記録ID: 8443593
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
唐松岳・五竜岳「ゴンドラとリフトで楽々唐松&五竜」
2025年07月19日(土) 〜
2025年07月20日(日)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:02
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 2,058m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:37
距離 6.0km
登り 914m
下り 150m
2日目
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 9:44
距離 11.9km
登り 812m
下り 1,908m
天候 | 7月19日午前中は晴れ。八方池周辺の気温は19.5℃でしたが、風も弱く、行動中は暑い🥵。14時頃から稜線に雲が現れ始め、山頂付近がガスに包まれる時間が増える。時折雲が切れ、山々の姿が覗くものの、夕方以降は全体的に雲が優勢の空模様。 翌20日早朝4時頃は晴れ☀️、気温は10℃程度。行動前は薄手のダウンでちょうどよく、稜線上は昨日と同様風は弱く、薄手のベースレイヤーで行動可能。少し停滞するとアウターが欲しい程度。遠見尾根では、岩が熱せられてまるでロウリュウ🥵。振り返って五竜岳を仰ぐと、山頂部は雲に覆われ、稜線も終日雲の中。時折風で雲が流れるものの、全貌ははっきり見えない感じでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
東京19:24発~(北陸新幹線「かがやき539号」)~長野20:43着。長野駅近くに宿泊し、翌朝に善光寺へ参拝。善光寺大門7:50発~(アルピコ交通【特急バス】長野→白馬)~白馬八方バスターミナル9:35着~八方駅10:15発~(八方ゴンドラリフト「アダム」)~兎平駅~(アルペンクワッドリフト)~黒菱平~(グラートクワッドリフト)~八方尾根登山口(八方池山荘)10:43着。 〈復路〉 アルプス平駅15:00発~(白馬五竜テレキャビン)~とおみ駅15:08着。エスカルプラザ地下1階の日帰り温泉「白馬姫川温泉 竜神の湯」で入浴。その後、同行者さんが八方第三駐車場にデポしていた車まで送り、その後、まき🍶さんに乗せてもらって帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈八方尾根登山口(八方池山荘・標高1,830m)~八方池〉 綺麗に木道などで整備されていて歩きやすい。木道の周囲には高山植物が咲き誇り、気持ちの良いルート🌸ですが、人は多め😓 〈八方池~唐松岳頂上山荘(標高2,620m)〉 「下の樺」「上の樺」で木陰になりますが、風はなく暑い🥵 上の樺を過ぎてしばらく登ると「扇ノ雪渓」に出ます。暑いけど、雪渓を見ながら休憩すると少し涼しく感じられます❄️ 一部雪渓歩きもありましたが、つぼ足で問題なし👌 〈唐松岳頂上山荘~唐松岳(標高2,696m)〉 歩きやすいルートです🚶 頂上山荘を過ぎてすぐにコマクサの群生地があり感動🥰 唐松岳山頂からの眺めも素晴らしく、360度の絶景に拍手👏 〈唐松岳頂上山荘~五竜山荘(標高約2,490m)〉 出発してすぐに「牛首」の鎖場⛓️に突入。左右が切れ落ちた岩場の西側を30分ほど進み、鎖場を抜けると小ピークの大黒岳に到着⛰️ その先で稜線は大きく下り、最低コル(標高約2,460m)に到達します。最低コルから再び登り返して、五竜岳や鹿島槍ヶ岳の展望を楽しみながら稜線を進むと、赤い屋根の五竜山荘に到着🏠 全体的にアップダウンがあり、高度感や鎖場も含まれるため慎重さは必要ですが、変化に富み、絶景が広がる魅力的な縦走路です🌟 〈五竜山荘~五竜岳(標高2,814m)〉 五竜山荘から山頂までは、標高差約320mの急登⛰️ 最初はお花畑やハイマツ帯を進み、やがてガレ場や砂礫の急斜面となり、浮石も多く滑りやすいので注意⚠️ 途中からは岩稜帯となり、手を使う登りや鎖場もありますが、赤ペンキの目印があり迷いにくいです。山頂は広い岩場で、後立山連峰や日本海まで見渡せる絶景に感動😭 〈五竜山荘~アルプス平駅(標高約1,515m)〉 遠見尾根の分岐まで少し登った後、標高差約1,000mを一気に下るルート。後立山の絶景を背にして歩く開放的な道ですが、白岳を過ぎると急坂が続き、鎖場やザレた下り、痩せ尾根などが疲れた体にこたえます😅 途中の「大遠見」「中遠見」「小遠見」ではそれぞれ展望が開け、五竜岳や唐松岳を振り返る景色が美しいポイントのはずですが、今日は山頂に雲がかかって見えず☁️ 景色が開けても八方尾根に比べると地味でキツい印象でした😓 ただ、小遠見を過ぎると道は整備され歩きやすくなりビクトリーロードに。やがて白馬五竜スキー場のゴンドラ終点・アルプス平駅に到着します🚡 |
その他周辺情報 | ▪️Mash Café & Bed NAGANO https://nagano.mashcafe-bed.com ・住所: 長野県長野市南石堂町1426番 ・1階のレストランで地元のクラフトビールを楽しめる、リーズナブルなホステル(山小屋みたいな感じ) ・ドミトリー 男女共用 共用バスルームMixed dormitory1人1泊 \2,500~(税込/シーズンによって変動) ・ワークスペースで宿泊客は〈電源・wi-fi、飲み放題のフリードリンク」を無料で利用可能 ・CAFE LOUNGEカフェラウンジ DINNER TIME 14:00-22:00 (L.O.21:00) ・2階は男性専用、3階は女性専用とフロア別にシャワールームがあり、いつでも利用可能。シャワールームに、シャンプー・リンス・ボディソープ等のアメニティやドライヤーあり。同じフロアにトイレ、洗面所あり。 ▪️【特急バス】長野 - 白馬(予約不要) https://www.alpico.co.jp/traffic/express/nagano_hakuba/ 長野駅東口(8:20発)~白馬八方バスターミナル(9:35着) 長野駅東口~白馬八方(\2,900-) 〈のりば案内〉長野駅東口「8:20、9:50、11:00、14:00、17:10、18:20、20:00」 https://www.alpico.co.jp/traffic/station/nagano_sta/ 〈のりば案内〉善光寺大門「7:50」 https://www.alpico.co.jp/traffic/station/zenkoji_daimon/ ▪️八方アルペンライン https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/ ◎八方アルペンライン各リフト営業時間 ゴンドラリフト:6:30~16:50 アルペンクワッドリフト:6:45~16:40 グラートクワッドリフト:7:00~16:30 アルペンライン 片道\2,000- ▪️白馬五竜高山植物園 https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/summary/ 五竜テレキャビンの下り最終時間は16:30 片道\1,800- ▪️白馬五竜無料シャトルバス https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/common/pdf/bus2025.pdf エスカルプラザ発 → JR神城駅(12:20、14:20、14:45、15:00、15:30、最終16:30) ▪️神城駅~新宿 神城駅12:53発~(JR大糸線)~信濃大町駅13:25着、14:09発~(特急あずさ38号)~新宿駅17:25着 ▪️ 【特急バス】白馬五竜- 長野(予約不要) 〈のりば案内〉白馬五竜「11:20、14:55、16:00、17:55」 https://www.alpico.co.jp/traffic/station/hakuba_goryu/ 〈のりば案内〉五竜エスカルプラザ「15:00」 https://www.alpico.co.jp/traffic/station/escal_plaza/ ▪️唐松岳頂上山荘 http://karamatsu.jp テントサイト予約要、利用日の1か月前から順次WEBで受付、テント1張り2,000円+1人¥2,000-で合計¥4,000-、山荘ホームページの「予約済みのお客様へhttp://karamatsu.jp/visitor.html」から「お疲れさまでしたhttp://karamatsu.jp/img/file.pdf」をダウンロード、予約番号と全員の詳細を記入して当日山荘受付に提出要 |
写真
今夜のお宿「Mash Café & Bed NAGANO】1人1泊 \2,500~(税込/シーズンによって変動)と格安。入口がわかりにくいですが、1階正面からカフェに入って、カフェのレジのところがチェックインカウンターです
山門(三門)「重要文化財」 「三門」という名称は、仏教で説かれる三つの解脱の道(空門・無相門・無願門)に由来し、この門をくぐることで煩悩を離れ、悟りの境地に近づくとされているようです
内部は撮影不可です。本堂入ってすぐに「びんずる尊者」が安置されていて「自身の身体の悪い所と同じ箇所を撫でることで、信者の身体を癒すと言われています」とのことなので、頭と膝を撫でさせていただきました😌
国宝・善光寺の本堂に安置されている御本尊は、日本最古の仏像のひとつと伝わる「一光三尊阿弥陀如来像(いっこうさんぞんあみだにょらいぞう)」。ちょうど朝の御勤めが行われていて、お経が響く本堂内は、厳かで荘厳な雰囲気に包まれていました
まだ、バス🚌発車まで時間あるので、6:30から営業しているスタバへ。地元の常連さんが沢山いらっしゃる、いい雰囲気の店内で、店員さんも素敵でした。日本に出店し始めたStarbucksって、こんな感じだったな
善光寺大門からは5名ほど。この後、出発してすぐの「善光寺大門」の交差点で信号待ちしている時、80歳くらいの老人がバス🚌を叩いてきた😳 どうやら観光案内していた客がバスに乗り遅れたらしく「ここで乗せろ」と言っているらしい。運転手さんが「出発時間は過ぎているし、交差点では乗せられない」と言っているのにバスから離れず叩き続ける老人、そんなやりとりが10分ほど続いた😥
日の入頃に唐松岳へ。山荘過ぎてすぐにコマクサの群落があって感動。この手前の山荘前で、いつも一緒に登っている「まき🍶」さんと偶然遭遇。明日は五竜とのことなので、ご一緒することに
撮影機器:
装備
個人装備 |
【合計重量13kg】
テント(finetrack カミナモノポール2)
寝袋(mont-bell ドライ シームレス ダウンハガー900 #3)
枕(NEMO フィッロエリート)
シュラフマット(Thermarest ネオエアー ウーバーライト R値2.3)
防寒着上()
雨具上(MILLET ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット)
雨具下(MILLET ティフォン 50000 ストレッチ パンツ)
帽子()
ベースレイヤー上
ベースレイヤー下(mont-bell ジオライン クールメッシュトランクス)
ミッドレイヤー()
ザック()
火気
カップ(エバニューTi 570FD Cup)
食事(4食分)
行動食色々
非常食1食分
飲料水1日目(ポカリ500ml、水500ml)
調理用水1日目(400ml)
飲料水2日目(ポカリ500ml、水1500ml)
調理用水2日目(400ml)
笛・ハサミ・小型ナイフ
ヘッドランプ(PETZL IKO CORE E104BA00 500ルーメン)
ヘッドランプ予備バッテリー(PETZL コア E99ACA)
予備ヘッドランプ
ヘルメット(PETZL シロッコ)
ファーストエイドキット
衛生用品(簡易トイレキットなど)
日焼け止め
サングラス
保険証
スマホ(iPhone 14 Pro Max)
スマホ充電器()
Apple Watch
タオル×2
座布団
ストック(ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ)
ココヘリ
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感想
久しぶりのテント泊⛺️ 荷物はずっしり重たかったけど、それすらも「山に来たなぁ~!」って感じで、なんだか嬉しい😊 静かなテント場でのんびり過ごす時間、やっぱり最高です✨
夏は、初めての八方尾根、これがまた素晴らしい! どこまでも続く稜線と、咲き誇る高山植物たち🌸 そのひとつひとつに足を止めてしまうほど、美しくて気持ちがいい!何度でも歩きたくなる、そんな魅力が詰まった尾根でした。
そして、唐松岳・五竜岳、それぞれ違った表情を見せてくれる山頂に感動!⛰️ そしてそれをつなぐ稜線は、高度感たっぷりのスリリングな岩場から、のびやかな稜線歩きまで、まさに変化の連続で飽きるヒマなし!ずっと「楽しい!」が続く最高の縦走ルートでした😍
遠見尾根は…はい、正直キツかったです💦
長くて単調で、まるで下山界の修行。でも!そのぶん、高山植物園にたどり着いた瞬間の喜びといったら!達成感で!頑張った自分を褒めてあげたい🙂↕️
そして何よりも嬉しかったのは・・・なんと唐松岳頂上山荘で、偶然にも山友とバッタリ再会!こんな奇跡ある!?っていうくらいびっくりで、現実とは思えない感覚でした😁 やっぱり山って、こういうドラマがあるからいいね👍
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本日ポリープ切除手術のため1週間多忙でしたが、やっとゆっくり拝見しております🙇(病院の待合室で🤣)
今回は、冬の修行モードとは違って、平和な唐松岳&五竜岳をのんびり満喫できました😊リベンジはまた雪山シーズンに!…でもそのときは、くれぐれも無理しすぎずに行きます💦
しばらくはお酒🍺も「少なめ」にして(←ここ大事笑)、ゆっくり体を休めてくださいね👍
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