カムイエクウチカウシ山



- GPS
- 17:43
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:23
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス | ホロシリゲート以降は車で行けない |
コース状況/ 危険箇所等 |
八ノ沢カールからCo999まではかなり急なため下山時はかなり注意が必要。 |
その他周辺情報 | 日高山岳ビジターセンターはおすすめ |
写真
感想
紅葉観ながら沢登りしたいなーっと思ったので同期1人と後輩2人を引き連れて行くことにした。
最初はカムエク九ノ沢や日高のガケノ沢と山スキー沢、狩場山の沢も候補に入れていたが自分以外のメンバーの技術や体力などを考慮して八ノ沢に行くことにした。
前日に札内ヒュッテまで移動し、そこで前泊。
中札内ヒュッテは何故か窓が開いており、中はてんとう虫で溢れていた🐞。軽くほうきではいたがそれでもてんとう虫は小屋中にいた。諦めててんとう虫に囲まれながら眠った…zzZ
翌日、朝4時に起きて5時に入山。普通なら自転車を使うのだが折りたたみ自転車を持っていないので7kmの林道を歩くことにした。
最初は肌寒かったが少し歩けば日が上り始め、かなり暖かくなった。1時間程で林道歩きを終え、あっという間に七の沢出合いに着いた。
そこから準備して中札内川に入渓。中札内川の水はかなり冷たく、あまり濡らさないように歩くことにした。
ルーハイの練習をさせるために後輩2人を先頭にさせた。2人に河原の歩き方やルーハイのコツなど教えながら前に進んだ。2時間程歩いて八ノ沢出合いに到着。少し休憩して、Co999のテント場を目指して前に進んだ⛺️。
八ノ沢からは日が完全に上がり、かなり暖かくなった。紅葉はかなり進んでおり、白樺の葉が黄色く染まっていた。稜線上の紅葉は終わっていそうだった。紅葉を楽しんでいると日高山脈の主稜線が見えてきた。自分と同期は「すげぇー!!」っと感動していたが後輩2人は「あれを登るのか…」っと絶望していた。
10時過ぎにCo999のテント場に到着した。ここで大休止も兼ねてテントを張り、そこに寝袋などを置いた。しかし、自分の荷物は今回持ってきたニラの匂いが他の荷物にガッツリついており、クマが怖いので自分だけ荷物をほとんど持っていくことにした…。二度とニラは山行に持っていかない。しっかり休憩して山頂目指して出発した。
Co999以降からは滝を直登せず、巻道を使いながら上を目指した。巻道にはピンテやロープなどかなり整備されていた。少し物足りないな…っと思いながら前に進んだ。ピンテに従って2時間弱進むと急に八ノ沢カールに出た。八ノ沢カールに出た途端、滝や沢の音が消え、風に揺れる草木の音しか聞こえなくなった。まるで別世界に来たようだった。奥に行くとかの有名な福岡大WVの慰霊碑があった。その周辺で休憩し、沢たびから登山靴に履き替えた。
履き替えた後はカムエクの山頂を目指した。カウエクへの道は踏み跡が鮮明にあったのでスムーズに歩くことが出来た。出発して30分もしないでカムエクとピラミッド峰の稜線に出た。Co1700のコルで少し休憩した。後輩2人はかなり疲れた表情をしていたので歩くペースを落として出発した。辛そうな後輩を励ましながら1時間弱登り、ようやくカムエクの山頂に到着した。
カムエクの山頂からの景色は今までで1番を争うぐらい美しく、紅葉と雲海を同時に楽しむことができた。山頂には北海道百名山制覇寸前のお兄さんがいた。その人は山に指をさしてあれはペテガリなの、コイカクなの日高の山々を言い当てていた…。なんか最近、道中でえげつない登山者と会う気がするな…。
山頂で20分程景色を堪能した後、テント場に戻るために下山を開始した。八ノ沢カールまではなんとも無かったが八ノ沢以降はかなり、傾斜がキツく恐る恐る下りた。懸垂下降をしたかったが持ってきた50mロープでは足りなかったので諦めた。ゆっくり下りたことで日が沈む寸前でテント場に着いた。夕飯を食べたらその日はすぐに休んだ。
次の日は朝5時30分に起床し、7時に出発した。10時30分に七の沢出合いに到着し、死んだ顔して7kmの林道を歩いた。
今回の山行で見た景色は過去最高レベルで綺麗だったし、後輩2人にある程度の体力と技術、沢の楽しさを教えれたと勝手に思っている。後輩2人自ら沢登りに行って欲しいなぁー⛰️
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