記録ID: 8415925
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
北アルプス ジャンダルム 日本3000m 全26峰完全踏破 奥・西穂高岳 涸沢岳
2025年07月12日(土) 〜
2025年07月13日(日)
長野県
岐阜県
蓮太郎
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 24:11
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,485m
- 下り
- 1,453m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 11:58
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 14:53
距離 13.1km
登り 2,474m
下り 576m
2日目
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 11:17
距離 7.2km
登り 687m
下り 1,520m
15:29
ロープウェイ西穂高口駅
今回、ジャンダルム行きは、仕事場の若い男の子が初登山で富士山に登ると聞き、それに感化され、急遽、温めていた計画を「三度目の正直」で実行する事にしました。
「日本3000m峰」主峰21座は踏破していましたが、属山の5座(ジャンダルム 3163m・奥穂高岳、小赤石岳 3081m・赤石岳、中白根山 3055m・北岳と間ノ岳の間、雄山(立山) 3003m・立山(大汝山)、塩見岳(西峰)3047m・塩見岳(東峰))の内、ジャンダルムだけが、踏破出来ていませんでした。
今回の山行で本当の意味で「日本3000m峰」全26座を完登する事が出来ました。
この山行で、「日本3000m峰」の涸沢岳、奥穂高岳、そして目指したジャンダルムの3峰、「日本2500m峰」の西穂高岳を頂き、久しぶりに涼を味わう事が出来ました。
とは言っても暑かったり、寒かったりしましたが…
一日目、涸沢岳を頂きました。
14:00前に穂高岳山荘に到着してチェックインと担々麺とビールのロング缶を頂きました。
就寝と翌日の準備をして、大休止を取った後、17:00からの夕食が入るかなと不安に思い、夕飯前の散歩がてら、涸沢岳に空身で向かいました。
以前の縦走時に知らずに行かなかったかもしれない？、山頂標柱峰より少し低い、三角点峰も見つける事が出来て、踏む事が出来ました。
登り始めは少し蒸したり、陽が当たると灼熱地獄…
また、ガスに入ると寒かったり、風も吹いたり吹かなかったりとバラエティーに富んだ天候でした。白出沢のバリルートでは、かなり苦しみましたが、余裕を持った計画だったので、無理なく、休みながらボチボチと山行しました。
二日目、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳を頂きました。
奥穂高岳山頂で日の出を見るつもりが、グズなので準備に手間取り、山頂直前で日の出を見ました。
本番のジャンダルム挑戦では、以前、行った事のある「ロバの耳」の手前から先は未踏のルートでしたが、無事、踏破、
そして、西穂高岳を踏み、西穂ラーメンを食し、車まで戻って来る事が出来ました。
その後、車を4時間半ほど走らせ、帰宅しました。
残念なことは、ジャンダルム山頂には、「天使の看板」も山頂プレートも有りませんでした。
ですが、偶然にもユーチューバーの「タンクトップ登山家 穂高」さんにジャン山頂で出会い、山頂標柱の代わりの写真を撮らせて頂きました。
奥穂高岳と西穂高岳との縦走路では、最初は怖いので、慎重に進むのですが、高さに慣れてくると段々馬鹿になり、危険な行為をしてしまいます。
高さの感覚が麻痺して、2.3mだと落ちても死なない、先程、出来たから次もできるなどと錯覚しまいます…
おかげで2回ほど落ちそうになり、「自分もまだまだだな」と思いました。
そして、ギリギリの13:50に西穂山荘に到着して、楽しみにしていた西穂ラーメンを頂く事が出来ました。
今回は山行内容はハードでしたが、かなり余裕を持った計画でしたので、目的は、全て達成する事が出来ました。
後で記録を見ると一日でこんなに登ったのは、初めてのはずです。
天気にも恵まれ、最高の山行でしたが、とても疲れました…
「日本3000m峰」主峰21座は踏破していましたが、属山の5座(ジャンダルム 3163m・奥穂高岳、小赤石岳 3081m・赤石岳、中白根山 3055m・北岳と間ノ岳の間、雄山(立山) 3003m・立山(大汝山)、塩見岳(西峰)3047m・塩見岳(東峰))の内、ジャンダルムだけが、踏破出来ていませんでした。
今回の山行で本当の意味で「日本3000m峰」全26座を完登する事が出来ました。
この山行で、「日本3000m峰」の涸沢岳、奥穂高岳、そして目指したジャンダルムの3峰、「日本2500m峰」の西穂高岳を頂き、久しぶりに涼を味わう事が出来ました。
とは言っても暑かったり、寒かったりしましたが…
一日目、涸沢岳を頂きました。
14:00前に穂高岳山荘に到着してチェックインと担々麺とビールのロング缶を頂きました。
就寝と翌日の準備をして、大休止を取った後、17:00からの夕食が入るかなと不安に思い、夕飯前の散歩がてら、涸沢岳に空身で向かいました。
以前の縦走時に知らずに行かなかったかもしれない？、山頂標柱峰より少し低い、三角点峰も見つける事が出来て、踏む事が出来ました。
登り始めは少し蒸したり、陽が当たると灼熱地獄…
また、ガスに入ると寒かったり、風も吹いたり吹かなかったりとバラエティーに富んだ天候でした。白出沢のバリルートでは、かなり苦しみましたが、余裕を持った計画だったので、無理なく、休みながらボチボチと山行しました。
二日目、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳を頂きました。
奥穂高岳山頂で日の出を見るつもりが、グズなので準備に手間取り、山頂直前で日の出を見ました。
本番のジャンダルム挑戦では、以前、行った事のある「ロバの耳」の手前から先は未踏のルートでしたが、無事、踏破、
そして、西穂高岳を踏み、西穂ラーメンを食し、車まで戻って来る事が出来ました。
その後、車を4時間半ほど走らせ、帰宅しました。
残念なことは、ジャンダルム山頂には、「天使の看板」も山頂プレートも有りませんでした。
ですが、偶然にもユーチューバーの「タンクトップ登山家 穂高」さんにジャン山頂で出会い、山頂標柱の代わりの写真を撮らせて頂きました。
奥穂高岳と西穂高岳との縦走路では、最初は怖いので、慎重に進むのですが、高さに慣れてくると段々馬鹿になり、危険な行為をしてしまいます。
高さの感覚が麻痺して、2.3mだと落ちても死なない、先程、出来たから次もできるなどと錯覚しまいます…
おかげで2回ほど落ちそうになり、「自分もまだまだだな」と思いました。
そして、ギリギリの13:50に西穂山荘に到着して、楽しみにしていた西穂ラーメンを頂く事が出来ました。
今回は山行内容はハードでしたが、かなり余裕を持った計画でしたので、目的は、全て達成する事が出来ました。
後で記録を見ると一日でこんなに登ったのは、初めてのはずです。
天気にも恵まれ、最高の山行でしたが、とても疲れました…
| 天候 | 晴れ時々ガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
白出沢ルートの重太郎橋〜荷継小屋跡は滑落、落石に注意。ヘルメット要 荷継小屋跡〜穂高岳山荘は浮石が多く、足元が動く為、足元注意。 本番はここからで奥穂高岳〜西穂独標は転落や滑落・落石に注意。 |
| その他周辺情報 | 時間が遅くなりそうだったので寄りませんでしたが、行く予定でした ひがくの湯と登山者食堂 9:00〜20:00 https://shinhotaka.com/place/766/ 登山口に近く、入浴と食事が出来て便利です |
写真
今回は富士山に行くと言う若者の言葉に感化され、以前から温めていた念願のジャンダルムに涼を求め、一泊二日の予定でやって来ました
念願のジャンダルムを頂きましたが、天使がいませんでしたので、偶然に居合わせた、ユーチューバーの「タンクトップ登山家 穂高」さんに天使になって頂きました
6
念願のジャンダルムを頂きましたが、天使がいませんでしたので、偶然に居合わせた、ユーチューバーの「タンクトップ登山家 穂高」さんに天使になって頂きました
新穂高温泉に到着後、睡魔もなく行けそうだったので、すぐに新穂高第二駐車場からスタートしました
有料後払いです
24h ￥1200×2日＝￥2400です
カード、タッチ決済が使えます
24h ￥1200×2日＝￥2400です
カード、タッチ決済が使えます
小鍋谷ゲート
きれいな林道だと思ったら工事車両(大型)が通行するみたいです
きれいな林道だと思ったら工事車両(大型)が通行するみたいです
登山口に車があってビックリしました
穂高岳山荘スタッフの車かな？
穂高岳山荘スタッフの車かな？
振り向くと笠ヶ岳が見えました
山頂に少しガスが掛かっています
私の大好きな山です
山頂に少しガスが掛かっています
私の大好きな山です
立派な道標が設置されていました
無ければ、左の谷に上がりそうです
無ければ、左の谷に上がりそうです
ここから高度が800m近くもあるなんて…
富士山の富士宮ルートに似てますね
富士山の富士宮ルートに似てますね
バリルートです
石が動き、かなり歩き難いです
14:00までに到着すれば良し
休みながらボチボチ進みます
石が動き、かなり歩き難いです
14:00までに到着すれば良し
休みながらボチボチ進みます
半分位登ったでしょうか？
早く穂高岳山荘でラーメンが食べたい！
早く穂高岳山荘でラーメンが食べたい！
ガスが出てきました
時折り、ガスに入ると涼しい〜
5℃以上下がります
時折り、ガスに入ると涼しい〜
5℃以上下がります
担々麺 \1200ビールロング缶 \900
完食して、幸せになりました
d払いは出来ませんでしたが、カードのタッチ決済が出来ました
便利になりました
2
7/12 14:09
担々麺 \1200
ビールロング缶 \900
完食して、幸せになりました
d払いは出来ませんでしたが、カードのタッチ決済が出来ました
便利になりました
ビールロング缶 \900
完食して、幸せになりました
d払いは出来ませんでしたが、カードのタッチ決済が出来ました
便利になりました
山荘前の広場から景色を眺めビールを注ぎます
東面は雪がかなり残ってます
目の前に縁の切れたクラックがあります
東面は雪がかなり残ってます
目の前に縁の切れたクラックがあります
スリッパやスマホを落とすと大変だな
とか思いながら最高のひと時を味わいます
とか思いながら最高のひと時を味わいます
イワヒバリ？を見つけましたが、写真は
撮れませんでした
クラックの下で何かを啄んでいました
撮れませんでした
クラックの下で何かを啄んでいました
涸沢岳はガスの中
ビールも飲み終わり、寒くなってきたので寝床を作りに山荘に戻りました
ビールも飲み終わり、寒くなってきたので寝床を作りに山荘に戻りました
一通り準備を終え、お腹を空かすべく、
涸沢岳に散歩に出掛けます
涸沢岳に散歩に出掛けます
山頂標柱峰がやはり高いですね
三角点峰を探している方が見えたので声を掛け少しお話ししました
三角点峰を探している方が見えたので声を掛け少しお話ししました
穂高岳山荘の夕食です
サバがとても美味しくご飯を3杯頂きました
18:00には床に就きました
サバがとても美味しくご飯を3杯頂きました
18:00には床に就きました
日の出です
山頂は間に合わず…
常念岳が火を噴いている様に見えます
山頂は間に合わず…
常念岳が火を噴いている様に見えます
ロバの耳…
ここからは未踏のルートです
前回はここで引き返しました
ここからは未踏のルートです
前回はここで引き返しました
山頂の天使が不在だった為、ユーチューバーの「タンクトップ登山家 穂高」さんに天使になって頂きました
休憩しているとヘリコプターの音が聞こえました
周りの人は「どこで落ちた」「今日もか」等と聞こえます…
周りの人は「どこで落ちた」「今日もか」等と聞こえます…
間ノ岳到着
西穂高岳が近づいて来ましたが、
間に一つピークがありました
今まで見えていませんでした…
西穂高岳が近づいて来ましたが、
間に一つピークがありました
今まで見えていませんでした…
辛うじて、ジャンダルムは見えます
恐らく、本日の最後の勇姿でしょう
恐らく、本日の最後の勇姿でしょう
西穂高岳からは急激に高度が下がります遠くに西穂山荘とロープウェイ駅を確認できました
気持ち的には、キツイのは終わった気分なのに…
1
7/13 11:17
西穂高岳からは急激に高度が下がります
遠くに西穂山荘とロープウェイ駅を確認できました
気持ち的には、キツイのは終わった気分なのに…
遠くに西穂山荘とロープウェイ駅を確認できました
気持ち的には、キツイのは終わった気分なのに…
チャンピオンピーク4峰に到着
ロープウェイ駅は遥か彼方
お腹が空きました…
ロープウェイ駅は遥か彼方
お腹が空きました…
小ピークはまだあるみたいです
隠れて見えなかった…
今回はこればっか…
隠れて見えなかった…
今回はこればっか…
西穂丸山
途中でポールを装備して、スピード重視で下ってきました
途中でポールを装備して、スピード重視で下ってきました
旧ボッカ道分岐
足で下りる予定でしたが、熊情報を聞いたのでロープウェイに変更
足で下りる予定でしたが、熊情報を聞いたのでロープウェイに変更
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
タオル
ポール
ヘルメット
ウエストバッグ
アイコス
スマホ
ウインドシェル
チェーンスパイク
|
|---|
感想
今回の一日目の白出沢コースは本当にキツかったです。
荷継小屋跡から少し上がると、穂高岳山荘が見えました。
足元も悪く、登っても登っても近づいてきません。
富士山の富士宮登山口から山頂が見えた事を思い出しました。
こんなに時間が掛かるなんて…
正直、心が折れかけました。
暑さも原因の一つでしたが、10:00過ぎには、早くもガスの中に入りましたが、逆に涼しくて生き返りました。
そして、穂高岳山荘の担々麺は本当においしかった。
ロング缶を呑みながら、お腹も気持ちも満足出来ました、
久々の3000mで涼を味わい快適に過ごすことが出来ましたが、風邪をひくところでした。
自宅に帰った後、加湿器全開で一晩で治しましたが…
二日目はジャンダルムに挑戦と言う事で、緊張しつつ、進みましたが、西穂への縦走路上では、慣れによる油断で少し怖い思いをしました。
縦走路は危険箇所の連続で、「気を付ける、無理をしない」と言う以外はありません。
そして、地味に心が折れる小ピークの連続…
西穂高岳がこんなに遠いなんて…
と思いながら行くしかないので、歩を進めました。
駐車場まで旧ボッカ道を足で降りてくる予定でしたが、他の登山者から「熊の目撃か事故があったみたい」聞きましたので、ロープウェイを利用する事にしました。
そして、西穂山荘にギリギリの13:50に滑り込み、皆さんが美味しいと評判の西穂ラーメンを頂きました。
ラーメンを食べてまったりしていると
まだ、ロープウェイまで小一時間かかる事を思い出しました。
満足したお腹と最後の力でロープウェイまで一気に行きましたが、暑くて暑くて、穂高岳山荘が恋しくなりました。
ロープウェイで山を下り今回の山行は終了しました。
キツく厳し事も有りましたが、色々な意味で達成できた事も沢山有り、天気にも恵まれたお陰で、良い山行をする事が出来ました。
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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ジャンダルムから、よくぞご無事で帰還されました。
達成感は半端ない感じではないでしょうか。
更に、3000m26峰完全踏破お疲れ様でした。
また、山頂ではユーチューバーより本物の天使を見たかったですが、現在はありませんか。
一方、写真の枚数は、半端ないですね。
ありがとうございます
現在、達成感で満ち満ちています。
ハードさと暑さが理由で、躊躇していたお山も今なら勢いで行けそうな感じですね。
ですが、今週の三連休はどうしても暑気払いに参加しなくてはならず、
勿体ないですが「お山は無理かな」と思っています。
あと、天使の件は、私も楽しみにしていたので残念でした。
当日、他の登頂者から聞いたのですが、最近までいらっしゃったようです。
どこに行ったのでしょうか…
久しぶりの北アルプスで良い天気でしたから、どこを見ても良い景色で、パシャパシャ…
(同じような写真は極力抜いたのですが…)気が付くとこの枚数でした。
「躊躇しているお山」もジャンダルムのように、万全の計画と準備でお願い致します。
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