記録ID: 8830919
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
北岳・間ノ岳縦走【2025夏山シーズンその7】
2025年10月17日(金) 〜
2025年10月18日(土)


- GPS
- 16:33
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 3,883m
- 下り
- 3,873m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 7:34
14:13
2日目
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:57
6:20
6:21
55分
中白根山
7:16
7:19
46分
間ノ岳
8:05
36分
中白根山
8:41
9:13
65分
北岳山荘
10:18
77分
八本歯のコル
14:42
ゴール地点
・2日目、間ノ岳への往復が全く記録されていない・・・・いいかげんいしてくれ
・八本歯のコル周辺もログが勝手に停止するし・・・・アプリのバグ・不具合多すぎません?
・八本歯のコル周辺もログが勝手に停止するし・・・・アプリのバグ・不具合多すぎません?
天候 | 1日目(10/17): ・快晴!雲一つない絶好の登山日和でした ・肩の小屋あたりではかなりの強風で寒かったのですが、山頂に着いた時点(13:00)では風もなく山頂からの絶景を満喫できました 2日目(10/18): ・午前中は晴れ+少し曇り。 ・ただし北岳〜間ノ岳の稜線上は風速15m/sの強風(時々突風)で体感温度は0℃近くでかなり寒かった・・・ ・山小屋の方も夕食時に注意していましたが、間ノ岳行く場合は防寒・防風対策をしっかりしないと危険です ・昼以降霧が出てきて霧雨というか小雨に。ただし樹林帯だと気にはならないレベルでした(レインウェアとザックカバーは必須) |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
自宅〜(中央道)〜甲府昭和IC〜(国道20号、甲斐早川線、南アルプス街道)〜芦安第二駐車場(駐車) 登山口まで: 往路:芦安5:15発〜(路線バス 快速広河原行)〜広河原6:13着(入山) 復路:広河原〜(乗合タクシー)〜芦安 駐車場: 市営芦安第二駐車場 ※無料。第一〜第八まであり、計366台駐車可能 ※バス停、乗合タクシー乗場に一番近いのは第二で、その次に近いのが第三。他は少し離れる(特に第四以降は坂を上る必要あり)ので早く来て第二に停めるのがいいいかと。 ※今回は10月の平日だったので夜中am1:30到着時点でも半分も埋まっていませんでした。am4:30段階でも余裕あり。 ※駐車場入口にきれいなトイレあり。道路挟んで向かいの白峰会館の売店はam4:00〜営業していますので便利です。 芦安〜広河原アクセス: 往路:山梨観光 路線バス ¥1,750/人(運賃¥1,450+利用者協力金¥300) ※実は北岳登山最大の核心部かも^^ ※一般の路線バス車両に目一杯詰め込むので、座れないと通勤ラッシュ並みの混雑で曲がりくねった峠道を1H耐えないといけません。腕力勝負です^^; ※土日は増便、増車するようですが、平日で少なそうだと1台での運行のようです。 ※実は乗合タクシーより高いので、乗れるなら乗合タクシーの方がおすすめ 復路:芦安観光タクシー 乗合タクシー ¥1,700(タクシー代¥1,400+利用者協力金¥300) ※尾瀬の鳩待峠〜尾瀬戸倉のようにジャンボタクシーでの運行です。南アルプス観光協会のWebサイトだと時刻表が載っていますが、実際には人数が集まったら出発する形です。 ※実は路線バスより¥50安く、着席保障(荷物もトランクに預けられる)もあって快適なので、こっちの方が絶対におすすめ。 ※往路も電話予約できるようなので、日程が決まっていれば予約した方が無難です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原〜白根御池小屋分岐: ・野呂川に掛かる吊橋は少し揺れますが、そこまで高度感ないので高所恐怖症の方でも問題ないかと。 ・吊橋を渡ると本格的な登山道になりますが、分岐まではそこまで急ではなくどっちかというと林道歩きに近いので特に危険はありません。 白根御池小屋分岐〜白根御池小屋: ・大樺沢ルートは2021年以降通行止めなので、分岐の標識はありますが強制的に白根御池小屋経由になります。 ・分岐から急登が始まりますが、所々階段もあり、浮石も少ないので特に問題はありません。一か所だけ、小屋近くで崩壊地をトラバースする際に落石注意の標識がありますので、素早く渡り切りましょう。 草すべり(白根御池小屋〜小太郎尾根分岐): ・白根御池小屋には水場がありますので、水の補給はこちらで。小屋前は広々としてベンチもたくさんありますので休憩にはちょうどいいかと。 ・ここから草すべりと左俣に分岐します。草すべりは見た目すさまじい急登ですが、普通に登れば危険性はないですし、難易度もそれほどでもありません。ただしストックはMustです。 ・急登のおかげでぐんぐん標高が上がるので向かいに見える鳳凰三山を楽しみながら登れます。 小太郎尾根分岐〜北岳肩の小屋: ・小太郎尾根分岐から稜線上に出るので風が強くなります。ふらつかないように注意を。 ・右手に甲斐駒、仙丈、八ヶ岳、左手に富士山、鳳凰三山を眺めながらの稜線歩きを楽しめます。 ・稜線の登山道も広いので風以外の危険はないです。 北岳肩の小屋〜北岳山頂: ・少しだけ岩場が出てきますが、3点支持不要でストック使って登れるレベルです。 ・ガレ場登りですが、危険はないです。ただ落石は起こさないように注意を。 ・北岳山頂は結構広いので休憩に最適です。私が行った時は風もなく快適でしたが、風があると長居は難しいかもしれません。 北岳山頂〜北岳山荘: ・北岳山荘まで200mほど下りますが、この辺りで初めて一枚スラブ岩の鎖場があったりと岩場のコースになりますが、高度感は感じないですし注意して渡れば問題はないです。 北岳山荘〜中白根山〜間ノ岳: ・一年を通してなのだと思いますが、3,000m級の稜線のため、風がかなり強いです。それこそ時にはまっすぐ歩くのが難しいことも。防風対策はMustです。 ・気温は5℃くらいのはずですが、強風に常時晒されるため体感温度は0℃近いかと。低体温症にならないよう防寒対策も忘れずに。特に北岳山荘は山荘内も割と寒いので余計に。 ・登山道自体は広くて気持ちのいい稜線歩きなので危険はありません。ただ、中白根山、間ノ岳以外にも名もなきピークの上り下りがありますので、体力配分には注意を。 北岳山荘〜八本歯のコル(巻き道ルート): ・北岳山荘のテン場から巻き道ルートに入りますが、木製の桟道、梯子(階段)が連続します。それら自体は作りもしっかりしているので特に問題ないのですが、一番の危険はココも強風です。あおられると滑落しかねないので慌てず慎重に進むといいかと思います(突風の場合は立ち止まるetc.) 八本歯のコル〜大樺沢二俣: ・八本歯のコルから下り始めると風は収まります。写真で見るとすごいハシゴの連続に見えますが、ココもハシゴのつくりはしっかりしているので難易度はありません。ただ下りの場合、階段のように下りるには斜度が微妙に急なので、面倒でも通常のハシゴのように後ろ向きで降りる方が安定します。 ・ルート下部はジグザクのザレ場なので足を滑らせないように注意ください。それ以外に危険はありません。 左俣(大樺沢二俣〜白根御池小屋): ・二俣から意外と登ります。かつ道も少し荒れているので危険はないですが慎重に歩いた方がいいです。 |
その他周辺情報 | 登山前の朝食: 白峰会館 おにぎり弁当¥500 ※2日前の17:00までに要予約ですが、朝バス乗る前に受け取れるので便利です。 ※市営の山小屋を南ぷすリザーブで予約すると併せて予約できます。 登山中のランチ: 北岳肩の小屋 ※北岳山頂まで50minの肩にある山小屋。2022年に改装されてきれいになりました。 ※本来なら通過者のランチは離れ(行った時は改装中で使用不可)かテラス利用なのですが、この日は風が強かったので山小屋の方の好意で宿泊者用食堂を使わせてもらえました。ありがとうございます! ※ランチメニューは豊富です。あたたかいおでんのおかげで体が暖まりました。 山中泊: 北岳山荘 1泊2食付き¥12,300 ※市営の山小屋です。定員80名 ※1名分ずつ間仕切りあり。ソロや大人数は大きな部屋がアサインされるようですが、2名だと小さめの部屋に割り当てのようです ※生ビールあり(これ重要)。稜線上なのに水は豊富のようで水も無料で汲めます。お湯も¥200/500mlでもらえるので便利です。 ※南ぷすリザーブから予約できます。決済も同時に。 https://www.minamialps-yoyaku.jp/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
・一度は日本第2位の北岳に登ってみたかったので、1日目は天気にも恵まれいい山行でした
・でも、なんというか日本第2位(&第3位の間ノ岳)に登った、ということ以外特に感慨がないというか、微妙な肩透かし感があるのも事実で。。。
・登山道が簡単すぎるからでしょうね、おそらく。達成感が薄いというか、苦労した先の絶景という感じではないです。
・とりあえず南アルプスでこなしたい山は行けたので、来年はまた北アルプスに戻ります^^
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