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Yamareco

記録ID: 1476697
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ホテイラン・ツクモグサの季節(硫黄岳・横岳・赤岳)

2018年05月26日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
11:41
距離
17.6km
登り
1,631m
下り
1,631m

コースタイム

日帰り
山行
9:55
休憩
1:40
合計
11:35
距離 17.6km 登り 1,631m 下り 1,637m
1:28
5
1:33
1:40
97
3:17
3:29
96
5:05
5:06
27
5:33
5:41
16
5:57
6:06
44
6:50
7:10
76
8:26
4
8:30
8:41
30
9:11
11
9:22
9:28
17
10:31
10:54
121
12:55
12:58
5
13:03
天候 薄曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●赤岳山荘駐車場(駐車料金\1000/1日)
深夜1時過ぎに到着。駐車場はまだまだガラ空き。戻ってきた13時頃には満車になってました。

●トイレ:赤岳山荘または美濃戸山荘(有料)
     行者小屋は営業前ですがトイレは使用できます(有料)
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト:赤岳山荘玄関前(深夜出発でも提出できます)。美濃戸山荘の登山ポストはみつけられませんでした。

●注意箇所:各人の体力や経験によって違うので一概には言えませんが、赤岳・横岳付近は慎重に。

●下記にまだ残雪がありますが、特に問題はないと思われます
・文三郎尾根下部
・赤岩の頭の下森林限界の境目あたり
 
★美濃戸〜南沢経由〜行者小屋
・ホテイラン保護地は踏み入らぬよう大切に見守りましょう!
その他周辺情報 ●下山後の入浴&食事
オーベルジュJ&N(おいしい食事と温泉ではないですがキレイなお風呂が楽しめます)
http://j-and-n.jp/

●下山後の甘味
グラスリーぺぱん(八ヶ岳に来た時はお気に入りのぺぱんが外せません)
http://glacerie-pepin.cocolog-nifty.com/blog/
夜中の1時半に登山スタート!月夜のはずなのですが曇っていて暗いです。
夜中の1時半に登山スタート!月夜のはずなのですが曇っていて暗いです。
まずは駐車場下の赤岳山荘に来ました。
まずは駐車場下の赤岳山荘に来ました。
赤岳山荘玄関横にある登山ポストに登山届を提出。
赤岳山荘玄関横にある登山ポストに登山届を提出。
美濃戸山荘に着きました。
美濃戸山荘に着きました。
いつつい撮ってしまういつもの看板
いつつい撮ってしまういつもの看板
4年ぶりに北沢から入ります。
4年ぶりに北沢から入ります。
真夜中のマムシグサ
真夜中のマムシグサ
真夜中のタチツボスミレ
真夜中のタチツボスミレ
橋で何度も沢を横断します。
橋で何度も沢を横断します。
真夜中のヘビイチゴ
真夜中のヘビイチゴ
真夜中のキバナノコマノツメ
真夜中のキバナノコマノツメ
真夜中のシロバナノヘビイチゴ
真夜中のシロバナノヘビイチゴ
アイスキャンディーは溶けてました。
アイスキャンディーは溶けてました。
赤岳鉱泉に着きました!
赤岳鉱泉に着きました!
暗闇の樹林帯に再突入。
暗闇の樹林帯に再突入。
やっと薄明が始まりました。
やっと薄明が始まりました。
標高2400m前後から残雪がありましたがザク雪です。
標高2400m前後から残雪がありましたがザク雪です。
セリバオウレン
ヒメイチゲ
硫黄岳が見えてきました。
硫黄岳が見えてきました。
今から歩く赤岳への稜線
今から歩く赤岳への稜線
赤岳展望荘も見えます。
赤岳展望荘も見えます。
赤岩の頭に到着!
赤岩の頭に到着!
去年登った槍ヶ岳が見えます。
去年登った槍ヶ岳が見えます。
赤岩の頭から見る南八ヶ岳
赤岩の頭から見る南八ヶ岳
赤岳の背後には南アルプスの仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳が見えます
赤岳の背後には南アルプスの仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳が見えます
穂高・大キレット
穂高・大キレット
硫黄岳まであと少し!
硫黄岳まであと少し!
硫黄岳に到着!
爆裂火口迫力あります。
爆裂火口迫力あります。
標識看板と横岳、赤岳
標識看板と横岳、赤岳
硫黄岳山荘
振り返ると硫黄岳
振り返ると硫黄岳
次にめざすは横岳
次にめざすは横岳
コメバツガザクラ
コメバツガザクラ
コメバツガザクラ
コメバツガザクラ
大同心が緑の蛙みたい。。
大同心が緑の蛙みたい。。
横岳の核心部に入ってきました。
横岳の核心部に入ってきました。
横岳核心部の鎖場
横岳核心部の鎖場
横岳核心部の鎖場
横岳核心部の鎖場
空中金網
横岳に到着!
富士山が見えます。
1
富士山が見えます。
槍ヶ岳もまだ見えます。
槍ヶ岳もまだ見えます。
今から向かう赤岳への稜線
今から向かう赤岳への稜線
今日はじめのツクモグサ発見。群生地は三叉峰より南のイメージでしたが北にもありました。
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今日はじめのツクモグサ発見。群生地は三叉峰より南のイメージでしたが北にもありました。
7年前にここから登ってツクモグサを見に来た杣添尾根。
7年前にここから登ってツクモグサを見に来た杣添尾根。
登りの階段と下りの階段が分けてあります。
登りの階段と下りの階段が分けてあります。
ミヤマダイコンソウはお花準備中。
ミヤマダイコンソウはお花準備中。
ツクモグサの毛がモフモフ。
ツクモグサの毛がモフモフ。
チョウノスケソウもお花準備中。
チョウノスケソウもお花準備中。
ツクモグサ
ツクモグサ
ツクモグサ
ツクモグサ
ツクモグサ群生の様子
ツクモグサ群生の様子
オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ
ミヤマキンバイ
オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ
ツクモグサ
ツクモグサ
ツクモグサ
ツクモグサ群生の様子
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ツクモグサ群生の様子
ツクモグサの花が開きました!
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ツクモグサの花が開きました!
ツクモグサの開花
ツクモグサの開花
ツクモグサの開花
ツクモグサの開花
ツクモグサの開花
ツクモグサの開花
ツクモグサの開花
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ツクモグサの開花
めざすはこの稜線の先の赤岳!
めざすはこの稜線の先の赤岳!
イワヒバリ
赤岳、中岳、阿弥陀岳
赤岳、中岳、阿弥陀岳
ミヤマキンバイ
赤岳への稜線
赤岳天望荘に到着!
赤岳天望荘に到着!
赤岳頂上直下の丁度良いロケーションです。
赤岳頂上直下の丁度良いロケーションです。
背後には歩いてきた横岳の稜線
背後には歩いてきた横岳の稜線
抹茶バウムで栄養補給
抹茶バウムで栄養補給
歩いてきた硫黄岳から横岳の稜線
歩いてきた硫黄岳から横岳の稜線
頂上直下はまだ登山道に残雪がありました。
頂上直下はまだ登山道に残雪がありました。
赤岳の岩稜帯の先の横岳・硫黄岳
赤岳の岩稜帯の先の横岳・硫黄岳
赤岳頂上山荘に着きました!玄関が雪で埋もれてます。
赤岳頂上山荘に着きました!玄関が雪で埋もれてます。
12度目の赤岳頂上に到着!
12度目の赤岳頂上に到着!
権現岳ピークのオベリスク
権現岳ピークのオベリスク
甲斐駒ヶ岳
仙丈ケ岳
イワベンケイのつぼみ
イワベンケイのつぼみ
赤岳核心部の鎖場
赤岳核心部の鎖場
権現岳と北岳甲斐駒仙丈
権現岳と北岳甲斐駒仙丈
文三郎尾根分岐に着きました。
文三郎尾根分岐に着きました。
文三郎尾根上部からから見る阿弥陀岳
文三郎尾根上部からから見る阿弥陀岳
文三郎尾根といえば、マムートロゴのこの階段。
文三郎尾根といえば、マムートロゴのこの階段。
階段がず〜っと続きます。
階段がず〜っと続きます。
階段の先に見える行者小屋をめざします。
階段の先に見える行者小屋をめざします。
文三郎尾根から見る歩いてきた稜線。
文三郎尾根から見る歩いてきた稜線。
階段まだまだ続きます。
階段まだまだ続きます。
行者小屋まわりの樹林帯の登山道が一番残雪が多かったです。
行者小屋まわりの樹林帯の登山道が一番残雪が多かったです。
行者小屋に着きました!まだ小屋開きしていないです。
行者小屋に着きました!まだ小屋開きしていないです。
凍らせて持ってきた白桃ゼリーで栄養補給。
凍らせて持ってきた白桃ゼリーで栄養補給。
キジバト(おねだりしに寄ってきます)
キジバト(おねだりしに寄ってきます)
誰かが作ったド根性雪だるま。まだ溶けずにがんばって登山道を見守ってます。
誰かが作ったド根性雪だるま。まだ溶けずにがんばって登山道を見守ってます。
緑鮮やかなスギゴケの森。
緑鮮やかなスギゴケの森。
タチネコノメソウ
タチネコノメソウ
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
コミヤカタバミ
イワカガミはすべてつぼみでした。
イワカガミはすべてつぼみでした。
タチネコノメソウ
タチネコノメソウ
ハクサンハタザオ
ハクサンハタザオ
目の前で黒くもぞもぞ動くものが・・・(近いし)
目の前で黒くもぞもぞ動くものが・・・(近いし)
あ、カモシカさん!(大きいな〜)
あ、カモシカさん!(大きいな〜)
木の皮をばくばく食べています。
木の皮をばくばく食べています。
沢に降りきってこの曲がった橋を渡るとホテイラン群生地です。
沢に降りきってこの曲がった橋を渡るとホテイラン群生地です。
ありました、ホテイラン!
1
ありました、ホテイラン!
時期が早くて数も多く色も新鮮です。
時期が早くて数も多く色も新鮮です。
開ききったコミヤカタバミ
開ききったコミヤカタバミ
タチツボスミレ
ホテイラン
ホテイラン
ホテイラン二連咲き
ホテイラン二連咲き
ホテイラン
ホテイラン
ホテイラン四連咲き
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ホテイラン四連咲き
ヘビイチゴ
オオカメノキ
マムシグサ
シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴ
北沢と南沢の分岐地点に11時間ぶりに戻ってきました。
北沢と南沢の分岐地点に11時間ぶりに戻ってきました。
シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴ
美濃戸山荘で珈琲用に2リットルお持ち帰り。
美濃戸山荘で珈琲用に2リットルお持ち帰り。
赤岳山荘前の「yatsugatake J&N」さんへお風呂と昼食に来ました。
赤岳山荘前の「yatsugatake J&N」さんへお風呂と昼食に来ました。
ハンバーグステーキ(ライス付き)\1500 。美味しいですよ!
ハンバーグステーキ(ライス付き)\1500 。美味しいですよ!
八ヶ岳プリン\500 (ラムレーズンのはいったカラメルソースがちょっとお洒落です)
八ヶ岳プリン\500 (ラムレーズンのはいったカラメルソースがちょっとお洒落です)
「yatsugatake J&N」の人気者マロ
「yatsugatake J&N」の人気者マロ
人懐っこくてとてもかわいいです。もっと遊んで〜!のポーズ。
人懐っこくてとてもかわいいです。もっと遊んで〜!のポーズ。
八ヶ岳に来たら必ず「ぺパン」。今日新発売の玄米甘酒アイスと香りのよいアマンドの組み合わせで。
八ヶ岳に来たら必ず「ぺパン」。今日新発売の玄米甘酒アイスと香りのよいアマンドの組み合わせで。

感想

♪ホテイラン・ツクモグサの季節(硫黄岳・横岳・赤岳)♪

 2011年からはじめ、今年で8年目になるツクモグサとホテイラン観察&撮影山行。ここ数年、天気が悪かったり、夜に用事があったりと、美濃戸からのコースを周回できていない。今年こそは久しぶりに周回するぞ!と、真夜中の八ヶ岳へ出発。今回は美濃戸からの時計回りで。

 赤岳鉱泉までは、整備された道が歩きやすく非常に順調なペース。このまま硫黄岳まで行けるかと思ったが、やはりナイトハイク特有の夜明け前の眠気と、赤岩の頭までの単調な急登でヤル気が出ずペースダウン。硫黄岳山荘前で少し休憩し、横岳へと進むことにする。明け方は雲が多く太陽の光もあまり届かない感じだったが、登るにつれて太陽の暖かさが増すとヤル気度アップ。お目当てのツクモグサエリアも近づいてきた。

 横岳奥の院で、ここからの岩場と撮影に専念するためストックをしまい、辺りを観察しながらゆっくり歩いていくと、本日最初のツクモグサ発見。この後は歩くにつれ数も増えていく。まだ咲き始めたばかりのツクモグサは例年以上にモッフモフでかわいらしく、オヤマノエンドウやミヤマキンバイも現れて、疲れも一気に癒される。

 撮影も一通り終えたので、次は毎年恒例の赤岳登頂へ向かう。赤岳天望荘前でしばし休憩し、赤岳山頂まで一登り!山頂は思いのほか空いていて、周りの景色をしばらく楽しむ余裕があってラッキー。さて、文三郎尾根が混みあう前に下山はじめますか。

 文三郎尾根も、赤岳直下の岩場では幸いすれ違いもなく、順調に分岐まで進むと、下からは大勢の方が登ってくる。それでもこの時期だからまだ少ない方なんだろう。登りの方に道を譲りながら高度を下げていくと、雪が残っているエリアへ。この雪は行者小屋に近づくほど多くなるが、もう緩んでいるし土の上を歩けるところもあるので心配はない。ただし、コケたら泥だらけになりそうだけど・・・。

 行者小屋は来週の小屋明けに向け準備中の様子(トイレは使用可)。ここで最終休憩をして本日の最終目的ホテイランの観察&撮影へ。途中、至近距離でカモシカさんにも出会えてびっくり!意外と時間のかかる道を下山して、ホテイランエリア近くの橋を渡ると、お〜あった!最初の一株発見。その後いつもの保護エリアにまた今年もかわいらしい姿を見せてくれた。今年はまだ本当に咲き始めたばかりなのか?枯れているものが一つもなく、かつ保護ロープ内の斜面にもいつも以上にたくさん咲いていて嬉しかったな〜。

 この時期の八ヶ岳、まだまだお花は準備中だけど、良い天気のもと今年も元気なツクモグサとホテイランに会えて、歩きがいのある一日だった。

 下山後は、美濃戸口にあるちょっと気になっていたレストランへ。入浴も食事もでき、その上大好きなハスキー犬とも遊ぶことができて大満足!昔、自分でもハスキー飼っていたから大型犬と遊ぶの大好き。本日の楽しみにプラスアルファされました。

 

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