記録ID: 8432751
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊山(大日岳) 切合テント2泊 御沢前泊 山都駅タクシー利用
2025年07月19日(土) [日帰り]


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 20:43
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 2,866m
- 下り
- 2,870m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:30
距離 7.6km
登り 1,348m
下り 146m
日帰り
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:36
距離 20.8km
登り 1,296m
下り 1,298m
14:42
日帰り
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:38
距離 8.4km
登り 222m
下り 1,425m
天候 | 晴れ、微風、気温超高い(下界は37度) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
海の日3連休、前後に休みをとって5連休、北沢峠から仙塩尾根の予定で金曜日朝電車に乗ったのだけど、どうしても気が乗らず途中で電車を降りて、第二候補にしていた飯豊山にした。 塩見岳通過の日の天気が微妙だったこともあるけれど、一人でテント泊でハードな行程に自信がなかったというのが本当のところだろうか 飯豊山は過去数年計画しては天気などの理由でキャンセルになっていて、今年こそはと計画していたのだが今年から山都駅からのバスがなくなり、アクセスがタクシーかレンタカーになってしまった。 山都駅からのバスは結構利用者が多かったらしいのだが、喜多方市の緊縮財政で廃止になった、とタクシー運転手さんが言ってました。週末だけでも復活して欲しいものです。 飯豊山荘から御沢までの縦走にしたかったが直前の確認で飯豊山荘からの登りルートの雪が多いとのことでソロでは無理と判断し、御沢からのピストンに。 平日、金曜日だったからかタクシーは当日朝でも予約できた。ただし新幹線はほぼ満席、ようやく空席見つけて指定席予約。 タクシーで御沢(おざわ)野営場へ。気温が高く薄いシュラフを掛布団にしても暑かった。 3日間とも気温が高く、ほぼ無風、特に19日は暑く切合の雪渓付近で熱中症でヘリで搬送された人がいたほど。暑すぎて本山小屋を計画していた人が切合小屋に、切合小屋を計画していた人が三国小屋になり、切合小屋が非常に混雑した。 体力気力ともに強い選ばれた人だけが本山小屋まで到達できたと思われる Day1(7/19土) 御沢野営場〜切合避難小屋 当初の計画では本山小屋の予定だったが、あまりの暑さで早々に切合で終了 テント場としては本山小屋が良かったが(トイレから遠いけど)、テント泊装備で御秘所の岩場と本山への登りを考えると切合で泊ってよかったと思う。最終日の下山も切合の方が2時間ほど短縮できて楽。 ・登山口〜十五里〜笹平〜横峰→ほぼ平らな場所がない急登、樹林帯で無風のためとにかく暑い。早朝だったためか虫は気にならず ・横峰〜水場〜稜線→多少傾斜は緩くなる ・樹林帯抜けてから、直射日光でひたすら暑い(アップダウンあり) ・岩場はストック不要、どうしてもであれば1本のみでゴムキャップなしの方が滑りにくい ・三国岳避難小屋〜種蒔山→細かいアップダウンの連続、ザレ浮石の急斜面多い、距離は短いがザレのトラバースが数ヶ所あり気を抜けない 種蒔山に到着すればあとはビクトリーロード 小屋は日影が少ない、小屋内は暑すぎたらしい、テント場も暑いので早く到着しても居場所が限られた 水の消費は2Lほど、小屋到着しばらくしてもトイレに行く必要がなかったため水が少なすぎたと思う 日が沈むと気温が下がったが、テント内は薄いシュラフで十分であった(半袖と薄いダウンを着た) 夜は下界の明かりがよく見えて標高が低いことを実感。 Day2(7/20日) 大日岳までの往復 前日よりガスがかかる時間があり気温も多少は低い(暑いけれど少し楽) 御秘所の岩場は短いがいやな感じ。本山小屋への登りはテント泊装備だとかなりきついと思った 本山小屋から御西小屋まではアップダウンあるが稜線歩きが楽しめる。お花もかなり咲いていた 大日岳への登りがかなり急できつい。山頂は広く休憩に最適 水場は本山小屋から離れた場所にあるらしいが立寄らず、小屋でペットボトル販売ある(帰りに本山で買ったCCレモンで多少復活できた) 帰りはこんなに長かったか?こんな登りあった?と思いながら歩いた。気温が高くなり暑く小屋到着してすぐに頭から水をかぶった。 前日同様に夜の気温は高め。 Day3(7/21月) 切合避難小屋から下山 朝から暑く岩場で消耗したため意外に水を消費した タクシー10:30に予約しているため早めに出発 9時に下山出来たため、テントを干したり荷物片づけしたり 帰りに会津若松駅の日帰り入浴の予定だったがオープンが14時のため温泉入らず帰宅 【飯豊山登山情報】 ・福島県西会津町 https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/site/kanko/797.html ・市町村別登山情報2025年(PDF)→各避難小屋の詳細情報 https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/uploaded/attachment/13577.pdf ・喜多方市 登山道や避難小屋混雑情報、御沢野営場までのアクセス情報あり、事前に要確認 https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/43737.html 【小屋情報】 すべてのテント場の予約は不要 切合小屋のみ食事提供(夜はカレー、朝は卵かけご飯)ありのため要予約 ・切合小屋 https://iide.3gaku.jp/%E3%81%94%E5%88%A9%E7%94%A8%E6%A1%88%E5%86%85/ ・本山小屋 https://yamagatayama.com/hut/%E9%A3%AF%E8%B1%8A%E6%9C%AC%E5%B1%B1%E5%B0%8F%E5%B1%8B/ ・三国岳避難小屋 https://yamagatayama.com/hut/%E4%B8%89%E5%9B%BD%E5%B0%8F%E5%B1%8B/ 【切合避難小屋】 テント泊 1張 1,500円(2泊したが1日毎に集金、支払済みの札などなし) 水場は小屋前、まあまあ出ている(時間が多少かかるため行列になる) トイレは男性用小便器1つ、和式1つ、洋式2つ(水洗でトレイットペーパーも流せる、綺麗、時間帯によっては長い行列) 7/19(土)テント場 過密、最終的に斜めの場所になった人多数(高校生集団20名ほどあり)小屋は超過密1人マット幅程度、2回は超暑かったらしい 7/20(日)前日程ではないがテント場過密(大学生集団15名ほどあり)小屋も前日程ではないが過密だったとのこと すれ違った人情報で7/18(金)小屋は混んでいた、テントは5張 本山小屋は7/19(土)、小屋テント共に広々だったとのこと 【アクセス】 ●往路● 新幹線 やまびこ59号 大宮12:01→郡山12:57 JR磐越西線 郡山13:15→会津若松14:31 JR磐越西線 会津若松14:33→山都14:59 タクシー(予約)山都駅15:00 御沢野営場まで約40分 8,600円 ※山都駅に冷房の効いた待合室(ベンチ)あり ※山都駅外に男女別トイレ、自販機あり、コンビニのようなお店はない(飲食できる場所が駅前にある様子だが営業しているかは事前に確認した方が良い) ※山都駅は自動改札ではないため窓口で切符購入(駅退場で精算できなかった場合は会津若松駅で精算できる) ●復路● タクシー(予約)御沢野営場10:30(10分ほど早く到着)山都駅まで約40分 8,600円 JR磐越西線 山都11:29→会津若松11:59 JR磐越西線 会津若松13:30→郡山16:23 新幹線 やまびこ144号 郡山15:30発(直前に予約できた) 【携帯電波情報】 ・御沢野営場 電波入りません ・登山道 御沢野営場〜笹平まで電波入りません(樹林帯)笹平で薄っすら入る(ドコモ) 三国岳避難小屋 ドコモ、au入る(auは弱い) 三国岳避難小屋〜大日岳 場所によるがほぼ電波入る(ドコモ、auとも) ・切合避難小屋 小屋前はドコモ、auともに入る 小屋裏のテント場は入る場所と入らない場所あり 小屋から遠いテント場は入る 【タクシー情報】 山都タクシー 0241-38-2025(事前予約必須) 山都駅から御沢野営場まで約40分 8,600円 以下運転手さんからの情報 ・事前予約必須 海の日3連休は1台で1日3〜4回の予約ありとのこと ・早朝から夜遅くまで送迎するとのこと ・いいで荘(いいでの湯)から朝5時頃に御沢野営場まで送迎可能とのこと ・電話口の女性もタクシー運転手さんも大変親切で電話で色々お聞きするのが良い(予約時間に遅れそうな場合、登山道のどの辺から携帯電波入るか受付の女性が教えてくれました) ・予約時間過ぎてもタクシー待ってます、とのこと ・川入はお蕎麦とアスパラが有名とのことで、帰りに農家さんの無人販売で止まってくれて立派なアスパラとトマト購入、各100円) 【御沢(おざわ)野営場】 炊事場左側の砂利の場所がテント設営場所、他は駐車場になる(7/18のテントは5〜6張) 車の入退場規制あり(週末など、18:00〜翌朝5:00) https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/43737.html ・宿泊(テント、車中泊ともに)車1台、テント1張 1,200円(車中泊せず駐車だけなら無料?) ・管理人さんがいない場合は管理人棟内にある封筒に入れて集金箱に入れる ・水洗トイレ(女性用は洋式1つのみ利用可能だった、朝5時過ぎは行列だったらしい) ・炊事棟にテーブルベンチあり、水道からの水だが要煮沸と記載あり ・靴などは駐車場脇に沢がありそこで洗うようにと注意書きあり ・砂利のため場所によってはペグ刺さらないが石はある ・ほぼ平らで快適 駐車場 ・管理人さんは16時過ぎに到着 ・7/18(金)16:00前に到着した時は1/3程度の駐車、16:30〜17:00頃急に入場する車が増えた。18:00ゲート閉門。最終的に半分程度の駐車。 ・7/19(土)朝5:00でゲート前は車の行列 川入集落からゲートまで、ほぼすれ違いが出来ない道のため集落入口から車は入ってはいけないらしいが多くの車が入っていた(規制初日で対策が追い付かなかった?) 川入集落に臨時駐車場あり(ゲートまで約2km) ・7/21(月)連休最終日朝10時、2/3程度の車(川入の臨時駐車場にも10台以上停まっていた) 【御沢野営場以外の前泊】 ・いいで荘(御沢野営場まで車で約20分) http://www.sobanosato.jp/ ・川入集落(集落は無人) 民宿高見台のみ予約がある時のみ営業しているらしい (タクシー運転手さん情報) (ご主人は営業時のみ里から民宿に来るとのこと) 【日帰り温泉】 ・いいでの湯(御沢野営場から車で約20分)9:00〜 500円 http://www.sobanosato.jp/spa/ ・会津若松駅徒歩5分ほどに富士の湯あり 450円(ただし14時オープン) 営業時間が急に変更になること多い様子、HPで確認すること https://fujinoyu.jp/ 【装備の備忘録】 ・食料(行動食)が意外に少なかった(ギリギリ) ・お茶は多めに持参した方がよい、 ・塩分接種のためおみそ汁など多めがいいかも ・テント ゼログラム スルーハイク(ペグ刺さらず石利用) ・ストック ・ジェットボイル ・ダウンパンツ 不要 ・パタゴニア マイクロパフ(寝るときに着用) ・寝袋 イスカエアドライト160(360g) ・インナーシーツ 不要 ・念のためのスパッツ(雪渓用)不要 ・チェーンスパイク 持参しなかったが不要(時期やルートによってあった方が安心かも) ・サンダル 持参してよかった ・椅子 特に不要 ・アタックザック 持参したが水を多めに持ったため安定せず利用しなかった ・自宅から水筒に氷を入れて持って行ったがこれが大正解だった、初日登りの暑い時の冷たい水は最高、モンベルのアルパインサーモボトルは暑い夏でも30時間は氷が残っていた(持っていくときは氷のみで水は入れない) ・クラシエ 経口補水液のパウダー 必須(1日500ml×2袋利用) |
写真
装備
個人装備 |
テント泊装備
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