354.苗場山,秡川コース往復(毎日あるぺん号夜行日帰り,上りリフト付)

- GPS
- 08:18
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 902m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:19
| 天候 | 曇りのち晴れ、山頂の気温10℃前後 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
2025毎日あるぺん号 苗場山方面(リフト代込み)夜行日帰り ※かぐら第一高速リフト料金込み 復路は温泉に立ち寄り。 ■出発場所 竹橋(地下鉄東西線1b出口)22:15集合22:30出発(毎日新聞社西口玄関ロビー) ■基本スケジュール <行> 竹橋22:30出発(毎日新聞社西口玄関)=新宿西口都庁大型バス駐車場23:30発=練馬IC=関越道= ※日程により谷川岳RWを経由する場合あり 宿泊 : 車中泊 苗場山登山口(祓川登山口駐車場)4:30〜 5:45頃着 登山リフトは片道のみ6:00※〜8:30運行、駐車場から無料の専用車の送りあり、徒歩だと約30分。 ※実際は5:45頃から運行していました。リフトへの送迎車発着場はあるぺん号の着く場所から少し離れていて死角になっているので注意、トイレ前に案内板があるものの暗くて気づきにくいです。フード付クワッドだけど2人定員、登山リフトは土休日運行。(今回のツアーはリフト代込みでしたが別個だと2300円、タクシー乗車だと割引券をもらえることもあるようで、その場合1500円になるらしいです。アソビューで事前購入すると1,800円) <帰> 集合時間は出発の10分前、苗場山登山口(祓川登山口駐車場) 15:15発= 猿ヶ京温泉まんてん星の湯(入浴料各自負担)17:10〜18:00(実際は16:40頃〜17:30)=新宿西口21:00〜21:30頃着 ※定時に戻らない乗客もいて実際には15:30過ぎに出発したが、温泉での時間調整のおかげで渋滞にほぼ合わず20:30頃に新宿着 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
<秡川駐車場〜和田小屋(第一高速リフト乗り場付近)> 簡易舗装された車道。 リフト運行中はリフト券があればシャトルバスに乗車できます。今回私はもちろん乗車させていただきました。リフト乗り場すぐ近くまで乗りつけてくれるので助かります。 <和田小屋〜上ノ芝付近> 苔むした岩が滑りやすく、特に下山時はどんなに注意しても数回スリップ、一回コケてしまい終止緊張を強いられました。岩と岩の間はほぼ沢、土の場所はドロドロ。木道も濡れていると滑りやすく注意。下りのほうが登りよりも時間がかかる場合もあるので、余裕を持った山行計画を。 ※登りは駐車場から下ノ芝までショートカットできたのはありがたかったです。正直フード付きクワッドとはいえリフト片道2300円は高くない?と思いましたが、下山時にもこの間をショートカットできたならもう2300円出しても惜しくないと思ってしまいました。 <神楽峰〜苗場山> 雷清水まで約100mほど下り、そこから苗場山まで一気に約200m登り上げますが、痩せた急な岩場で注意が必要。 <苗場山山頂> 傾斜のある木道ではスリップ注意、ほとんど一本の木道なのですれ違いに苦労しますが、お互いに譲り合って気持ちよく歩くことができました。 山頂ヒュッテ周囲は泥濘だらけで、ヒュッテ内には泥のついたストックなどの持ち込みNGと注意書きがありました。 <クマ情報> ネットで検索してみたところ、祓川コースでは今年になってからはクマ情報は見当たりませんでしたが、平太郎尾根コースや鳥甲山付近では目撃情報があるようです。また昨年10月には祓川コースでクマに遭遇という記録がありました。2023年6月には祓川コース1620m地点(下ノ芝付近?)でクマに襲われたという記録がありました。↓ https://ameblo.jp/ohenro-gt/entry-12808182779.html |
| その他周辺情報 | <苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)> ヒュッテ内のトイレを使用させてもらいました。きれいな水洗で、外来者は使用料100円でフロントの缶に入れ午後2時まで利用可能。(外の仮設トイレは以降も使用可) 屋内でコーヒーを注文しようかと思ったのですが、休憩料込みで1000円と聞いて遠慮しました。(なので外の無料テラスで一休みしました。) 下山時に多くの集団ハイカーとすれ違ったので時間的にヒュッテ泊まりと思われ、人気のある小屋と実感しました。食事もおいしそうだし今度は泊まりで来てみたいですね。 http://sakae-akiyamago.com/stay/4888/ <猿ヶ京温泉まんてん星の湯> 今回は短時間で団体だったからか、入浴料600円でした。通常は3時間800円(JAF割あり)。コインドライヤー100円、リターン式コインロッカー100円などで小銭必要。 https://www.mantenboshinoyu.com/furo.html |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖Tシャツ
トレッキング長パンツ
サポートタイツ
カッターシャツ
背あてタオル 防寒巻きスカート
ライトダウンジャケット
フェイスマスク
レインスーツ
スパッツ
ザックカバー
レスキューホイッスル
アルミシート
帽子
バラクラバ
ヘッドランプ
ザック
サコシュ
行動食&朝食
飲料
コンパス
モバイルバッテリー
スマホ
ココヘリビーコン
タオルマフラー
2本ストック
滑止付指切手袋&滑止付ゴム手袋 レスキューグッズ&常備薬
日焼止め
膝用サポーター
トイレットペーパー
ティッシュ
ウェットティッシュ
マイナンバーカード
クマ鈴
ミニ熊スプレー
|
|---|---|
| 備考 | 登り始めはスパッツ&長パンツと長袖Tシャツでしたが、標高が上がるにつれ、カッターシャツと手袋が加わり、気温10℃の苗場山頂では更に防寒用巻きスカート、バラクラバ、ライドダウンジャケット、レインスーツ上着と、持ってきたもの全て着込んで丁度良かったです。山行中も風のあるなしやアップダウンと局面によって気温が激変し脱いだり着たりが大変でした。 往復同じバスだったので登山に不要な着替えなどをバス車内に置くことができたのは助かりました。 |
感想
以前ドラゴンドラから今は廃道になったコースを使って苗場山への山行を計画したことがあるのですが、観光用のゴンドラでは運行開始が登山には遅く、日帰りするには私の足では無理があると断念。また秡川コースは登山口までの公共交通手段がなくソロでタクシー乗車は高くつくとあきらめていたのです。が、毎日あるぺん号でリフト付き夜行日帰りプランがあると知り、長年の願いがかないました。当初は9/12出発で申し込んでいたのですが、天候に不安があってキャンセルしようと思っていたら、まいたび側からあるぺん号運休のお知らせがきて、今回の日程に申し込みし直した、という経緯がありやっと実現できたのでした。
セミリタイヤの身なので人気のある山は交通手段がある限りほとんど平日に決行しているのですが、今回はリフト運行が土休日のみでこのツアーも土休日のみだったため、週末登山となりました。早朝に出発できたおかげでそれほど混雑することなく歩くことができたのは幸いでした。
心配だったのが、仕事終わりからの夜行日帰りという強行軍で自分の体力が持つかということでしたが、帰りのバスまで時間に余裕があったので山頂でもゆっくりでき、下山にもたっぷり時間をかけることができました。早く下山しても居場所がないので2時半頃を目途に時間調整しながら下山しました。幸い早めにバスが待機してくれていたので助かりました。
下山では慎重に歩いても何度かスリップし緊張を強いられ体力的にもきついものがありましたが、そう感じたのは私だけではなかったようです。予想に反して時間がかかったのか、約1/3(25人中8人)の乗客の方がバスの出発時間に遅れていましたが、全員無事に下山できたのはなによりでした。
それでもバスは予定到着時刻よりも早く新宿に着くことができ、乗務員の方々には感謝でございます。隣の乗客の方(同性)と楽しく登山談義できたのも楽しい思い出となりました。
長年あこがれていた苗場山に初めて登ったものですから、思いがあふれ、ずいぶん冗長な記録になってしまいました。
今度はできれば栄村の小赤沢コースから登って山頂ヒュッテに泊まってみたいものです。
びよんどん













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