甲斐駒ヶ岳〜鋸山 黒戸尾根から上り、釜無川へ下山


- GPS
- 33:10
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 3,414m
- 下り
- 3,266m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:29
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り。昼から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
竹宇甲斐駒ヶ岳神社〜甲斐駒頂上 一般登山道だが鎖、梯子あり危険個所もあり。 甲斐駒頂上〜6合石室:一般登山道。一部鎖あり。 6合石室〜鋸岳第1高点:長い鎖など危険道。 鋸岳第1高点〜釜無川ゲート先の駐車場:一般登山道だが鎖、岩場上下ありでそこそこ危険。 |
その他周辺情報 | 藪の湯 みはらし \500円 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ヘルメットは必要です。
|
---|---|
共同装備 |
テント×1
30mロープ×1
|
感想
夏至の日の長いこの時期に、梅雨とは思えないほど土日は天気良さそうなので
金曜の夕方、急遽思い立ち会社の者とこのルートを歩きに行ってきました。
◆1日目
竹宇甲斐駒ヶ岳神社を朝6時出発。
2時間程で、hanameizanさん達アングロサクソンランナーに急登で追い抜かれました。
7時間ほどの時間をかけて甲斐駒頂上に到着。
途中で太腿が攣りそうになり、時間がかかってしまった(^^;)
バスが戸台から走っていたらしく、甲斐駒山頂は多くの人で賑わっていました。
しばし写真を撮りあい6合石室へ下降します。
途中、快晴の中にもかかわらず、登山道の真ん中に雷鳥が姿を現してくれて感激しました!
1.5時間で到着。ルートは明瞭でした。
水を汲んで、明日の飲み水を作りました。
岩の間から湧き出る水は、水量は豊富でゴミもなく綺麗?(二人で生で飲みましたが大丈夫)でした。
鋸岳が、夕焼け空をバックに映えあがります。
◆2日目
4時に石室出発。
気を付けていた三ツ頭付近でやはり烏帽子岳方向に入り込み、ルートミスやらかしました。
単独先行者の方も間違えて戻っていて、違うことを教えてもらい助かりました。
山高地図では三ツ頭頂上の北側を巻くとありますが、もしかしたら巻かない方が良い気もしました。
その後中ノ川乗越までは道は明瞭でした。
中ノ川乗越からはガレ場を上がり第2高点に向かいます。
踏み跡ははっきりしており右側の岩に沿って上がります。
石をなるべく落とさないよう気を付けます。
登りきったら第2高点ですが、剣が刺さっているだけの寂しい所でした。
一旦大ギャップの底に降り、再び登り返します。
途中で鹿窓が見えてきます!気分は一気に跳ね上がります!
気を引き締めて、慎重に登って行きます。
鹿窓通過後、すぐに稜線に出て、小ギャップに挑みます。
鎖を掴む場所がちょっといやらしいですが、少し降りた辺りから鎖に取り付きます。
そして登り返せば、第1高点が少し前に現れますが…まだ遠いです。
15分ほど登って第1高点に到着します。
これで山梨県境も残すは山伏〜布引山までとなりました。
至福のひととき(^^)。
しばし休憩後ガスが出てきたので足早に下山に向かいます。
とはいっても登っては降りの連続で体はくたくたです。
途中、三角点ピークの三角点に寄って、横山岳峠通過後
釜無川源流で美味しい水を頂き、顔を洗いすっきりしました。
ひたすら急登を降りて行き林道に到着。
9.2kmの林道を小雨のぱらつく中、晴れやかな心情で車に帰っていきました。
立ち寄り湯でさっぱりして帰路に着きました。
帰宅後の祝杯が最高でした(^^)。
道の様子は、hansusya さんのレコに詳しく書かれており参考にさせて頂きました。
とても助かりました。ありがとうございました。
参考ページ → http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-219420.html
◆注意
釜無川下山の中盤で雨のせいか、GPSログがおかしくなっています。
対岸を歩いているようになっていますが間違いです。
◆お礼
初日で2回もストックを落として気が付かないままなのに、
なぜか登山客にすぐに見つけられて、手元に帰ってきた。
このストックとの運命を感じる。
拾ってわざわざテン場から石室に届けてくださりありがとうございました。
横で夕食事をしていた登山客も、落としたデジカメを届けられた。
本当に喜んでいた!
凄い一日でした。
コメント
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お疲れ様でした!
鋸岳は、山梨百・信州百なんですよね!?
行かなければ制覇は出来ないですよね
でも、私に行けるとは思えません(爆)
雷鳥のお出まし、勝利のV雲、クロユリ♪厳しい山行では
どれだけ癒された事でしょうね
何時かは分かりませんが、案内サポートお願いします〜
そそ! ハナちゃんも一緒でしたか?
信州百だったんですか
落石は結構やらかしますので一人づつ上り下りですね。
釜無川から行けば第一高点までは、大丈夫ですよ。
ハナちゃんはいなかったんで人違いかなぁ…とか思っていました。
tukihiyokoさんもお疲れ様でした。
安曇野は良い所ですね。
カメラを届けてもらったモノの片割れのうるさい方です(笑)
石室で楽しい晩御飯をご一緒していただいてありがとうございました
鋸、やっぱりスゴイですね。
ワタシには行けそうにないですけど写真楽しませていただきました
三つ頭分岐にはしっかりした指導票があったんですけど?巻いちゃうと違う所に出ちゃうんですかね?
天気に恵まれ素敵な二日間でした。
二日目午後は雨だったけど、険しい所を過ぎてからで良かったですね
ストックの話といい、山を歩く人の優しさをたくさん感じた二日間。
(差し出していただいた漏斗にも感激でしたよ)
この夏は最高に素敵な登山がたくさんできそうな、そんな予感がします
tekutekugo さん、 ao-ha さん
こんばんわ。
若くないほうです↓。
雨に逢いましたが、無事に帰れて何より良かったですね。
hanameizanさんの逆コースですね!
食事中外国人2名…?もしやと思っていましたが、やはりそうでしたか(^^)
黒戸の急登を、後ろから迫る方に挨拶しようとした瞬間に追い抜かれていました。
風のような方でしたよ
美味しい夕食作って頂きありがとうございました。美味しかったです
連れ共々感謝です!。
美味しく、楽しいひと時となって、記憶に残る山行でした。
長い林道歩きの最中、死ぬ時にフラッシュバックで今回のことが出てくるかもしれない!
なんて話をしながら、てくてく歩いて帰って行きましたよ。
それと野宿するには、漏斗は必須ですね。
結構役立っています。
ではまたいつか。
こんちわ。
道間違えで引き返してきた単独先行者です。
あの時、お二人の姿を見つけて、ホッとしましたよ。
でも、まだそれから先もけっこう間違えて、尾根を目指して直登しましたけどね笑
核心部でも、みなさまがいることで気持ちに余裕を持って歩くことができました。
鋸岳は初めてでしたが、なかなか楽しい山だったので、次は釜無川から登ってみたいなと思っています。
いろいろありがとうございました。
また、どこかの山でお会いしましょう。
azuwasa さん
こんばんわ。
三ツ頭は踏み跡しか見てないと迷いますね。こういう所は難しい。
県境をきっちりトレースするのが良かったなと思っています。
核心部は本当に楽しかったですね!ちょっと疲れましたけど
我々も、azuwasa さん達がいてくれて心強かったです
次回は是非、釜無川からおいでください。
長い林道が歓迎してくれますよ。
戸台よりはましだと思います。
他写真有ります。アド頂ければ送ります。
またどこかで
甲斐駒〜鋸岳のルートは興味もあり知っていましたが、甲斐駒山頂の怖い警告看板もしかりで、私には到底無理。
でも、このレコ見ると写真にルートの書き込みもあり、丁寧な記述で行けそうな気になっちゃう、(ある意味危険)素晴らしいレコだとおもいます。
それにしても、テン泊装備で黒戸尾根をこのスピードはさすがですね。
私が行くことは無いと思いますが、石室周辺は〇〇コがいっぱいあると聞きましたがどうでした?
heinaiさん、こんばんわ。
お褒めのコメントありがとうございます。
いざ行くと踏み跡やテープがあり大丈夫でした。
核心部の間違い安易い所は写真にコメントを入れましたが、ここは鎖の扱い次第ですね。
踏破後の言葉にならない気持ちの高ぶりが忘れられません。
heinaiさんなら十分行けると
おもいますよ(^O^)
石室周辺の○○コは、この場ではちょっと…控えさせてもらいますね。
石室出入口の真ん前で食事しましたけど気になりませんでしたよ(^-^)
一緒に現地確認に行来ましょうか(^-^)
Hikaruさん、はじめまして。お疲れ様でした。
今月末に鋸岳(未踏の百高山)を狙っており、ヤマレコ情報を漁っていてHikaruさんのレコに辿り着きました。
写真にルート表示していただいているので、とても分かりやすくて有難いです。単独行の予定なので道迷いが心配なんですが、守り神にコピーを持って行きます(^^;
ところでプロフィールを拝見しましたが、九州から単身赴任なんですね。私もそうですが、できれば山梨か長野でしたかったです(^^;
目標の太平洋→日本海、是非実現してください。私は昨年、日本海→太平洋をやりました。達成感はハンパないです(^^)
ikomochi さん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
hansusya さんのレコでイメージトレーニングしておいたので
(→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-219420.html)
想定内の光景でした。
三ツ頭だけは、踏み跡をたどると右に引き込まれてしまいますので
ここは頻繁に方向を確認することが必要です。
まだ雨の季節なので石が濡れると非常に危ないです。
情報は確かでないものもあるかもしれませんので、
慎重に、くれぐれもご無理なさらないよう。
(こんな私が…失礼、すみません)
私と同じ北九州ですか?
それにしても1か月で、日本海から太平洋凄すぎです!
Hikaruさん、
hansusyaさんのヤマレコご紹介ありがとうございました。かなり詳細な記録なので大変参考になります。だんだんモチベーションが上がってきました。
自宅は北九州です。単身赴任生活もあと半年余りなので、帰郷後は九州の山を中心に楽しみます。
ikomochi さん、こんばんわ。
後半年こちらでの山登り楽しんでください!
私は、県境の山伏から布引までの県境一周は終わらせたいと、思っています。
太平洋から日本海は、頑張ってはみたいです^_^
私も単身赴任が終わったら、九州百、日本百をやってみようかと思っています(^O^)
どこかでお会い出来ると嬉しいですね!
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