折立から黒部五郎岳、新穂高へ 雨の中の雷鳥との散歩


- GPS
- 23:54
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 2,575m
- 下り
- 2,859m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:24
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:35
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:46
天候 | 2025/08/07 土砂降り(視界不良・計画変更) 2025/08/08 早朝は雨 → のち曇り時々晴れ(稜線で雷鳥に遭遇) 2025/08/09 快晴 → のち晴れ時々曇り 1日目は折立に着いた時点で雨。徐々に上がるだろうという見込みのもと登り始め、途中本降り。木道も土もよく滑り、視界も悪く、初日の目的地だった薬師沢小屋は断念。徒渉点が増水とのことで、太郎平小屋での停泊に切り替えました。2日目の朝はまだ雨でしたが、徐々に回復。3日目はご褒美の快晴スタートでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
• 行き:毎日アルペン号で折立へ(夜行) • 帰り:新穂高温泉 → 平湯温泉 →(高速バス)→ 新宿 平湯温泉から新宿バスタ行きは、濃尾バスと京王バスの共同運行で、午後6時15分発の最終便に乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
• 折立~太郎平:雨天時は木道・泥濘ともに滑りやすい。視界不良だとペースが落ちます。 • 太郎平~薬師沢(未遂):第一~第三徒渉点は雨量次第で短時間に増水。この日は水量が高く渡れず、停泊、ルート変更しました。 • 太郎平~北ノ俣~黒部五郎:道形明瞭。浮石・ガレあり。 • 三俣蓮華岳~双六~鏡平~新穂高:展望良好な区間。木道・階段は濡れると転倒注意。下りが長く、最後の林道のアスファルトが脚へきます。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉バスターミナル徒歩5分のひらゆの森は、日帰り入浴可。硫黄臭、湯の花が浮き露天風呂が広い。700円でした。 |
写真
感想
1日目
折立からスタート。徐々に雨足が弱まるだろうという読みは外れて、段々と土砂降りになり、太郎平までも慎重歩行。途中すれ違った方に、薬師沢の方面は増水で徒渉できないとの情報を教えていただく。太郎平小屋で改めて確認し、停泊に変更。早めに切り上げ。小屋でビールをいただきつつ、全体の工程を練り直し。
2日目
早朝は小雨と風。北俣稜線に上がる頃に雲が切れ、先行の方に教えていただいた雷鳥としばらく“並走”。段々と雨が上がり、雲ノ平を下に眺めつつ、黒部五郎岳から水晶岳を眺める。黒部五郎小舎のテント場に泊。
3日目
夜明けは快晴。三俣蓮華からの朝焼け、双六からの槍・穂高の眺めが素晴らしい。雄大な山々を眺めながらの稜線歩きという最高の時間を過ごすことができました。長い下りを歩き切って新穂高へ。
夏の遠征シリーズ。当初は雲ノ平を歩いて楽しむ計画でしたが、1日目の大雨と増水で計画変更。黒部五郎岳から三俣蓮華岳を経て新穂高温泉に抜けることにしました。
2日目、稜線で出会った雷鳥は、人をまったく気にせずマイペース。ここまで間近に見るのは初めてで、しばらく並んで歩く不思議な時間に、雨の疲れが吹き飛びました。黒部五郎のカールは何度見ても雄大で見飽きることがありません。
3日目は天気が味方してくれて、三俣蓮華岳、双六からの大展望で締め。結果的に、段々と天気が回復してご褒美の景色に繋がった三日間でした。
コースタイム、余裕をみて0.9から1.0を想定していたのですが、テント泊装備かつ写真を頻繁に撮っているとなかなか足が進まない…久しぶりの縦走だったので、もう少し余裕のある計画にすれば良かったです。結局初日の雨による停滞もあり、最終日に予約していたバスに間に合わず、ギリギリ平湯温泉経由の別のバスをつかまえて帰ることができました。
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