記録ID: 5896769
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
大雪山
表大雪縦走 (黒岳→トムラウシ温泉)
2023年09月02日(土) 〜
2023年09月04日(月)
北海道
ikerina
- GPS
- 21:00
- 距離
- 41.7km
- 登り
- 2,173m
- 下り
- 3,036m
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1日目
- 山行
- 1:13
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 1:27
距離 2.3km
登り 456m
下り 99m
2日目
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:02
距離 22.9km
登り 1,022m
下り 1,224m
3日目
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:30
距離 16.5km
登り 695m
下り 1,746m
| 天候 | 9/2(土) 晴れ🌞時々曇り☁️。16時から小雨 9/3(日) 晴れ🌞 9/4(月) 晴れ🌞のち曇り☁️。16時過ぎ小雨 翌朝はかなり大雨だったので幸運だったと思う |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機
✈️ANA 羽田7:00→旭川8:34 🚌旭川電気軌道 旭川空港9:05→旭川駅9:40 🚌道北バス 層雲峡線 旭川駅10:45→層雲峡12:36 ☆”あさひかわバス無料DAY” で上2つタダに (750+2140円) 🚡黒岳ロープウェイ 層雲峡駅13:00↗︎黒岳駅13:07 🚡黒岳ペアリフト 五合目13:12↗︎七合目13:27 ■復路 (下山翌9/5) 🚌宿の送迎バス 東大雪荘9:31→新得駅10:44 ※ 夏/秋の特定期間は新得駅/帯広駅への路線バスがあるが今は無し 🚌拓殖バス ノースライナー号 新得駅前11:35→富良野駅前13:07 (泊) |
写真
朝、東京を発ち、お昼過ぎに層雲峡に到着。
ロープウェイと、
(背後はニセイカウシュッペ山)
ロープウェイと、
(背後はニセイカウシュッペ山)
13時半、七合目から登山スタート。
この日は黒岳登って小屋に入るだけ。
この日は黒岳登って小屋に入るだけ。
前日に雨降ったのか、水溜りだらけ
この時間ともなると、下山してくる人とたくさんすれ違い
この時間ともなると、下山してくる人とたくさんすれ違い
2年前の9/10は、この辺で期せずして紅葉🍁に遭遇して感動した。けれど、今年は紅葉遅いらしく完全に緑。
黒岳。
北海道の気温を甘く見てた。風があるとはいえ、晴れの日の14時に、手袋あってもいいかな？と思う肌寒さ。
北海道の気温を甘く見てた。風があるとはいえ、晴れの日の14時に、手袋あってもいいかな？と思う肌寒さ。
《9/3(日)》御来光はパスして明るくなって出立。なお、この先トムラウシまで、チングルマ (果穂)は飽きるほど見られます (ほぼシロツメグサ見てる気分)
3
9/3 5:16
《9/3(日)》御来光はパスして明るくなって出立。
なお、この先トムラウシまで、チングルマ (果穂)は飽きるほど見られます (ほぼシロツメグサ見てる気分)
なお、この先トムラウシまで、チングルマ (果穂)は飽きるほど見られます (ほぼシロツメグサ見てる気分)
まずは北海岳(右奥)→白雲岳(左) を目指す。
いったん沢に下って、
いったん沢に下って、
《北西↖︎》お釜。
今回の行程では、お釜が見えるのはここが最初で最後。
今回の行程では、お釜が見えるのはここが最初で最後。
《北東↗︎》黒岳と黒岳石室。(後方はニセイカウシュッペ山)
こうして見ると、黒岳ってめちゃ地味
こうして見ると、黒岳ってめちゃ地味
《南西↙︎》白雲岳(左)と旭岳(右端)の間に、最終目標・トムラウシ。その奥に十勝連峰。
トムラウシ(左)が遥か遠い。今日中にあの手前まで行けるのか？右奥の十勝連峰は、オプタテシケ/美瑛/十勝岳(噴煙付)/富良野岳まで全見え
5
9/3 6:33
トムラウシ(左)が遥か遠い。今日中にあの手前まで行けるのか？
右奥の十勝連峰は、オプタテシケ/美瑛/十勝岳(噴煙付)/富良野岳まで全見え
右奥の十勝連峰は、オプタテシケ/美瑛/十勝岳(噴煙付)/富良野岳まで全見え
避難小屋の前から、これから踏破していく草原を一望。稜線縦走というより、草原踏破。
左奥に見えてる忠別岳までに午前を費やした
左奥に見えてる忠別岳までに午前を費やした
平坦だが、石がゴロゴロした道。
隠れる所が全くない平原。
悪天時や炎天下では絶対歩きたくない感じ
隠れる所が全くない平原。
悪天時や炎天下では絶対歩きたくない感じ
崖の縁に到達。ひゃー
(...とはいえ、下るわけではなく、上の縁を歩く)
(...とはいえ、下るわけではなく、上の縁を歩く)
忠別岳はず〜っと前に見えてるし、緩やかな斜面でキツそうでもないのに、なかなか近づいてこない… 北海道マジック？
振り返ると、旭岳(左)と白雲岳(右)が。
白雲岳の方が目立ってて、登っとけばよかった、と今さら後悔。
白雲岳の方が目立ってて、登っとけばよかった、と今さら後悔。
ざざ波で綺麗に水面に映らなかったが、ブルーがきれい
この2日目を好天に割り当ててくれた神様に感謝。
この2日目を好天に割り当ててくれた神様に感謝。
この辺は、だんだん紅葉が始まりつつある？
(※写真は特に赤い奴で、大半はまだ緑)
(※写真は特に赤い奴で、大半はまだ緑)
11時、忠別岳に到着。おねーさん、六花亭の白樺羊羹、ありがとうございました！
ありがたくもったいないので行動食にせず、家に持ち帰りお茶していただきました！
3
9/3 10:58
11時、忠別岳に到着。
おねーさん、六花亭の白樺羊羹、ありがとうございました！
ありがたくもったいないので行動食にせず、家に持ち帰りお茶していただきました！
おねーさん、六花亭の白樺羊羹、ありがとうございました！
ありがたくもったいないので行動食にせず、家に持ち帰りお茶していただきました！
下りながら振り返って見た忠別岳。
北からは優美に見えたが、こちらからは荒々しい。
北からは優美に見えたが、こちらからは荒々しい。
が、チングルマ畑の中を木道が続いてて、ペースアップ
(ただし割と壊れてて、必ずしも歩きやすくはない)
(ただし割と壊れてて、必ずしも歩きやすくはない)
ヒサゴ沼。
が、見えてからが長かった。(最大の障害は壊れかけた木道)
が、見えてからが長かった。(最大の障害は壊れかけた木道)
混まないか心配してたが、この日は小屋泊3人。2Fは誰も使わず
(外でテン泊5, 6張)
(外でテン泊5, 6張)
《9/4(月)》寝坊して、5時半過ぎて出立。
雪渓横のガレ場の岩の上を渡り歩き、再び縦走路へ向かう
雪渓横のガレ場の岩の上を渡り歩き、再び縦走路へ向かう
前に立ちはだかる山頂
(...と思ったが、まだ山頂じゃなかった😢)
(...と思ったが、まだ山頂じゃなかった😢)
この周辺、ナキウサギの声がたくさんしてた。姿は早すぎて捉えられない
上からロックガーデンを振り返る。
なお、右奥に旭岳や白雲岳が写ってますが、結果的に見えたのはここが最後となりました
なお、右奥に旭岳や白雲岳が写ってますが、結果的に見えたのはここが最後となりました
トムラウシに登頂。が、南からガスが吹き付け、周りは見えず。たまにガスが途切れて、陽が差したり、遠くの雲海や足元の草原が見える程度。
4
9/4 8:31
トムラウシに登頂。
が、南からガスが吹き付け、周りは見えず。たまにガスが途切れて、陽が差したり、遠くの雲海や足元の草原が見える程度。
が、南からガスが吹き付け、周りは見えず。たまにガスが途切れて、陽が差したり、遠くの雲海や足元の草原が見える程度。
山頂で1時間ねばってみたが、十勝方面、一瞬雲が途切れてこの程度。
奥の裾野がオプタテシケ？
奥の裾野がオプタテシケ？
すぐ上を雲層で抑えられてるようで、標高を落とすと意外に遠くの山が見える
キツネとご対面。互いに道譲らずw。こちらが数m引くと向かって来るし、数十秒対峙を続けたら諦めて引こうとするけど未練がましくちょっと振り向いたり(写真)。
なお、このエリアの、動物を登山道の左右へ逸らす脇道システム？に感銘
6
9/4 13:00
キツネとご対面。互いに道譲らずw。
こちらが数m引くと向かって来るし、数十秒対峙を続けたら諦めて引こうとするけど未練がましくちょっと振り向いたり(写真)。
なお、このエリアの、動物を登山道の左右へ逸らす脇道システム？に感銘
こちらが数m引くと向かって来るし、数十秒対峙を続けたら諦めて引こうとするけど未練がましくちょっと振り向いたり(写真)。
なお、このエリアの、動物を登山道の左右へ逸らす脇道システム？に感銘
撮影機器：
感想
夏休みを遅らせてもらって北海道に遠征。
2年前の縦走(黒岳→旭岳)の続きで、黒岳からトムラウシまで南下してみました。
2年前も9月初旬で、思いがけず紅葉に巡り当たり感動したので、今回もちょっと期待してましたが (それで旭岳ではなく黒岳から入った)、まだ全然始まってませんでした。
駅や山でお話した旭川の方々がみな「先週までは東京に負けないくらい暑かったんですよ〜」っておっしゃってたので、今年の紅葉は大分遅れるのでしょう。
とはいえ、2日目の黒岳からヒサゴ沼へ至る縦走は、北海道らしいダイナミックな光景を眺めながら、ひたすら歩くことができ、大変充実しました。
”縦走”というより、”草原横断”って感じ。
前にずっと見えてる忠別岳が、行けども行けども全然近づいてこなくて、午前いっぱいかかって焦ったり。
3日目のトムラウシは、お天気下り坂の予報でしたが、名物の日本庭園〜ロックガーデンはお天気持ってくれて、岩/チングルマ/池塘 の独特な風景の中、ナキウサギの声聞きながら山頂へ。
残念ながら登頂する頃にはガスがかかり始め、十勝方面はほぼ見えず。それだけちょっと残念でした。
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