塩見岳〜農鳥岳

- GPS
- 47:24
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 3,075m
- 下り
- 4,000m
コースタイム
- 山行
- 2:04
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:19
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:01
| 天候 | 8/10晴れ、8/11曇り時々晴れ、8/12曇り時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
在来線で伊那大島駅まで。伊那大島駅からバス(12:10伊那大島駅発→14:00鳥倉登山口着) 帰り: 奈良田温泉からバス(15:55奈良田温泉発→17:25身延駅着)。身延駅から在来線で帰路へ。 ※バスは途中、下部温泉駅も通るので、通常東京方面の人は下部温泉駅経由のほうが近いかも(今回自分は乗り継ぎのタイミングの関係で身延駅を利用したが)。 |
| その他周辺情報 | 下山後の温泉: 奈良田の里温泉。550円。とても良い温泉でした。 |
| 予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
8/10(金)
朝5時に自宅を出発し、電車とバスに揺られ、登山口に(バスが若干遅れて)14:10過ぎに到着。登山口に着くまでに9時間越え。
なので、この日は登山口から2時間50分のところにある三伏峠小屋まで。
テント泊にしようか迷ったが、3日目が長くなるので小屋泊にし、自炊で少し節約。
しかし到着するとちょうど小屋の食事の時間直前で良い匂い😌羨ましい…
自分も急いで自炊して夕食を採り、消灯時間も19時半と早いので20時前には就寝。
小屋はとても綺麗でした。
トイレも日中は外のトイレ使用とのことだが、17時以降は中のトイレも使えて、水洗で綺麗。
30人以上くらいの団体さんがいたので、混み具合が心配だったが、布団は1組置きに割り当てられ、その他にも空きスペースや空き部屋もたくさんあった。すごく収容人数が多そう。
8/11(土)
3時半起床。朝食と支度を済ませて4:40頃出発。お天気はガスガスで残念💦
間もなく夜は明けたが、周りの景色などほぼ見えず、何のために歩いているのだろう、トレーニングにはなるが…という気持ち。。
塩見岳の形なども見えないまま、8:23塩見岳西峰頂上に到着。頂上の直前は岩場。
西峰頂上に着いたら、晴れ間が出てきた。
「貴重な晴れ間✨」と思ったらそのまま晴れてくれた☀
東峰も気になったので東峰まで進み、そこで昼食。荒川三山などの景色を眺めながら、ゆっくり1時間も休憩してしまった(西峰と東峰合わせて)。
先へ進む。これから歩いてゆく稜線や蝙蝠岳へ続く稜線が美しい✨そうだ、この美しい稜線を見に来たのだ、やはりお天気は超重要🎵
しかし、しばし素晴らしい稜線歩きを堪能していると、進む先は比較的まだ晴れているが、後ろからだんだんまた雲がかかってきてしまった。
さらに進むと、平たいまるで国立公園のような場所を通っていく。なんだここは?と地図を確認すると「ダケカンバとマルバダケブキの天国」とある。なるほど天国のようだ。すごく安心感があり、ここで暮らせそうな雰囲気。実際、元キャンプ場だったみたい。(今は禁止)
疲れも出て来て、たくさん写真を撮りながらゆったりゆっくり進む。
最後はけっこう疲れてしまい、ゆっくり進み、やっと熊ノ平小屋に到着。こちらの小屋もキレイで小屋の方も親切だし、空いてました✨
水場も小屋のすぐ近くに天然の水場があり、美味しい水が汲み放題で良かった😌
この日ももちろん自炊だが、ここの小屋のご飯も美味しそうで羨ましかった😅
そして、今日は山の日ということでお酒が振る舞われた(日本酒or果実酒orソフトドリンク)。私は果実酒をいただきました🍸原料の果実は「クロマメ」と呼ばれる野生のブルーベリーとのことでした🍒
8/12(日)
3日目はコースタイムも長いし(10時間55分)、バスの時間もあるし、その前に温泉に入りたいし…なので早く出発しなければ。
というわけで、2:10起床。身支度を整えて荷物を持って小屋の外へ。すると…なんと満天の星である✨
昨夜は雨を心配していたのに、嬉しい期待外れだ♪
小屋の前のテーブルで、後で食べる用のアルファ米の仕込みをしつつ、簡単な朝食を取りながら、時々ヘッドランプを消して、星空を鑑賞✨流れ星も見えた🌠
今日の山行が晴れて素晴らしい稜線が見えることを期待しながら、支度を済ませ、3:14、出発。
こんなに真っ暗な中を独りで歩くのは初めてなので、道迷いや転落などないように十分気をつけようと思い、足元の他に周りも照らして確認しながら進む。
テン場を抜け、しばらくは低木の中のわかりやすい道。暗闇の中、野生動物とか出て来たら…と少し怖くも思ったが、先日の羅臼岳の熊との遭遇もあったので、落ち着いて対応すれば大丈夫と思え、そこまで怖くなかった。
間ノ岳方面と農鳥小屋方面への分岐の辺りで道が広くなり、道が広くなると暗闇では行き先がわかりづらく不安になる。
農鳥小屋方面への右へ曲がると、時々道が広くなり道を迷いそうで、不安になり、周りをよく確認しながら進む。
ピンクテープや石に書かれたペンキマークが本当にありがたく感じられた。
さっきから時折、農鳥岳方面の空が光っていて、山の上にも灯台的な何かがあるのかなぁ…なんて思っていたら…、ここへ来てその正体が判明…農鳥岳方面の農鳥岳より左側に積乱雲が激しくオレンジ色に点滅⚡…雷である。かなり激しそうで、あの中に入ったら相当ヤバそう💦そして、農鳥岳の右側の影にも雷雲があるらしく、こちらも時折白っぽく光っている💦
暗闇の中道迷いも不安だし、進む方向にこの雷雲を見てしまい、この時が最も不安だった。
それでもまだ離れているので、雷雲が落ち着いてくれるのを願いつつ、道迷いに気をつけながら先へ進む。
朝ご飯が少なかったのでお腹が空いてしまい、間ノ岳や農鳥岳の"影"を眺められるトラバース的な道で2回目の朝ごはん。
その間に夜が明けてきたが、夜明けと同時にガスがどんどん出てきてしまった。それほど明るくならない。
そして風も強くなってきて、人気もなく、夜が明けてもまだ不安感があった。
農鳥小屋でこの日初めての登山者に会った。彼らは北岳山荘の方から来て、同じ奈良田の方に降りるとのこと。
先にその場を発ったが、自分の後から人が歩いていると思うと少し安心に感じられた。
西農鳥岳山頂はかなりの強風。眺望も全くないので、道標の写真だけ撮って、すぐ退散し、先へ。
農鳥岳山頂ではそこまで風は強くなかったが、やはり眺望は全くなく、写真を撮って下り、山頂のすぐ下が風がなく穏やかで広くて休憩しやすかったのでそこで少し休憩。
西農鳥岳・農鳥岳へはあまりアップダウンは感じなかった。農鳥岳からはどんどん下っていく。
それまで、ガスガスながらもどうにか雨は降らないでくれていたが、樹林帯に入る手前くらいから、ついに小雨が降りだした。でもすぐに止んだりを繰り返し、樹林帯に入ると、それほど濡れないので&暑いのでレインは脱ぎ、下りてゆく。
左手にヨモギ沢が見えるところまで降りてきた。そこから、一旦頭上に高い木がなくなるが、雨が結構本降りになっていた。堪らずいったん木の下まで戻ってレインを再び装着し、さらに降りてゆく。
そのまま大門沢小屋まで。ここで少し休憩&残りのごはんを食べ、再び出発。沢沿いを下り、森の中を抜け、道路もたくさん歩いてやっとゴール🏁
土の上は良いが、疲れた足にコンクリートの道路は響いて辛い💦
お天気にはあまり恵まれず、特に農鳥岳のほうは景色が見られなかったので残念だったが、未踏で行きたかった塩見岳と農鳥岳をつなげて歩くことができたし、また、今年一番、たくさん歩いて、この後のトレーニングになったので良かった😌
コメント
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view2














view2さん こんばんは!
塩見岳からの展望いいですね
最後、お付き合い頂きありがとうございました m(__)m
いろいろなお話で楽しかったです!3日間お疲れ様でした
wakux2さん
コメントありがとうございます✨
こちらこそ、最後ご一緒いただきありがとうございました😊
いろいろお話しできて楽しかったです🎵
早く歩けると行きたいところ全て寄れて良いですね✨蝙蝠岳羨ましいです😌
これからまだまだ夏早番✨お互いに元気に山歩き楽しみましょう^^
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