記録ID: 4845476
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
大菩薩嶺から笠取山へ（上日川峠↑雁坂峠↓）
2022年10月28日(金) 〜
2022年10月29日(土)
埼玉県
山梨県
ナスホルン
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:31
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 2,502m
- 下り
- 3,009m
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1日目
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:54
距離 27.9km
登り 1,591m
下り 1,397m
14:41
2日目
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:34
距離 15.5km
登り 918m
下り 1,612m
10:35
ゴール地点
| 天候 | 概ね晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
帰りは下記手段でゴールの道の駅「みとみ」から上日川峠に戻り。 山梨市民バス：道の駅「みとみ」11:23 → 12:26 山梨市駅（800円） JR：山梨市駅 12:59 → 13:15 甲斐大和駅（330円） 栄和交通大菩薩上日川峠線：甲斐大和駅 13:50 → 14:31 上日川峠 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
どのルートもよく整備されており特に問題は無かった。 斜面北側に雪が残る箇所があるのと、雁坂峠からの下りで数ヶ所渡河地点があるのが注意点。 |
写真
上日川峠からスタート。
駐車場は平日早朝にも関わらず、ほぼ満車状態。
駐車場は平日早朝にも関わらず、ほぼ満車状態。
ロッヂ長兵衛横の登山口から登山開始。
標高1700m台かつ早朝という事でとても寒い！
周辺の紅葉は見頃でした。
標高1700m台かつ早朝という事でとても寒い！
周辺の紅葉は見頃でした。
少し進んだ山道の紅葉はもう終盤という感じ。
山道の横にも並行して舗装路もあったり。
山道の横にも並行して舗装路もあったり。
福ちゃん荘で大菩薩嶺山頂方面に分岐。
残った葉と落ち葉のオレンジ具体が良い。
残った葉と落ち葉のオレンジ具体が良い。
数日前の雨はここでは雪になった模様。
日陰には残雪が。何気に今シーズンの初雪。
日陰には残雪が。何気に今シーズンの初雪。
あっという間に大菩薩嶺の山頂に到着。
これで3回目の登頂に。
眺望は無いです。
これで3回目の登頂に。
眺望は無いです。
大菩薩嶺山頂から先は未知の領域。
これまでの2回は山頂で引き返していたので。
これまでの2回は山頂で引き返していたので。
あまり歩く人が多くなさそうなルートですが、きちんと整備が続いているよう。
ありがたい事です。
ありがたい事です。
落ち葉が覆い尽くして絨毯のように。
おかげで道も埋もれてよく分からくなってます。
おかげで道も埋もれてよく分からくなってます。
鮮やかな紅葉。
標高1500m〜1600m辺りで見頃の状態になるようです。
標高1500m〜1600m辺りで見頃の状態になるようです。
登り返して柳沢ノ頭に到着。
ここからまた稜線上を歩くルートに。
ここからまた稜線上を歩くルートに。
ハンゼノ頭に到着。
ここは眺望も良く、ベンチもあるので休憩にもってこいな場所です。
ここは眺望も良く、ベンチもあるので休憩にもってこいな場所です。
なので丁度お腹も空いてきたから早めの昼食に。
いつもの菓子パンと赤ワイン。
いつもの菓子パンと赤ワイン。
食べ終わったら再スタート。
直ぐ先に東屋とトイレがありました。
こっちで休憩もいいかも。ただし眺望は無し。
直ぐ先に東屋とトイレがありました。
こっちで休憩もいいかも。ただし眺望は無し。
東京水道水源林の碑。
この辺りは多摩川の上流域で、東京都が管理しているとか。
この辺りは多摩川の上流域で、東京都が管理しているとか。
次のピーク、倉掛山の手前付近にある直登な上り坂。
そろそろ疲れてきたから地味にキツい。
そろそろ疲れてきたから地味にキツい。
倉掛山。
アップダウンが連続するのもここまで。
ここから先はあまり顕著なアップダウンは無く、歩き易い山道でした。
アップダウンが連続するのもここまで。
ここから先はあまり顕著なアップダウンは無く、歩き易い山道でした。
気がついたら幅広で水平な道に。
やはりかつては林道とかだったのかな。
やはりかつては林道とかだったのかな。
やはり以前は道路だったようで、現役の林道から分岐してました。
今はゲートで通行止め。
今はゲートで通行止め。
笠取小屋に到着。
あ〜荷物が重かったなぁ。
いつもの日帰りでは感じたことの無い疲労感が。
あ〜荷物が重かったなぁ。
いつもの日帰りでは感じたことの無い疲労感が。
本日の我が家。
夜はかなり冷えた（当然、氷点下）けど、OMM仕様の装備で耐え切りましたよ。
夜はかなり冷えた（当然、氷点下）けど、OMM仕様の装備で耐え切りましたよ。
さてテン泊準備が終わったら、陽が落ちて暗くなる前に早速夕食。
夕暮れな大自然の中、一人のんびりな夕飯もなかなか。
夕暮れな大自然の中、一人のんびりな夕飯もなかなか。
寒さに耐えきり翌日は、日の出前に起床と撤収作業、日の出と共に出発です。
まずは笠取山へ。
まずは笠取山へ。
笠取山へのルート途中、小高い峰にある「小さな分水嶺」。この小さな峰を境に、東に降った雨は荒川に、西に降った雨は富士川に、南に降った雨は多摩川になるそう。
1
10/29 6:12
笠取山へのルート途中、小高い峰にある「小さな分水嶺」。
この小さな峰を境に、東に降った雨は荒川に、西に降った雨は富士川に、南に降った雨は多摩川になるそう。
この小さな峰を境に、東に降った雨は荒川に、西に降った雨は富士川に、南に降った雨は多摩川になるそう。
歩いてる途中で東の峰から陽が登って来ました。
これでようやく気温が上がる。
これでようやく気温が上がる。
笠取山山頂に到着。
残雪ながらピークだけ雲の中。
ここで地図見てさらに奥にもう一つピークがある事に気付く。
残雪ながらピークだけ雲の中。
ここで地図見てさらに奥にもう一つピークがある事に気付く。
5分ほど進んだ奥にあるもう一つのピークがこちら。地図上ではこちらが笠取山山頂となってた。
これ、知らずに前のピークだけと思って帰る人もいるのでは。
1
10/29 6:35
5分ほど進んだ奥にあるもう一つのピークがこちら。
地図上ではこちらが笠取山山頂となってた。
これ、知らずに前のピークだけと思って帰る人もいるのでは。
地図上ではこちらが笠取山山頂となってた。
これ、知らずに前のピークだけと思って帰る人もいるのでは。
今回の山行のもう一つの目的、多摩川源流域は笠取山山頂の直ぐ南になります。ここは水干と呼ばれる沢の行き止まりで、多摩川の始まりとなる場所。
2
10/29 6:47
今回の山行のもう一つの目的、多摩川源流域は笠取山山頂の直ぐ南になります。
ここは水干と呼ばれる沢の行き止まりで、多摩川の始まりとなる場所。
ここは水干と呼ばれる沢の行き止まりで、多摩川の始まりとなる場所。
その水干から60m程下がった所に、多摩川の最初の流れが湧き出しています。
小さな分水嶺に戻って雁坂峠に向かうルートに。
朝露で靴とズボンが水没気味に。
朝露で靴とズボンが水没気味に。
峠の登り返しはまたしても直登な登り。
今回はこういうパターンが多いなぁ。
今回はこういうパターンが多いなぁ。
ここの眺望も中々のもの。
富士山が拝めるのはもちろん、左側の大菩薩嶺から昨日歩いたルートが一望できました。
富士山が拝めるのはもちろん、左側の大菩薩嶺から昨日歩いたルートが一望できました。
登ってきた南側とは全く異なる北側斜面。
残雪がかなり。傾斜もそこそこあるので滑らないように慎重に。
残雪がかなり。傾斜もそこそこあるので滑らないように慎重に。
やはり北側斜面には残雪が。
たださっきより傾斜が緩いので、特に危険はなし。
たださっきより傾斜が緩いので、特に危険はなし。
雁坂峠に到着。
去年の夏以来。そしてこれで大菩薩嶺から甲武信ケ岳まで線が繋がりました。
去年の夏以来。そしてこれで大菩薩嶺から甲武信ケ岳まで線が繋がりました。
あとはひたすら降るのみ。
遠くに見える橋近くがゴールの道の駅のはず。
遠くに見える橋近くがゴールの道の駅のはず。
去年も思ったけど、多分1番危ない渡河地点はここかと。
結構水流もあり。
結構水流もあり。
最後にちょっとだけ舗装路から外れます。
実は前回クマと遭遇したのもまさにここ。
少しだけ緊張しながら通過。
実は前回クマと遭遇したのもまさにここ。
少しだけ緊張しながら通過。
撮影機器：
感想
今年初のテント泊で、大菩薩嶺から笠取山を経由して雁坂峠までの縦走です。
今回の山行の目的は3つ。
目的1．笠取小屋のテント場に泊まる。
色んな方々のレコで登場し評判も良かったので、一度泊まってみたいなぁと前々から思っていました。
テントサイトはきちんと整備されているし、水場もトイレも綺麗だし、人気のある理由が分かりました。
目的2．多摩川の源流を見に行く
多摩川の最初の1滴を見に。
目的3．大菩薩嶺と甲武信ヶ岳の線を繋ぐ
これで東京の日本橋から、甲州街道→高尾山→三頭山→大菩薩嶺→甲武信ヶ岳→金峰山→瑞牆山→八ヶ岳→霧ヶ峰→美ヶ原と経由して、JR松本駅まで繋がりました。
目的達成以外に見事な紅葉も堪能できた二日間でした。
※
いつもの日帰りやOMMは軽いULザックを使っているけど、今回は単体で2kgあるドイター40Lザックを久しぶり（3年ぶりかな？）に選択してみました。
山行翌日の日曜日に、山と道のMINI2が入手可能だったので、最後のドイター使用になるんだろうなと。で、荷物全部で12kg超になりましたとさ。いやぁ重い重い。
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