越後駒ヶ岳 エチコマリベンジャー♪運命を歩き変えろ!


- GPS
- 09:06
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,243m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:06
天候 | 曇り時々晴れ後雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場裏の登山口に登山ポストはあります。 |
その他周辺情報 | 大湯温泉 日帰り温泉「ユピオ」(500円)がお薦めです。本日もここで汗を流しました。 疲れた身体には甘いものが必要です。そこで お帰りには「にいがた本高砂屋」が 超お薦めです。(月曜日で定休日)よもぎ大福や豆大福etcがお勧めです。試食もありますよ・・・。南魚沼市大崎の旧店名「栄泉堂菓子舗」の ほんのりスフレ、ほんのりスフレ・ド・ショコラ(各税別110円)もお勧めです。これは 長女の大好物です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は8/5のリベンジで今年度2回目の晩夏の越後駒ケ岳にソロで、やはりあまり気乗りのしない枝折峠から何とか彼んとか、登って参りました。大好きな駒の湯コースは登り始めのつり橋が今年の大雪のせいで落ちちゃって通行不能の為、仕方なく枝折峠から・・・。駒の小屋の管理人さんに話を聞いたら今年度中のつり橋の復旧は無理で、来年度の復旧も未定と言う事です。但し、駒の湯コースの登山道の整備はしてあるそうです。昨日の巻機山の疲れもあり、AM4:00自宅出発の予定をAM5:00に変更して出発したんですが、直ぐに眠気を催し「道の駅深雪の里」にて仮眠。約1時間寝てしまいAM7:00少し前の枝折峠登山口スタートとなってしまいました。
魚沼地方は曇りの天気で最高気温は30度の見込み。越後駒ケ岳のてんくらの予報でも曇りで日中はB判定、PM6:00からは雨が降る予報でした。曇っているので 前回(8/5)と違い快適に歩けます。しかし、たまに晴れ間が出て日差しが当たると暑い・・・。そして、痛い・・・。また、前回と同じで途中撤退か?とも一時考えましたが、曇りの時間帯が圧倒的に多いので、ギリギリ先に進めます。しかし、前日の巻機山の疲れがあり、ペースは上がりませんし湿度が高いので早くも大量の汗をかきスタミナを大きく消耗しています。気力を振り絞りアップダウンが延々と続く小倉山までやっとこさっとこ到着。この時点で早くも1.5リットルの水分(麦茶500㎖、水500㎖、GREEN DAKARA 500㎖)を補給。ほぼ予定通りのコースタイム。先を急ぎます。足元にはミヤマママコナが群生していました。百草の池から一気に標高を上げていきます。前駒手前のザレ場ガレ場は個人的に最大の難所。疲れているうえに歩きづらい急斜面。何とか登りきると前駒の絶景が待っています。越後駒ヶ岳山頂は元より中ノ岳、兎岳、平ヶ岳、荒沢岳が目に飛び込んできます。この瞬間が越後駒ヶ岳の魅力の一つです。昨日の巻機屋で言うと、八合目を登り上げてニセ巻稜線に出た時と同じ感覚の感動があります。駒の小屋下の岩場に取り付くと霧雨が・・・。幸いにも これは直ぐ止んでくれました。いつもの様に駒の小屋前にザックをデポし、山頂にアタック開始。山頂東斜面には、まだ若干の残雪が残っています。また、北ノ又川に流れ込む沢にも大量の雪渓が残っています。改めて 雪深い所だなーって実感します。雪が消えた東側の斜面には春から夏にかけての花々が咲き乱れています。
程なく山頂に到着。トレランの若者と山頂での記念写真を撮り合い、中ノ岳へ向かう縦走路に少し足を踏み入れて東斜面のお花畑を鑑賞してから下山。駒の小屋でおにぎり(おかか)を1個ほおばり、管理人さんとトレランの若者と三人でしばし山談義。これが、登山の楽しみの一つでもあります。こういう時に重要な情報も面白情報も得る事が出来ます。雲行きも怪しくなって来たので、早々に下山開始。トレランの若者はあっと言う間に視界から消えてゆきました。靴ひもをきつく締め直しまして気持ちは急ぎますが、疲れにせいかペースが上がりません。そして、小倉山手前で遠くに雷鳴が・・・。チョット急ぎます・・・しかし疲れているので急げませんが、気持ちだけは急ぎます・・・。小倉山下のベンチのある休憩ポイントでおにぎり(おかか)を1個を急いでほおばり、急いで下山。道行山を過ぎると雨が降り始めザックカバーをし、レインウエアの上着だけを着ていると、近くに落雷・・・。大きな音が響き渡り、ビクッとするとともにやばい状態になったなって思いました。しかし、この辺りは樹林帯が主なので少し安心。結局 近くに落雷したのはこの一発のみで、後は少し離れた所の雷鳴だけでした。雨は最初は小振りでしたが、明神峠付近からは本降りとなり、登山道は川となり、ますます下山のペースは落ちてしまいました。そして雨に濡れ、ボロボロになりながら・・・落ち武者の様になりながら・・・大げさに言えば、命からがらで・・・危機一髪で・・・下山出来ました。
眺望は八海山、刈羽三山、権現堂三山、毛猛山塊(一部)、未丈ヶ岳、荒沢岳、灰の又山、兎岳、中ノ岳、平ヶ岳、小沢岳、下津川山etcが良く見えました。
今回も沢山の花々が出迎えてくれました。コケイラン、イワショウブ、イワイチョウ、オトギリソウ、リョウブ、アカモノの赤い実、オオカメノキの実、ナナカマドの実、コメツツジ、ハナニガナ、ハナニガナ白花、ヨツバヒヨドリ、カニコウモリのつぼみ、ツルリンドウ、ツルアリドオシの赤い実、タムシバの実、ノリウツギ、ホツツジ、モウセンゴケ、ハクサンボウフウ、コシノカンアオイの葉っぱ、カラマツソウの実、ミヤマママコナ、シラネニンジン、タチコゴメグサ、アキノキリンソウ、ミヤマシャジン、ヨツバシオガマetcが見られました。この時期山頂稜線東斜面のお花畑にはコバイケイソウの群生、ハクサンボウフウの群生、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ、ミヤマキンポウゲetcが咲き乱れています。
今日は、5.0リットルの水(麦茶0.5リットル、水2.5リットル、GREEN DAKARA2.0リットル)を持参しましたが、飲用したのが3.5リットル(麦茶0.5リットル、水2.0リットル、GREEN DAKARA1.0リットル)と大丈夫でした。上りで2.5リットル消費しましたが、下りは1.0リットルの消費で済みました。因みに、駒の小屋前の雪解け水は、終了です。沢の水場での水を補給となります。秋の渇水期でも沢の水場には水は出ていると思われます。まあ、最悪の場合を想定して必要な水を持って行くのが間違いありませんが・・・。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。
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