くなったので、バランス感覚をなくさないために、遠くを見て歩き出した。ザレ場ではかなり慎重に歩いたが、鉄階段とハシゴ、鎖などで整備されているので、足場をそれほど気にしなくても良いのが幸いした。何とか地蔵の頭に到着。

 急登攀を終えても、めまいと吐き気はまだあったが、西からの冷たい風が身を引き締める。南には富士山は見えないが赤岳と阿弥陀岳、北には横岳と硫黄岳の景色。険しい岩稜が美しい八ヶ岳主稜線歩きの始まり。

 ガスが迫る横岳、二十三夜峰から鎖場と鉄ハシゴが続く。厳しい岩場にはオヤマノエンドウ、イワウメ、コメバツガザクラなど咲いていた。石尊峰周辺からツクモグサの群生が現れた。険しい断崖にモフモフのツクモグサが点在する。

 三叉峰では杣添尾根と合流し、大勢の登山者がいた。みなザックをデポして奥の院へ行っていた。キバナシャクナゲが足元に這う登山道、岩場にはツクモグサ、オヤマノエンドウ、ミヤマキンバイ、コメバツガザクラ、イワウメのお花畑。

 奥の院で記念撮影して台座の頭へ。鎖場と鉄ハシゴが続く急な岩稜。西側が切れ落ちた断崖で高度感はあるが、鎖と足場も整備されているので、下さえ見なければ全く問題ない。見えなければ高度感は分からない。

 台座の頭直下からはザレ道。小さな石で転びやすい。コマクサの葉が出ていた。ウルップソウはまだまだだろうな。硫黄岳山荘でベンチをお借りして昼食。めまいや吐き気も無くなり、いつも通りがっつり食えた。

 大ダルミから登り返す。7個のケルンに導かれ硫黄岳山頂標へ。本当の山頂は立入禁止区域にあるので、分岐に山頂標が立っている。夏沢鉱泉やしらびそ小屋からの大勢の登山者がいた。

 赤岩の頭へ下る。ゴーロとザレ道のミックス。砂浜状の分岐に残雪があり、登山者が記念撮影していた。八ヶ岳主稜の景色を眺め、分岐を赤沢鉱泉へ。先ほどまでの大勢の登山者はオーレン小屋へ向かい、全くひと気が無くなった道。

 残雪が僅かにある九十九折れの道。オオシラビソの静寂の森、鳥が頻繁に現れた。ホシガラスはバサッと真上から目の前に下りてきたので驚いた。苔生した地面にウスギオウレンが咲いていた。小さく黄色い花は目立たない。

 赤岳鉱泉では風呂を改装していた。いつかは泊まりたいなと思うが、風呂ではなくステーキが魅力的。冬の残滓アイスキャンディーと横岳を眺めて北沢へ。沢を歩くので渡渉や橋が多い。キバナノコマノツメ、シロバナヘビイチゴ、ミヤマスミレが群生していた。

 堰堤広場からは林道歩き。オオシラビソと苔生した倒木と岩。サルオガセが新緑のカラマツに揺れていた。退屈な林道歩きも30分ほどで赤岳山荘に到着。着替えて帰路へ。美濃戸林道を爆走しエコーラインへ。田植えを終えた水田には八ヶ岳が映っていた。

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