記録ID: 1234873
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無雪期ピークハント／縦走
蔵王・面白山・船形山
仙人大滝〜仙台神室岳(1356m)〜山形神室(1343.9m)周回
2017年09月03日(日) [日帰り]
宮城県
山形県
yamanamie
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,028m
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| 天候 | 晴れ(稜線風強し) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
シーズン(特に紅葉時)には、駐車場より車が溢れ出します。 道は、ずーと舗装ですが擦れ違いが出来ない所もあり、走行時はスピード控えめ、時にはバックしてお互い道を譲り合いましょう。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回は、仙人沢登山口スタートで進みました。仙人沢登山口には旧国道脇に立派な看板ありが分かり易いですが駐車スペースが狭く笹谷峠の駐車場に車を駐車、電力会社さんの送電鉄塔巡視路を一部利用させて頂き概ね30分弱で仙人沢登山口に到着です。 全体的に登山道には、みちしるべのプレートやリボンがあり道迷いの心配はないと思います。 ・仙人沢登山口から仙人滝までは、ブナ林の登山口では考えられない雰囲気の良い道が続きますが登山道は崩壊してたりでトラロープが張られたり、徒渉も何度かしなくてはならないのでも増水時は注意必要です、普通でも石と石の間を飛び越えなくてはならないところもあります、石の上に苔があったりすると……充分注意して下さい。 ・仙人滝分岐点より徒渉してダンゴ平へ向かう時は、直ぐに急登が始まりますが体力に会わせてゆっくり進めば問題ありません。途中稜線に出ると木の根っこが登山道を縦横無尽に走っているので濡れているときは滑るので注意です。 稜線よりトラバースするところがあります、上部の登山道が崩壊した為に、このような道が出来たと思います、トラバースの途中も崖崩れで通りにくいところがあります、さらに上部は稜線歩きになりますが見事としか言えない木の根っ子が走っていますが途中からトラロープ、三点支持で登らなくてはならない急登ヶ所が少し続きます。 ダンゴ平近くになると徒渉点があり、少し進むと登山道が沢状態になっています、滑りますので注意して進んで下さい。そしてダンゴ平です。 ・仙台神室岳の最後の坂が急登ですが登りより下りが怖いです。 ・ダンゴ平から山形神室岳へは、泥んこ状の急登でここも滑ります、注意ですが見晴らしはとても良いです。 ・その他に急登で石があるのはトンガリ山のはまぐり山側と、はまぐり山のトンガリ山側でしょうか。 結構、急登有り、滑る道があり、それなりの装備が必要です。 |
| その他周辺情報 | セントメリースキー場近くの｢るぽぽの森｣､￥500円(税込み)で汗を流せ､スッキリできます｡｢るぽぽの森｣には､キャンプ場も併設されています｡ |
写真
朝、6時前です、私の車以外は1台だけです。暫くぶりの晴れで日曜日なのに ?? 少ない感じ。
見渡せば、雁戸山方面は雲が掛かっています。天気予報では快晴…でもこれは平地の天気予報でしょうか。
9/3 5:48
朝、6時前です、私の車以外は1台だけです。
暫くぶりの晴れで日曜日なのに ?? 少ない感じ。
見渡せば、雁戸山方面は雲が掛かっています。天気予報では快晴…でもこれは平地の天気予報でしょうか。
暫くぶりの晴れで日曜日なのに ?? 少ない感じ。
見渡せば、雁戸山方面は雲が掛かっています。天気予報では快晴…でもこれは平地の天気予報でしょうか。
では、仙人滝コースを通って仙台神室岳周回へ出発です。駐車場入口よりハマグリ山方面を振り返ります。一時的に雲は晴れました。トイレも見た目より綺麗でした。
車道を通って仙人大滝登山口へ出発。
9/3 5:53
では、仙人滝コースを通って仙台神室岳周回へ出発です。
駐車場入口よりハマグリ山方面を振り返ります。一時的に雲は晴れました。トイレも見た目より綺麗でした。
車道を通って仙人大滝登山口へ出発。
駐車場入口よりハマグリ山方面を振り返ります。一時的に雲は晴れました。トイレも見た目より綺麗でした。
車道を通って仙人大滝登山口へ出発。
宮城県側です、駐車スペースは5〜6台位でしょうか。
この一角からも雁戸山への登山口になっています。
この一角からも雁戸山への登山口になっています。
雁戸山への道標。ガスが掛かっている時は見付けにくいですよ。奧の鉄塔が雁戸山への登山道入口です、そこまで進み仙人大滝登山口へ電力会社さんの巡視路を進もうとしましたが藪状態で引っ返しました。→車道を進みます。
1
9/3 5:57
雁戸山への道標。ガスが掛かっている時は見付けにくいですよ。奧の鉄塔が雁戸山への登山道入口です、そこまで進み仙人大滝登山口へ電力会社さんの巡視路を進もうとしましたが藪状態で引っ返しました。→車道を進みます。
宮城県側はこんなに晴れているのに。山には雲とは！
正面の鉄塔から巡視道に入りました。
正面の鉄塔から巡視道に入りました。
車道脇の鉄塔脇には、巡視路 ? 朝露で道は濡れていましたが利用させて頂きました。
この看板近くの右手より降りてきました。近回りさせて頂きました<m(__)m>
アサギマダラの好きなフジバカマorヨツバヒヨドリでしょうか ?
こんな車道をテクテクと下ります、下った分、登らなくてはならないので…おいおいあまり下らないでくれよ、てな気持ちでした。
ここまで登山者らしい車数台と擦れ違いました。先方に仙人滝登山口の看板が見えてきました。
仙人沢(仙人大滝)、こんなに水量が多いのでしょうか、期待が膨らみます。
カーブミラー、クマ出没注意、案内地図、そして登山届箱。郵便受状の登山届箱、ここで前もって書いてきた登山届書に出発時間を記入して投函。熊除けスプレーは本日も持参で出発です。
1
9/3 6:36
カーブミラー、クマ出没注意、案内地図、そして登山届箱。
郵便受状の登山届箱、ここで前もって書いてきた登山届書に出発時間を記入して投函。熊除けスプレーは本日も持参で出発です。
郵便受状の登山届箱、ここで前もって書いてきた登山届書に出発時間を記入して投函。熊除けスプレーは本日も持参で出発です。
杉林が暫く続くのかと言う感がありました、でも予想が見事に裏切られブナ林の綺麗な登山道です。
この標識が至る所にありました。ずっと同じ事を書いているもとばかり思っていましたが、よく見てみたら微妙に変わっていました。やはり道標でしたが消えかかって判読不能の物もありました。
9/3 6:43
この標識が至る所にありました。ずっと同じ事を書いているもとばかり思っていましたが、よく見てみたら微妙に変わっていました。やはり道標でしたが消えかかって判読不能の物もありました。
こんなブナ林が続きます、木漏れ日も森林の良さを醸し出してくれていました。
急登を下り沢に降りると、柱状節理の岩に囲まれた滝。
やたらと名前がありそうですが名無しの滝(第一の滝)。
やたらと名前がありそうですが名無しの滝(第一の滝)。
2〜3分歩くと、これまた変わった滝、滝壺の水の青さが不気味でした(第二の滝)。
最初の徒渉点の下流側。裸足になるか飛び越えしなくてならないのでしょうか。下流部へ移動、何とか飛び越えられました。
本流の沢は滑床状だったりゴロゴロ状だったり、滝状だったり変化に富んでいて楽しいです。
道端の花も変化に花を添えてくれます。
植物の名前覚えられなくて残念です。
植物の名前覚えられなくて残念です。
第三の滝。降りるところが無いので登山道よりパチリ。滝らしい滝とでも言うのでしょうか。
こちらは脇沢、谷状の道を進んでいるのが分かります。
さらに右側上流方向に進みます。
さらに右側上流方向に進みます。
まずは、左側の仙人大滝へ向かいます。
今回これが一番の目的ですから行かない訳はありません。
今回これが一番の目的ですから行かない訳はありません。
途中から、沢に降りて石づたいに進みます。いよいよ仙人大滝が見えてきました。
丁度良いところに倒木がありましたが滑りそうで左側(右岸)を進みました。
登ってきた沢を振り返ります、道はありません。(所々、石に赤い印がついています)
同じ様な写真ですが周りの雰囲気も味わって頂きたく多数載せました、ご了承下さいm(_ _)m。
仙人大滝側から下流方面を振り返り見上げます。擂り鉢状の中にいるのが分かりますね。見事なオーバーハング。
見納めの仙人大滝、ひっそりと佇んでいます、ここに来た人しか見られない滝ですね。
分岐点に戻って来ました神室岳へは徒渉して左岸へ、直ぐ急登が始まります。
そんなに急登は画像からは感じられませんが急登です。暫くブナ林です。
樹間より帰りに使うと思われる稜線方面。樹林帯の木の種類が桧葉類に変わってきました。
左側、仙人大滝・R286、右側神室岳の道標。
表示内容が変わってきているのが分かると思います。
表示内容が変わってきているのが分かると思います。
稜線を歩いて行くと、稜線にトラロープが張られています。右折して少し下りトラバースします。真っ直ぐは昔は登山道だったのでしょうね。
旧道だったらしき道を分岐点にリュックを置いて進んで見ました。変わった形の木です。
ここで行き止まりです。以前に右側が登山道だったのでしょうか、そんな形跡が感じられます。崩落してしまったのでしょうかね。
ここから急登の始まりです、三点支持やトラロープを使わないと登れない坂です。
稜線を少し歩くと「登山者へ・沢道危険」の表示と結構踏み込まれた道がありました。この山塊は沢登りの登山者も多いと聞いています、充分な経験と装備された方に許される道ですね。
1
9/3 8:52
稜線を少し歩くと「登山者へ・沢道危険」の表示と結構踏み込まれた道がありました。この山塊は沢登りの登山者も多いと聞いています、充分な経験と装備された方に許される道ですね。
五葉つつじの道です。このまま真っ直ぐ進んで頂きに佇むと「むじな森石橋」への道に続くのでしょうか。疲れているので今日は下調べもせず稜線を進んで途中からトラバース路へ、左折してダンゴ平へ。
1
9/3 9:08
五葉つつじの道です。このまま真っ直ぐ進んで頂きに佇むと「むじな森石橋」への道に続くのでしょうか。
疲れているので今日は下調べもせず稜線を進んで途中からトラバース路へ、左折してダンゴ平へ。
疲れているので今日は下調べもせず稜線を進んで途中からトラバース路へ、左折してダンゴ平へ。
別の所の画像です。「むじな森石橋」へはこんな感じの道標があるらしく笹藪で荒れている様子です→見落としの無い様に…あくまで参考まで！
1
9/3 8:11
別の所の画像です。
「むじな森石橋」へはこんな感じの道標があるらしく笹藪で荒れている様子です→見落としの無い様に…あくまで参考まで！
「むじな森石橋」へはこんな感じの道標があるらしく笹藪で荒れている様子です→見落としの無い様に…あくまで参考まで！
最後の徒渉点、水量も少なく難なく渡れます。
谷の左上側がダンゴ平への道。
谷の左上側がダンゴ平への道。
ダンコ平のT字路に到着。写真を撮っていたら仙台神室岳に向かう人と会う、人の多さを感じさせられます。仙人滝コースでは誰とも会わなかったのに。
1
9/3 9:40
ダンコ平のT字路に到着。写真を撮っていたら仙台神室岳に向かう人と会う、人の多さを感じさせられます。
仙人滝コースでは誰とも会わなかったのに。
仙人滝コースでは誰とも会わなかったのに。
ダンゴ平から仙人滝コースへは何の表示もありません。
ダンゴ平から仙人滝コースへの道はこんな感じの入口です。
ダンゴ平から仙人滝コースへの道はこんな感じの入口です。
ではダンゴ平から仙台神室岳へ向かいます。最後が少し急登で大変かな位の記憶しかありません。
休みながら振り返れば山形神室岳方面。いつの間にか雲は無くなりました。
では仙台神室岳よりダンゴ平へ下ります。急登です滑りと膝に負担を掛けないようにゆっくり降ります。
段差のある泥んこ道。下りは滑るでしょうね、滑った跡が沢山ありました。
振り返り「むじな森石橋」方面はどちらかなと。二人が休んで居る所付近からの仙台神室岳の見晴らしは素晴らしいです。仙台神室岳まで行けない時は、ここまで来て見る価値はあると思います。
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9/3 11:18
振り返り「むじな森石橋」方面はどちらかなと。
二人が休んで居る所付近からの仙台神室岳の見晴らしは素晴らしいです。仙台神室岳まで行けない時は、ここまで来て見る価値はあると思います。
二人が休んで居る所付近からの仙台神室岳の見晴らしは素晴らしいです。仙台神室岳まで行けない時は、ここまで来て見る価値はあると思います。
山形神室岳山頂に到着、見晴らしは良くありません。
1名の方が食事中でした。
1名の方が食事中でした。
トンガリ山から見るハマグリ山方面。
団体の方々が岩場で苦労している様子。
団体の方々が岩場で苦労している様子。
ハマグリ山山頂より
�．肇鵐�リ山・山形神室岳・仙台神室岳方面。
�．肇鵐�リ山・山形神室岳・仙台神室岳方面。
駐車場方面、朝出発時、二台しかなかった車が、道端にも駐車状態です。神室岳だけで無く雁戸山への登山者もいるからでしょうね。紅葉時期はどんな状況になるのでしょうか。
9/3 12:59
駐車場方面、朝出発時、二台しかなかった車が、道端にも駐車状態です。神室岳だけで無く雁戸山への登山者もいるからでしょうね。紅葉時期はどんな状況になるのでしょうか。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
筆記用具
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
今年の夏は、天気が悪く安定せず、なかなか山登りに行ける状況では、ありませんでした。
やっと日曜日に晴れが期待出来そうなので、前から気になっていた仙人大滝を目指す事にしました。仙人大滝登山口は杉林になっていたので暫く杉林が続くものとばかり思っていたら見事に裏切られ素晴らしいブナ林の登山道でした。仙人沢は沢登りのメッカでもある様です、仙人大滝以外にも見事な滝がありました。仙人大滝コースは登山者は少ないのでしょうけど道標はしっかりしており道迷いの心配は、無いと思いますが登山道は急登、根っこで滑りやすく、岩場の急登、ガレ場と変化に富んでおり、それなりの技量と体力が必要と思われますし、この仙人大滝コースは登り使用をお勧めします(体力を消耗しますが)。下りは滑ると止まらないので大怪我の元です。
仙人滝コースは素晴らしいコースですが体力が要求されます。
コースタイムは、写真撮りながらですので当てになりません参考程度に。
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