記録ID: 2068398
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
燕岳(燕山荘泊)
2019年10月19日(土) 〜
2019年10月20日(日)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:27
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,696m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:06
距離 6.8km
登り 1,445m
下り 126m
2日目
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 5:38
距離 8.2km
登り 257m
下り 1,573m
11:57
ゴール地点
合戦小屋を越えたあたりから眺望が良くなる。登山口が曇っていても山頂が雲の上で晴れている場合あり(今回もそうでした)。急登は急な下りでもあり足の負担を考えると燕山荘から合戦小屋まで飛ばしすぎると後から足がキツくなりました。
天候 | 1日目:雨時々曇。後夕方より雷雨あり。 2日目:晴れ。合戦小屋より下は小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口近くの車のロータリー付近にありました。北アルプスの三大急登と言われているそうですが、登山道自体はとても整備されており、とても歩きやすく危険箇所はないと言っても良いレベルだと思います。 |
その他周辺情報 | 中房温泉の日帰り立寄り湯「湯原の湯」にて汗を流しました。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
富士見ベンチ到着。北アルプス三大急登と言われる道ですが、木の階段なども高い場所は足を乗せられるような置き石(?)みたいなものもあり、足をかける場所があちこちにあるので歩きやすいです。
合戦小屋にて「おしるこ」(600円)を頂きました。歩いて汗ばんでいるものの、雨で濡れた体には温かい食べ物は効きます!映画版「岳」の食べ物シーンで「うんまー」と叫ぶ気持ちになりました。
昼の食堂営業が14時までなので少しギリギリでしたが昼食にうどんセット(カレーうどんを選択、焼きおにぎり1つ付き)を頂きました。ビールはとなりの喫茶で頼み、喫茶は14時以降も大丈夫です。
朝は4時頃に起床。乾燥室前の広間で着替えて荷物を再パッキング。朝一はまだストーブは点いてません。燕岳へは荷物をデポしてアタックザックだけで行くか迷いましたが、一眼レフが重い事や無線運用の装備などを考えて荷物はそのまま担ぎ上げることにしました。
アマチュア無線を運用し、6局と2mFMで交信出来ました。この小さなハンディ機5Wで最長交信距離は群馬県佐波郡玉村町(直線距離約172km)まで交信出来ました。
山頂で無線する事を忌み嫌う方もいらっしゃると思いますが、電波の搬送実験として山頂は貴重な場でもあります。私は人が少ない時間帯を狙い(今回も朝食時間等を計算し時間差で登頂し運用開始時には山頂に私だけでした)イヤホンを使用し出来るだけ小さな声で短時間の運用としていますのでご理解頂けますと幸甚です。
山頂で無線する事を忌み嫌う方もいらっしゃると思いますが、電波の搬送実験として山頂は貴重な場でもあります。私は人が少ない時間帯を狙い(今回も朝食時間等を計算し時間差で登頂し運用開始時には山頂に私だけでした)イヤホンを使用し出来るだけ小さな声で短時間の運用としていますのでご理解頂けますと幸甚です。
北燕岳に登頂している人影が見えます。行くか迷ってましたが、次回も好天に恵まれるかはわからないため行ってみる事にします(計画書には念のため記載済)。デジタル一眼レフ含め荷物は燕岳にデポして向かいました。
装備
個人装備 |
登山届
保険証
常用薬
目薬
長袖シャツ
バックパック
アタックザック
ザックカバー
サコッシュ
ハーネスポーチ
ファーストエイドキット
地図(地形図)
地図ケース
コンパス
ライター
アーミーナイフ
アルパインシューズ
トレッキングポール
ヘッドランプ
ヘッドランプ用電池(単4を3本)
防寒グローブ
レイングローブ
インナーグローブ
アマチュア無線機
無線機予備バッテリー
イヤフォン
ログ帳
シャープペンシル
レインウェア上
レインウェア下
レインハット
ゲイター
ソフトシェル
パンツ
インシュレーションウェア
ベースレイヤー(長袖)
ドライレイヤー(長袖)
サポートタイツ
靴下
ダウンインナージャケット
ダウンパンツ
トレイルジャケット(薄手フリース)
メリノウール長袖シャツ
タイツ
下着替え
靴下替え
サーマルシーツ
ハイドレーションシステム
ペットボトル(水用)
バーナー
ガス缶(小)
カトラリー
箸
シエラカップ
チタンシングルカップ
アルファ米(予備食)
行動食
モバイルバッテリー
スマフォ用充電ケーブル
サングラス
リーダーグラス
歯磨きセット
手拭い
デオドラントシート
腕時計
笛
カメラ
|
---|
感想
約25年振りに北アルプスに登りました。やはりなんとも言えない高揚感を感じます。天候は予想どおり1日目は雨、2日目は雨上がりの晴天に恵まれました。晴天に恵まれた時の山々の眺望は文字にし難い景色で大パノラマが広がります。今回は雨予報のため無理をせず山小屋泊としました。燕山荘の施設は食事、トイレなども素晴らしく、全ての山小屋がこんな感じと勘違いされると困るレベルです。1日目の夜には雷も伴う嵐だったため小屋泊も正解でした。登山道は北アルプス三大急登と言われてますが、整備が行き届いておりほぼ危険箇所はない状態ですが、岩の露出や木の根に注意といった基本的な事はどこの山も共通です。整備してくださっている皆様に感謝です。中房登山口を往復する際は上りよりもむしろ下りの方が後から足に負担が来ました。
燕岳は北アルプスでは初級者向けと言われていますが、あくまで「北アルプス」の中では、という意味だと思います。森林限界を越えてからの強風などは低山にはない感覚ですし、基本的な体力と技術は他の2000m以下のクラスで練習してから登るのが良いと個人的には感じたところです。
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