記録ID: 1561564
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂〜ジャンダルム〜奥穂〜北穂〜大キレット〜南岳(テント泊)
2018年08月11日(土) 〜
2018年08月14日(火)


- GPS
- --:--
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 3,148m
- 下り
- 3,334m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:50
2日目
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:40
3日目
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:10
天候 | 1日目、曇りのち雨 2日目、曇り 3日目、小雨 4日目、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ終点駅と登山口から少し行ったところに登山ポストあり。独標以降、岩登りが続きます。今回、西穂手前で死亡事故、西穂〜奥穂間で滑落事故がありました。西穂以降は他でも色々紹介されているので、詳細は割愛しますが、岩場が濡れているかどうかがコンディションの判断基準の一つになるかと思います。西穂以降は岩稜帯の登り降りが、少なくとも8時間ほど連続するので、体力に自信がない場合は小屋泊まりの軽量装備が良いかと思います。また、集中力との勝負になるので、体力的に疲れていなくても、核心部の後は一旦休憩しながら行くのが良いかと思います。 (※)携帯のGPSの調子が悪く、ルート記録、写真配置は下山後の手作業になり、多少のズレはあるかおと思います。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉はロープウェイ乗り場近くのホテル穂高と少し坂を下った中崎山荘にあり。両方とも800円だか、ホテル穂高は13:00までは日帰り入浴不可。中崎山荘は午前中から日帰り入浴可で、山荘内にザック置き場もありました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
かなり頑張って軽量化しても17kg超。明日はさらに、水を2リットル程度追加するので、西穂〜奥穂間を20kg近く担いで登ることになりそう。なかなか軽量化できず、前日にファイントラックのシュラフポリゴンネスト3x2を購入したけど。みんなはどうやって軽くしてるのかな…
夜中から朝方にかけ雨が本降りとなりました。4時頃には雨が止んだので、取り合えず行けるところまで行って考えることにしましたが、水を吸ってズッシリと重くなったテントを担ぐと先が思いやられました。西穂頂上付近も視界は10〜20m程度で、8割くらいの人は引き返していましたが、ほとんどの岩が乾いていることと、午前中は天気がもつとの予想、そして一番背中を押したのは西穂頂上で即席の6人パーティが作れたことから、先に進むことにしました。写真は西穂からの下り。
コブ尾根ノ頭への登り。ここは岩がゴロゴロしていて(ゴーロ)、どこからでも登れるが、どうルートを取るかにより、多少体力の消耗に影響しそう。ルーファイのセンスが問われる感じ。ちなみに私は失敗。
ジャンダルムへの登りは、飛騨側へ回り込む。奥穂から来てもルートは同じ(奥穂側から直登しなければ)。取り付き地点から往復になるので、適当なところにザックをデポして登る。手を使う登りだが、難易度は低い。イメージとしては紀美子平から前穂往復くらいのレベル。
2日目の夜は雷雨。穂高山荘のテン場で、夜中雷雨に見舞われ、雷が横で鳴りました。朝方も雨は止まず、テン場で状況見極めていると一瞬晴れ間が見えたので、7時頃から先に進むことにしたが、その後も曇りと小雨。悪天のため奥穂ー北穂間は写真ないが、このルートは、ステップ等、滑りやすく濡れているときは最大の注意が必要。写真はいきなり大キレットから。
3日目は南岳にテン泊。夕方に豪雨に見舞われテントが若干浸水。一時雨が止んだ隙にテント移動。初めは風避けのため、石が高く積まれたサイトに張ったが、地面は砂地のため、豪雨の際は水たまりとなり危険。北側に岩場のテント場あり、そちらは浸水の心配なし。強い雨が予想される際は、寝心地を犠牲にしてもそちらを選択する方が無難。テント移動後も再び豪雨となったが、浸水の心配は全くなし。写真は4日目の朝。下山する最終日となって、やっと晴れる。
感想
今回のルートで岩場が濡れている場合、核心部はステップなり鎖なりの補助があり、集中して時間を掛ければ歩けないことはないが、むしろ乾いていると何でもないところには補助がなく、そちらの方が難しくなる場合も。足の置場、ホールドを慎重に見極めていく必要あり。
西穂ー奥穂間は岩がもろいこところ、浮石だらけのところも多く、自分だけでなく周りの人の動きにも注意が必要。
南岳新道も荒れており、非常に歩きにくい。前日の雨の影響で滑りやすく、ヒヤッとする場面は圧倒的に多かった。下山に使う場合は、注意が必要。体力も消耗する。
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