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Yamareco

記録ID: 8590203
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

両俣小屋から塩見岳へ 夏の山にゆっくり浸る四日間(No.600)

2025年08月22日(金) 〜 2025年08月25日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
22:17
距離
37.9km
登り
2,658m
下り
2,913m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:38
休憩
0:11
合計
3:49
距離 12.1km 登り 399m 下り 422m
13:17
6
14:04
14:13
39
14:52
18
15:10
38
15:48
15:49
21
16:10
16:11
10
16:21
45
17:06
2日目
山行
5:04
休憩
1:00
合計
6:04
距離 6.8km 登り 1,018m 下り 451m
6:15
51
7:06
7:13
180
10:13
10:58
44
11:42
11:50
29
3日目
山行
8:20
休憩
1:47
合計
10:07
距離 15.4km 登り 1,239m 下り 1,235m
5:03
30
5:33
5:36
30
6:06
6:16
15
6:31
6:36
53
7:29
7:43
9
8:15
8:16
16
9:15
9:18
14
9:32
17
9:49
10:02
34
10:36
10:51
2
10:53
11:03
54
11:57
12:10
11
12:21
92
13:53
14:03
45
14:48
14:58
8
4日目
山行
2:07
休憩
0:06
合計
2:13
距離 3.6km 登り 26m 下り 835m
天候 8/22(金) 晴れ時々曇り
8/23(土) 晴れ時々曇り
8/24(日) 晴れのち曇り、夕方から夜半過ぎまで雷雨
8/25(月) 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
移動手段および宿泊施設は下記の通りになります。

8/22<往き>

08:00 新宿 → 10:06 茅野:特急あずさ5号
8時丁度のあずさで出発しました。前日買いましたが、普通車は満席につきグリーン車💦

10:40 茅野駅(西口)、駅前交番前JRバスのりば → 11:45 戸台パーク:ジオライナー
https://www.jrbuskanto.co.jp/wp-content/uploads/geoliner_2025.pdf
ジオライナーは運転する曜日が限られるので注意です。

12:10 戸台 → 13:05 北沢峠
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/174h_nok20240320.html
いつもの、キップを買うために、ザックを行列に並ばせるスタイルは健在。
忘れていて、案内のままに先に切符を買いに行ったので、だいぶ後ろになりました。
でも、3台で運行されて、最後の3台目が定刻運行の便。問題ありませんでした。

8/22宿泊:両俣小屋に宿泊しました。小屋泊です。
予約不要、ただし夕食が必要な場合は15時到着のこと。
水場あり、なんと、ゴミもすてることができました。
https://ryoumatagoya.com/

8/23宿泊:熊の平小屋で、テント泊としました。
テント場 2000円 予約不要(特定日は3000円)
水場あり
https://nanpusu.jp/yamagoya/report08.html

8/24宿泊:三伏峠小屋で、テント泊としました。
テント場 2000円 予約不要
水場はありますが、往復30分。
水場まで頑張るか、小屋で2Lのペットボトル(いろはす)を買う。
https://sanpukutouge.com/

8/25<帰り>
9:15 島倉登山口 → 11:05 松川インター
https://www.ibgr.jp/general-route/torikura_off2/
7月中旬から8月末のシーズン中、毎日運行です。

12:34 松川 → 16:15 新宿:高速バス
https://www.ibgr.jp/wp-content/uploads/23951d17532638c787c4d691f1f878f1.pdf
https://www.ibgr.jp/wp-content/uploads/matsukawaIC.pdf
概ね1時間に1本ありますが、13時台はありません。

松川インターから徒歩25分くらいのところに、
信州まつかわ温泉 清流苑があります。
歩くにはちょっと遠くて慌ただしいですが、90分で十分行ってこられました。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されている、著名コースです。

【北沢峠〜両俣小屋】
まず、南アルプス林道。現状は、野呂川出合より先が通行止めのため、北沢峠〜出合は車はほとんど通りません。
野呂川出合から両俣小屋までは、かつて小屋まで車が入りましたが、19号台風で道路が崩壊して以来入れなくなったとのこと。道路上はところどころで灌木や落石が道をふさぎ、通行に注意が必要です。また、沢が入り込む部分は徒渉のある個所があります。

【両俣小屋〜三峰岳】
まず沢に沿って少し上流に進み、途中から樹林帯へと入っていきます。ここで道をちょっとロストしました。要注意😓。樹林帯に入るとどんどん高度を上げて、かなりの急登を交えながら稜線を目指します。標高差は300mほどです。
野呂川越で仙塩尾根に合流、樹林帯を緩やかに高度を上げていきます。高度が2700mを越えてくると森林限界から出て雄大な風景が見えてきますが、そのあたりから傾斜が増し、岩混じりの急登も交えながら、三峰岳に登り上げていきます。最後に間ノ岳との稜線に上がり、岩峰を登れば三峰岳山頂です。

【三峰岳〜熊の平小屋】
三峰岳からはしばらくは、岩稜を下っていきますので、足元要注意で慎重に歩きます。岩稜を下り終えると、緩やかで広く明るい稜線になり、左に農鳥小屋からくる大井川源流のトラバース歩道を見ながら下ります。源流の道が合流すると三国平で、ここから傾斜を増し、片側が崩壊しているコルの井川越を通過、あとは緩く登って、テン場を通過し、熊の平小屋に到着します。

【熊の平小屋〜塩見岳】
熊の平小屋からしばらくは、2500-2700mの間のアップダウンです。まずは、樹林帯のアップダウンが続きます。安倍荒倉岳は、ピークが少しだけ外れているので注意。僅かな登りです。
次の龍尾見晴周辺は岩稜帯。再び樹林帯を進み、新蛇抜山は巻いていきますが、ピークまで道標と踏み跡があります。ピークは樹林帯から出て、展望があります。
一旦出発点の標高近くまで戻って、北荒川岳への登りが始まります。灌木の緩やかな登りでスタートし、稜線の右側に出て緩やかに登りますが、やがて急登に変わります。最後はハイマツ帯の間を登り詰めるとざれた稜線のピークとなる北荒川岳に到着。正面に塩見岳が大きく迫ってきます。
しばらくは広い稜線を緩やかに下っていきますが、だんだん右側の崩壊が激しくなり、道は稜線の左側を回り込むように登っていくようになります。しばらく緩やかなアップダウンで2700m前後をキープし、最後に北俣岳分岐に向けて一気に登っていきます。急登は終盤で崩壊が進んでいるため、左側のハイマツ帯を切り開いたジグザグの道を登るようになります。歩きづらい登りを頑張って、北俣岳への道と合流すると右に少し進み、元々の北俣岳分岐に着きます。
北俣岳分岐から塩見岳までは、前半は緩やかでざれた道で、両側が切り立ったヤセ尾根もあるので要注意。後半は順調に高度を上げていき、岩混じりの道を登って東峰山頂です。西峰までは僅かです。

北俣岳分岐から北俣岳までは、ヤセ尾根の高度感のある岩稜が続きます。最初の大きな岩峰は北側を巻き、その後ヤセた岩場のアップダウンが続きます。このヤセ尾根が終わったところが北俣岳山頂で、その後の蝙蝠岳方面は広くゆったりした尾根が続いているようです。

【塩見岳〜三伏峠小屋】
塩見岳からしばらく緩やかに下り、その後岩場の一気の下降になります。鎖場も連続し、落石など起こさぬよう、慎重な行動が必要です。
危険な区間が終わって更にしばらく下り、再び登りに転じたピークの先に塩見小屋への入り口があります。
塩見小屋からしばらく下ると、道は緩やかになり、深い樹林帯のトラバース区間に入ります。このトラバースが終わって、広い場所で尾根と合流すると、本谷山への登りが始まります。登り自体は急登というほどではありませんが、何段階かの登りを繰り返すので、なかなか山頂に着かない感があります。
さらに、160m下って120m登って三伏山。このあたりアップダウンが続きます。三伏山も広い山頂なので、なかなか着かない感がありますが、展望は良いです。その後緩やかに下れば、荒川岳方面への分岐となる三伏峠を過ぎ、ほどなく三伏峠小屋に到着です。

【三伏峠小屋〜鳥倉登山口】
三伏峠小屋からよく整備された道をひとしきり下ると、通行止めとなっている塩川からの道の分岐があり、その後山腹のトラバース区間に入ります。この区間は登山道の改修が行われていますが、険しい斜面で岩場も多く、通行には注意が必要です。トラバースは豊口山とのコルで終了し、あとは登山口に向けて稜線の南側を高度を落としていきます。樹林がカラマツ林に変わると、方向を右に変え、植林地の中を高度を下げていくと、やがて林道が見えてきます。
その他周辺情報 信州まつかわ温泉 清流苑 を利用しました。
600円です。
とても綺麗で充実したお風呂なので、ゆっくりしたい所ですが、バスの時間が…。
https://www.seiryuen.jp/dayuse/
予約できる山小屋
塩見小屋
北沢峠 こもれび山荘
今回は、事前にしっかり計画を立てての山行ですが、実際GOと決めたのが前日だったので、8時ちょうどのあずさ5号は、グリーン車しか空いてませんでした💦。
写している本人がうっすら写り込んでいます😓。
2025年08月22日 07:49撮影 by  iPhone 16, Apple
18
8/22 7:49
今回は、事前にしっかり計画を立てての山行ですが、実際GOと決めたのが前日だったので、8時ちょうどのあずさ5号は、グリーン車しか空いてませんでした💦。
写している本人がうっすら写り込んでいます😓。
ということで、今回の長旅のお供はこれで…。続編とかは読んだのですが、最初のこれを読んでなかった😓。この本を本棚の底から救出してきました。
2025年08月22日 09:38撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 9:38
ということで、今回の長旅のお供はこれで…。続編とかは読んだのですが、最初のこれを読んでなかった😓。この本を本棚の底から救出してきました。
茅野でジオライナーに乗り換える時、乗り場を間違えてウロウロしたので、列の後ろの方になりましたが、無事乗れました。増発は無く、立席の方も6人くらい?発生した模様。ジオライナーの運転する曜日で、今回の山行日程が決まりました…。
2025年08月22日 11:53撮影 by  iPhone 16, Apple
15
8/22 11:53
茅野でジオライナーに乗り換える時、乗り場を間違えてウロウロしたので、列の後ろの方になりましたが、無事乗れました。増発は無く、立席の方も6人くらい?発生した模様。ジオライナーの運転する曜日で、今回の山行日程が決まりました…。
戸台の切符売り場は、改装された仙流荘の中に移動し、立派になっていました。伊那市さん、夜叉神ルートが復活しないことを見込んでいる😓?
ここでも、先にザックを置いて順番をとるという、戸台の掟を忘れていたので、列の後ろの方になりましたが…まぁ、この時間なら積み残しなしでしょう💦。
2025年08月22日 12:02撮影 by  iPhone 16, Apple
14
8/22 12:02
戸台の切符売り場は、改装された仙流荘の中に移動し、立派になっていました。伊那市さん、夜叉神ルートが復活しないことを見込んでいる😓?
ここでも、先にザックを置いて順番をとるという、戸台の掟を忘れていたので、列の後ろの方になりましたが…まぁ、この時間なら積み残しなしでしょう💦。
バスの車窓からは、鋸岳の眺めが良いですね。
2025年08月22日 12:40撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 12:40
バスの車窓からは、鋸岳の眺めが良いですね。
ということで、北沢峠に到着!
来た人、帰る人で交錯して賑わっております。
2025年08月22日 13:03撮影 by  iPhone 16, Apple
14
8/22 13:03
ということで、北沢峠に到着!
来た人、帰る人で交錯して賑わっております。
とりあえず、お世話になっているので、一口投入!
2025年08月22日 13:10撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 13:10
とりあえず、お世話になっているので、一口投入!
と、いろいろごそごそしている間に、下っていくバスも出発し、登山者は山の中へと入っていき、見事に誰もいなくなってしまいました。
2025年08月22日 13:13撮影 by  iPhone 16, Apple
11
8/22 13:13
と、いろいろごそごそしている間に、下っていくバスも出発し、登山者は山の中へと入っていき、見事に誰もいなくなってしまいました。
長衛小屋の入り口あたり、ここで両俣小屋という文字がでてきました。両俣小屋の方に向おうとすると、待機していたバスの運転手さんから、どちらへいらっしゃいますか?と問われました。
両俣小屋と答えましたが、レアなんでしょうね…。広河原方面も通行止めですし。でも、注意喚起は大変ありがたいことです。
2025年08月22日 13:22撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 13:22
長衛小屋の入り口あたり、ここで両俣小屋という文字がでてきました。両俣小屋の方に向おうとすると、待機していたバスの運転手さんから、どちらへいらっしゃいますか?と問われました。
両俣小屋と答えましたが、レアなんでしょうね…。広河原方面も通行止めですし。でも、注意喚起は大変ありがたいことです。
さて、林道からの山行のスタートです。峠付近は砂利道でしたが、やがて舗装路になります。でも、いまやあまり車の走っていない雰囲気が、路面のひび割れの植物などにありありと…。
2025年08月22日 13:26撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 13:26
さて、林道からの山行のスタートです。峠付近は砂利道でしたが、やがて舗装路になります。でも、いまやあまり車の走っていない雰囲気が、路面のひび割れの植物などにありありと…。
ちょっと甲斐駒の方の稜線を見上げつつ、久しぶりの高い山の雰囲気を味わいながら下りました。
2025年08月22日 13:32撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 13:32
ちょっと甲斐駒の方の稜線を見上げつつ、久しぶりの高い山の雰囲気を味わいながら下りました。
野呂川出合まで来ました。南アルプス林道はこの先通行止めです。崩落現場の写真を出していますが、これ、人によっては渡れると思いそうな。実際この時も釣り人が…。
2025年08月22日 14:11撮影 by  iPhone 16, Apple
13
8/22 14:11
野呂川出合まで来ました。南アルプス林道はこの先通行止めです。崩落現場の写真を出していますが、これ、人によっては渡れると思いそうな。実際この時も釣り人が…。
ということで、野呂川出合から、こちらの林道に入っていきます。崩れても修復されていないようで、あちこちで崩壊や水流の溝ができています。
2025年08月22日 14:04撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 14:04
ということで、野呂川出合から、こちらの林道に入っていきます。崩れても修復されていないようで、あちこちで崩壊や水流の溝ができています。
入口の看板。両俣へ8km。
2025年08月22日 14:13撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 14:13
入口の看板。両俣へ8km。
何も、障害の無い部分は、こんな穏やかな林道なのです。
2025年08月22日 14:14撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 14:14
何も、障害の無い部分は、こんな穏やかな林道なのです。
途中に、採石の選別施設らしきものがありました。
2025年08月22日 14:38撮影 by  iPhone 16, Apple
13
8/22 14:38
途中に、採石の選別施設らしきものがありました。
時々、道は激しく崩壊していたりします。
2025年08月22日 14:46撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 14:46
時々、道は激しく崩壊していたりします。
小仙丈沢出合を通過。ここで転んで水に流されると大変です!
ロープをつかんで渡ります。
2025年08月22日 14:50撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 14:50
小仙丈沢出合を通過。ここで転んで水に流されると大変です!
ロープをつかんで渡ります。
意外と水流は強いです。
2025年08月22日 14:52撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 14:52
意外と水流は強いです。
眼下に深く、野呂川の流れを眺めつつ。
2025年08月22日 15:32撮影 by  iPhone 16, Apple
15
8/22 15:32
眼下に深く、野呂川の流れを眺めつつ。
林道脇に咲く花は…ツリガネニンジン属の花。それ以上細かい分類は、見分けがつかないです…😓
2025年08月22日 15:33撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 15:33
林道脇に咲く花は…ツリガネニンジン属の花。それ以上細かい分類は、見分けがつかないです…😓
このタイプの花は、セリ科のなんとかですよね…。
2025年08月22日 15:34撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 15:34
このタイプの花は、セリ科のなんとかですよね…。
いろいろ障害を乗り越え、奥仙丈沢まで進んできました。
2025年08月22日 15:47撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 15:47
いろいろ障害を乗り越え、奥仙丈沢まで進んできました。
こんな感じで、道が塞がれていたりします。ヤレヤレ…。
2025年08月22日 15:49撮影 by  iPhone 16, Apple
16
8/22 15:49
こんな感じで、道が塞がれていたりします。ヤレヤレ…。
だいぶ進んできました。あと、43分17秒って!?
2025年08月22日 15:56撮影 by  iPhone 16, Apple
13
8/22 15:56
だいぶ進んできました。あと、43分17秒って!?
ちょっと広い所に停車中の小屋の車。行く手をふさがれて、出られないそうです。
2025年08月22日 16:39撮影 by  iPhone 16, Apple
13
8/22 16:39
ちょっと広い所に停車中の小屋の車。行く手をふさがれて、出られないそうです。
そして、その先から河原に降ります。
以前は、小屋まで車で入れたらしいので、このあたりはほぼ流失したということのようです。
2025年08月22日 16:42撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 16:42
そして、その先から河原に降ります。
以前は、小屋まで車で入れたらしいので、このあたりはほぼ流失したということのようです。
河原にはキツリフネ。黄色いツリフネソウですね。
2025年08月22日 16:44撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/22 16:44
河原にはキツリフネ。黄色いツリフネソウですね。
そして、両俣小屋に着きました。ここで荷物を解き、食事もいただいて、小屋の方や同宿の方といろいろとお話をさせていただきました。宿泊は他に2名で、テントは6-7張りといったところでしょうか。釣りの人の方が多い感じですね。
2025年08月23日 05:19撮影 by  iPhone 16, Apple
20
8/23 5:19
そして、両俣小屋に着きました。ここで荷物を解き、食事もいただいて、小屋の方や同宿の方といろいろとお話をさせていただきました。宿泊は他に2名で、テントは6-7張りといったところでしょうか。釣りの人の方が多い感じですね。
2日目です。おはようございます。今日は三峰岳を経て、熊の平まで。比較的短い行程です。
まずは、小屋の横から森の中へ。ここからやっと、登山道歩きがスタートします。
2025年08月23日 06:14撮影 by  iPhone 16, Apple
12
8/23 6:14
2日目です。おはようございます。今日は三峰岳を経て、熊の平まで。比較的短い行程です。
まずは、小屋の横から森の中へ。ここからやっと、登山道歩きがスタートします。
ほどなく、旧左俣コース分岐。現在通行止めです。以前は、ここから北岳に直接登るルートがあったのですね。面白そうです!
2025年08月23日 06:18撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 6:18
ほどなく、旧左俣コース分岐。現在通行止めです。以前は、ここから北岳に直接登るルートがあったのですね。面白そうです!
その左俣コースに少し入ったところに祠が見えたので、ちょっと安全祈願。
2025年08月23日 06:19撮影 by  iPhone 16, Apple
12
8/23 6:19
その左俣コースに少し入ったところに祠が見えたので、ちょっと安全祈願。
なんか、河原が広くなって、テープが無くなった怪しい…ということで、山歩きを始めたばかりで、さっそく道をロストしました😓。
2025年08月23日 06:21撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 6:21
なんか、河原が広くなって、テープが無くなった怪しい…ということで、山歩きを始めたばかりで、さっそく道をロストしました😓。
なんとなく、薄い踏み跡をごにょごにょ進んで、ロープを越えて無事復帰しました😓💦。
2025年08月23日 06:27撮影 by  iPhone 16, Apple
15
8/23 6:27
なんとなく、薄い踏み跡をごにょごにょ進んで、ロープを越えて無事復帰しました😓💦。
そして、本日最初の登りということで、一時間くらい、樹林帯を一心不乱に登ります。無事、野呂川越に到着。ここで、仙塩尾根の稜線に乗ったことになります。
2025年08月23日 07:12撮影 by  iPhone 16, Apple
11
8/23 7:12
そして、本日最初の登りということで、一時間くらい、樹林帯を一心不乱に登ります。無事、野呂川越に到着。ここで、仙塩尾根の稜線に乗ったことになります。
ここで、今回の相棒の紹介。40Lのザックです。テン泊2泊+小屋1泊ですが、なんとかこのサイズに収まりました。全部で13kgくらいだったでしょうか。
2025年08月23日 07:11撮影 by  iPhone 16, Apple
19
8/23 7:11
ここで、今回の相棒の紹介。40Lのザックです。テン泊2泊+小屋1泊ですが、なんとかこのサイズに収まりました。全部で13kgくらいだったでしょうか。
野呂川越の少し先に三角点がありました。地図の、2315.7mの地点ですね。
2025年08月23日 07:18撮影 by  iPhone 16, Apple
12
8/23 7:18
野呂川越の少し先に三角点がありました。地図の、2315.7mの地点ですね。
樹林帯の中を、緩やかにアップダウンしながら黙々と進むこと1時間弱。この看板のある所がちょっと広くなっていたので、小休止。
2025年08月23日 08:04撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 8:04
樹林帯の中を、緩やかにアップダウンしながら黙々と進むこと1時間弱。この看板のある所がちょっと広くなっていたので、小休止。
さらに進んで、P2699mまで来ました。
そろそろ2700m圏内に上がろうというところ。少し樹林の雰囲気が変わってきたので、もうすぐ樹林帯も終わるのでは…?
2025年08月23日 08:58撮影 by  iPhone 16, Apple
10
8/23 8:58
さらに進んで、P2699mまで来ました。
そろそろ2700m圏内に上がろうというところ。少し樹林の雰囲気が変わってきたので、もうすぐ樹林帯も終わるのでは…?
2700mを越えてくると、やっと樹林から出ました✨!
仙丈、甲斐駒、北岳の並びですね。
2025年08月23日 09:10撮影 by  iPhone 16, Apple
16
8/23 9:10
2700mを越えてくると、やっと樹林から出ました✨!
仙丈、甲斐駒、北岳の並びですね。
なんだか、ここから見る仙丈ケ岳がすごく存在感あるのですけど…。
2025年08月23日 09:11撮影 by  iPhone 16, Apple
25
8/23 9:11
なんだか、ここから見る仙丈ケ岳がすごく存在感あるのですけど…。
さらに進んで、正面に三峰岳(たぶん…)が見えてきました。
2025年08月23日 09:33撮影 by  iPhone 16, Apple
14
8/23 9:33
さらに進んで、正面に三峰岳(たぶん…)が見えてきました。
間ノ岳と三峰岳の間にある野呂川源頭部。
2025年08月23日 09:21撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 9:21
間ノ岳と三峰岳の間にある野呂川源頭部。
そしてこれは、これから何度も見ることになる、今回のお目当ての塩見岳ですね。でも、このコース取りって、塩見岳目当てというよりは、このルート目当てって雰囲気が強いです。
2025年08月23日 09:33撮影 by  iPhone 16, Apple
24
8/23 9:33
そしてこれは、これから何度も見ることになる、今回のお目当ての塩見岳ですね。でも、このコース取りって、塩見岳目当てというよりは、このルート目当てって雰囲気が強いです。
三峰岳が近づいてきます。
三峰岳って、あの小さいコブのような岩頭がそうなのか…?周囲の山の大きさと比べるとちょっと霞んでいる感じがしました。
2025年08月23日 09:50撮影 by  iPhone 16, Apple
16
8/23 9:50
三峰岳が近づいてきます。
三峰岳って、あの小さいコブのような岩頭がそうなのか…?周囲の山の大きさと比べるとちょっと霞んでいる感じがしました。
岩場に咲く、イワツメグサ。小さくて凛として可愛い花です。
2025年08月23日 09:52撮影 by  iPhone 16, Apple
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岩場に咲く、イワツメグサ。小さくて凛として可愛い花です。
最後の三峰岳への厳しい登りに、思わず立ち止まって、背後を振り返ると…。
仙丈ヶ岳いいですね。北岳には雲がかかりはじめました。
2025年08月23日 09:56撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 9:56
最後の三峰岳への厳しい登りに、思わず立ち止まって、背後を振り返ると…。
仙丈ヶ岳いいですね。北岳には雲がかかりはじめました。
三峰岳山頂!2999mです。剱岳と同じ(笑)。
2025年08月23日 10:15撮影 by  iPhone 16, Apple
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三峰岳山頂!2999mです。剱岳と同じ(笑)。
間ノ岳。さすがに大きい。
2025年08月23日 10:16撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:16
間ノ岳。さすがに大きい。
これは…。中白根の方を写したのかな…🤔。
2025年08月23日 10:17撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:17
これは…。中白根の方を写したのかな…🤔。
仙丈ヶ岳です。
2025年08月23日 10:17撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:17
仙丈ヶ岳です。
こちらは、農鳥岳。
という感じで、三峰岳は、巨人たちとほどよい距離感で、それぞれの大きさが楽しめる、展望の山頂なのでした。
2025年08月23日 10:18撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:18
こちらは、農鳥岳。
という感じで、三峰岳は、巨人たちとほどよい距離感で、それぞれの大きさが楽しめる、展望の山頂なのでした。
そして、明日登る塩見岳ですね。背後の高い奴らはまた改めて…😆。
2025年08月23日 10:22撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:22
そして、明日登る塩見岳ですね。背後の高い奴らはまた改めて…😆。
三峰岳山頂にあるのは、御料三角点でした。
2025年08月23日 10:25撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:25
三峰岳山頂にあるのは、御料三角点でした。
なんかやってるけど…、まぁ、背中のあたりが、3000mじゃないかな🤔。
2025年08月23日 10:34撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 10:34
なんかやってるけど…、まぁ、背中のあたりが、3000mじゃないかな🤔。
さて、熊ノ平に向けて進みます。最初は、岩場を注意深く下っていくのですが、岩稜帯と言えば花の宝庫ですね。イワツメグサは相変わらずキレイでした。
2025年08月23日 11:03撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:03
さて、熊ノ平に向けて進みます。最初は、岩場を注意深く下っていくのですが、岩稜帯と言えば花の宝庫ですね。イワツメグサは相変わらずキレイでした。
ヤハズハハコかな?
2025年08月23日 11:12撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:12
ヤハズハハコかな?
さて、キケンか、クマか、どちらをとるか(笑)🤣。
熊の平はクマという表記で表現されているようです…。
2025年08月23日 11:17撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:17
さて、キケンか、クマか、どちらをとるか(笑)🤣。
熊の平はクマという表記で表現されているようです…。
岩稜帯を抜けると、このような美しい平原状の尾根になりました。
2025年08月23日 11:25撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:25
岩稜帯を抜けると、このような美しい平原状の尾根になりました。
三国平の先に、熊の平小屋が見えてきました。今日は、あそこまでです。
2025年08月23日 11:36撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:36
三国平の先に、熊の平小屋が見えてきました。今日は、あそこまでです。
横には、農鳥岳。まだ行ったことがない…。それに、三国平から農取小屋への道、一度歩いてみたい雰囲気があります✨✨。
三峰岳山頂でお会いしたソロの女性の方、山頂にデポして大井川源頭をサクッと周回してきたそうです…凄すぎる…😨。
2025年08月23日 11:40撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:40
横には、農鳥岳。まだ行ったことがない…。それに、三国平から農取小屋への道、一度歩いてみたい雰囲気があります✨✨。
三峰岳山頂でお会いしたソロの女性の方、山頂にデポして大井川源頭をサクッと周回してきたそうです…凄すぎる…😨。
三国平に到着です。広々とした場所で、一休み✨。
2025年08月23日 11:43撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:43
三国平に到着です。広々とした場所で、一休み✨。
熊の平に下っていく道は、比較的明るい草地のある、低木の樹林帯なので、花も多く見られました。ハクサンフウロは稜線のあちこちで見ましたが、この時期まだまだしっかり咲いてます。
2025年08月23日 11:58撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 11:58
熊の平に下っていく道は、比較的明るい草地のある、低木の樹林帯なので、花も多く見られました。ハクサンフウロは稜線のあちこちで見ましたが、この時期まだまだしっかり咲いてます。
ウメバチソウ。似た雰囲気の白いお花はいろいろですが、今の時期であればこれでしょうか。
2025年08月23日 12:04撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 12:04
ウメバチソウ。似た雰囲気の白いお花はいろいろですが、今の時期であればこれでしょうか。
ということで、熊の平小屋に到着です。まずは受付をして、テントを設営しました。明日は早いので、ゆっくりお休みします。
2025年08月23日 12:19撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/23 12:19
ということで、熊の平小屋に到着です。まずは受付をして、テントを設営しました。明日は早いので、ゆっくりお休みします。
3日目の朝です。テントを撤収して出発✨!
今日は、塩見岳を越えて三伏峠小屋まで。熊の平小屋の前からは、朝の農鳥岳にご挨拶して…🙏。
2025年08月24日 05:02撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 5:02
3日目の朝です。テントを撤収して出発✨!
今日は、塩見岳を越えて三伏峠小屋まで。熊の平小屋の前からは、朝の農鳥岳にご挨拶して…🙏。
稜線を巻くトラバース上にあった熊の平小屋から、再び稜線に出ると、明るい雰囲気の道でした。
2025年08月24日 05:16撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 5:16
稜線を巻くトラバース上にあった熊の平小屋から、再び稜線に出ると、明るい雰囲気の道でした。
これは、後ろを振り返って間ノ岳ですか。こう見ると、三峰岳は間ノ岳の肩みたいな感じで飲み込まれています💦。
2025年08月24日 05:20撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 5:20
これは、後ろを振り返って間ノ岳ですか。こう見ると、三峰岳は間ノ岳の肩みたいな感じで飲み込まれています💦。
先を見れば塩見岳。これからどんどん近寄ってくるはずです。
ところで、今日は昼前の11時から雨が降ると、昨日小屋の方が言ってました。この天気がいつまでもつか…。ガスとの競争です!
2025年08月24日 05:22撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 5:22
先を見れば塩見岳。これからどんどん近寄ってくるはずです。
ところで、今日は昼前の11時から雨が降ると、昨日小屋の方が言ってました。この天気がいつまでもつか…。ガスとの競争です!
ちょっとだけ、縦走路から外れたところにある、安倍荒倉岳の山頂をチェック。
2025年08月24日 05:33撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 5:33
ちょっとだけ、縦走路から外れたところにある、安倍荒倉岳の山頂をチェック。
そして、竜尾見晴までやってきました。樹林帯から飛び出した岩稜帯です。尾根上のいろいろな地点の展望が興味深いです。
その先には、新蛇抜山・北荒川岳、そして塩見岳ですね。
2025年08月24日 06:05撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:05
そして、竜尾見晴までやってきました。樹林帯から飛び出した岩稜帯です。尾根上のいろいろな地点の展望が興味深いです。
その先には、新蛇抜山・北荒川岳、そして塩見岳ですね。
竜尾見晴振り返れば安倍荒倉岳。あんな形だったんだ…。このあたりに並ぶ山は、遠くから見ると埋もれてしまうので、見るなら今です😆。
2025年08月24日 06:12撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:12
竜尾見晴振り返れば安倍荒倉岳。あんな形だったんだ…。このあたりに並ぶ山は、遠くから見ると埋もれてしまうので、見るなら今です😆。
更に稜線を進めば、新蛇抜山の標識が。答えはあの光の向こうに…。
2025年08月24日 06:27撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:27
更に稜線を進めば、新蛇抜山の標識が。答えはあの光の向こうに…。
入口には、トリカブト。見るのは今年初めてかな…。
2025年08月24日 06:28撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:28
入口には、トリカブト。見るのは今年初めてかな…。
ということで、新蛇抜山GETです。今年の干支の山です。
今まで、蛇ヶ岳や蛇骨岳が計画倒れに終わっていたので、今年の干支の山の初GET😆!
2025年08月24日 06:31撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:31
ということで、新蛇抜山GETです。今年の干支の山です。
今まで、蛇ヶ岳や蛇骨岳が計画倒れに終わっていたので、今年の干支の山の初GET😆!
そして、正面に塩見岳。さっきとは微妙に位置関係が変わっています。
2025年08月24日 06:31撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:31
そして、正面に塩見岳。さっきとは微妙に位置関係が変わっています。
そして、間ノ岳、三峰岳、安倍荒倉岳、竜尾見晴と、今まで見てきたピークを復習しました。
2025年08月24日 06:31撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:31
そして、間ノ岳、三峰岳、安倍荒倉岳、竜尾見晴と、今まで見てきたピークを復習しました。
そして、ここでもハクサンフウロは元気でした。
2025年08月24日 06:34撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 6:34
そして、ここでもハクサンフウロは元気でした。
今度は、北荒川岳への登りに入ります。道は、こういった草原状のところから、稜線の右側にずれていきます。
2025年08月24日 07:09撮影 by  iPhone 16, Apple
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今度は、北荒川岳への登りに入ります。道は、こういった草原状のところから、稜線の右側にずれていきます。
そしてこんな感じの斜面を登っていきますが、途中からけっこうな急登になっていきます。
2025年08月24日 07:11撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:11
そしてこんな感じの斜面を登っていきますが、途中からけっこうな急登になっていきます。
かなり高度を上げてきたところで、背後を振り返ると、間ノ岳に仙丈ケ岳。間に北岳がちょっと…。
2025年08月24日 07:26撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:26
かなり高度を上げてきたところで、背後を振り返ると、間ノ岳に仙丈ケ岳。間に北岳がちょっと…。
そして、北荒川岳に到着です。
この、樹林の中から一気に飛び出してくる間隔が最高です。
2025年08月24日 07:29撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:29
そして、北荒川岳に到着です。
この、樹林の中から一気に飛び出してくる間隔が最高です。
三角点あります。
2025年08月24日 07:30撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:30
三角点あります。
北荒川岳は、大展望の山頂です。
さっき振り返った、間ノ岳・北岳・仙丈ケ岳と、その手前に農鳥岳。ここからよく見える三山を選ぶとすれば、間ノ岳・農鳥岳・仙丈ケ岳だな…と思いました。
2025年08月24日 07:30撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:30
北荒川岳は、大展望の山頂です。
さっき振り返った、間ノ岳・北岳・仙丈ケ岳と、その手前に農鳥岳。ここからよく見える三山を選ぶとすれば、間ノ岳・農鳥岳・仙丈ケ岳だな…と思いました。
そして、ここからの主役は塩見岳ですね。まだまだガスが大丈夫です。頑張っていきましょう…。
2025年08月24日 07:31撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:31
そして、ここからの主役は塩見岳ですね。まだまだガスが大丈夫です。頑張っていきましょう…。
展望の北荒川岳を後にして、広くざれた尾根を進みます。
2025年08月24日 07:42撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:42
展望の北荒川岳を後にして、広くざれた尾根を進みます。
気持ちが良くて、天空の回廊という表現がピッタリ✨!
2025年08月24日 07:46撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:46
気持ちが良くて、天空の回廊という表現がピッタリ✨!
ところが、この先右側が崩壊しているので、この場所からいったん稜線と別れて、左側に下り、稜線の左斜面を登っていくようになりました。
幕営禁止の標識があるところで、かつてテン場だったようです…。
2025年08月24日 07:50撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 7:50
ところが、この先右側が崩壊しているので、この場所からいったん稜線と別れて、左側に下り、稜線の左斜面を登っていくようになりました。
幕営禁止の標識があるところで、かつてテン場だったようです…。
その斜面で咲いていたのは、ニョホウチドリ。
2025年08月24日 08:13撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 8:13
その斜面で咲いていたのは、ニョホウチドリ。
そして、再び稜線に道に復帰します。
残念ながら、塩見岳の山頂部分は雲の影になってますね。まだガスってはないのですが…。
2025年08月24日 08:19撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 8:19
そして、再び稜線に道に復帰します。
残念ながら、塩見岳の山頂部分は雲の影になってますね。まだガスってはないのですが…。
北俣岳分岐までは、200m以上の登りを一気に詰めていきますが、途中から右側の崩壊を避けて、新しいハイマツの切り開きの中に道が付け替えられています。ちょっと歩きづらいです。
2025年08月24日 09:10撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:10
北俣岳分岐までは、200m以上の登りを一気に詰めていきますが、途中から右側の崩壊を避けて、新しいハイマツの切り開きの中に道が付け替えられています。ちょっと歩きづらいです。
そして蝙蝠への稜線に登りつきました。
2025年08月24日 09:15撮影 by  iPhone 16, Apple
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そして蝙蝠への稜線に登りつきました。
間ノ岳、農鳥岳を振り返りました。どこからみても、存在感大ですねぇ。
2025年08月24日 09:16撮影 by  iPhone 16, Apple
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間ノ岳、農鳥岳を振り返りました。どこからみても、存在感大ですねぇ。
そして、蝙蝠岳への稜線。今日は、北俣岳まで行ってみます。将来は蝙蝠岳まで行ってみるよ…、というおまじない…を込めて🤣🤣
2025年08月24日 09:19撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:19
そして、蝙蝠岳への稜線。今日は、北俣岳まで行ってみます。将来は蝙蝠岳まで行ってみるよ…、というおまじない…を込めて🤣🤣
ところがその北俣岳までが、とんでもない岩稜で、気軽に来たことを少々後悔。でも、岩稜には花がつきものです。
ウスユキソウの群落が随所にありました。
2025年08月24日 09:22撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:22
ところがその北俣岳までが、とんでもない岩稜で、気軽に来たことを少々後悔。でも、岩稜には花がつきものです。
ウスユキソウの群落が随所にありました。
途中で、振り返ると塩見が待ってますね。
早く来ないと、ガスで隠れるよ…と言っているらしいです。
2025年08月24日 09:29撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:29
途中で、振り返ると塩見が待ってますね。
早く来ないと、ガスで隠れるよ…と言っているらしいです。
で、北俣岳到着。ってか、ここは、標識も何にもないですね。
2025年08月24日 09:32撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:32
で、北俣岳到着。ってか、ここは、標識も何にもないですね。
どこも一気にガスが増えてきました。こうしている場合ではないかも。
2025年08月24日 09:33撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:33
どこも一気にガスが増えてきました。こうしている場合ではないかも。
岩場に咲く花々です。このあたりに来て、トウヤクリンドウがとても目立ち始めました。
2025年08月24日 09:36撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:36
岩場に咲く花々です。このあたりに来て、トウヤクリンドウがとても目立ち始めました。
岩場を慎重に戻っていきます。ここなんか、右に張り出しているので、ちょっと宙に浮くような高度感があります。
2025年08月24日 09:43撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:43
岩場を慎重に戻っていきます。ここなんか、右に張り出しているので、ちょっと宙に浮くような高度感があります。
花もいいのですが、ナナカマドの実も赤くなりました。このあたりは、紅葉がもうすぐそこに迫っている感じです。
2025年08月24日 09:49撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 9:49
花もいいのですが、ナナカマドの実も赤くなりました。このあたりは、紅葉がもうすぐそこに迫っている感じです。
そして、(旧)北俣岳分岐に戻りました。
ここから、塩見岳への最後の登りです。
2025年08月24日 09:51撮影 by  iPhone 16, Apple
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そして、(旧)北俣岳分岐に戻りました。
ここから、塩見岳への最後の登りです。
さて、やっと塩見岳を正面に捉えました。
2025年08月24日 10:04撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:04
さて、やっと塩見岳を正面に捉えました。
こんなザレ場を通過します。これ、渡り終わったとこれで左に少し下るの正解ですが、右に上がってしまいました。なんか滑りやすいなぁと思いながら…。
2025年08月24日 10:09撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:09
こんなザレ場を通過します。これ、渡り終わったとこれで左に少し下るの正解ですが、右に上がってしまいました。なんか滑りやすいなぁと思いながら…。
するとこのロープの向こうから出てきました。危ない危ない…。
2025年08月24日 10:11撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:11
するとこのロープの向こうから出てきました。危ない危ない…。
ああ、蝙蝠の稜線もガスに沈む…。
そろそろ、展望タイムも終わりですね…。
2025年08月24日 10:13撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:13
ああ、蝙蝠の稜線もガスに沈む…。
そろそろ、展望タイムも終わりですね…。
ということで、山頂到着です。
ガスだけどまぁまぁ展望はあります。
写真撮ってもらいました😆
2025年08月24日 10:39撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:39
ということで、山頂到着です。
ガスだけどまぁまぁ展望はあります。
写真撮ってもらいました😆
西峰に移動。
2025年08月24日 10:55撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:55
西峰に移動。
ここは、普通の三角点と、
2025年08月24日 10:54撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 10:54
ここは、普通の三角点と、
御料三角点があります。
2025年08月24日 10:55撮影 by  iPhone 16, Apple
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御料三角点があります。
塩見岳の下りは、鎖もある岩稜下りですが、そこはいろんなお花が見られます。その中で、よく目立つのは、トウヤクリンドウなのでした。
登ってくる人から、雷鳥がいたという情報もありました。
2025年08月24日 11:04撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 11:04
塩見岳の下りは、鎖もある岩稜下りですが、そこはいろんなお花が見られます。その中で、よく目立つのは、トウヤクリンドウなのでした。
登ってくる人から、雷鳥がいたという情報もありました。
タカネシオガマにコゴメグサなどなど、混ざってます✨…。
2025年08月24日 11:06撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 11:06
タカネシオガマにコゴメグサなどなど、混ざってます✨…。
塩見岳のこの岩場は、茶色い岩と緑色の岩の区間が現れます。チャートと緑色片岩らしいです。緑の岩って、なんとなく滑りやすく感じます…。
2025年08月24日 11:32撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 11:32
塩見岳のこの岩場は、茶色い岩と緑色の岩の区間が現れます。チャートと緑色片岩らしいです。緑の岩って、なんとなく滑りやすく感じます…。
急な岩場が終わり、その後もしばらく尾根を下っていくと、塩見小屋に着きます。稜線上の小屋で、水場はなくテン場もないですが、塩見岳直下の小屋として絶好の拠点ですね。
水の代わりというとナンですが、コーラを購入させていただきました。
2025年08月24日 12:03撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 12:03
急な岩場が終わり、その後もしばらく尾根を下っていくと、塩見小屋に着きます。稜線上の小屋で、水場はなくテン場もないですが、塩見岳直下の小屋として絶好の拠点ですね。
水の代わりというとナンですが、コーラを購入させていただきました。
塩見小屋からしばらく下って、樹林帯に入ります。ずっとピークを巻いている感じで、緩やかな道になり、今度は一転して苔むした樹林帯が楽しめます。
2025年08月24日 12:36撮影 by  iPhone 16, Apple
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塩見小屋からしばらく下って、樹林帯に入ります。ずっとピークを巻いている感じで、緩やかな道になり、今度は一転して苔むした樹林帯が楽しめます。
巻道から再び稜線のコルに出たところ。
ここから本谷山への登りです。緩やかですが、なかなか山頂に着かない登りでした💦。
2025年08月24日 12:57撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 12:57
巻道から再び稜線のコルに出たところ。
ここから本谷山への登りです。緩やかですが、なかなか山頂に着かない登りでした💦。
で、本谷山山頂到着。
広いですが、展望はどうでしょう。少なくとも今はガスで何も見えません。
2025年08月24日 13:54撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 13:54
で、本谷山山頂到着。
広いですが、展望はどうでしょう。少なくとも今はガスで何も見えません。
三角点もありますね。
2025年08月24日 13:54撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 13:54
三角点もありますね。
さらに、160m下って120m登る三伏山を目指します。
下りの途中にある、のぞき岩。もちろん、今はのぞいても何も見えません。
2025年08月24日 14:15撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 14:15
さらに、160m下って120m登る三伏山を目指します。
下りの途中にある、のぞき岩。もちろん、今はのぞいても何も見えません。
三伏山に到着。山頂付近はだだっ広くて、ここもなかなか着かない山頂でした💦
ここは、とても展望がいいはずですが…。
2025年08月24日 14:50撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 14:50
三伏山に到着。山頂付近はだだっ広くて、ここもなかなか着かない山頂でした💦
ここは、とても展望がいいはずですが…。
お、かすかにガスがとれて、塩見岳が顔を出しました。やはり展望のピークです。
2025年08月24日 14:57撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 14:57
お、かすかにガスがとれて、塩見岳が顔を出しました。やはり展望のピークです。
あとは、緩やかに下って三伏峠を通過、道はさらに南に続きます…。
2025年08月24日 15:06撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 15:06
あとは、緩やかに下って三伏峠を通過、道はさらに南に続きます…。
そして、三伏峠小屋に到着です。まだ雨は降っていません、と思って、テントの中で休んでいたら、18時くらいから激しい雨または雷雨になり、夜半過ぎまで続きました…。
歩いている時でなくてよかったということにしましょう。テントは面倒ですが…。
2025年08月24日 15:10撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/24 15:10
そして、三伏峠小屋に到着です。まだ雨は降っていません、と思って、テントの中で休んでいたら、18時くらいから激しい雨または雷雨になり、夜半過ぎまで続きました…。
歩いている時でなくてよかったということにしましょう。テントは面倒ですが…。
ついに最終日に朝を迎えました。
今日は、800mほど下るだけ。9時のバスに乗るので、急ぐ旅でもありません。
2025年08月25日 05:44撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 5:44
ついに最終日に朝を迎えました。
今日は、800mほど下るだけ。9時のバスに乗るので、急ぐ旅でもありません。
濡れたテントを撤収し、下山開始です。樹間から朝の塩見岳。曇り基調ではあるのですが、今のところよく見えてますね。
2025年08月25日 05:50撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 5:50
濡れたテントを撤収し、下山開始です。樹間から朝の塩見岳。曇り基調ではあるのですが、今のところよく見えてますね。
ちょっと幻想的なシルエットなど。
2025年08月25日 05:50撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 5:50
ちょっと幻想的なシルエットなど。
塩川小屋分岐。現在は、塩川からの道は通行止めとなっています。かつては、賑わったコースらしいです。頭の片隅に塩川土場という地名が残っています。
私の古いガイドブックだと、塩川がメインルートで、鳥倉の方は通行止めと表示されています。
2025年08月25日 06:03撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:03
塩川小屋分岐。現在は、塩川からの道は通行止めとなっています。かつては、賑わったコースらしいです。頭の片隅に塩川土場という地名が残っています。
私の古いガイドブックだと、塩川がメインルートで、鳥倉の方は通行止めと表示されています。
もしかして、道は廃道化しつつあるのかな?
塩見小屋の下に出る、塩見新道も通行止めみたいで、今は鳥倉コースに集中されているようです。
2025年08月25日 06:03撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:03
もしかして、道は廃道化しつつあるのかな?
塩見小屋の下に出る、塩見新道も通行止めみたいで、今は鳥倉コースに集中されているようです。
途中から、どこかの雲海…。
2025年08月25日 06:09撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:09
途中から、どこかの雲海…。
この道は、現在鋭意改修中で、あちこちに部材も積み上げられています。こういった感じのがっしりしたものになるようです。
2025年08月25日 06:11撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:11
この道は、現在鋭意改修中で、あちこちに部材も積み上げられています。こういった感じのがっしりしたものになるようです。
ほとけの清水を通過。このあたり、中腹斜面のトラバースですが、苔むした森の雰囲気もとても良いです。
2025年08月25日 06:29撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:29
ほとけの清水を通過。このあたり、中腹斜面のトラバースですが、苔むした森の雰囲気もとても良いです。
日影に咲いているのは、カニコウモリ。
2025年08月25日 06:42撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:42
日影に咲いているのは、カニコウモリ。
雨のあとなので、なかなか滑りやすそうな橋。すべると大変です😰。
2025年08月25日 06:45撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:45
雨のあとなので、なかなか滑りやすそうな橋。すべると大変です😰。
この橋なんかも、おおっ…という感じですね😰。
すべりはしないですが…。
2025年08月25日 06:57撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:57
この橋なんかも、おおっ…という感じですね😰。
すべりはしないですが…。
キベリタテハがじっと動かないので、とまっています。朝なのでまだ寝てるのかな??
2025年08月25日 06:57撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:57
キベリタテハがじっと動かないので、とまっています。朝なのでまだ寝てるのかな??
キオンとかも咲いてます。
2025年08月25日 06:59撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 6:59
キオンとかも咲いてます。
豊口山とのコルに到着。豊口山への踏み跡もあるようです。
2025年08月25日 07:06撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 7:06
豊口山とのコルに到着。豊口山への踏み跡もあるようです。
ここで、最後の休憩として、最後の行動食。4日間運び続けた蒸しケーキは、さすがに圧縮されて原形ではありませんでした。ほぼ持ってきた食料も食べきりました。
2025年08月25日 07:08撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 7:08
ここで、最後の休憩として、最後の行動食。4日間運び続けた蒸しケーキは、さすがに圧縮されて原形ではありませんでした。ほぼ持ってきた食料も食べきりました。
休憩したあとの最後のワンピッチ。樹林も途中でカラマツ林に変わり、この下の下ったところから、右に降りていくと登山口です。
2025年08月25日 07:39撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 7:39
休憩したあとの最後のワンピッチ。樹林も途中でカラマツ林に変わり、この下の下ったところから、右に降りていくと登山口です。
この標高になると、マルバタケブキが目だってきました。
2025年08月25日 07:51撮影 by  iPhone 16, Apple
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この標高になると、マルバタケブキが目だってきました。
マルバタケブキは、よく花が痛んでいたりしている印象があるのですが、今はちょうど新鮮は時期のようです。
2025年08月25日 07:54撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 7:54
マルバタケブキは、よく花が痛んでいたりしている印象があるのですが、今はちょうど新鮮は時期のようです。
ということで、名残惜しくも4日間の行程が終了しました。あとは、ちょうど同じルートを辿ってここにたどり着いたお二方と、旅のおさらいや歓談をしながら、バスを待ちました。天候にもまずまず恵まれて、南アルプスの奥深い自然に触れた四日間でした。
2025年08月25日 08:01撮影 by  iPhone 16, Apple
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8/25 8:01
ということで、名残惜しくも4日間の行程が終了しました。あとは、ちょうど同じルートを辿ってここにたどり着いたお二方と、旅のおさらいや歓談をしながら、バスを待ちました。天候にもまずまず恵まれて、南アルプスの奥深い自然に触れた四日間でした。
撮影機器:

装備

個人装備
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感想

夏のシーズンもそろそろ終盤になりました。8月が終われば、高い所では紅葉が始まる季節。そんな駆け込みで、今年最後かな?と思う夏の山の山行です。今年は、どこかアルプスの有名ルートでも…と思って、久しぶりに目についたガイドブック(日本アルプス名100ルート)を買ってしまい、その中にあった仙塩尾根が面白そうと思って検討していました。ガイドブックのルートは、地蔵尾根から登って仙丈ヶ岳経由で両俣小屋というところからスタートするのですが、ここではそれを簡易盤に改変しての採用です💦💦。

山の中で、その雰囲気に浸ってみるというのが、今回の大きなテーマでした。とはいっても、それはいつでも思っている事ではあるのですが、4日間もいるのだから、何かあるのだろうと…。でもそれは、結局よく判らずじまい。いつもと変わらぬ一日一日が流れていました。明日の天候やルートの厳しさを憂いて、ああだこうだ考えるのは、いつだって変わりません。そのあたりはもう少し成長していいと思うのですが…。

有名な山ではあるのですが、このあたり圧倒的に出会う人が少ないですね。それは、北沢峠の喧騒や、北アルプスの小屋の混沌とした情景と比較しても全くの別世界。こんな素晴しい天候の週末にしても、テン場も小屋も余裕でした。そんな人と出会わない山域だけに、たまにすれ違う方とは、親密な情報共有が生まれてきます。塩見岳に着くと、一気に登山者も増えるのですが、それまでに出会った方とは、なにがしかの会話が生まれました。

終わりよければすべて良し。別に途中で問題があった訳ではありませんが、最後に1時間ほど、熊ノ平小屋あたりから前後しながら同じスケジュールで鳥倉登山口までたどり着いたソロテントの三人、男性2名、女性1名。バス停でいろいろ勉強させてもらいながら、情報交換に花が咲きます。山行の最後に、とても楽しい時間を過ごすことができました。バスから降りればそれぞれの場所に戻っていくのですが、この4日間の楽しさが増幅されて記憶に残ります。山に浸ろうと思って山に向かうのですが、結局は人に戻ってきてしまうのでした。

No.600,2025-59
三峰岳…甲州百山(80/100)、甲斐百山(59/100)
塩見岳…日本百名山(65/100)、展望の山旅(66/72)
三伏山…続・展望の山旅(60/72)
(600回のキリバンについては、今回はあまり意識していませんでした。)

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コメント

泥助さん、こんにちは。
南アルプスに行かれていたんですね! 私も仙塩尾根は2回縦走しましたが、静かでいい尾根だと思います♡
両俣小屋ですが、今は皆さんどうやって行っているのかと思ったら、北沢峠から行くんですね。これは参考にさせていただきます。両俣小屋のテント場で幕営しましたが、ずうっと川のせせらぎが聞こえて南アルプスの深さを感じさせてくれる所だと思いました♡
2025/8/26 17:13
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1
naoeさん、こんにちは😊
コメントどうもありがとうございます🙏。

仙塩尾根、ゆったりしていて、歩くのを楽しむ感じで、いいですね✨。私は、野呂川越から大仙丈岳の間が残ったので、いつかまた行く機会があるかな?と思ったり…😆。そういう機会があれば、また両俣小屋さんにお世話になるかもしれません✨。

両俣小屋ですが、釣り客の方でそこそこ賑わってました。そもそも両俣小屋まで歩く間に、3人の釣り🎣の方とスライドしました。
今回の両俣小屋泊は、小屋番さんとかとお話しできれば面白そう…と思ったので、ここだけは小屋泊にして、そこそこの時間お話しもさせていただきました🙏。早川漁協の人も、この日はパトロールと遊漁券を売りにきていたみたいです。車で大回りして来られるのかな?

今は、両俣小屋へは、北沢峠または、仙塩尾根縦走中に野呂川越から往復するというのが正しいパターンですね。その他、釣り師さんの移動手段は、もしかしたらいろいろバリエーションに富んでいるかもですね🤣🤣。
2025/8/26 19:46
泥助さん、こんばんは。
南アルプス縦走、お疲れさまでした♪
去年の今頃、塩見岳に行ったので懐かしく拝見しました。
北沢峠から繋げてみたいですが、他にも登りたい山やタイミングもあって実現出来ずです。
三峰岳は間ノ岳から近かったのですが、時間の関係でパスしてしました。
今シーズンは懸念の高山病にはならないと思うので、3,000m峰にあといくつか行く予定です。
いつも詳細なレポート、参考になります。
2025/8/26 19:46
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1
パーカーさん、こんにちは😊
コメントどうもありがとうございます🙏。

パーカーさんの塩見岳、改めて拝見させていただきました😆。塩見岳は、今年も変わってなかったですね(笑)✨。

塩見岳は、日帰りはかなり難度高いのではないでしょうか。今回道中でも日帰りの方と接しましたが、私は、ここまでになると無理かな…と思いました。本谷山や三伏山への登り返しなど、日帰りだとさらに大変ではないかと思いました。

北沢峠からつなげる仙塩尾根は、樹林帯が多いとはいえ、なかなか趣もあり、また変化もあって面白いと思います✨。今年は、白根三山縦走を実現されたようですので、この仙塩尾根も是非!😆

こちらこそ、パーカーさんの房総レポートも含め、いつも楽しませていただいております。
引き続き、よろしくお願いします。🙏
2025/8/26 21:24
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渋いコース取りですね〜
北沢峠からスタートしながら、仙丈にもよらずに両俣経由で、仙塩に入るなんて〜
両俣小屋は、41人の嵐で有名な小屋なので一度、行ってみたい小屋ではあったのですが、仙塩尾根から降りるのが嫌で訪れる事が出来なかったのですが、こういう行き方もあるのですね。
仙塩尾根の南半分はもう大昔に行ったのが最後でその後ずっと行っていませんでしたが、静かで長い尾根だったなと記憶しています。
塩見から先はおっしゃるとおり、登山客が一気に増えますね、鳥原登山口の少し手前迄、車で入れるので、皆さんピストン登山されるみたいですね。
2025/8/27 6:10
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1
momohiroさん、こんにちは😊
コメントどうもありがとうございます🙏。

渋いといいますか、キセルコースですね😓😓。初日長衛小屋にでも泊ってゆっくりスタートとも思いましたが、仙丈は行ったことあるし、両俣泊まりたいとか、野呂川越からの往復はイヤだとか、アクセスの交通機関の運行状況とか、いろいろ総合的🤣🤣に考えた挙句、ここに落ち着きました。歩き残した、野呂川越〜大仙丈はそのうちなんとかします😅…ということにしています(笑)。

「41人の嵐」って本があるのですね。面白そうなので、これを機会に読んでみたいと思います✨。野呂川越からの下降と登り返しは、考えただけでも引きますね…😰。ちょうど野呂川越のところにテントが張れるだけの小さなスペースができていたような気がしましたが、時々ビバークする人がいるのかな…と思いました。

仙塩尾根の南半分は、面白い樹林帯と展望地が交錯する、変化のあるコースでした。北荒川岳に登り着いたところは感動的でした。
塩見岳以降は、鳥原登山口からのピストンの方も、何人かお見受けしました。11時くらいでしたので、ちょうど登山口夜明けスタートの日帰りの場合の、折返し時間くらいだったのかもしれません。宿泊しながらの蝙蝠岳ピストンの方も、ソロと団体さんがいらっしゃいました。あと、クラブツーリズムの団体さんとかも…。日曜日だったので、人は多めだったかもしれません。

momohiroさんは、このあたりはたくさん歩かれていて、まだまだ上書き中だと思いますが、私は北の方しか歩いていないので、今回、状況も少しづつわかってきたので🤔、これを機にジワジワと南下していきたいと思いました😊。
2025/8/27 9:22
泥助さん、こんばんは〜

4日間縦走おつかれさまでした〜
南アルプスに行かれていたのですね
私には縁遠い山域なので分からないのですが…
北沢峠って仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳に登るバスで行く所は分かりました。

コースも色々あるのですね、
おまけに通行止めがたくさんあるなんて…💦
リサーチ力半端ないですね〜
バスの時間とか小屋の予約とか…
いつか体力つけて行ける日が来たらその時は参考にさせていただきます🤭←そんな日が来るのか?

しかし縦走という事はテン泊装備担いだままとは相変わらずすごいですね👏
ダイナミックな景色にたくさんのお花…
天気も良く最高でしたね😀

下山後のバス待ち時間はとても有意義な時間を過ごせたみたいで…
同じルートを歩いて来たなら尚更ですよね!
55枚目…背中の辺りが3000m…🤭
今回も決まってますね!
ありがとうございました♪
4日間大変おつかれさまでした🙏
2025/8/27 22:07
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1
なりりんさん、こんにちは😊
コメントどうもありがとうございます🙏。

4日間とても楽しかったですよ✨。今は縁遠いかもしれませんが、いつか是非お出かけください。通行止めについては、山深くて急峻な所が多いので、災害が一度発生すると、規模が大きくて、回復が難しいですね😨。2019年の台風19号で崩壊したままのところが多いです。修復の必要性や緊急性がどれだけあるか…というところでしょうか🤔。

交通手段と小屋やテント場に関しては、これがだいたいの行程を決定してしまうので、パズル🧩みたいなもんですね(笑)。調べておけばおくほど安心です。

なりりんさんも、体力は今でも十分あると思いますし、日本アルプスでも、やっていることは基本低山と同じですよ。ただし、環境とか時間とか規模とかが大きくなったり、厳しくなった分、対応のバリエーションや、やらないといけないことが、いろいろ増えていく感じでしょうか。たぶん、どこかで一度経験されると、それをベースにまた次の経験へと広がっていくような感じかと思います。

テント泊も最近は技術の進歩で、ずいぶん軽量化されました。家を出る時13kgくらいでしたが、昔は20kg近かったですね。日帰り装備より、テントとマットとシュラフが増えますが、それらを最新式にして軽くしても、水と食料があまり軽くならないですね。これも、いろいろやってみてだと思います。私はまだまだです。

最近は、体力つけて荷物を軽量化して、日帰りで長い距離を走破するスタイルが増えていますね。私は残念ながら、体力には限界があるので、荷物をある程度背負っても、いろいろ工夫しながらゆっくり進むスタイルかな…と思ってます。小屋を利用すると、装備は日帰りと同じなので楽ですが、お金かかるので、そうそう気軽に行けないですね。お札💵を使うと、持ち運ぶ荷物も軽くなりますが、飛んでいくのも軽いです…💸💸💸。

今回は天気🌤️に恵まれて、本当に良かったです。とても満足度は高かったです✨。
55枚目…どうも、ありがとうございます。また、頑張ります🤣🤣。
2025/8/28 7:47
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