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Yamareco

記録ID: 215084
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

テント泊縦走・折立〜太郎平〜薬師岳〜雲ノ平〜水晶岳〜裏銀座〜烏帽子岳〜高瀬ダム

2012年08月09日(木) 〜 2012年08月12日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
43.0km
登り
3,223m
下り
3,304m

コースタイム

1日目
折立8:30発
太郎平小屋11:20着 
薬師峠キャンプ場11:50着 テント設営 12:40出発
薬師岳山頂14:25着
キャンプ場16:00キャンプ場戻

2日目
薬師峠キャンプ場6:00発
薬師沢小屋8:00着 15分休憩
雲ノ平アラスカ庭園10:10着
雲ノ平山荘11:00着 15分休憩
雲ノ平キャンプ場11:45着

3日目
雲ノ平キャンプ場5:10発
祖父岳山頂6:15着
水晶小屋7:45着 10分休憩
水晶岳山頂11:08着 10分休憩
野口五郎岳山頂11:10着
野口五郎小屋11:25着 15分休憩
烏帽子小屋キャンプ場14:00着

4日目
烏帽子小屋キャンプ場5:40発
烏帽子岳山頂6:05着
烏帽子小屋6:55発
高瀬ダム9:20着

天候 3日目は薄曇り時々雨、他の日は快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
富山までは西武の夜行バスで5:30着。
富山駅より6:10のバスにて折立に(約2時間)。途中休憩1回有り。
折立行きのバスは予約が必要ですが、空いていればその場で乗車も可能。
この日は半分ぐらいの乗車率でした。

高瀬ダムに降りるとトンネルを抜けたところにタクシーが数台客待ちしています。
コース状況/
危険箇所等
登山届は折立には無く、太郎平小屋にて受付しています。

このコースには殆ど危険なところはありませんが、烏帽子岳山頂直下のみ鎖場があり
少しスリリングです。

下山後はタクシーにて大町温泉郷の”薬師の湯”という日帰り温泉施設に。
高瀬ダムより6600円(私はほぼ同時に降りてきた人と相乗りで一人3300円でした)。入浴費はタクシーの運転手さんに割引券を貰い500円也。
食事処も施設内、その周辺にも多くあります。
大町温泉郷からは路線バスが信濃大町駅まで1時間に1本程度あります(運賃510円)。
折立の登り口。
奥に見えるのが休憩所。
トイレは少し戻ったテントサイトにあります。
2012年08月09日 08:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/9 8:04
折立の登り口。
奥に見えるのが休憩所。
トイレは少し戻ったテントサイトにあります。
太郎平小屋を薬師峠キャンプ場に向かう道から振り返り撮影。
この小屋で登山届を提出します。
2012年08月09日 13:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/9 13:39
太郎平小屋を薬師峠キャンプ場に向かう道から振り返り撮影。
この小屋で登山届を提出します。
薬師岳山頂。
薬師如来を祭った石造りの祠があります。
2012年08月09日 14:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/9 14:48
薬師岳山頂。
薬師如来を祭った石造りの祠があります。
薬師岳に向かう途中のお花畑。その向こうは薬師岳のカール。
2012年08月09日 15:38撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/9 15:38
薬師岳に向かう途中のお花畑。その向こうは薬師岳のカール。
薬師峠キャンプ場全景。
左の小屋が管理棟。14:00〜17:00まで管理人がおり、受付と飲料のみ販売しています。
2012年08月10日 05:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/10 5:59
薬師峠キャンプ場全景。
左の小屋が管理棟。14:00〜17:00まで管理人がおり、受付と飲料のみ販売しています。
2日目の朝、薬師峠キャンプ場から太郎平小屋に向かう道すがらに撮影。
太郎平、とても気持ちの良い場所です。
2012年08月10日 06:08撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/10 6:08
2日目の朝、薬師峠キャンプ場から太郎平小屋に向かう道すがらに撮影。
太郎平、とても気持ちの良い場所です。
太郎平小屋前からの眺め。
今日も1日晴れそうです。
2012年08月10日 06:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/10 6:18
太郎平小屋前からの眺め。
今日も1日晴れそうです。
薬師沢小屋。
この橋を小屋側から歩いてくると次に急な長いハシゴが!
聞いてないよ(笑)。
2012年08月10日 08:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/10 8:18
薬師沢小屋。
この橋を小屋側から歩いてくると次に急な長いハシゴが!
聞いてないよ(笑)。
おなじみの雲ノ平小屋。
新築で新しく、ロケーションも最高。
ここで「黒部の山賊」(1200円)を購入。
既に街の本屋さんでは売っていませんので多少荷物になろうと必購入でした。
2012年08月10日 11:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/10 11:22
おなじみの雲ノ平小屋。
新築で新しく、ロケーションも最高。
ここで「黒部の山賊」(1200円)を購入。
既に街の本屋さんでは売っていませんので多少荷物になろうと必購入でした。
雲ノ平キャンプ場全景。
分岐から少し下るのが辛かった(笑)。
後ろに見えるは祖父岳。
2012年08月10日 11:40撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/10 11:40
雲ノ平キャンプ場全景。
分岐から少し下るのが辛かった(笑)。
後ろに見えるは祖父岳。
雲ノ平テント場から見た沈む夕日と雲に隠れつつの黒部五郎岳。
2012年08月10日 18:16撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/10 18:16
雲ノ平テント場から見た沈む夕日と雲に隠れつつの黒部五郎岳。
3日目の朝はガスの中でした。
2012年08月11日 05:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 5:11
3日目の朝はガスの中でした。
祖父岳山頂。
ここでもまだ霧は晴れず。
2012年08月11日 06:16撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 6:16
祖父岳山頂。
ここでもまだ霧は晴れず。
水晶岳頂上。
ガスも取れ周りの山々が目の前に。
右端にはお馴染みの槍ヶ岳。
2012年08月11日 08:16撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/11 8:16
水晶岳頂上。
ガスも取れ周りの山々が目の前に。
右端にはお馴染みの槍ヶ岳。
同じく水晶岳山頂辺りからの槍ヶ岳。
2012年08月11日 08:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 8:17
同じく水晶岳山頂辺りからの槍ヶ岳。
水晶小屋。
ここで手染の小屋オリジナル手ぬぐい購入。
2012年08月11日 08:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 8:58
水晶小屋。
ここで手染の小屋オリジナル手ぬぐい購入。
小屋から見た裏銀座稜線。
2012年08月11日 08:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 8:58
小屋から見た裏銀座稜線。
やっと着いた野口五郎岳。
「カックラキン大放送」世代としてはここにはいつか来たかったので感動(笑)
2012年08月11日 11:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/11 11:14
やっと着いた野口五郎岳。
「カックラキン大放送」世代としてはここにはいつか来たかったので感動(笑)
野口五郎岳山荘。
この辺りで再びガスにのまれ、ついでに小雨も降ってきました。
(30分ぐらいで上がりましたが)
2012年08月11日 11:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 11:22
野口五郎岳山荘。
この辺りで再びガスにのまれ、ついでに小雨も降ってきました。
(30分ぐらいで上がりましたが)
烏帽子小屋に向かう降下稜線。
これ下るのか…とちょっとげっそり。
2012年08月11日 13:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 13:32
烏帽子小屋に向かう降下稜線。
これ下るのか…とちょっとげっそり。
烏帽子小屋。
テント場の先にあります。
目の前にミニお花畑。
水は1リットル200円。
雨水なので少し消毒臭いですが、それが嫌な方にはペットボトルの水も500ミリリットル600円で売っていました。
2012年08月11日 16:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/11 16:14
烏帽子小屋。
テント場の先にあります。
目の前にミニお花畑。
水は1リットル200円。
雨水なので少し消毒臭いですが、それが嫌な方にはペットボトルの水も500ミリリットル600円で売っていました。
水晶小屋テントサイトと降りてきた稜線を望む。
2012年08月11日 16:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/11 16:17
水晶小屋テントサイトと降りてきた稜線を望む。
4日目の朝。
今日も天気が良いです。
烏帽子岳に向かいます。
烏帽子岳への道は小屋を出てすぐに分岐があるので
ピストンの場合は小屋に荷物をデポしておくと良いでしょう。
2012年08月12日 05:21撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:21
4日目の朝。
今日も天気が良いです。
烏帽子岳に向かいます。
烏帽子岳への道は小屋を出てすぐに分岐があるので
ピストンの場合は小屋に荷物をデポしておくと良いでしょう。
烏帽子岳。
小屋から30分〜40分ぐらいで山頂直下に。
特徴のある山です。
2012年08月12日 05:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 5:48
烏帽子岳。
小屋から30分〜40分ぐらいで山頂直下に。
特徴のある山です。
船窪岳等に向かう道から烏帽子岳への分岐点。
2012年08月12日 06:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 6:22
船窪岳等に向かう道から烏帽子岳への分岐点。
山頂直下は鎖場。
縦⇒横⇒縦⇒頂上となります。
写真は最初のタテバイ。
2012年08月12日 06:11撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 6:11
山頂直下は鎖場。
縦⇒横⇒縦⇒頂上となります。
写真は最初のタテバイ。
烏帽子岳山頂。
本当の頂上(左の岩)に登るのはちょっと無理(笑)
2012年08月12日 06:06撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 6:06
烏帽子岳山頂。
本当の頂上(左の岩)に登るのはちょっと無理(笑)
高瀬ダムに降りてきました。
2012年08月12日 09:05撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 9:05
高瀬ダムに降りてきました。
この吊橋を渡るとトンネルがあります。
2012年08月12日 09:12撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
8/12 9:12
この吊橋を渡るとトンネルがあります。
そしてトンネルを抜けるとタクシー数台が我ら登山客を待ち構えていました。
予約なしで乗れます。
2012年08月12日 09:22撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
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8/12 9:22
そしてトンネルを抜けるとタクシー数台が我ら登山客を待ち構えていました。
予約なしで乗れます。
撮影機器:

感想

3泊とも全てテント泊だった為、それぞれのテントサイトの個人評価を。

薬師峠テント場(500円)
小屋から離れていますが2時から5時まではジュース・ビール類が現地で売っています。受付も現地で2時から。
水場・トイレともテント場内に完備。トイレはチップ制ですが、今回泊まった3つのテント場の中では一番綺麗。男女に別れ、個室はなんと洋式でした。
サイトもどこでも貼りやすく比較的フラット。この日は20張ぐらいで余裕でした。

雲ノ平テント場(500円)
雲ノ平のど真ん中にあり素晴らしいロケーション。
小屋からは20分程度離れており、太郎平方面から来た場合は先に小屋で受付と必要なもの(ビールなど)を買っていった方が良いです。
トイレと水場はテント場の中にあり。トイレは男女には分かれていませんが清掃はいき届いております。
この日の貼り数は約20張程度。

烏帽子小屋キャンプ場(500円)
テントサイトそのものは思った以上に小屋から離れています。水場・トイレとも小屋にしか無いため、下方の沼近くのサイトに張ると小屋まで5分以上坂道を登らねばならず不便。空いているのならなるべく上部に張ったほうが便利です。
トイレは小屋外の施設を利用。木造の小さなトイレですが思った以上に清潔。
水は小屋にて1リットル200円にて分けて貰います(雨水を消毒したものなのであまり美味しくはありません)
蚊が多いサイトなので虫よけ等があると便利です。
着く前は小さなテント場のようだったので張れるか心配でしたが、意外と余裕があり。この日は15張りぐらいでしたがまだサイトは余裕でした。

その他感想

天気が予想以上に良く、3日目の野口五郎小屋辺りで小雨に降られた以外はほぼ4日間とも快適な山行でした。

コース上最も辛かったのが薬師沢小屋から雲ノ平までの登り。2時間程度ですが大きな石がゴロゴロしており登りにくく、聞きしに勝る直登ぶりでした。

裏銀座コースはまさに縦走路。道中の景色は素晴らしく”銀座”と言われる由縁が分かります。

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