大天井岳



- GPS
- 18:04
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 2,115m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 11:24
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
10月の3連休で大天井岳へ。
有明荘で下泊まりし、中房温泉から入山。
初日は燕岳への多数の日帰り登山者で道は混雑していたが、燕山荘以降はほとんど人に会わず。
初日の気温は稜線上でも14℃前後と高めだったが風もあったため体感温度は低め。ウィンドブレーカーは必要だった。翌日の雨予報があったからか、3連休にも関わらず大天荘前のテン場にテントは数張しかなかった。
大天荘は毎回豪華な食事と素敵なカフェを楽しみにしているが、今回もそれに違わないメニューでそれだけでも来た甲斐がある。
翌日の予報は朝と午後の遅い時間に晴れ、その間の日中は雨予報。このため雨を覚悟していたが、少なくとも自分が稜線上にいた午前中いっぱい、稜線上は晴れていた。台風の進路によって予報と時間帯がズレたのかも知れない。常念乗越まで数人にしか会わず、この雨予報と昨年の林道崩壊で一ノ沢からの入山者が激減している影響がありそうだ。10月の3連休で人の少ない晴れている稜線を楽しめた事は良かった。局所的にガスが入ってくることもあったが、冬毛に生え替わり始めた雷鳥が一心不乱に木の枝のエサを啄んでいる様子を間近で見れ、充実した山行になった。常念乗越は一ノ沢から昇ってきたガスの通り道になりやすく、一ノ沢方面に下り始めてすぐガスの中に入り、行程の後半は霧雨に。胸突八丁までの急な下りよりも、それ以降の石や岩がゴロついたゆるい下りの方が雨で濡れると滑って歩きにくく時間を要した。乗越から一ノ沢にかけて登りの人とは1人もすれ違わず。下ったパーティーも自分達以外に2組しか見かけなかった。
林道崩壊で人気がほとんどないからか、王滝ベンチ以降の山の神付近から登山口とその先の駐車場を経て林道の崩壊地点に至るまで多数のサルが闊歩しており、路上にサルのフンが多数。また、駐車場より手前の路上で熊のものと思われる巨大なフンもあったため、注意したい。霧雨の視界の悪い中、かなり大きなサルは遠目に見ると一瞬小熊かと思ってしまった(笑)。いずれにしろ熊鈴はつけておいた方が安心(といっても、一ノ沢の流れの音の方が大きいので、心配な人は笛もあった方がいいかも)。
また、王滝ベンチから登山口までの間の登山道では軽い落石もあった(猿の踏み外しかも知れないが)のでこちらも注意。
人が多すぎる燕岳の登山道と、人の気配が激減した一ノ沢の登山道の対比が印象的な山行でもあった。
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