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Yamareco

記録ID: 417113
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬大雪渓!猿倉〜白馬岳〜栂池公園

2013年08月03日(土) 〜 2013年08月04日(日)
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
photocoto その他6人
GPS
32:37
距離
19.5km
登り
2,074m
下り
1,487m

コースタイム

1日目
5:48 猿倉登山口駐車場
5:49 猿倉荘
6:45 白馬尻荘
6:48 白馬尻小屋
9:02 岩室跡
13:02 白馬岳頂上宿舎
13:57 白馬山荘

2日目
6:56 三国境
7:43 小蓮華山
8:27 船越ノ頭
9:10 白馬大池山荘
10:27 乗鞍岳
12:45 天狗原の祠
13:59 栂池ヒュッテ
14:11 栂池山荘
14:12 栂池パノラマウェイ 自然園駅
ロープウェーで栂池高原へ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路:首都圏深夜発〜八方駐車場駐車 タクシーで猿倉へ
復路:栂池山荘〜ロープウェーで栂池高原へ タクシーで八方駐車場〜首都圏
コース状況/
危険箇所等
猿倉〜白馬尻小屋は特に危険箇所無し。
大雪渓は例によってクレバス・落石あり。ルートを外れず落石に気をつければ問題無し。
登りはアイゼンがなくても大丈夫だが、下りは危険。クレバスを避けた脇のザレ場にルートがあるので6本爪が最良と思われる。
小雪渓を抜け岩稜帯に入るがアイゼン・ストックはしまった方がよい。
お花畑では可憐な花たちが咲きほこりまさにお花畑。ここはゆっくり通過したい。
頂上宿舎まで少しきつい登りになるが、そこから白馬山荘まではゆるい登り。気持ちにゆとりができ景色と花を堪能できる。
白馬岳から小蓮華山までは岩稜帯が点在し多少の集中力を必要とするが、稜線歩きでリセットできるのでバランス良く楽しめる。特筆すべき危険箇所はなし。
白馬大池山荘までは比較的広い稜線を高山植物を楽しみながらペースをくずさずザクザク進めることができる。いつの間にか大池に到着しちゃったという感じ。
運が良ければ途中雷鳥に会える。
白馬山荘から乗鞍岳のゴーロ道の登りはアスレチック気分でサクサク登れる。白馬らしい景色はここで見納め。
乗鞍周辺にも雷鳥の縄張りあり。運と目が良ければ会える。
天狗原までの下りでは、雪田の横断があるが多くの登山者によりステップがきられているのでアイゼンの必要なし。下りでステップを切り崩さないようにする。すれ違い多し。
雪田を越えてゴーロ道を下る。岩自体が滑る感じはないが、靴底に泥がついていると危険。
途中雪解けでドロドロになった箇所があるので、その時は注意。
慎重に下った後は天狗原で一息。日よけになるものが少ないので長い休憩には向かないかも。
栂池山荘までは樹林帯の下り。単調になるので集中力を切らさずに。
大体登山靴がべちゃべちゃに汚れるが、栂池のビジターセンターで洗える。
人が多いので大きな泥はあらかじめ落として洗い場に並ぶとよい。
まだ薄暗い猿倉荘にて。
登山者でいっぱい。
2013年08月03日 05:45撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 5:45
まだ薄暗い猿倉荘にて。
登山者でいっぱい。
白馬尻に到着すると、一番はじめに目に入る。
どうもです。
by  N-06C, NEC
白馬尻に到着すると、一番はじめに目に入る。
どうもです。
白馬尻で皆大雪渓への準備をする。
2013年08月03日 06:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 6:57
白馬尻で皆大雪渓への準備をする。
いざ、大雪渓へ!
by  N-06C, NEC
いざ、大雪渓へ!
うを。すごい行列。
大雪渓は大渋滞。
by  N-06C, NEC
うを。すごい行列。
大雪渓は大渋滞。
雪渓中盤から左手には杓子岳がずーっと見えている。
2013年08月03日 10:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 10:12
雪渓中盤から左手には杓子岳がずーっと見えている。
かっこいい山容。のぼりたい。
by  N-06C, NEC
かっこいい山容。のぼりたい。
雪渓を越えると別世界。天井のお花畑。
2013年08月03日 10:28撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 10:28
雪渓を越えると別世界。天井のお花畑。
ミヤマダイモンジソウ。めちゃくちゃかわいい。
2013年08月03日 10:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 10:54
ミヤマダイモンジソウ。めちゃくちゃかわいい。
ハクサンイチゲとか。
お花いっぱい!
2013年08月03日 11:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 11:20
ハクサンイチゲとか。
お花いっぱい!
杓子岳。とんがってるなぁ。
2013年08月03日 11:20撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 11:20
杓子岳。とんがってるなぁ。
勝手に王蟲岩と名付ける。動きそう。
2013年08月03日 12:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 12:15
勝手に王蟲岩と名付ける。動きそう。
頂上宿舎玄関前から見下ろす。
あ〜も〜アルプス!
2013年08月03日 13:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 13:27
頂上宿舎玄関前から見下ろす。
あ〜も〜アルプス!
頂上宿舎玄関前から見上げる。
お世話になる白馬山荘。もう少し。
2013年08月03日 13:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 13:27
頂上宿舎玄関前から見上げる。
お世話になる白馬山荘。もう少し。
旭岳を横目に緩い登りを行く。
どんどん晴れて来た!
2013年08月03日 13:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 13:58
旭岳を横目に緩い登りを行く。
どんどん晴れて来た!
白馬山荘到着。県境もある。
by  N-06C, NEC
白馬山荘到着。県境もある。
白馬山荘から頂上宿舎を振り返る。どんどん人が登って来る。
by  N-06C, NEC
白馬山荘から頂上宿舎を振り返る。どんどん人が登って来る。
足下にはお花畑。
by  N-06C, NEC
足下にはお花畑。
しばしの休憩後、一人で白馬岳へ。
途中の松沢貞逸顕彰碑で振り返る。
なんという景色。
2013年08月03日 18:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:02
しばしの休憩後、一人で白馬岳へ。
途中の松沢貞逸顕彰碑で振り返る。
なんという景色。
雲がすべって流れ落ちて行く。
右側にさっきの碑が見える。
2013年08月03日 18:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:09
雲がすべって流れ落ちて行く。
右側にさっきの碑が見える。
東側はストンと切れ落ちてる。わお。
2013年08月03日 18:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:11
東側はストンと切れ落ちてる。わお。
頂上〜!なんという空の青。
しあわせすぎる。
2013年08月03日 18:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:15
頂上〜!なんという空の青。
しあわせすぎる。
小蓮華方面(多分)。
続く雲海。私は雲の上にいる。
2013年08月03日 18:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:17
小蓮華方面(多分)。
続く雲海。私は雲の上にいる。
どれがどの山?じーっと眺める。
2013年08月03日 18:18撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:18
どれがどの山?じーっと眺める。
夕飯前の夕暮れ時。この場を去りがたい。
2013年08月03日 18:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:23
夕飯前の夕暮れ時。この場を去りがたい。
向こうに見える山。五竜じゃないかと別の登山者に教えてもらう。
2013年08月03日 18:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:27
向こうに見える山。五竜じゃないかと別の登山者に教えてもらう。
ずっとココにいたい。
2013年08月03日 18:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/3 18:30
ずっとココにいたい。
2日目はあいにくの天気。ずっとガス。
1枚目の写真がなんと小蓮華山頂。
字が見えないでつね。
2013年08月04日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/4 7:39
2日目はあいにくの天気。ずっとガス。
1枚目の写真がなんと小蓮華山頂。
字が見えないでつね。
鉄剣突き刺さってます。
by  N-06C, NEC
鉄剣突き刺さってます。
チングルマ。果穂状態ふわふわ。変な名前です。
2013年08月04日 07:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/4 7:58
チングルマ。果穂状態ふわふわ。変な名前です。
ヤマハハコグサとキリンソウ(?)
2013年08月04日 07:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
8/4 7:58
ヤマハハコグサとキリンソウ(?)
真っ白の中、黙々歩いて白馬大池山荘到着。
真っ白の中、黙々歩いて白馬大池山荘到着。
大池も真っ白。(TT)
by  N-06C, NEC
大池も真っ白。(TT)
イワカガミとチングルマ。こっちのチングルマはまだ花。
by  N-06C, NEC
イワカガミとチングルマ。こっちのチングルマはまだ花。
ナナカマド。大池周りはたくさん生えていて紅葉の時季もすごそうだ。
by  N-06C, NEC
ナナカマド。大池周りはたくさん生えていて紅葉の時季もすごそうだ。
ハクサンコザクラ。
by  N-06C, NEC
ハクサンコザクラ。
ゴーロを登って乗鞍岳へ。
広い山頂の彼方に雷鳥を見つけるも遠すぎて写真に収まらず。(;o;)いたのに〜。
by  N-06C, NEC
ゴーロを登って乗鞍岳へ。
広い山頂の彼方に雷鳥を見つけるも遠すぎて写真に収まらず。(;o;)いたのに〜。
天狗原の木道。この辺から晴れてきた・・・
by  N-06C, NEC
天狗原の木道。この辺から晴れてきた・・・
結構下ったのにまだ2000m上にいるんだ。
日差しが強烈。
by  N-06C, NEC
結構下ったのにまだ2000m上にいるんだ。
日差しが強烈。
湿原と雪渓。
さようなら白馬。また来るよ。
by  N-06C, NEC
湿原と雪渓。
さようなら白馬。また来るよ。

感想

今回のコースは、変化に富んでいろいろな事をいっぺんに経験出来るのが嬉しいとっても贅沢なコースだ。
夏の雪渓。
雲上のお花畑。
吸い込まれそうな青空と瑞々しい緑。
なんといってもたくさんの高山植物たち。生命の謳歌に元気をもらった。
もっとずっと時間をかけて花の名前を調べながらゆっくり写真におさめてみたい。

そして白馬岳の山頂からみたあの景色。きっとこれからも登らずにはいられない。
天気の崩れた2日目にまわさずに登っておいて本当によかった。
しかも少し時間をずらしたおかげで、しばらくの間山頂を独り占め出来た。
日没前は空の色も濃くなって狙い目だ。

2日目はあいにくの天気だったが、景色が見えずに高度感が鈍ってよかったかもしれない。
下るにつれて回復してきた天気に、多少恨み言をいったが概ねしあわせな気分で歩けたと思う。
遠目だけど雷鳥にも会えたしvv

また今すぐ行きたい気分だ。

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