初狩ー滝子山ー大谷ヶ丸−湯ノ沢峠ー天目☆雪が多くて途中下山☆


- GPS
- 18:46
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,925m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
大谷ヶ丸0600−0655休憩0705−0850ハマイバ丸0905−1055大蔵高丸1115-1220湯ノ沢峠小屋1235-1430休憩1440−1515天目の湯
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ少し雲 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝子山〜大谷ヶ丸〜大蔵高丸はラッセル コースタイムの3倍かかりました。 大蔵高丸〜湯ノ沢峠間も登山者わずかです。 スノーシューには良いコースです。 |
写真
感想
当初は3連休を利用して2泊と考えていたのですが、最初の1日は冬山シーズンに備えて装備の購入となり、1泊での計画に変更となりました。
雲取、小金沢連嶺、甲武信の3ルートのうち、交通の利便が比較的良い小金沢を滝子山から牛の寝尾根を通り小菅に下るコースを選びました。いつも、コースを選ぶのは前日の事ですが、これが一人山行の自由きままな良い所です。
初狩駅で数人降りましたが、滝子へ向かうのは私一人のようで新雪のラッセルが少し気になるものの静かな山登りの始まりとなりました。
初狩駅から谷沿いの集落へ向かう途中、新雪を被った富士山が綺麗な姿を見せてくれました。集落を過ぎやがて林道が終わると沢沿いに道は進みやがて休憩用のベンチが据わった水場に到着。ここで休憩していると、後から一人登山者(Aさん)がこれました。私の次の電車でこれらた様ですが、すぐに追いつかれるとはテント泊装備の荷の重さはあるものの、やはり年とともに体力は落ちてますね。
尾根筋に出ると次第に積雪が増え途中でスパッツを装着、やがて檜平に到着するとここで南側尾根からのパーティーそして先ほどのAさんと合流し、ここから先は交代でラッセルし滝子頂上へと向かうことができ助かりました。
実はAさんとお話すると先週私と同様に三つ峠に上ったとの事、それも笹子から本社ヶ丸、三つ峠、河口湖と全く同一ルートで、さらにカチカチ山でお声をかけて方だったと分かり吃驚。きょうこのコースでお会いするのもかなりの偶然だったようで、宝くじ以上の確率だったようです。
滝子山頂上直下で笹子からのルートと合流しここからはしっかりとしてトレースを山頂へと進めました。寒い中でも秀麗富嶽12景は先週と同様、今日も疲れをいらしてくれる美しさでした。
さて、滝子からの下りは一旦来た道を戻り笹子方面に進みべきだったのですが、なぜか迷いも無く寂ショウ尾根、浜立山方向へと下り、途中気が付き引返したために1時間ほどのタイムロスとなってしまいました。
Aさんも間違って降りていったようですが、地図にも無い登山道(浜立山コース)なので無事降りていけましたでしょうか。
滝子山からは北面に赤テープがありそれを頼りに鎮西ヶ池方向を目指して強引に雪を掻き分けて下ると、やがて笹子からの登山道にぶつかりしばらく進むと大谷ヶ丸への分岐点に到着。ししばらくはトレースがあったのですが、途中から引き返したのかやがて動物のトレースを目印に進む事になったのですが、結構気まぐれで登山通りには進行しないのと、人間と歩幅が異なるので、かなりラッセルに苦しめられました。途中、コンドウ丸からこの新雪を一人ラッセルしてきた方とすれ違った場所からはかなり楽に進めたのですが、コースタイムの2倍近い時間を要し16時過ぎに大谷ヶ丸に到着し、今夜はここの頂上の平場でテント泊となりました。とても、当初予定の湯ノ沢峠までは至りませんでした。
翌朝は6時に出発。この場所は地形が分かりずらい上に、日が明けない薄暗い中の出発となったので、コンパスそして動物のトレースをたよりに下り無事米背負子峠に到着し、ここで日の出を迎えたのですが、残念ながら本日は前日に比べると雲が広がる天気となってしまいました。富士山もやがて雲に覆われてしまいました。
大谷ヶ丸から大蔵高丸間は、動物以外のトレースは全く無くなり、場所によっては膝までのラッセル、雪の重みで垂れ下がり道を塞ぐ樹木を掻き分けながらの難航となり通常の3倍の時間をかけて大蔵高丸にようやく到達しました。
大蔵高丸で登山者のトレースを発見し、ようやくとラッセルから開放となり12時過ぎに昨日の宿泊予定先の湯ノ沢避難小屋に到着となりました。
黒岳、ハマイバ、焼山沢いずれもトレースがあり、黒岳の往復も考えてのですが天気も悪いので黒岳から先は今度の楽しみに取っておく事とし、今日は焼山沢へ下る事にしました。下りだしたところで本日はじめての登山者に遭遇し、二言三言会話すると米背負子までの予定もこの豪雪で湯ノ沢峠往復で引き返すとの事でした。
天目山温泉に着くとバスまで2時間ほどの時間があったので、温泉に入りビール・うどんを食べ、一時の転寝が心地よかったです。
次回は、今回達成できなかった黒岳から小金沢山を目指したいのですが、アプローチをどこに選ぶか迷うとこです。
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