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Yamareco

記録ID: 340422
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳 テント泊夏合宿

2013年08月26日(月) 〜 2013年08月29日(木)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
imame その他3人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
47:22
距離
59.9km
登り
3,957m
下り
3,946m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

26日 6:00新穂高温泉−ワサビ平小屋−左俣林道−小池新道−鏡平山荘−弓折乗越−14:30双六池キャンプ場

27日 5:00双六池キャンプ場−稜線ルート−双六岳−三俣蓮華岳−三俣山荘−黒部源流標−日本庭園−13:20雲ノ平キャンプ場(テント設営後祖母岳へ)

28日 5:00雲ノ平キャンプ場−祖父岳−岩苔乗越−ワリモ北分岐−水晶小屋−水晶岳−水晶小屋−ワリモ北分岐−ワリモ岳−鷲羽岳−三俣山荘−巻道ルート−15:35双六池キャンプ場

29日 5:40双六池キャンプ場−弓折乗越−鏡平山荘−小池新道−左俣林道−ワサビ平小屋−12:20新穂高温泉
天候 26日 晴れのち曇り(夜半に雨)
27日 曇りのち晴れ(夜半に雨)
28日 曇りのち晴れ
29日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉、深山荘の登山者用無料駐車場 発・着
コース状況/
危険箇所等
よく整備されて歩き易い登山道です。
ところどころ梯子、ロープ等が設置されていますが特に危険を感じることはありませんでした。

深山荘の駐車場は2〜300台駐車出来ますが、到着時(月曜日の5時半頃)にはほぼ満車状態でした。帰ってきた時(木曜日のお昼)は6〜7割くらいの駐車です。

下山後は温泉多数、選び放題です。
準備万端、いざスタート!
2013年08月26日 05:57撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 5:57
準備万端、いざスタート!
ワサビ平小屋で一服、水も補給させていただきました。
2013年08月26日 07:47撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 7:47
ワサビ平小屋で一服、水も補給させていただきました。
秩父沢でも一休み。
2013年08月26日 09:05撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 9:05
秩父沢でも一休み。
空はすでに秋の気配。
2013年08月26日 11:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 11:30
空はすでに秋の気配。
鏡平の池に映るのは残念ながら雲が掛かった槍ヶ岳・・・。
2013年08月26日 12:05撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 12:05
鏡平の池に映るのは残念ながら雲が掛かった槍ヶ岳・・・。
本日は双六池キャンプ場です。
4人で3張、ちょっと効率悪いですね。
2013年08月26日 16:01撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 16:01
本日は双六池キャンプ場です。
4人で3張、ちょっと効率悪いですね。
ディナーはシェフのI氏がすき焼きを作ってくれました。
2013年08月26日 16:35撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/26 16:35
ディナーはシェフのI氏がすき焼きを作ってくれました。
夜半に降った雨も上がり2日目のスタート。
2013年08月27日 05:30撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 5:30
夜半に降った雨も上がり2日目のスタート。
双六岳に登る頃には雲が晴れてきました。
2013年08月27日 06:39撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 6:39
双六岳に登る頃には雲が晴れてきました。
今日はしっかりと槍が見えます。
2013年08月27日 07:07撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 7:07
今日はしっかりと槍が見えます。
三俣蓮華からもこの眺望。
2013年08月27日 08:01撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 8:01
三俣蓮華からもこの眺望。
三俣蓮華からこれでもかっ!と下ったら黒部川水源地です。
2013年08月27日 10:02撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 10:02
三俣蓮華からこれでもかっ!と下ったら黒部川水源地です。
大きな渡渉地点にはロープを渡してくれています。でも怖々です・・・。
2013年08月27日 10:17撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 10:17
大きな渡渉地点にはロープを渡してくれています。でも怖々です・・・。
雲ノ平には木道が設置されています。
2013年08月27日 14:12撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 14:12
雲ノ平には木道が設置されています。
そこをおっさん達が歩いている。
あまり画にならんなぁ〜。
2013年08月27日 14:14撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 14:14
そこをおっさん達が歩いている。
あまり画にならんなぁ〜。
今日の宿泊は雲ノ平キャンプ場。
2013年08月27日 15:19撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 15:19
今日の宿泊は雲ノ平キャンプ場。
そしてディナーはシェフのトマト煮込み鍋。
2013年08月27日 16:19撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/27 16:19
そしてディナーはシェフのトマト煮込み鍋。
3日目も曇りの中スタート。
2013年08月28日 05:41撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 5:41
3日目も曇りの中スタート。
祖父岳は真っ白な世界でした。
2013年08月28日 06:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 6:33
祖父岳は真っ白な世界でした。
久しぶりに出会った雷鳥さん。
つがいと雛の3羽でした。
2013年08月28日 06:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 6:43
久しぶりに出会った雷鳥さん。
つがいと雛の3羽でした。
ちょっとスリリングな所もあります。
2013年08月28日 06:48撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 6:48
ちょっとスリリングな所もあります。
う〜ん、水晶岳にもガスが掛かってる。
2013年08月28日 08:24撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 8:24
う〜ん、水晶岳にもガスが掛かってる。
百名山32座目登頂!
2013年08月28日 08:54撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 8:54
百名山32座目登頂!
続いて33座目制覇!
2013年08月28日 11:29撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 11:29
続いて33座目制覇!
山頂からは鷲羽池が望めました。
2013年08月28日 11:43撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 11:43
山頂からは鷲羽池が望めました。
夕方は幻想的な世界です。
2013年08月28日 18:34撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/28 18:34
夕方は幻想的な世界です。
最終日にやっと朝日を拝めました。
2013年08月29日 05:26撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/29 5:26
最終日にやっと朝日を拝めました。
槍もくっきり!
2013年08月29日 06:08撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/29 6:08
槍もくっきり!
鏡平の池にもその姿を映しています。
2013年08月29日 08:12撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/29 8:12
鏡平の池にもその姿を映しています。
あとちょっと、しんどい顔が笑顔に?
2013年08月29日 09:33撮影 by  TG-820 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/29 9:33
あとちょっと、しんどい顔が笑顔に?

感想

夏合宿に行ってきました。
今年も北アルプスです。
去年のメンバー+大学でワンゲル部だった新人を加えた4人です。


日が変わる頃に出発し交代で車を運転して新穂高温泉に到着、深山荘の駐車場は既に満車状態です。
なんとかスペースをみつけて無事駐車し準備を終えたらいざスタート!

しばらくは舗装路を歩き、砂利道に変わったりしましたがそのままワサビ平小屋で一休みです。
ここから先登山道に入り登りが始まります。
急か?と云われればそれ程ではないんですが、ザックが重くのしかかり徐々に足にきます。
まあ当然汗だくになって鏡平小屋まで登りコーラを飲みリフレッシュ!
再び弓折峠まで登ったあと今日の目的地、双六池キャンプ場まで無事に下り一安心です。
早々に夕ご飯を食べ、明日に備えて日のあるうちにテントに潜り込み瞬殺で寝てしまいました。


夜半にテントを叩く雨音で目が覚めましたがそのまま動けず、その後ウトウトしながら朝を迎えました。
体の痛みに耐えてなんとかテントから這い出し、雨は止んでいたものの寒いなか撤収して二日目が始まります。
予定では鷲羽岳、水晶岳と登り雲ノ平へと向かう予定でしたがちょっとハードかな、と考え直接雲ノ平へ向かうことにしました。

三俣蓮華岳から山荘へと下り、更に黒部川源流まで下ったあと今度はこれでもか、との登りが続きます。
標高2500メートル近いとは思われないような広々とした風景が広がりだすと、登山道には木道が敷かれています。
この木道を辿って雲ノ平キャンプ場に到着し、早速テントを立てて濡れものを干して乾かせました。
時間があるので雲ノ平小屋から祖母岳へと歩きましたが、徐々に雲行きが怪しくなってきたので急いで戻り、今日も早めの晩ごはんに突入!
またまた日のあるうちにテントに入って撃沈しました。


この日もテントを雨が叩きましたが朝には止んでいました。
前日に行けなかったコースを回るため3時半に起床し5時に出発します。
今日も寒い!
雨は降っていないものの曇っており、周囲はガスが掛かっています。
祖父岳の山頂は真っ白な中にケルンが多数見られますが視界は効かず、せっかく登ってきたのにそのまま岩苔乗越へと下りました。

ワリモ岳への分岐でザックを下ろしサブザックで水晶岳へアタックします。
うーん、空身は楽ちん!
身が軽ければ心も軽く、水晶小屋を超えて山頂に到着。
百名山32座目を制覇です。
でも辺りは白い世界が広がっているだけで殆ど見渡せません。
少し粘っていましたが先の行程が長いためザックまで戻りました。

再び重たいのを思い出しながら今度は鷲羽への登りをじわじわと高度を上げて行き、続いて33座目も制覇しました。
この頃にはガスが晴れ、雲は上空に残っているものの周囲が見渡せるようになりました。
槍、穂高方面は雲が残っていたため隠れていましたが気持ちのいい山頂でした。

さてここから見える三俣山荘は遥か下・・・。
脂汗を流しながらひたすらの下りです。
生まれたてのバンビの足になってようやく山荘でホッと一息つきました。
明日のことを考えるとここで泊まるより双六まで戻った方が楽やろぉ〜、と巻道ルートを通って双六池キャンプ場を目指します。
双六岳の巻道やからまあ楽ちんやろ、となめていました。
これが思いの外アップダウンが有り、バンビの足に更にダメージが重なります。
もう嫌やぁ〜〜〜と大きく登った所でやっと双六小屋が下界に見えました。
と云うことは足をカクカクいわせながら下りやっとのことで到着、しばらく小屋前のベンチでへたり込みました。

そのしばらくの間にI氏とワンゲルが戻ってきません。
体が冷えてきたので先にテントを設営し着替えていたらワンゲル君が到着し、「Iさんがへばって動けずに小屋のベンチで寝てます」とのことです。
若者二人にI氏の荷物を取りに行かせ、テントを立てて呼びに行くと小屋の中で虚ろな顔で座っています。
しんどさがMAXなようでテントに潜り込むと夕食も摂らずに寝てしまいました。

シェフが居ないので他三人は質素な夕食を済ませ早々と解散。
私は残った焼酎をお湯割りにしてチビチビと飲んでいましたが、急激に眠気が襲ってきて、そのまま眠りにつきました。


朝を迎えましたがI氏の体調は思わしくなく、3人でI氏の荷物を分担し下山することになりました。
先に出発したI氏ですが直ぐに追いつき、少し進んでは立ち止まりまた少しを繰り返します。
なんとか弓折乗越に着いた時には出発から2時間が経過していました。
本人に、あまりしんどいようやと鏡平でもう一泊した方がええんちゃうか?と勧めましたが頑張って歩く、と言うのでもうちょっと様子を見ることにしました。

しかしここからビックリするくらいの回復を見せ、こちらが煽られるくらいに下りだしました。
鏡平まで30分弱で下り、なんとか行けそうや、と本人が言うのでそのまま一緒に下ることになりました。
行きで嫌ほど上った、と云うことは帰りは嫌ほど下らなあかん、ということで今日もバンビがカクカクとした足取りで歩きます。
途中多めの休憩を入れ、小池新道の登山口からワサビ平を経て新穂高温泉への長い林道を歩き切り、なんとか無事に駐車場に到着!
そのまま温泉に直行して4日間の汗を流し、テント泊夏合宿を終えました。

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