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Yamareco

記録ID: 8456563
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

朳差岳

2025年07月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:51
距離
13.5km
登り
1,662m
下り
1,659m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:59
休憩
0:51
合計
9:50
距離 13.5km 登り 1,662m 下り 1,659m
5:44
5:48
23
6:11
6:16
11
6:27
6:29
26
6:55
6:56
38
7:34
7:37
44
8:21
8:22
7
8:29
8:36
45
9:21
9:25
34
9:59
5
10:04
10:22
4
10:26
29
10:55
51
11:46
11:51
4
11:55
27
12:22
33
12:55
24
13:19
14
13:33
34
14:07
14:08
43
14:52
ゴール地点
7/20、日本二百名山の朳差岳(えぶりさしだけ)に行ってきました。前日の二王子岳に続いての遠征登山です。夏風邪ぎみだった事と暑さで、前日の登山ではバテバテ。。。熱中症と思しき体調不良でした。そこからの連チャン登山であり、しかも朳差岳はコースタイム10時間ほどののロングコース。そしてこの日も熱中症アラートが出ている状況。今回は諦めようかと悩みつつ、早朝に起きてみると体の不調は概ね納まっているように感じたため、行ける所まで行って、厳しければ撤退と思い、出発しました。
まだ暗い3時頃に新発田市の宿を出て、奥胎内ヒュッテへ。そこからは足の松尾根登山口まで乗合自動車が運行されているので(土日休日のみ)、それを使用させてもらいます。4時ごろ到着したのですが、既に多くの車が。前日から避難小屋で泊っている人もいるだろうとは思ったものの、何だか落ち着かず、予定時刻の1時間前、4時半ごろに乗合自動車の乗り場に行ったところ、誰もおらず、先頭でした。1時間暇だなと思いつつ待っていると、なんと4:50頃に乗合自動車が到着。5:30まで待たずに人数が集まった段階で出発してくれたため、5時には登山口に到着する事が出来ました。車なら10分ほどですが、歩くと1時間。。ロングコースだけにこの乗合自動車は大変ありがたいサービスです。基本無料ですが、協力金(任意)を支払わせていただきました。
登山道は最初の少しだけなだらかなものの、ほどなく急登に。。長丁場である事に加えて体調の不安もあったため、極力疲れを蓄積しないよう丁寧に登って行きました。しばらく進むと、登山道は痩せ尾根となり、ゴツゴツした岩や、木の根を足掛かりに進むような道に。所々ロープなどは設置されていますが、左右が切れ落ちており、転落したらただでは済まないような場所が続きます。慎重に歩を進めました。
姫子の峰など、ヤマレコの地図ではピーク認定されていないピークをいくつか越えながら尾根道を登って行きますが、前半は思ったより好調。しかし、水場分岐を越えて少しした辺りから、見晴らしの良い場所が増えてきて、その分直射日光が差してくるように。。水分補給や体温調節には気を付けていたつもりでしたが、登り後半になって一気に疲れが出てきました。鼻水や痰も絡んできたため、これはあかんかなと思いつつ、時間や水分量的にはまだ余裕があったため、ひとまず大石山までは行ってみようという事にして、黙々と進みました。
何とか大石山まで到着する頃にはかなり疲労が蓄積。撤退も考えるような状態でしたが、地図をみると朳差岳まであとわずか1時間半ほど。気軽に来れる場所ではない事もあり、撤退に踏ん切りがつかず、山行を継続する事としてしまいました。
大石山から朳差岳までなだらかに続いているのであれば良いのですが、間には尖った鉾立峰。。。そこまで大きな高低差では無いとはいえ、疲れた体には堪えました。それでも、たくさんの高山植物と、わずかな風に癒されながら無心で進み続け、何とか朳差岳を登頂する事が出来ました。昨日の二王子岳に続き、山頂からは素晴らしい景色。しかしながら景色を堪能できる余裕も無かったためか、今となってはあまり風景の印象が残っていません。。。
何とか登頂はしたものの、帰りもロングルート。しかも、鉾立峰、大石山までの登り返しあり。。ここまで来たらあとは無心に一歩一歩進むしかありません。どんどんと後続の人に抜かれましたが、まだ焦るような時間ではなかったため、休み休み、とにかく何とか下山するという意識で進んでいきました。大石山までの登り返しもきつかったですが、そこからもとにかく長い。。。いつものようにはペースが上がらない中、30分ほど歩いては休んでクールダウンして、というサイクルを何度も繰り返して、下山してきました。飲料を3リットル持っていったため、途中で切れるという事が無かったのは良かった点でした。痩せ尾根ゾーンは登り以上に下りは危険。足元がふらついていたため、転ばないように気を張って歩きました。
ヘロヘロになりながらなんとか登山口まで辿り着くと、ちょうどのタイミングで乗合自動車が到着。そのまま乗せていただき、無事帰還することが出来ました。その日は宿で泥のように眠り、翌日は登山なしで岐阜まで帰宅。帰って夜体温を測ると、38.8℃。。。何とか遠方の二百名山を2座踏破で来たものの、無理が出来る歳では無いと、深く反省しました。。。


日本二百名山: 67/100
新潟100名山 : 32/100
甲信越百名山 : 97/100 あと少し!
日本の山岳標高1003山 : 372/1059
新潟県の山(分県登山ガイド) : 25/67
日本の山1000 : 385/1000
東北百名山(1990) : 16/102
越後百山 : 34/100



天候 晴れ 猛暑
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥胎内ヒュッテから登山口まで乗合自動車利用。
まだ暗いうちに新発田市の宿を出て4時頃、奥胎内ヒュッテ前の駐車場に到着。前日から山小屋に泊まっている人もいるだろうけど、すでに沢山の車です。
2025年07月20日 04:18撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 4:18
まだ暗いうちに新発田市の宿を出て4時頃、奥胎内ヒュッテ前の駐車場に到着。前日から山小屋に泊まっている人もいるだろうけど、すでに沢山の車です。
登山者も多いし、乗合自動車待ちの列が出来そうだと思い、定刻の1時間前に乗り場へ。さすがに誰もおらず、先頭でした。。
2025年07月20日 04:27撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 4:27
登山者も多いし、乗合自動車待ちの列が出来そうだと思い、定刻の1時間前に乗り場へ。さすがに誰もおらず、先頭でした。。
予定時刻よりだいぶ早く、乗合自動車到着。5:30まで待たず、人数が揃ったら出発してくれました。協力金を車内の募金箱に入れます。
2025年07月20日 04:43撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 4:43
予定時刻よりだいぶ早く、乗合自動車到着。5:30まで待たず、人数が揃ったら出発してくれました。協力金を車内の募金箱に入れます。
車なのであっという間に登山口に到着。これだけの区間をカット出来るのは大変ありがたい。
2025年07月20日 05:02撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:02
車なのであっという間に登山口に到着。これだけの区間をカット出来るのは大変ありがたい。
序盤だけなだらか。
2025年07月20日 05:04撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:04
序盤だけなだらか。
すぐに急登になります。。かなりの斜度が続きます。
2025年07月20日 05:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:09
すぐに急登になります。。かなりの斜度が続きます。
ほどなく、岩と根っこの絡まる痩せ尾根の道に。
2025年07月20日 05:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:14
ほどなく、岩と根っこの絡まる痩せ尾根の道に。
所々設置してあるロープなども頼りにしつつ、よじ登っていきます。
2025年07月20日 05:24撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:24
所々設置してあるロープなども頼りにしつつ、よじ登っていきます。
所々で視界が開けます。
2025年07月20日 05:36撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:36
所々で視界が開けます。
なかなか楽しい道ですが、左右が切れ落ちていたりするため、慎重に足場を選びながら進みます。
2025年07月20日 05:36撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:36
なかなか楽しい道ですが、左右が切れ落ちていたりするため、慎重に足場を選びながら進みます。
姫子の峰 到着
2025年07月20日 05:45撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:45
姫子の峰 到着
土地勘が無いのでどこがどこだか分かりませんが、良い眺めです。
2025年07月20日 05:46撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 5:46
土地勘が無いのでどこがどこだか分かりませんが、良い眺めです。
2025年07月20日 05:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, ARYamaNavi
7/20 5:47
正面が地神山?
2025年07月20日 05:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, ARYamaNavi
7/20 5:47
正面が地神山?
朝日を浴びる山々
2025年07月20日 06:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:05
朝日を浴びる山々
痩せ尾根の細かなアップダウンが続きます。
2025年07月20日 06:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:09
痩せ尾根の細かなアップダウンが続きます。
慎重に慎重に。
2025年07月20日 06:11撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:11
慎重に慎重に。
左右は切れ落ちてます。。
2025年07月20日 06:12撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:12
左右は切れ落ちてます。。
滝見場
2025年07月20日 06:28撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:28
滝見場
滝が見えましたが、遠い。。。
2025年07月20日 06:29撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:29
滝が見えましたが、遠い。。。
英三ノ峰 通過
2025年07月20日 06:29撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:29
英三ノ峰 通過
まだまだ先は長い。。
2025年07月20日 06:52撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:52
まだまだ先は長い。。
ヒドノ峰 通過。
2025年07月20日 06:57撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:57
ヒドノ峰 通過。
2025年07月20日 06:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:58
登山道から少し離れた窪地に雪が見えました。
2025年07月20日 06:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 6:58
登山道から少し離れた窪地に雪が見えました。
展望は良いのですが、この辺りから日当たりの良い道となり、日差しが暑い。。。
2025年07月20日 07:11撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 7:11
展望は良いのですが、この辺りから日当たりの良い道となり、日差しが暑い。。。
イチジ峰 通過。
2025年07月20日 07:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 7:35
イチジ峰 通過。
西ノ峰 通過。だいぶバテてきたものの、とりあえず大石山までは行こうと頑張ります。
2025年07月20日 08:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:23
西ノ峰 通過。だいぶバテてきたものの、とりあえず大石山までは行こうと頑張ります。
まだ遠いなぁ。。。
2025年07月20日 08:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:23
まだ遠いなぁ。。。
ミヤマクルマバナ(深山車花)
2025年07月20日 08:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:25
ミヤマクルマバナ(深山車花)
ヤマハハコ(山母子)
2025年07月20日 08:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:25
ヤマハハコ(山母子)
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
2025年07月20日 08:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:25
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
大石山 到着。だいぶ疲労が溜まってきています。進むべきか退くべきか。。。
2025年07月20日 08:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:30
大石山 到着。だいぶ疲労が溜まってきています。進むべきか退くべきか。。。
朳差岳までコースタイムで1時間半ほど。簡単にはリベンジに来れないので、頑張るか。。
2025年07月20日 08:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:30
朳差岳までコースタイムで1時間半ほど。簡単にはリベンジに来れないので、頑張るか。。
ハクサンフウロ(白山風露)。大石山から先は高山植物の宝庫。
2025年07月20日 08:38撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:38
ハクサンフウロ(白山風露)。大石山から先は高山植物の宝庫。
お花畑
2025年07月20日 08:38撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:38
お花畑
コースタイムで見るより遠くに見える。。。
2025年07月20日 08:38撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:38
コースタイムで見るより遠くに見える。。。
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)
2025年07月20日 08:39撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:39
タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)
ハクサンオミナエシ(白山女郎花)?
2025年07月20日 08:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:40
ハクサンオミナエシ(白山女郎花)?
タカネナデシコ(高嶺撫子)?
2025年07月20日 08:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:40
タカネナデシコ(高嶺撫子)?
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
2025年07月20日 08:41撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:41
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
ニッコウキスゲ(日光黄菅)
2025年07月20日 08:42撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:42
ニッコウキスゲ(日光黄菅)
コオニユリ(小鬼百合)
2025年07月20日 08:43撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:43
コオニユリ(小鬼百合)
コオニユリ(小鬼百合)
2025年07月20日 08:52撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:52
コオニユリ(小鬼百合)
シナノオトギリ(信濃弟切) 写真を撮るためにしゃがむ気力が無く、写真が遠い。。
2025年07月20日 08:53撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:53
シナノオトギリ(信濃弟切) 写真を撮るためにしゃがむ気力が無く、写真が遠い。。
鉾立峰が近付いてきました。
2025年07月20日 08:53撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 8:53
鉾立峰が近付いてきました。
急登。。無心で登りました。
2025年07月20日 09:04撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:04
急登。。無心で登りました。
振り返って。とても良い雰囲気だけど、帰りの登り返しを考えると。。。
2025年07月20日 09:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:14
振り返って。とても良い雰囲気だけど、帰りの登り返しを考えると。。。
鉾立峰 通過。暑いので通過。。
2025年07月20日 09:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:23
鉾立峰 通過。暑いので通過。。
あとは朳差岳まで一踏ん張り。思ったより遠い。。。
2025年07月20日 09:23撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:23
あとは朳差岳まで一踏ん張り。思ったより遠い。。。
2025年07月20日 09:24撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:24
素晴らしい眺望が続きますが、楽しむ余裕が無い。。
2025年07月20日 09:24撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:24
素晴らしい眺望が続きますが、楽しむ余裕が無い。。
2025年07月20日 09:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:25
イブキトラノオのお花畑。
2025年07月20日 09:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:35
イブキトラノオのお花畑。
避難小屋が見えたら本当のラストスパート。
2025年07月20日 09:58撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 9:58
避難小屋が見えたら本当のラストスパート。
ずっとお花畑
2025年07月20日 10:00撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:00
ずっとお花畑
何とか朳差岳登頂!!!疲れた。。
2025年07月20日 10:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:05
何とか朳差岳登頂!!!疲れた。。
登って来た道。帰路でも存在感のありそうな鉾立峰が。。
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
登って来た道。帰路でも存在感のありそうな鉾立峰が。。
ちょっと雲がかかってきましたがこの今日はむしろ歓迎。。
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
ちょっと雲がかかってきましたがこの今日はむしろ歓迎。。
海側の眺め
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
海側の眺め
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
パノラマ撮影
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
パノラマ撮影
別の向きもパノラマ撮影
2025年07月20日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/20 10:15
別の向きもパノラマ撮影
さて、帰路も頑張るか。。。
2025年07月20日 10:24撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:24
さて、帰路も頑張るか。。。
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
2025年07月20日 10:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:25
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
オヤマソバ(御山蕎麦)
2025年07月20日 10:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:25
オヤマソバ(御山蕎麦)
鉾立峰、大石山の登り返しがきつい。。休み休み進みます。
2025年07月20日 10:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:34
鉾立峰、大石山の登り返しがきつい。。休み休み進みます。
タテヤマウツボグサ(立山靫草)
2025年07月20日 10:36撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:36
タテヤマウツボグサ(立山靫草)
ひとまず鉾立峰 登り返し成功
2025年07月20日 10:56撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 10:56
ひとまず鉾立峰 登り返し成功
さらに無心で歩き、大石山 登り返し成功。
2025年07月20日 11:48撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 11:48
さらに無心で歩き、大石山 登り返し成功。
後は基本的に下り基調。日差しが暑い。。
2025年07月20日 11:59撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 11:59
後は基本的に下り基調。日差しが暑い。。
痩せ尾根は足をもつらせないように慎重に。体温がすぐに上がる感じがするので、休み休み。。。
2025年07月20日 13:10撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 13:10
痩せ尾根は足をもつらせないように慎重に。体温がすぐに上がる感じがするので、休み休み。。。
下の方が危険度が高いので、気を張って進みます。
2025年07月20日 13:33撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 13:33
下の方が危険度が高いので、気を張って進みます。
登山口まで何とか戻って来たところ、ちょうど乗合自動車が来たのですぐに乗る事が出来ました。無事帰還でホッとしました。。。
2025年07月20日 15:06撮影 by  Canon EOS M200, Canon
7/20 15:06
登山口まで何とか戻って来たところ、ちょうど乗合自動車が来たのですぐに乗る事が出来ました。無事帰還でホッとしました。。。

感想

7/20、日本二百名山の朳差岳(えぶりさしだけ)に行ってきました。前日の二王子岳に続いての遠征登山です。夏風邪ぎみだった事と暑さで、前日の登山ではバテバテ。。。熱中症と思しき体調不良でした。そこからの連チャン登山であり、しかも朳差岳はコースタイム10時間ほどののロングコース。そしてこの日も熱中症アラートが出ている状況。今回は諦めようかと悩みつつ、早朝に起きてみると体の不調は概ね納まっているように感じたため、行ける所まで行って、厳しければ撤退と思い、出発しました。
まだ暗い3時頃に新発田市の宿を出て、奥胎内ヒュッテへ。そこからは足の松尾根登山口まで乗合自動車が運行されているので(土日休日のみ)、それを使用させてもらいます。4時ごろ到着したのですが、既に多くの車が。前日から避難小屋で泊っている人もいるだろうとは思ったものの、何だか落ち着かず、予定時刻の1時間前、4時半ごろに乗合自動車の乗り場に行ったところ、誰もおらず、先頭でした。1時間暇だなと思いつつ待っていると、なんと4:50頃に乗合自動車が到着。5:30まで待たずに人数が集まった段階で出発してくれたため、5時には登山口に到着する事が出来ました。車なら10分ほどですが、歩くと1時間。。ロングコースだけにこの乗合自動車は大変ありがたいサービスです。基本無料ですが、協力金(任意)を支払わせていただきました。
登山道は最初の少しだけなだらかなものの、ほどなく急登に。。長丁場である事に加えて体調の不安もあったため、極力疲れを蓄積しないよう丁寧に登って行きました。しばらく進むと、登山道は痩せ尾根となり、ゴツゴツした岩や、木の根を足掛かりに進むような道に。所々ロープなどは設置されていますが、左右が切れ落ちており、転落したらただでは済まないような場所が続きます。慎重に歩を進めました。
姫子の峰など、ヤマレコの地図ではピーク認定されていないピークをいくつか越えながら尾根道を登って行きますが、前半は思ったより好調。しかし、水場分岐を越えて少しした辺りから、見晴らしの良い場所が増えてきて、その分直射日光が差してくるように。。水分補給や体温調節には気を付けていたつもりでしたが、登り後半になって一気に疲れが出てきました。鼻水や痰も絡んできたため、これはあかんかなと思いつつ、時間や水分量的にはまだ余裕があったため、ひとまず大石山までは行ってみようという事にして、黙々と進みました。
何とか大石山まで到着する頃にはかなり疲労が蓄積。撤退も考えるような状態でしたが、地図をみると朳差岳まであとわずか1時間半ほど。気軽に来れる場所ではない事もあり、撤退に踏ん切りがつかず、山行を継続する事としてしまいました。
大石山から朳差岳までなだらかに続いているのであれば良いのですが、間には尖った鉾立峰。。。そこまで大きな高低差では無いとはいえ、疲れた体には堪えました。それでも、たくさんの高山植物と、わずかな風に癒されながら無心で進み続け、何とか朳差岳を登頂する事が出来ました。昨日の二王子岳に続き、山頂からは素晴らしい景色。しかしながら景色を堪能できる余裕も無かったためか、今となってはあまり風景の印象が残っていません。。。
何とか登頂はしたものの、帰りもロングルート。しかも、鉾立峰、大石山までの登り返しあり。。ここまで来たらあとは無心に一歩一歩進むしかありません。どんどんと後続の人に抜かれましたが、まだ焦るような時間ではなかったため、休み休み、とにかく何とか下山するという意識で進んでいきました。大石山までの登り返しもきつかったですが、そこからもとにかく長い。。。いつものようにはペースが上がらない中、30分ほど歩いては休んでクールダウンして、というサイクルを何度も繰り返して、下山してきました。飲料を3リットル持っていったため、途中で切れるという事が無かったのは良かった点でした。痩せ尾根ゾーンは登り以上に下りは危険。足元がふらついていたため、転ばないように気を張って歩きました。
ヘロヘロになりながらなんとか登山口まで辿り着くと、ちょうどのタイミングで乗合自動車が到着。そのまま乗せていただき、無事帰還することが出来ました。その日は宿で泥のように眠り、翌日は登山なしで岐阜まで帰宅。帰って夜体温を測ると、38.8℃。。。何とか遠方の二百名山を2座踏破で来たものの、無理が出来る歳では無いと、深く反省しました。。。


日本二百名山: 67/100
新潟100名山 : 32/100
甲信越百名山 : 97/100 あと少し!
日本の山岳標高1003山 : 372/1059
新潟県の山(分県登山ガイド) : 25/67
日本の山1000 : 385/1000
東北百名山(1990) : 16/102
越後百山 : 34/100



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