朳差岳


- GPS
- 09:51
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,662m
- 下り
- 1,659m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:50
まだ暗い3時頃に新発田市の宿を出て、奥胎内ヒュッテへ。そこからは足の松尾根登山口まで乗合自動車が運行されているので(土日休日のみ)、それを使用させてもらいます。4時ごろ到着したのですが、既に多くの車が。前日から避難小屋で泊っている人もいるだろうとは思ったものの、何だか落ち着かず、予定時刻の1時間前、4時半ごろに乗合自動車の乗り場に行ったところ、誰もおらず、先頭でした。1時間暇だなと思いつつ待っていると、なんと4:50頃に乗合自動車が到着。5:30まで待たずに人数が集まった段階で出発してくれたため、5時には登山口に到着する事が出来ました。車なら10分ほどですが、歩くと1時間。。ロングコースだけにこの乗合自動車は大変ありがたいサービスです。基本無料ですが、協力金(任意)を支払わせていただきました。
登山道は最初の少しだけなだらかなものの、ほどなく急登に。。長丁場である事に加えて体調の不安もあったため、極力疲れを蓄積しないよう丁寧に登って行きました。しばらく進むと、登山道は痩せ尾根となり、ゴツゴツした岩や、木の根を足掛かりに進むような道に。所々ロープなどは設置されていますが、左右が切れ落ちており、転落したらただでは済まないような場所が続きます。慎重に歩を進めました。
姫子の峰など、ヤマレコの地図ではピーク認定されていないピークをいくつか越えながら尾根道を登って行きますが、前半は思ったより好調。しかし、水場分岐を越えて少しした辺りから、見晴らしの良い場所が増えてきて、その分直射日光が差してくるように。。水分補給や体温調節には気を付けていたつもりでしたが、登り後半になって一気に疲れが出てきました。鼻水や痰も絡んできたため、これはあかんかなと思いつつ、時間や水分量的にはまだ余裕があったため、ひとまず大石山までは行ってみようという事にして、黙々と進みました。
何とか大石山まで到着する頃にはかなり疲労が蓄積。撤退も考えるような状態でしたが、地図をみると朳差岳まであとわずか1時間半ほど。気軽に来れる場所ではない事もあり、撤退に踏ん切りがつかず、山行を継続する事としてしまいました。
大石山から朳差岳までなだらかに続いているのであれば良いのですが、間には尖った鉾立峰。。。そこまで大きな高低差では無いとはいえ、疲れた体には堪えました。それでも、たくさんの高山植物と、わずかな風に癒されながら無心で進み続け、何とか朳差岳を登頂する事が出来ました。昨日の二王子岳に続き、山頂からは素晴らしい景色。しかしながら景色を堪能できる余裕も無かったためか、今となってはあまり風景の印象が残っていません。。。
何とか登頂はしたものの、帰りもロングルート。しかも、鉾立峰、大石山までの登り返しあり。。ここまで来たらあとは無心に一歩一歩進むしかありません。どんどんと後続の人に抜かれましたが、まだ焦るような時間ではなかったため、休み休み、とにかく何とか下山するという意識で進んでいきました。大石山までの登り返しもきつかったですが、そこからもとにかく長い。。。いつものようにはペースが上がらない中、30分ほど歩いては休んでクールダウンして、というサイクルを何度も繰り返して、下山してきました。飲料を3リットル持っていったため、途中で切れるという事が無かったのは良かった点でした。痩せ尾根ゾーンは登り以上に下りは危険。足元がふらついていたため、転ばないように気を張って歩きました。
ヘロヘロになりながらなんとか登山口まで辿り着くと、ちょうどのタイミングで乗合自動車が到着。そのまま乗せていただき、無事帰還することが出来ました。その日は宿で泥のように眠り、翌日は登山なしで岐阜まで帰宅。帰って夜体温を測ると、38.8℃。。。何とか遠方の二百名山を2座踏破で来たものの、無理が出来る歳では無いと、深く反省しました。。。
日本二百名山: 67/100
新潟100名山 : 32/100
甲信越百名山 : 97/100 あと少し!
日本の山岳標高1003山 : 372/1059
新潟県の山(分県登山ガイド) : 25/67
日本の山1000 : 385/1000
東北百名山(1990) : 16/102
越後百山 : 34/100
、
天候 | 晴れ 猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
7/20、日本二百名山の朳差岳(えぶりさしだけ)に行ってきました。前日の二王子岳に続いての遠征登山です。夏風邪ぎみだった事と暑さで、前日の登山ではバテバテ。。。熱中症と思しき体調不良でした。そこからの連チャン登山であり、しかも朳差岳はコースタイム10時間ほどののロングコース。そしてこの日も熱中症アラートが出ている状況。今回は諦めようかと悩みつつ、早朝に起きてみると体の不調は概ね納まっているように感じたため、行ける所まで行って、厳しければ撤退と思い、出発しました。
まだ暗い3時頃に新発田市の宿を出て、奥胎内ヒュッテへ。そこからは足の松尾根登山口まで乗合自動車が運行されているので(土日休日のみ)、それを使用させてもらいます。4時ごろ到着したのですが、既に多くの車が。前日から避難小屋で泊っている人もいるだろうとは思ったものの、何だか落ち着かず、予定時刻の1時間前、4時半ごろに乗合自動車の乗り場に行ったところ、誰もおらず、先頭でした。1時間暇だなと思いつつ待っていると、なんと4:50頃に乗合自動車が到着。5:30まで待たずに人数が集まった段階で出発してくれたため、5時には登山口に到着する事が出来ました。車なら10分ほどですが、歩くと1時間。。ロングコースだけにこの乗合自動車は大変ありがたいサービスです。基本無料ですが、協力金(任意)を支払わせていただきました。
登山道は最初の少しだけなだらかなものの、ほどなく急登に。。長丁場である事に加えて体調の不安もあったため、極力疲れを蓄積しないよう丁寧に登って行きました。しばらく進むと、登山道は痩せ尾根となり、ゴツゴツした岩や、木の根を足掛かりに進むような道に。所々ロープなどは設置されていますが、左右が切れ落ちており、転落したらただでは済まないような場所が続きます。慎重に歩を進めました。
姫子の峰など、ヤマレコの地図ではピーク認定されていないピークをいくつか越えながら尾根道を登って行きますが、前半は思ったより好調。しかし、水場分岐を越えて少しした辺りから、見晴らしの良い場所が増えてきて、その分直射日光が差してくるように。。水分補給や体温調節には気を付けていたつもりでしたが、登り後半になって一気に疲れが出てきました。鼻水や痰も絡んできたため、これはあかんかなと思いつつ、時間や水分量的にはまだ余裕があったため、ひとまず大石山までは行ってみようという事にして、黙々と進みました。
何とか大石山まで到着する頃にはかなり疲労が蓄積。撤退も考えるような状態でしたが、地図をみると朳差岳まであとわずか1時間半ほど。気軽に来れる場所ではない事もあり、撤退に踏ん切りがつかず、山行を継続する事としてしまいました。
大石山から朳差岳までなだらかに続いているのであれば良いのですが、間には尖った鉾立峰。。。そこまで大きな高低差では無いとはいえ、疲れた体には堪えました。それでも、たくさんの高山植物と、わずかな風に癒されながら無心で進み続け、何とか朳差岳を登頂する事が出来ました。昨日の二王子岳に続き、山頂からは素晴らしい景色。しかしながら景色を堪能できる余裕も無かったためか、今となってはあまり風景の印象が残っていません。。。
何とか登頂はしたものの、帰りもロングルート。しかも、鉾立峰、大石山までの登り返しあり。。ここまで来たらあとは無心に一歩一歩進むしかありません。どんどんと後続の人に抜かれましたが、まだ焦るような時間ではなかったため、休み休み、とにかく何とか下山するという意識で進んでいきました。大石山までの登り返しもきつかったですが、そこからもとにかく長い。。。いつものようにはペースが上がらない中、30分ほど歩いては休んでクールダウンして、というサイクルを何度も繰り返して、下山してきました。飲料を3リットル持っていったため、途中で切れるという事が無かったのは良かった点でした。痩せ尾根ゾーンは登り以上に下りは危険。足元がふらついていたため、転ばないように気を張って歩きました。
ヘロヘロになりながらなんとか登山口まで辿り着くと、ちょうどのタイミングで乗合自動車が到着。そのまま乗せていただき、無事帰還することが出来ました。その日は宿で泥のように眠り、翌日は登山なしで岐阜まで帰宅。帰って夜体温を測ると、38.8℃。。。何とか遠方の二百名山を2座踏破で来たものの、無理が出来る歳では無いと、深く反省しました。。。
日本二百名山: 67/100
新潟100名山 : 32/100
甲信越百名山 : 97/100 あと少し!
日本の山岳標高1003山 : 372/1059
新潟県の山(分県登山ガイド) : 25/67
日本の山1000 : 385/1000
東北百名山(1990) : 16/102
越後百山 : 34/100
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