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Yamareco

記録ID: 5990661
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・権現岳(行者小屋テント泊)

2023年09月28日(木) 〜 2023年09月29日(金)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:42
距離
16.6km
登り
1,839m
下り
1,766m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:21
休憩
0:00
合計
3:21
距離 6.9km 登り 893m 下り 37m
7:03
14
7:17
40
7:57
7
8:04
73
10:24
2日目
山行
6:23
休憩
0:57
合計
7:20
距離 9.7km 登り 951m 下り 1,736m
5:30
7
5:37
5:38
41
6:29
6:30
8
6:38
6:39
10
6:49
6:50
3
6:53
7:02
4
7:06
7:07
9
7:33
7:40
32
8:12
8:21
24
8:45
31
9:16
23
9:39
3
9:42
9:46
2
9:48
9:50
7
9:57
11
10:08
10:14
6
10:20
17
10:37
10:50
54
11:44
29
12:13
12:14
36
12:50
0
12:50
ゴール地点
天候 1日目:ガス後雨
2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
観音平に車を止め、タクシーにて美濃戸口へ
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口から行者小屋の区間は特に危険を感じる箇所はありませんでした。
行者小屋から赤岳へ至る道は非常に急登ですが、かなり手厚い整備がなされているので登りやすいコースと言えます。
赤岳山頂直下の鎖場は難しくはありませんが浮石が多いためヘルメットはあったほうが良いでしょう。
今回のコースの核心部は赤岳南陵の部分、つまり赤岳からキレット小屋への降りです。
岩の痩せ尾根に張り付くように一気に高度を下げていきます。
鎖や梯子がある箇所は優しい方で何も補助がない岩場も多少出てきます。
ある程度降ると今度は強烈なガレ斜面の急降下です。
ペイントはありますが次のペイントに至るルートすら分かりづらい箇所がいくつもあり、また浮石も非常に多く強い緊張感を維持し続ける必要があります。
今回私が通過した時は周囲に誰もいませんでしたが、登山者が複数いるような時はすれ違いや落石に要注意です。
キレット小屋の先は良くある樹林と岩のミックス急登。
少々手を使う程度の岩場を何ヵ所かこなしながら権現岳へ登って行きます。
そしてラストには長大な鉄梯子が待っているのですが、長い・ちょっと揺れる・解放感が凄いという事で苦手な人は結構苦手な感じの梯子です。
権現岳から青年小屋までは何ヵ所かの鎖場を通過して高度を下げますが、赤岳南陵を通過した後だと物凄く優しい道に思います。
セオリー通りに通過すればどうという事は無いでしょう。
おはようございます登山者Dです。
ここは八ヶ岳の南端、観音平駐車場です。
今回は夏の締めくくり登山として八ヶ岳へやってきました。
2023年09月28日 05:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
9/28 5:56
おはようございます登山者Dです。
ここは八ヶ岳の南端、観音平駐車場です。
今回は夏の締めくくり登山として八ヶ岳へやってきました。
観音平にマイカーを置いてタクシーで美濃戸口に移動しました。
観音平からのタクシー代は6450円と予想より安く、電車を使うより遥かに早く到着できるので非常に助かりました。
平日なのでバスが無い事もタクシー利用の大きな要因。
2023年09月28日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/28 7:16
観音平にマイカーを置いてタクシーで美濃戸口に移動しました。
観音平からのタクシー代は6450円と予想より安く、電車を使うより遥かに早く到着できるので非常に助かりました。
平日なのでバスが無い事もタクシー利用の大きな要因。
それでは入山です。
今回は赤岳と権現岳の間の区間を縦走する1泊2日の計画。
1日目は行者小屋でテントを張る予定です。
2023年09月28日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/28 7:21
それでは入山です。
今回は赤岳と権現岳の間の区間を縦走する1泊2日の計画。
1日目は行者小屋でテントを張る予定です。
いつもは赤岳山荘まで車で入るのでここを歩くのは何気に初めて。
所々に歩行者専用のショートカット道があります。
2023年09月28日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/28 7:38
いつもは赤岳山荘まで車で入るのでここを歩くのは何気に初めて。
所々に歩行者専用のショートカット道があります。
のんびり歩いて赤岳山荘までやってきました。
テント泊装備が重いので歩きやすくてもペースを上げすぎないようにしないとです。
2023年09月28日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/28 8:15
のんびり歩いて赤岳山荘までやってきました。
テント泊装備が重いので歩きやすくてもペースを上げすぎないようにしないとです。
行者小屋を目指すので南沢コースを選択。
赤岳鉱泉も利用してみたいのですが、今回のルートではちょっと利用しづらい。
2023年09月28日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/28 8:23
行者小屋を目指すので南沢コースを選択。
赤岳鉱泉も利用してみたいのですが、今回のルートではちょっと利用しづらい。
9月末とは言えまだまだ緑が濃い八ヶ岳の森。
まだまだ気温も湿度もそこそこあるので、真夏ほどではありませんが歩いていると普通に暑い。
2023年09月28日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/28 8:31
9月末とは言えまだまだ緑が濃い八ヶ岳の森。
まだまだ気温も湿度もそこそこあるので、真夏ほどではありませんが歩いていると普通に暑い。
天気予報は1日目が曇りで2日目が晴れの予報。
降水確率もそこそこあるような天候のため、案の定ガスが濃いです。
本命は2日目の稜線歩きなので1日目は別に雨が降ってもOK。
2023年09月28日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/28 10:12
天気予報は1日目が曇りで2日目が晴れの予報。
降水確率もそこそこあるような天候のため、案の定ガスが濃いです。
本命は2日目の稜線歩きなので1日目は別に雨が降ってもOK。
すっごいサルオガセ。
八ヶ岳の森っていう感じしますね〜。
空気も八ヶ岳らしい香りがして好きな奴です。
2023年09月28日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/28 10:31
すっごいサルオガセ。
八ヶ岳の森っていう感じしますね〜。
空気も八ヶ岳らしい香りがして好きな奴です。
という事で行者小屋に着きました。
美濃戸口からはのんびりあるいて3時間強という感じ。
2023年09月28日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/28 10:42
という事で行者小屋に着きました。
美濃戸口からはのんびりあるいて3時間強という感じ。
本日のテントはZEROGRAM EL CHALTEN Pro 1.5pです。
まだ暑いかな〜と思ってメッシュインナーのこちらを選択したのですが夜は結構冷えました。
幕営料は2000円。
2023年09月28日 10:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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9/28 10:50
本日のテントはZEROGRAM EL CHALTEN Pro 1.5pです。
まだ暑いかな〜と思ってメッシュインナーのこちらを選択したのですが夜は結構冷えました。
幕営料は2000円。
行者小屋でのランチタイムはビーフカレーとカモシコーヒー。
アイスコーヒーで出てくるのは誤算だった…!
2023年09月28日 11:01撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
9/28 11:01
行者小屋でのランチタイムはビーフカレーとカモシコーヒー。
アイスコーヒーで出てくるのは誤算だった…!
まだまだ午前中なのですがこんな天気なので早速始めます。
1日目は夜までずっと本を読んで過ごしました。
物凄く贅沢な午後となりました。
2023年09月28日 11:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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9/28 11:25
まだまだ午前中なのですがこんな天気なので早速始めます。
1日目は夜までずっと本を読んで過ごしました。
物凄く贅沢な午後となりました。
2日目朝。
天気予報通り頭上は快晴。
今日が本命です、頑張るぞ!!
2023年09月29日 05:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 5:38
2日目朝。
天気予報通り頭上は快晴。
今日が本命です、頑張るぞ!!
テントを撤収し出発。
凄く居心地の良いテント場でした。
ただトイレが少ないので混むと辛いかも知れない。
2023年09月29日 05:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 5:46
テントを撤収し出発。
凄く居心地の良いテント場でした。
ただトイレが少ないので混むと辛いかも知れない。
まずは赤岳へ登ります。
ルートは文三郎尾根を選択。
2023年09月29日 05:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 5:48
まずは赤岳へ登ります。
ルートは文三郎尾根を選択。
阿弥陀岳へのコースと分岐するところから登りが始まります。
なかなかの急登なので気を引き締めて行きます。
2023年09月29日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 5:57
阿弥陀岳へのコースと分岐するところから登りが始まります。
なかなかの急登なので気を引き締めて行きます。
急登続きのタフなルートですが流石の赤岳。
整備の手厚さが凄いです。
非常にありがたい。
2023年09月29日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:10
急登続きのタフなルートですが流石の赤岳。
整備の手厚さが凄いです。
非常にありがたい。
とても登りやすい…のですがテントが重い!!
昨晩の雨で濡れている事もあって重量がUPしています。
2023年09月29日 06:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 6:14
とても登りやすい…のですがテントが重い!!
昨晩の雨で濡れている事もあって重量がUPしています。
赤岳の厳つい姿がどんどん近づいてきます。
あそこに登るのはこれで4回目ですが何度見ても厳ついですね!!
2023年09月29日 06:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 6:17
赤岳の厳つい姿がどんどん近づいてきます。
あそこに登るのはこれで4回目ですが何度見ても厳ついですね!!
振り返れば雲海が美しい。
1日目悪天候の中ここまで来た甲斐がありました。
2023年09月29日 06:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:23
振り返れば雲海が美しい。
1日目悪天候の中ここまで来た甲斐がありました。
槍ヶ岳が格好良いですね。
稜線の山小屋はもうすぐシーズンオフでしょうか?
2023年09月29日 06:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:23
槍ヶ岳が格好良いですね。
稜線の山小屋はもうすぐシーズンオフでしょうか?
足元には出発した行者小屋が小さく見えます。
急登なので高度のあげ方が早い。
2023年09月29日 06:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 6:29
足元には出発した行者小屋が小さく見えます。
急登なので高度のあげ方が早い。
あっという間に森林限界。
荒々しい岩の世界へ入って行きます。
2023年09月29日 06:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:23
あっという間に森林限界。
荒々しい岩の世界へ入って行きます。
黙々と登ると稜線が近づいて参りました。
風が少しありますが涼しい程度で非常に好条件。
2023年09月29日 06:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:44
黙々と登ると稜線が近づいて参りました。
風が少しありますが涼しい程度で非常に好条件。
赤岳と阿弥陀岳をつなぐ稜線に乗り上げました。
ここまでおよそ1時間。
テント泊装備の割には快調に歩けています。
2023年09月29日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:46
赤岳と阿弥陀岳をつなぐ稜線に乗り上げました。
ここまでおよそ1時間。
テント泊装備の割には快調に歩けています。
という事で本日の最初の大ボス、赤岳へアタックしていきましょう!!
2023年09月29日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:47
という事で本日の最初の大ボス、赤岳へアタックしていきましょう!!
鎖場取り付きの手前にはキレット小屋方面への巻道分岐があります。
キレット小屋方面へはこの後向かいますが、まずは赤岳へ登りたいのでここは通過で。
2023年09月29日 06:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 6:55
鎖場取り付きの手前にはキレット小屋方面への巻道分岐があります。
キレット小屋方面へはこの後向かいますが、まずは赤岳へ登りたいのでここは通過で。
初めて通過した時は相当ビクビクしていましたが、実際はここの鎖場はかなり優しいです。
ヘルメットを装備しセオリー通りの動きで落ち着いて通過。
2023年09月29日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 6:57
初めて通過した時は相当ビクビクしていましたが、実際はここの鎖場はかなり優しいです。
ヘルメットを装備しセオリー通りの動きで落ち着いて通過。
鎖場の登り切り竜頭峰分岐へ。
まずは赤岳へ登りその後はこの分岐からキレット小屋を目指します。
2023年09月29日 07:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:07
鎖場の登り切り竜頭峰分岐へ。
まずは赤岳へ登りその後はこの分岐からキレット小屋を目指します。
という事で赤岳(2899m)登頂です。
キター!!
2023年09月29日 07:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:12
という事で赤岳(2899m)登頂です。
キター!!
赤岳と言えばコレ。
青空に映えますね!!
2023年09月29日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:13
赤岳と言えばコレ。
青空に映えますね!!
北八ヶ岳方面。
最北端の蓼科山まできれいに見えています。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 7:14
北八ヶ岳方面。
最北端の蓼科山まできれいに見えています。
南八ヶ岳のさらに南部方面。
本日はこの稜線を歩いて権現岳を目指します。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:14
南八ヶ岳のさらに南部方面。
本日はこの稜線を歩いて権現岳を目指します。
雲海には富士山も浮かんでいました。
美しい。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:14
雲海には富士山も浮かんでいました。
美しい。
南アルプスの山々。
今年は北アルプスに拘ったので向こうは歩けていませんが、来年は南を中心に歩いて行きたい。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/29 7:14
南アルプスの山々。
今年は北アルプスに拘ったので向こうは歩けていませんが、来年は南を中心に歩いて行きたい。
中央アルプスもはっきり見えています。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:14
中央アルプスもはっきり見えています。
阿弥陀岳方面の稜線。
去年あそこに登ったのが懐かしいです。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:14
阿弥陀岳方面の稜線。
去年あそこに登ったのが懐かしいです。
御嶽山。
今年はようやく八丁ダルミの通過が可能になったので、機会があればまた行ってみたい。
2023年09月29日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 7:14
御嶽山。
今年はようやく八丁ダルミの通過が可能になったので、機会があればまた行ってみたい。
乗鞍岳。
2週間前に登りました。
今年登った唯一の3000m峰。
2023年09月29日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 7:15
乗鞍岳。
2週間前に登りました。
今年登った唯一の3000m峰。
北アルプスの山々。
今年はあちら優先で歩きましたがまだまだ歩きたいところが沢山あります。
2023年09月29日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/29 7:15
北アルプスの山々。
今年はあちら優先で歩きましたがまだまだ歩きたいところが沢山あります。
北アルプスの北部の山々。
今年登った針ノ木岳が見えています。
2023年09月29日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 7:15
北アルプスの北部の山々。
今年登った針ノ木岳が見えています。
山頂展望を堪能したら先へ進みます。
ここから権現岳まで繋がる稜線が今回のメインディッシュ。
なかなか険しいと聞きますので頑張って行きます。
2023年09月29日 07:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 7:23
山頂展望を堪能したら先へ進みます。
ここから権現岳まで繋がる稜線が今回のメインディッシュ。
なかなか険しいと聞きますので頑張って行きます。
初っ端からなかなかワイルドな岩峰トラバース。
鎖があるので難しくはありませんが荒々しいですね。
2023年09月29日 07:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 7:24
初っ端からなかなかワイルドな岩峰トラバース。
鎖があるので難しくはありませんが荒々しいですね。
これから歩く稜線が見えているのですが、キレット小屋のある鞍部の低さがヤバイ。
どんだけ降るのコレ。
2023年09月29日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:27
これから歩く稜線が見えているのですが、キレット小屋のある鞍部の低さがヤバイ。
どんだけ降るのコレ。
真教寺尾根との分岐を通過。
何気にここまでは歩いた事のある道でした。
2023年09月29日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 7:33
真教寺尾根との分岐を通過。
何気にここまでは歩いた事のある道でした。
という事でこの先が本当の意味で未踏のルート。
いきなり梯子が見えている。
2023年09月29日 07:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:34
という事でこの先が本当の意味で未踏のルート。
いきなり梯子が見えている。
岩の痩せ尾根に張り付くように急降下していきます。
凄いなコレ。
2023年09月29日 07:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:43
岩の痩せ尾根に張り付くように急降下していきます。
凄いなコレ。
今回歩いたこのコース、実際踏破してみて改めて八ヶ岳の実線ルートの中では最もワイルドなのでは?と感じました。
横岳周辺とかよりよっぽど危険な気がする。
2023年09月29日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/29 7:45
今回歩いたこのコース、実際踏破してみて改めて八ヶ岳の実線ルートの中では最もワイルドなのでは?と感じました。
横岳周辺とかよりよっぽど危険な気がする。
梯子もバンバン出てきますし
2023年09月29日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:48
梯子もバンバン出てきますし
鎖だって当たり前のように沢山あります。
整備がしっかりされている有難さは物凄く感じますが、ワイルドさが凄い。
2023年09月29日 07:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:49
鎖だって当たり前のように沢山あります。
整備がしっかりされている有難さは物凄く感じますが、ワイルドさが凄い。
鎖で岩尾根に張り付きながら進み、最奥では終端がどうなってるかよくわからない梯子がぶら下がっています。
2023年09月29日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/29 7:51
鎖で岩尾根に張り付きながら進み、最奥では終端がどうなってるかよくわからない梯子がぶら下がっています。
先程の梯子の直上です。
ルートは岩尾根の反対側に回り込んでいくようですね。
2023年09月29日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 7:53
先程の梯子の直上です。
ルートは岩尾根の反対側に回り込んでいくようですね。
回り込んだ先は強烈なガレ急斜面。
このコースは結構ヤベェ!!
2023年09月29日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 7:54
回り込んだ先は強烈なガレ急斜面。
このコースは結構ヤベェ!!
少し降って振り返っています。
見えにくいルートをペイントを頼りに進む感じです。
何よりこの斜面、浮石がめちゃくちゃ多く緊張度が半端じゃない。
2023年09月29日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 8:00
少し降って振り返っています。
見えにくいルートをペイントを頼りに進む感じです。
何よりこの斜面、浮石がめちゃくちゃ多く緊張度が半端じゃない。
下を見ればこんな感じ。
うひょー…まだまだ降りるぜぇ…
2023年09月29日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 8:04
下を見ればこんな感じ。
うひょー…まだまだ降りるぜぇ…
ガンガン降って核心部は過ぎたかなというあたりで振り返って撮影。
めちゃくちゃ降りづらい斜面でした。
ここは登るのも強烈そうだ…!
2023年09月29日 08:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 8:08
ガンガン降って核心部は過ぎたかなというあたりで振り返って撮影。
めちゃくちゃ降りづらい斜面でした。
ここは登るのも強烈そうだ…!
樹林帯の安心感ときたらもう。
ここまで来ればキレット小屋は近いです。
2023年09月29日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 8:20
樹林帯の安心感ときたらもう。
ここまで来ればキレット小屋は近いです。
キレット小屋。
この日は閉鎖されていました。
テント場もあるのでいつか使ってみたい場所のひとつ。
2023年09月29日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 8:30
キレット小屋。
この日は閉鎖されていました。
テント場もあるのでいつか使ってみたい場所のひとつ。
小屋前で一休みさせていただいてから先へ進みます。
キレット小屋は鞍部最低点にありますのでここから先は登り返し。
2023年09月29日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 8:37
小屋前で一休みさせていただいてから先へ進みます。
キレット小屋は鞍部最低点にありますのでここから先は登り返し。
基本的には歩きやすい道が続きます。
とは言えそれなりに登り返しますので急登区間はあり。
赤岳からキレット小屋までの区間と比べたらなんて事ありません。
2023年09月29日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 8:45
基本的には歩きやすい道が続きます。
とは言えそれなりに登り返しますので急登区間はあり。
赤岳からキレット小屋までの区間と比べたらなんて事ありません。
少し登って樹林から飛び出したところで振り返り撮影。
阿弥陀岳・中岳・赤岳が超格好いい。
2023年09月29日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 8:51
少し登って樹林から飛び出したところで振り返り撮影。
阿弥陀岳・中岳・赤岳が超格好いい。
そして先には本日のラスボスである権現岳。
良い存在感!
2023年09月29日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/29 8:57
そして先には本日のラスボスである権現岳。
良い存在感!
ツルネを通過。
出合小屋を示す道標がありますね。
山と高原地図にも出合小屋の表記はあるのですが道の表記はありません。
2023年09月29日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 9:02
ツルネを通過。
出合小屋を示す道標がありますね。
山と高原地図にも出合小屋の表記はあるのですが道の表記はありません。
それではいよいよ権現岳に取り付いて行きます。
ぱっと見の印象では結構な急登感がありますね。
2023年09月29日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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それではいよいよ権現岳に取り付いて行きます。
ぱっと見の印象では結構な急登感がありますね。
実際の道は急登と緩い登りが交互に来るような感じでした。
画像のような岩場も何ヵ所かあり。
2023年09月29日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 9:17
実際の道は急登と緩い登りが交互に来るような感じでした。
画像のような岩場も何ヵ所かあり。
旭岳というピークのすぐ下から権現岳を見ています。
肝心の旭岳の山頂部分に登る道がよくわからずそのまま通過してしまいました。
こりゃリベンジ案件か。
2023年09月29日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 9:35
旭岳というピークのすぐ下から権現岳を見ています。
肝心の旭岳の山頂部分に登る道がよくわからずそのまま通過してしまいました。
こりゃリベンジ案件か。
権現岳山頂への最後の難所はこのロング梯子。
不安定とまでは言えませんが地味に鉄骨が錆びて折れている箇所があったりとちょっと心配にはなる。
2023年09月29日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 9:49
権現岳山頂への最後の難所はこのロング梯子。
不安定とまでは言えませんが地味に鉄骨が錆びて折れている箇所があったりとちょっと心配にはなる。
登り切ったところから見下ろして撮影。
苦手な人は苦手な梯子ですねコレ。
2023年09月29日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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登り切ったところから見下ろして撮影。
苦手な人は苦手な梯子ですねコレ。
梯子を登り切れば権現岳は目前です。
天気も良い状況を維持してくれていて最高の予感。
2023年09月29日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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梯子を登り切れば権現岳は目前です。
天気も良い状況を維持してくれていて最高の予感。
まずは山梨百名山の山名柱がお出迎え。
実際の山頂はもう少し上です。
2023年09月29日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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まずは山梨百名山の山名柱がお出迎え。
実際の山頂はもう少し上です。
という事で権現岳(2715m)登頂です。
これにて未踏のままになっていた縦走ルートを歩き切りました。
ヤッター!!
2023年09月29日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 10:00
という事で権現岳(2715m)登頂です。
これにて未踏のままになっていた縦走ルートを歩き切りました。
ヤッター!!
赤岳から連なる歩いてきた道。
こうして見ると赤岳南陵のヤバさが際立っていますね。
2023年09月29日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 10:01
赤岳から連なる歩いてきた道。
こうして見ると赤岳南陵のヤバさが際立っていますね。
編笠山方面。
車を観音平に停めてあるので下山は向こうへ歩いて行きます。
2023年09月29日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 10:00
編笠山方面。
車を観音平に停めてあるので下山は向こうへ歩いて行きます。
という事で進んでいきましょう。
ここから先は歩いた事がある道です。
2023年09月29日 10:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 10:06
という事で進んでいきましょう。
ここから先は歩いた事がある道です。
権現小屋。
キレット小屋に続きこちらも閉鎖されていました。
来年こそはこっちも営業するといいなぁ。
2023年09月29日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 10:08
権現小屋。
キレット小屋に続きこちらも閉鎖されていました。
来年こそはこっちも営業するといいなぁ。
のろし場よりギボシを見上げています。
メジャーなピークという扱いではありませんが格好良いですよねギボシ。
2023年09月29日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 10:38
のろし場よりギボシを見上げています。
メジャーなピークという扱いではありませんが格好良いですよねギボシ。
青年小屋。
こちらは閉鎖されていませんが、立ち寄った時間帯は歩荷の為留守になっていました。
今日は小屋運が無いな〜。
2023年09月29日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 10:55
青年小屋。
こちらは閉鎖されていませんが、立ち寄った時間帯は歩荷の為留守になっていました。
今日は小屋運が無いな〜。
青年小屋から見上げた編笠山。
う〜ん登ろうかな…どうしようかな…。
2023年09月29日 11:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 11:08
青年小屋から見上げた編笠山。
う〜ん登ろうかな…どうしようかな…。
結局編笠山はパスして巻道で降りる事にしました。
テント泊装備の重さの負担を考慮し脚を温存する事にします。
編笠山はこれまで2回登っていますので良しとします。
2023年09月29日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 11:09
結局編笠山はパスして巻道で降りる事にしました。
テント泊装備の重さの負担を考慮し脚を温存する事にします。
編笠山はこれまで2回登っていますので良しとします。
巻道もそれなりに岩アスレチックみたいなところがあったりしますが編笠山に登るよりは随分と楽です。
2023年09月29日 11:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/29 11:26
巻道もそれなりに岩アスレチックみたいなところがあったりしますが編笠山に登るよりは随分と楽です。
押手川の分岐を通過。
ここまで来ればあとは編笠山の森をのんびり散歩する感じですね!!
2023年09月29日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 11:59
押手川の分岐を通過。
ここまで来ればあとは編笠山の森をのんびり散歩する感じですね!!
雲海を通過。
もう少しでゴールです。
2023年09月29日 12:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 12:32
雲海を通過。
もう少しでゴールです。
という事で観音平の駐車場に戻ってきました。
平日なのに流石の八ヶ岳は凄い車の数。
お疲れさまでした!
2023年09月29日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/29 13:08
という事で観音平の駐車場に戻ってきました。
平日なのに流石の八ヶ岳は凄い車の数。
お疲れさまでした!

感想

2023年9月28日〜29日

今回は八ヶ岳の赤岳と権現岳の間の稜線を歩くべくテント泊で行ってきました。
八ヶ岳は非常にたくさんのルートを楽しめるエリアで実際にこれまで多くのコースを楽しんできましたが、その中で赤岳と権現岳をつなぐ稜線は歩いた事がありませんでした。
この稜線は八ヶ岳主稜線ともいうべく稜線に属しており、ここを歩かずして八ヶ岳を歩ききったとは言えないだろうとずっと考えていました。
2023年夏山の締めくくりの山行としてこのコースを歩こうという思いに至り今回の山行となりました。
実際に歩いた赤岳から権現岳への稜線は、八ヶ岳の実線ルートでは最もワイルドなのではないかと思うコースでした。
特に赤岳南陵の降りは非常に緊張感が高く気持ちの引き締まる岩場歩きを楽しめました。
テント泊装備で踏破できた事も一定の自信になったように思います。

元々の計画では赤岳頂上山荘に宿泊し赤岳での御来光を楽しむ計画とセットで考えていましたが、今年はオール小屋泊で雲ノ平に行った事でかなりお金を使ってしまっていますのでここはテント泊だろう!と行者小屋テント泊を計画。
結果1日目がやたら短く2日目がハードというアンバランスな山行にはなりましたが、1日目悪天候・2日目快晴という天候条件にマッチした山行になって良かったです。

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