赤い絨毯の大雪山・旭岳

- GPS
- 05:35
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 890m
- 下り
- 888m
コースタイム
裾合分岐10:37−11:45姿見駅
| 天候 | 晴れ時々薄曇り。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(ロープウェイ側は有料(¥500)です。 ☆旭岳ロープウエイ6:00始発(往復¥2800←割引券で¥2500*レンタカー屋から 入手。) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
姿見駅に登山ポストあり。 中岳温泉は足湯。全身浴も可能だが水着着用のこと。 下山後の温泉は旭岳温泉で¥500〜¥700 (今回は大雪山・白樺荘に宿泊したので下山後も無料で入れた! 但し10:00〜13:00はお掃除でNG) |
写真
感想
前日の十勝岳を午前中で終え、美瑛の街を通って忠別ダムの道路際に
『キタキツネ』と出会えた。痩せており、車のスピードを落としたら脇の藪に消えて行った。
幸いユースホステル『白樺荘』が空いていたので13時半頃チェックイン。
27日は夜半の雨も上がり、旭岳ロープウエイの無料駐車場に着いた時には空に明るさが増してきた。
始発である6:00のロープウエイに乗る。この時期、ロープウエイ下は紅葉真っ盛りのはずだが今年は異常に暑かったせいか2週間程、早いようだ。
山頂駅で登山届を出し、3分も歩き始めた頃、今度は可愛い小さな『シマリス』に
遭遇。カメラを出す前に消えて行った。残念。
姿見の池に映る逆さ旭岳に感動し、登り始めると間もなく『石室』避難小屋に到着。昨日の午後登ってこの小屋に泊まろうと考えたが残念ながらNG。
登り一方の『6合目』『8号目』の標識をあっけなく過ぎるに従って、南に
『トムラウシ山』や昨日登った『十勝岳』が見えた。
8:00に『旭岳』(2291m)に登頂。これで90座目の百名山である。
前後して登って居た名古屋のN青年と写真を取り合ってから下山時間には余裕が
あるので東方に見えている山容の素晴らしさに魅かれて、中岳温泉経由で山頂駅に
戻ることにした。これが大正解!
旭岳から後旭岳キャンプ指定地までは火山礫の急こう配の道で天気が良くて助かった。小鉢平や間宮岳を過ぎての北鎮岳方面がこの日はクッキリ見渡すことが出来、御鉢平の紅葉も中々のものである。
N青年は今夜9月末で今年度の営業を終える礼文島の有名なYH『桃岩荘』の
閉所式に友達と参加すると言う。あの賑やかな歓迎が浮かぶ。
電車の運転手というN君は一緒に歩いていて楽しく、中々好青年であった。
今後も山登りを続けたいとの事だったので『ヤマレコ』を紹介しておいた。
黒岳方面から来た2人組のシニアの後を追って中岳分岐から歩くこと20分で沢筋に温泉が湧き出しているところに到着。未だ9:40分である。
早速、ズボンを巻くって『足湯』!丁度良い湯加減であった。
地元のシニアの話では昔は『スッポンポン』のヤンキー娘が湯浴びする場面に
出会ったという。なんとも長閑な羨ましい光景ではないか!
10:00にロープウェイ山頂駅を目指し、裾合平を下ると当麻岳の南面に
素晴らしい紅葉が広がり、まさに≪カムイミンタラ≫(神々の遊ぶ庭)にふさわしい。そして何処までも続く赤い絨毯の様な『チングルマ』の草紅葉。
此処、大雪以外にこんな光景は見られないであろう。
昨日地元のテレビで『大雪山の紅葉情報』の放映があり、中岳温泉も映っていたせいか姿見池方面から登って来る人が沢山いた。
下山は11:50。約5時間半の山岳遊歩は大変印象深い登山となった。
姿見駅には大勢の観光客がいて12:00のロープウェイで下った。
旭川でラーメンを食べて札幌に向かうというN青年とは握手をして別れ、庄助は
昨晩止ったYH『白樺荘』に戻り、ラーメンを作って食べ、そして無料の(宿泊客のみ)露天風呂で汗を流し、ニセコへと向かった。
大雪山・旭岳、天気に恵まれ、良い季節に登ることが出来ました。
syosuke













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