北穂〜黒部五郎縦走 1984 夏 (Old Records)


- GPS
- 128:00
- 距離
- 53.2km
- 登り
- 4,200m
- 下り
- 4,353m
コースタイム
- 山行
- 1:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:05
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:50
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:50
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:20
アクセス | |
---|---|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
夏はアルプス、1984年の夏は北アルプスの西銀座ダイヤモンドルート、上高地から穂高に登り、槍から黒部五郎岳へ、太郎兵衛平から折立に下山しました。
8月5日(日)
電車で松本へ、松本から電車とバスで上高地に入りました。松本まで2,800円、松本から電車とバス代、2,050円でした。
徳沢園の宿泊代(含弁当代)は5,000円でした。
8月6日(月)
朝食は5時、徳沢園を7時5分に出発しました。お昼は涸沢小屋で弁当と桃缶500円を食べました。ザイデングラードを登っているところで雨に降られました。
穂高岳山荘の宿泊代(含弁当代)5,600円、しるこ350円でした。19:30頃から映画「穂高賛歌」が上映されました。
8月7日(火)
朝食は5時、キレット南岳側のピークで昼食にしました。
中岳手前から大喰岳での間で、にわか雨に降られました。中岳の水場は、稜線上なのに水が豊富でした。
槍岳山荘の宿泊代は5,000円でした。部屋はすし詰め状態、一人分のスペースは、まくらの幅(30cm)しかありませんでした。
8月8日(水)
朝食は4時50分、快晴の朝で、ほとんどの山を見ることができました。
双六小屋で昼食、ラーメン400円、トマトジュース200円、24枚撮りフィルム700円でした。
双六岳から黒部五郎小舎の間で雷鳥を多く(8羽)見かけました。
黒部五郎小舎の宿泊代5,000円でした。ビールを飲んで酔ってしまいました。
黒部五郎小舎は小さく雰囲気がよかったです。発電機が無く、ランプが使われていました。
8月9日(木)
朝食4時30分、今日も好天、昨日に増して、素晴らしい展望でした。
北ノ俣岳から太郎平小屋の間、シナノキンバエ、ハクサンイチゲなどのお花畑が多く点在していました。
太郎平小屋は、なんとなく落ち着ける好きな山小屋です。この頃すでに、環境に配慮した取組を行っていました。
8月10日(金)
朝食は5時、今日も好天です。
折立から有峰口まで2,300円(荷代10〜30kg、600円)でした。
富山でお昼を食べ、駅近くのチロルという山の店でノースフェイスのTシャツを買い、白鳥3号13時35分発に乗って帰りました。
この年から、小屋泊まりの縦走を始めました。給料をしっかりいただけるようになったのと、6日間の縦走で荷物を軽くしたかったからでしょうか。また、今なら、時間短縮を考えて、登山口まで車で行くと思いますが、この頃は、高校生以来の電車で行く登山が身について抜けなかったのか、電車とバスを使ってのアプローチでした。下山して、すぐにビールが飲めるのも、いいのかもしれません。
穂高から槍までの前半は雨に降られることが多かったのですが、後半は好天が続き、快適な縦走になりました。特に、北ノ俣岳で見た、白い花(ハクサンイチゲかチングルマ)がどこまでもひろがるお花畑は、今も印象に残っています。もう一つ印象に残っているのは、槍岳山荘(今は槍ヶ岳山荘となっているようです。)での宿泊でした。部屋での一人分のスペースがまくらの幅(30cmほど)だったことです。まさにすし詰め状態でした。夜トイレに行って戻ってくると、自分の場所が無くなっている可能性があります。こうした経験をした後、アットホームな黒部五郎小舎に泊まったので、黒部五郎小舎の印象は倍増しました。また、太郎平小屋も、この頃すでに環境問題に取り組んでいて、何故か落ち着ける山小屋でした。
2025.06.29 記載
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