ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1262554
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山・北岳山荘泊で広河原から奈良田まで

2017年09月19日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
30:22
距離
28.0km
登り
3,242m
下り
3,914m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
1:09
合計
6:25
距離 7.3km 登り 1,755m 下り 369m
9:31
11
9:42
107
11:29
11:48
74
13:02
13:08
8
13:16
13:18
30
13:48
14:00
18
14:18
21
14:39
15:01
18
15:19
15:23
16
15:51
日帰り
山行
9:32
休憩
1:10
合計
10:42
距離 20.7km 登り 1,493m 下り 3,548m
5:07
34
5:41
57
6:38
6:40
65
7:45
7:51
51
8:42
8:46
30
9:16
9:29
36
10:05
10:17
128
12:25
12:56
154
15:30
15:32
17
15:49
0
15:49
ゴール地点
天候 1日目:晴れ後曇り
2日目:曇り一時雨、後晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田の駐車場を利用しバスで広河原まで。¥1130(協力金含む)。8月20日以降平日のバスの便は少ないので要注意です。平日の便が少ないのは仕方ないですが、始発が奈良田発8:30〜広河原着9:15はちょっと遅い気が。せめてもう1時間早いと助かるのですが。
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/hirogawara_Bus/2017hirogawara.htm
コース状況/
危険箇所等
大門沢下降点〜奈良田までは登山道の整備が手作り感溢れる感じで少しスリリング。特に大門沢小屋からの下りの最初の橋は思わず4つ這いになってしまいました。
その他周辺情報 北岳山荘は1泊2食で¥8700ですが、朝を弁当にすると¥8500。泊まった日は夕食18:00、朝食5:30で弁当は朝5:00から渡せるという事でした。

奈良田の里の温泉施設は水曜定休。登山口から車で1時間ちょっとある、みたまの湯を利用。\770。広くて綺麗な施設です。温泉があまり見たことがない赤茶色の湯で、露天から見られる甲府市街の夜景がきれいでした。
http://www.mitamanoyu.jp/
奈良田の駐車場から。未舗装の駐車場でした。
2017年09月19日 08:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/19 8:05
奈良田の駐車場から。未舗装の駐車場でした。
バスで広河原に移動して。いい天気にテンションがあがります。
2017年09月19日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/19 9:24
バスで広河原に移動して。いい天気にテンションがあがります。
御池方面に登った第一ベンチ。案内板に小さく「第二ベンチまで0:20」 とありました。
2017年09月19日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/19 10:14
御池方面に登った第一ベンチ。案内板に小さく「第二ベンチまで0:20」 とありました。
ハシゴが新しくなっているような…と思いましたが、記憶違いではなかったみたい。手すりもついて通りやすくなってます。
2017年09月19日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/19 10:33
ハシゴが新しくなっているような…と思いましたが、記憶違いではなかったみたい。手すりもついて通りやすくなってます。
御池小屋に近づくと視界が開けるところがあり、鳳凰三山の薬師岳と観音岳が見えます。
2017年09月19日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
9/19 11:05
御池小屋に近づくと視界が開けるところがあり、鳳凰三山の薬師岳と観音岳が見えます。
御池小屋に到着。
2017年09月19日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/19 11:42
御池小屋に到着。
御池。
2017年09月19日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/19 11:45
御池。
草すべりを登ると鳳凰三山の全体が見えてきます。
2017年09月19日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
15
9/19 11:51
草すべりを登ると鳳凰三山の全体が見えてきます。
小太郎山分岐から仙丈岳と甲斐駒ヶ岳。
2017年09月19日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
9/19 13:14
小太郎山分岐から仙丈岳と甲斐駒ヶ岳。
北岳も色づいてきました。
2017年09月19日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
8
9/19 13:17
北岳も色づいてきました。
北岳肩の小屋。
2017年09月19日 13:55撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
9/19 13:55
北岳肩の小屋。
頂上まであと少し。
2017年09月19日 14:27撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
9/19 14:27
頂上まであと少し。
山頂からは八本歯の尾根と富士山がきれい。
2017年09月19日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
9/19 14:36
山頂からは八本歯の尾根と富士山がきれい。
後ろは仙丈岳。
2017年09月19日 14:37撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
13
9/19 14:37
後ろは仙丈岳。
甲斐駒ヶ岳の後ろには八ヶ岳。
2017年09月19日 14:38撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
9/19 14:38
甲斐駒ヶ岳の後ろには八ヶ岳。
間ノ岳へと伸びる稜線。
2017年09月19日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
9/19 14:40
間ノ岳へと伸びる稜線。
富士山を少しズーム。周りの雲がいい感じ。
2017年09月19日 14:58撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10
9/19 14:58
富士山を少しズーム。周りの雲がいい感じ。
夕焼けはあまり焼けませんでした。
2017年09月19日 17:42撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
9/19 17:42
夕焼けはあまり焼けませんでした。
翌朝の富士山。
2017年09月20日 05:19撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
18
9/20 5:19
翌朝の富士山。
中白根山。山頂は巻けるのですが、せっかくなので。
2017年09月20日 05:37撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
9/20 5:37
中白根山。山頂は巻けるのですが、せっかくなので。
間ノ岳に到着。雨に降られたのですが、強風で顔に当たる雨粒が痛いくらいで、長くはいられませんでした。
2017年09月20日 06:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
12
9/20 6:34
間ノ岳に到着。雨に降られたのですが、強風で顔に当たる雨粒が痛いくらいで、長くはいられませんでした。
間ノ岳を下ってきたら日が差してきました。クマ分岐とありますが熊ノ平小屋への分岐はもうちょっと先。
2017年09月20日 07:19撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
9/20 7:19
間ノ岳を下ってきたら日が差してきました。クマ分岐とありますが熊ノ平小屋への分岐はもうちょっと先。
農鳥小屋。年季の入った小屋ですね。事前にネットで見た名物親父とやらには会いませんでした。
2017年09月20日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
9/20 7:35
農鳥小屋。年季の入った小屋ですね。事前にネットで見た名物親父とやらには会いませんでした。
西農鳥岳への登りから振り返って。こちら側から見る間ノ岳の方が大きさが際立ちます。
2017年09月20日 08:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10
9/20 8:17
西農鳥岳への登りから振り返って。こちら側から見る間ノ岳の方が大きさが際立ちます。
西農鳥岳。相変わらずの強風でセルフタイマーでの自撮り断念。
2017年09月20日 08:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
7
9/20 8:33
西農鳥岳。相変わらずの強風でセルフタイマーでの自撮り断念。
農鳥岳への稜線。
2017年09月20日 08:36撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
5
9/20 8:36
農鳥岳への稜線。
三山の最後、農鳥岳に到着。
2017年09月20日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
14
9/20 9:13
三山の最後、農鳥岳に到着。
塩見岳は見るからに遠そう。
2017年09月20日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
9/20 9:14
塩見岳は見るからに遠そう。
青空ではなかったけど、富士山もギリ見えました。
2017年09月20日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
9/20 9:17
青空ではなかったけど、富士山もギリ見えました。
下ってきたら雷鳥とも遭遇。子供のようでした。
2017年09月20日 09:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9
9/20 9:33
下ってきたら雷鳥とも遭遇。子供のようでした。
皆さんのレコでよく目にしていた大門沢下降点の鐘。鳴らさせてもらいました。ここで稜線とはお別れですが、ここからコースタイムで5時間半下るという・・・。
2017年09月20日 10:11撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
9/20 10:11
皆さんのレコでよく目にしていた大門沢下降点の鐘。鳴らさせてもらいました。ここで稜線とはお別れですが、ここからコースタイムで5時間半下るという・・・。
ナナカマドが秋の気配を感じさせます。
2017年09月20日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
9/20 10:17
ナナカマドが秋の気配を感じさせます。
大門沢の迫力ある流れ。
2017年09月20日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/20 11:29
大門沢の迫力ある流れ。
大門沢小屋。
2017年09月20日 12:42撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/20 12:42
大門沢小屋。
手作り感が半端ない橋。コース全体でこの橋が一番緊張したような。ロープもあまり意味ないようなたるみ具合です。
2017年09月20日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
9/20 12:54
手作り感が半端ない橋。コース全体でこの橋が一番緊張したような。ロープもあまり意味ないようなたるみ具合です。
静かな森を歩きます。南アルプスの山深さを感じていました。
2017年09月20日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
9/20 13:51
静かな森を歩きます。南アルプスの山深さを感じていました。
発電所取水口の吊り橋。結構揺れます。
2017年09月20日 14:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/20 14:34
発電所取水口の吊り橋。結構揺れます。
広いところに出た。
2017年09月20日 14:44撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/20 14:44
広いところに出た。
工事中で渡れない吊り橋。地図には吊り橋は3つ表記されてましたが、あと一つは分かりませんでした。
2017年09月20日 14:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
9/20 14:51
工事中で渡れない吊り橋。地図には吊り橋は3つ表記されてましたが、あと一つは分かりませんでした。
何てことないダムだけど壮観だったので。
2017年09月20日 14:54撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
9/20 14:54
何てことないダムだけど壮観だったので。
奈良田橋から早川の流れを。駐車場もすぐそこ。
2017年09月20日 15:40撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9/20 15:40
奈良田橋から早川の流れを。駐車場もすぐそこ。
みたまの湯の駐車場から甲府市街の夜景を撮ってみました。
2017年09月20日 19:04撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
7
9/20 19:04
みたまの湯の駐車場から甲府市街の夜景を撮ってみました。

装備

備考 防寒が甘かったです。寒かった・・・。

感想

2週連続の登山はあまりやらない方ですが、アルプスの泊りの登山はこの先チャンスがなさそうなので、頑張って白峰三山を歩いてきました。北岳と間ノ岳は10年前に百名山のガイドブックを頼りに行ったことがあった(北岳だけならさらにもう一度)のですが、その後に農鳥岳を含めて白峰三山と呼ぶという事を知って漠然と「いつか歩いてみたい」と思っていました。去年思い立って企画を煮詰めたのに休みと天気が合わずに流れていたものをようやく実現です。

てんきとくらすでは予報はまぁまぁながら判定はB〜C。見ると風の強さが原因のようで、その予報は見事に当たりました。初日の午前中は見上げる空も青空で気持ちよく、北岳山頂でもなんとか天気がもってくれていい景色を眺める事が出来ました。地形なのかタイミングなのか、北岳山荘に向けて下り始めると途端に風が強くなり、たまに風に体を煽られるくらい。それでもまだ余裕があったのですが、2日目の風は今までで一番と思える(基本、荒天では登山しないので・・・)もので、何度も立ち止まって踏ん張らなければなりませんでした。間ノ岳に向かう途中では雨にも降られ、横殴りの雨粒が顔に当たると痛いほど。幸い雨はすぐにやんで日が差してきましたが、稜線では常に強風に晒されて、痩せた尾根では慎重にと自分に言い聞かせて歩きました。

風には苦労しましたが、天気が良くなかったのは間ノ岳くらいで、北岳でも農鳥岳でもいい景色を眺める事ができました。特に北岳〜間ノ岳、西農鳥〜間ノ岳の稜線が良くて、途中にある小屋もいいアクセントで絵になる風景と言うか、とても印象的に感じました。西農鳥岳が農鳥岳より標高も高く、農鳥小屋から見るとそびえたってて迫力あるのに三山の中に入らないのが不憫に感じ、どうせなら西農鳥岳も含めてあげればいいのにと思いました。でもそうなると白峰4山というのも語呂的にイマイチなので白峰四天王といった感じになってしまいますかね(笑)。

標高差2000mを超える下りは少々堪えましたが、長年思ってた山行が達成できて(まだ幾つかあるのですが・・・)良かったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1320人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら