記録ID: 989573
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無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍ヶ岳 〜 赤岩尾根ピストンで 〜
2016年10月22日(土) [日帰り]
富山県
長野県
usofuyu
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:05
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,189m
- 下り
- 2,177m
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日帰り
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:04
距離 19.5km
登り 2,189m
下り 2,188m
15:36
ゴール地点
| 天候 | 晴れ後高曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・大冷橋の手前と奥のスペース合わせて15台ほど駐車可能。 ・この日は、スタート時も下山時も、自分の車を含め、5台の車が駐車。 ・登山口までは舗装路を快適に走行できます。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【大谷原登山口⇔西俣出合】 ◆長い林道歩きです。傾斜はゆったりとしています。 【西俣出合⇔高千穂平】 ◆急登です。段差が大きくならないように、整備されています。鉄や木の梯子も設置されています。 【高千穂平⇔冷乗越】 ◆崩壊地の脇を通過するところが何ヶ所かあります。 ◆冷乗越直下はザレ気味の岩場です。前後に人がいる場合落石に注意が必要です。 【冷乗越⇔鹿島槍ヶ岳南峰】 ◆全体的に、傾斜がきつくないという点で、歩きやすい道です。 ◆大きな登り返しは冷乗越と冷池山荘の間のみ。 ◆冷池山荘前後は樹林帯で、土の道のため歩きやすい。 ◆森林限界を突破すると、ゴロゴロした石の上を歩くので、足裏には優しい道ではありません。 【鹿島槍ヶ岳南峰⇔鹿島槍ヶ岳北峰】 ◆南峰から吊尾根分岐点までは岩場なので、トレッキングポールを収納し、手をフリーにしておいたほうがいいでしょう。下りでもクライムダウンする必要がない程度の岩場ですが、高度感を感じる所もあります。細かい石が落ちているので落石には注意が必要です。人で混雑している時はヘルメットを被っていた方が良いかもしれません。 ◆吊尾根分岐と北峰の間もザレガレのため、特に下りではスリップに注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | ☆黒部観光ホテルで入浴。 ・大人800円。 |
写真
最初の林道分岐点は左手に進みます。
※画像は帰路で撮影。
この後も林道の分岐点が二ヶ所ほどありましたが、沢方面に向かわない道を選択すれば正解です。
※画像は帰路で撮影。
この後も林道の分岐点が二ヶ所ほどありましたが、沢方面に向かわない道を選択すれば正解です。
林道を歩いていく。
傾斜がゆったりとしているので、ウォーミングアップに丁度いい感じでした。
傾斜がゆったりとしているので、ウォーミングアップに丁度いい感じでした。
朝日に染まる稜線。
正面に見えるピークは鹿島槍ヶ岳南峰、それとも布引山？
分かりません。
正面に見えるピークは鹿島槍ヶ岳南峰、それとも布引山？
分かりません。
西俣出合に到着。
歩きはじめて1時間も経過していないので、休憩せずに、そのまま通過。
歩きはじめて1時間も経過していないので、休憩せずに、そのまま通過。
乱雑に岩が折り重なっているように見えますが、不安定な石もなく、見た目以上に歩きやすい道です。
梯子が設置されていなかったら、大変な登りなんだろうな。北アルプスは、整備されているがゆえに、その傾斜に比べ急登と感じない登山道が多いと思います。
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梯子が設置されていなかったら、大変な登りなんだろうな。
北アルプスは、整備されているがゆえに、その傾斜に比べ急登と感じない登山道が多いと思います。
北アルプスは、整備されているがゆえに、その傾斜に比べ急登と感じない登山道が多いと思います。
展望が利く位置まで登ってきました。
最も奥に浮かんでいるのは、四阿山と浅間山。
なかよし二山ですね。
最も奥に浮かんでいるのは、四阿山と浅間山。
なかよし二山ですね。
鹿島槍ヶ岳。
遠近感のトリックで、布引山、南峰、北峰が同じくらいの高さに見える。
メリハリがなく、見応えはイマイチ。
遠近感のトリックで、布引山、南峰、北峰が同じくらいの高さに見える。
メリハリがなく、見応えはイマイチ。
赤岩尾根から見る鹿島槍ヶ岳は、高度を上げていくにつれて、立体感が出てくるのが、おもしろい。
冷乗越に到着。
稜線に出ると、凍てついた風が吹き付けてきました。
冬はもう間近。
稜線に出ると、凍てついた風が吹き付けてきました。
冬はもう間近。
テント場から見た立山方面。
テント場には一張りのテントもありませんでした。
テント場には一張りのテントもありませんでした。
布引山手前はそこそこの傾斜の斜面を登っていきます。
登山道は九十九折に付けれれているので、登りやすい。
登山道は九十九折に付けれれているので、登りやすい。
さらに拡大。
この先は十字峡です。下ノ廊下も恐らく今が紅葉のピークでしょう。
この先は十字峡です。下ノ廊下も恐らく今が紅葉のピークでしょう。
最も奥の山列には、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳。
手前の山列は針ノ木岳から赤沢岳の稜線。
手前の山列は針ノ木岳から赤沢岳の稜線。
北峰。
この後、この画像に小さく写っているトレランの方と少しお話ししました。
この後、この画像に小さく写っているトレランの方と少しお話ししました。
トレッキングポールをザックに括り付け、北峰に向かいます。
高度感があり、不安定な岩もあるので、少し嫌らしい下りです。
高度感があり、不安定な岩もあるので、少し嫌らしい下りです。
岩場を下っていく。
念のため、チェーンスパイクを持参しましたが、凍結している所はありませんでした。
念のため、チェーンスパイクを持参しましたが、凍結している所はありませんでした。
南峰を振り返る。
鹿島槍ヶ岳は南峰と北峰の間が最高ですね！
ちょっとした岩登りも楽しめますし、迫力ある南峰と北峰を眺められるのもこの区間です。
鹿島槍ヶ岳は南峰と北峰の間が最高ですね！
ちょっとした岩登りも楽しめますし、迫力ある南峰と北峰を眺められるのもこの区間です。
高曇りで陽射しが気にならないため、展望を楽しみながら下ることができました。
冷乗越まで戻ってきました。
ここからは、登り返しもなく、ただ下るだけです。
ここからは、登り返しもなく、ただ下るだけです。
この辺りが赤岩尾根核心部でしょうか。
少しザレているためスリップ注意です。
少しザレているためスリップ注意です。
落ち葉を踏みながら、林道を下っていきます。
一時雨が落ちてきましたが、すぐに止みました。
一時雨が落ちてきましたが、すぐに止みました。
晴れていれば、輝く紅葉が楽しめたのでしょうが…。
このような色付ききっていない葉は、曇り空の下の方が味わい深く見えるような気がします。
このような色付ききっていない葉は、曇り空の下の方が味わい深く見えるような気がします。
橋手前の駐車スペース。
少し分かりにくいですが、道を挟んで右奥の建物がトイレです。
少し分かりにくいですが、道を挟んで右奥の建物がトイレです。
感想
二日間好天が続けば、どこかに泊まりで山登りしようと考えていましたが、日曜日の天気が読み切れません。
そこで、土曜日一日で日帰り登山をすることにしました。
種池山荘と冷池山荘が先週で小屋じまいとなったことを知り、静かに歩けそうな鹿島槍ヶ岳に登ってみることにしました。
この日お会いしたのは10人。
数人程度かなと思っていたので、少し意外でした。
今回は赤岩尾根ルートでピストンしました。
この赤岩尾根ルートは中俣出合から高千穂平までが急登ですが、整備された登山道のため、登りやすく、一気に標高を稼ぐことができます。
日帰りで鹿島槍ヶ岳だけピークハントするなら、柏原新道経由よりも、個人的には登りやすいと思います。
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