南アルプス北部 1987 夏 (Old Records)


- GPS
- 128:00
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 3,775m
- 下り
- 3,968m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:20
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 4:50
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:40
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:20
アクセス | |
---|---|
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
南アルプスは大学1年の時に南部を縦走しただけで、登っていない山がたくさんあります。夏になると、北アルプスを歩いていましたが、今回は北岳のある北部を縦走することにしました。
今までアプローチには電車やバスを使っていましたが、この山行では、車を使うことにしました。自宅から登山口まで距離があるので、広河原山荘に前泊、一泊二食で4,800円でした。今と違い、広河原まで車で入ることができました。広河原山荘は新しく、夕食は焼き肉でワインが付いていました。宿泊者は少なかったようです。夕方になると雲が切れ、吊り橋から北岳が望めました。
登山初日、朝から天気が良く、朝日の当たる北岳が見られました。草すべりに着いてから、ガスがかかるようになりました。北岳は雲の中でしたが、肩ノ小屋には日が差していました。小屋の前で日向ぼっこしながら昼寝をしていると、雷鳥の親子が頭の上を散歩していきました。肩ノ小屋は一泊二食で4,700円で、昼食にラーメン(600円)とピーチネクター(300円)を買いました。小屋の食事は質素で、小学生の兄弟が仕事を手伝っていました。
二日目は、前夜から風が強く、北岳に登り着いたところで、ガスがきれました。北岳山荘に着く頃には、北岳、間ノ岳、富士山がよく見えるようになりました。しかし、間ノ岳を登り始めると北西からの厚い雲に包まれ、強風と霧、さらには霧雨になってしまいました。翌日の明け方近くまで、雨と風が吹き荒れていました。
農鳥小屋は質素で、ラーメンもつくってもらえませんでした。食事もたいへん質素でしたが、小屋のおじさんは、いかにも山男といった感じで、おもしろかったです。
三日目は、午後になって、やっと夏らしい天気になってきた。青い空、わき立つ白い雲・・・。今日は長い時間、農鳥岳を見て歩きました。
熊ノ平小屋は感じのいい山小屋でした。小屋には主人とアルバイト、それにアメリカ女性が働いていました。お昼に、ラーメン(600円)とトマトジュース(300円)をたのみ、夕食は玄米入りご飯と天ぷらでした。頼めば洋食にもしてくれるようです。小さな電気オーブンでパンを焼いています。山小屋でパンにしますか、ご飯にしますかと聞かれるとは思っていませんでした。食事の時のお茶も、いいものを使っていました。
四日目の塩見小屋も家庭的な山小屋で感じが良かったです。夕日子ちゃんと太郎君が手伝いに来ていました。今日も夕食は天ぷらでした。水場まで、行きが10分帰りが20分です。宿泊者には1L分けてくれました。小瀬戸ノ湯の利用者は、荒川出合まで送ってくれます。帰りに利用する人も、迎えに来てくれるそうです。
五日目は、バスに間に合うよう大急ぎで下りました。塩川から伊那大島駅へバスが出ていて、伊那大島でさらにバスを乗り継ぎました。高遠を通過したのは覚えていますが、その先の路線は覚えていません。なんとか広河原にもどって帰宅しました。
2025.08.11記載
P.S.
何でこんな暑い8月に「山の日」が制定されたのでしょうか。今日は天気も悪かったので、PCに向かって、古い山の記録をまとめていました。
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