白峰南嶺:笹山・白河内岳・大籠岳・広河内岳(奈良田から時計回り周回)


- GPS
- 43:27
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,566m
- 下り
- 2,541m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:05
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:19
天候 | 9/26 晴(33.4/18.9) 9/27 晴れたり曇ったり(29.6/22.0) 9/28 晴(29.6/20.5) (/)は甲府の最高/最低気温 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾 7:05 〜 8:38 甲府 9:03 〜 10:30 下部温泉 JR 下部温泉 11:46 〜 12:55 奈良田 はやかわ乗合バス 800円+荷物代200円 <復路> 奈良田 9:50 〜 10:59 下部温泉 はやかわ乗合バス 800円+荷物代200円 下部温泉 11:15 〜 12:05 甲府 12:45 〜 13:34 大月 13:48 〜 14:36 八王子 JR |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹山ダイレクト尾根は全体に急傾斜で標高差も大きいが、良く整備され歩きやすい道である。急傾斜の箇所は九十九折になっており、ピンクテープも多い。らくルートでは難路扱いになっているが、少なくとも大門沢ルートよりはるかに歩きやすい。ただ、倒木がある場合はルートの続きを慎重に探す必要があるだろう。 笹山ダイレクト尾根の水場はギリギリの状態だった。ほぼ2週間まとまった降雨がなかったようので、仕方ないのだろう。 白峰南嶺の大籠岳付近はなだらかな露岩帯で、視界不良の時は通行困難だろう。 |
その他周辺情報 | 奈良田温泉女帝の湯 700円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(MB ウイックロン ZEOサーマル ジャケット)
半袖ジップシャツ(コーコス信岡)
防寒着(MB U.L.サーマラップ ジャケット)
薄手フリース(Laterra)
ズボン(MB ストライダー)
靴下(インジンジ5本指)
グローブ(MB クール フィンガーレスグローブ)
グローブ(MB ノーメックス)
雨具(カモシカ)
日よけ帽子(ワークマン)
アームカバー
帰宅時着替え
靴(Sirio PF441)
ザック+ザックカバー(Caelus 50)
行動食
非常食
調理用食材
飲料
コンロ/コッヘル(Jetboil Stash)
ガスカートリッジ(100g缶)
食器(Snapfold Bowlz)
ライター
ペットボトル(0.9L 2本)
折りたたみ水筒(2L 2本)
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ(Actik Core)
モバイルバッテリ(PowerCore 10000)
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ/GPS
時計
オーバーサングラス
タオル
ストック1本
ナイフ
テント(Hi-Revo)
マット(UL Pad 15)
シェラフ(MB DH800#5)
|
---|---|
備考 | 出発時重量:12.0kg(水1.8L含む) ガス使用量:44g |
感想
前回の山行で、白峰三山から続けて白峰南嶺を笹山まで歩く計画だったが、天気が悪かったので大門沢ルートで下山した。白峰南嶺のやり直しに、奈良田からの周回を検討した。普通は日帰りか笹山山頂1泊らしいが、前者は私の体力では問題外、後者も水を担ぐのが大変そう。それに私の場合、東京から電車バスでのアクセスなので、歩き始めが午後になってしまう。調べて行くと、笹山尾根の水場入口に幕営適地があるらしい。ここでテント泊すれば、大量の水を担ぐ必要もない。大門沢小屋でもう一泊の2泊3日で計画した。
初日、自宅を出てから7時間半で奈良田に到着。下界は夏日で標高も低いので、真っ昼間に登るのはどうかと思ったが、薄暗い樹林帯で少し風もあり、心配したほど暑くはなかった。農鳥小屋からの人と笹山日帰りの人に会った。
次の心配は水場の水量。汲めなければ撤退になる。水場に着いてギョッとした。水量はチョロチョロというより、デコボコの岩の表面にへばりついた薄い膜でしかない。これはダメかと思ったが、20分粘って4リットル汲むことができた。ここで折り畳み食器(Snapfold Bowlz)が役に立った。薄くペナペナなので、僅かな岩の窪みに上手く密着させることができた。普通の硬いコップでは無理だろう。少し下れば、もう少し汲みやすかったかもしれない。幕場は「水場入口」の標識の前にちょうどテント一張り分の平地があり、快適だった。
2日目、2時半に大音量の音楽と光で起こされた。誰か通ったらしい。こちらは4時半に出発。急登で有名な笹山ダイレクト尾根だが、路面は柔らかく、ジグザグが切ってあり、段差も岩ゴロゴロもないので、歩きやすい。大門沢ルートに比べると、月とスッポンだ。300メートルごとの標高点で休みを入れて、割と楽に笹山に着いた。途中で日帰り周回の人と熊の平に下るという人に追い越された。
笹山から先は白河内岳と大籠岳、大展望と草紅葉の快適な稜線歩き。晴天に恵まれ、幸せだった。最後の広河内岳へは、アップダウンが続きちょっと疲れた。この間で3人とすれ違った。
大門沢下降点から2週連続の苦行となったが、荷物を軽くしたのと前回の経験からか、少し楽に感じた。時間も2割短縮した。大門沢小屋は谷底なのでやや湿っぽく、テント場の地面にうねりがあった。おまけに隣のテントのエアマットがギシギシ鳴りっぱなしで(貧乏ゆすりしながら寝てるのか?)、あまり眠れなかった。道端で寝た前夜の方がずっと良かった。
最終日、これも前回と同じ道を淡々と歩いて奈良田に下山。朝風呂に入りサッパリして帰宅した。
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