裏銀座縦走と笠ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 49.0km
- 登り
- 4,859m
- 下り
- 4,840m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:43
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:05
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:24
天候 | 豪雨→晴れ→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:バス(新穂高→平湯バスターミナル→松本)、電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
裏銀座はよく整備され、特に危険個所はない。 弓折岳から笠新道分岐までは、切れ落ちているところ、崩落した道をまくところに注意。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉がピンチ: 中崎山荘、深山荘は休館(水曜だから?コロナだから?) 平湯の森は営業。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着(上下ダウン)
薄手フリース
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
風呂後の着替え
大量の45Lナイロン袋
プラティパス2袋
山専ボトル
ナルゲンボトル
粉ポカリ
|
---|---|
備考 | 食材大杉、 |
感想
何度となく計画を練り、天気や時期(小屋終了)などでたどれていなかった裏銀座。ついに今年やり遂げることができました。
前夜、新宿からバスに乗りこみ、七倉へ。
3時半ごろ目覚めて祖とみると、雷雨。まじか。。。
土砂降りの中、荷物を受け取り、七倉山荘の軒先で雨宿り。ありがとうございます。
【1日目】
1台目のタクシーで高瀬ダムへ。6時開門だけど、少しだけお目こぼし。数分早くOPEN。同乗したメンバーは、この後、工程がほぼ同じで、短い期間でしたが心強い仲間のような気分でした。
一人は、20代前半のアウトドアガイドさん。先週に表銀座を歩いたそうですが、ともかく足が速かった。。。一人は、とても素敵な写真をたくさん撮られて、山の知識も豊富な頼りになるK兄さん。なんと、途中で一度工程が分かれたのに、新穂高のバス停で再開、風呂、飯友になりました。も一人はピレネー麓出身のフランス人。
三大急登のブナ立て尾根。確かにきついけど、晴れていれば、紅葉の綺麗な山道だったかも。ともかく雨。9時前後の降雨の影響で、レインウェアはもちろん、ザック、来ていた服、靴の中、なにもかもびしょぬれ。ただ、ザクの中身は一応、すべてナイロン袋に入れておいたので、そこはセーフ。
小屋泊切り替えは不可だったので、あきらめて全て着替えて、寒さに震えてとっとと寝ました。烏帽子小屋は、水1L200円。
晩御飯は、マンダラのカレーとキノコスープとビール。
【2日目】
早朝に出発。今日はメインの裏銀座縦走。
濡れた靴下をはいて寝たおかげで乾いていたので、少ししっとりするレインウェアを、モンベルのアンダーウェアの上に直接着て出発。
とはいえ、雲一つない快晴と雲海。すばらしい一日の始まり。
まずは野口五郎岳を目指す。が、稜線沿いを行くと思い込んで、道間違い。三ヶ岳の稜線をあるいてしまいました。
ともかく快適な縦走路。日本の山の中心にいる気分で歩けます。
野口五郎小屋は小屋閉め作業中、その横を通り抜けて、五郎岳へ到着。
天気もいいし、人もいないのでせっせと濡れたタオルと服を乾燥。迷惑!?
ここで、K兄さんに再開。しばらく会話しながら付かず離れず歩いて、水晶小屋を目指す。
水晶小屋へのルートは、少し岩場のある稜線歩き。快適。小屋への最後の登りがつらいけど、なんとか到着。ここでガイドのお兄さん、フランス人のお兄さんに再開。ガイド兄さんは、すでに水晶往復1時間も済ませているという速さ。いやー、すごい。
水晶岳に向かう。途中で、水晶、石英の含まれる地層があり大興奮。山頂は意外と狭く、質素。展望は素晴らしい。小屋に戻って、ぜんざいを食べる。お茶がうまい!昨日濡れた登山服とタオルは、水晶往復の間にしっかり乾いて、ほっと一息。
さて、次は鷲羽岳。大きく見えるけど、時間は意外と短く、しっかり歩を進めていけば問題なし。今回、乗越、峠でしっかり急速、栄養補給を心掛けたおかげで、しゃりばてせずに上りきることができた。今後の体力の落ちていく登山で使える技と感じる(当たり前?)。
一気に、三俣山荘まで下山。
三俣山荘では、湧水があるため、水は無料。蛇口から美しい水がじゃばじゃば!
顔を洗って、頭に水かぶって。すっきり。小屋もきれいだし、トイレもきれい。靴を脱いで使う形なので、本当にきれい。小屋の方に頭が下がります。
テント場では、Kお兄さん、ガイド兄さんと再会。Kお兄さんとテントも隣で、のんびり会話。ここでも、新しい出会いが!隣のテントになったお姉さん。山を初めて2年目とのことでしたが、行く頻度の多さに感心。もう、裏銀座に一人登山できちゃうなんてすごい。3人で会話し、夜カフェに行ってみることに。
チョコレートケーキとサイフォンコーヒーに舌鼓を打ちつつ、楽しい夜を過ごしました!お二人とも写真が上手。自分も寝かしている一眼レフとインスタを使おうかなと、精神を若く保たねば!と思いました。この辺がすでに老化の現れ?
朝食は、札幌味噌ラーメン、餅2個、紅茶、お茶。
晩飯は、パスタ(3分)とキノコスープ。
【3日目】
今日は双六の滑走路が最大のメインイベント。
朝登頂開始すると、すばらしい朝焼け。双六岳からの眺望もばっちり。
何気にここまでは意識高く来たけど、あとは消化試合の気分で、ふと笠ヶ岳のほうを眺めると。。。あれ、なんか遠くね。当然、コースタイムはあと5時間。
弓折岳をすぎると、人気も一気にすくなくなり、静かな山旅。弓折→秩父平の間は、比較的歩く人が少ないのか、崩落してたり、熊笹が勢力を主張してたり、少しじめじめした縦走路。アップダウンも激しく、道の片側が切れ落ちた場所も多く、気持ち的に正念場でした。
秩父平を過ぎた後は、快適な登山道。ただ、ガスってしまったのが少し残念。
笠ヶ岳山荘テント場に到着。。。あれ、山荘が遠い。
大体、テント場から山荘までは、7,8分かかります。トイレは山荘のみ。水場はこの時期かれているので、山荘で1L200円で購入となります。
先にテントはって、プラティパス、貴重品をもって山荘へ。一応、翌日めんどくさくなることも考慮して、山頂も踏んでおきます。山荘から大体15分くらい。
トイレはとっても綺麗でした!
夜、雨が降り始める。19時頃から深夜まで。トイレを我慢し、無理やり就寝。
晩御飯は、ふりかけご飯、焼きハム、避けるチーズ、オニオンスープ、ビール。
【4日目】
朝、4時半に目覚めると雨はやんで、朝焼け。
急いで笠ヶ岳に登る。
槍、穂高、焼岳、南の山々。綺麗に赤く染まる。
特に、大キレットからの日の出は、4日間の集大成。
下山は、笠新道。めちゃくちゃ急、長い。
ひたすら下る。そして、登山口到着!
初日の雨は厳しいけれど、素晴らしい山と風景と人に出会えた縦走となった。
朝ごはんは、明太子パスタとキノコスープ、お茶2杯。
【その他】
ビールを担げなくなったので、小屋で買いまくりました。
烏帽子小屋 ビール350ml1本 700円
CCレモン1本 500円
テント2000円
水晶小屋 ほうじ茶とぜんざい 合計1300円
三俣山荘 500ml1本、350ml1本 価格。。。メモなくした。
テント2000円
笠ヶ岳山荘 500ml 1本800円、350ml 1本600円
テント2000円
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