残雪期 飯豊連峰縦走



- GPS
- 25:06
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 3,008m
- 下り
- 3,012m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 9:06
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:38
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日夜から集合して6時間かけて梅花皮まで向かう事になり、24時半頃に一旦道の駅で仮眠を行い、早朝に出発して8時頃に現地に到着。現地は道端にも雪は無く既に初夏の様な気候になっておりました。飯豊連峰の山々を見ても頂上付近は雪がありましたが、下は新緑の状態になっており残雪の状態を考えると山行に少し不安を覚えました。
倉手山登山口に到着後、現地の様子を確認して今回不要そうな装備を再点検を行いテント、ワカン等を車に残置して2泊3日の縦走へ出発となりました。梶川尾根登山口まで1時間程で到着しましたが、林道には雪はなく林道付近の沢筋に残雪が少し残っている状態でした。梶川尾根登山口から最初は雪は無く完全に夏山登山になっており、自身が今年はまだ暑さに慣れていない事もあり、滝の様な汗を流しながら登っていく事になりました。標高が800mを超えたあたりから少しずつ登山道にも雪が出てきて、稜線まで2/3まで登ったあたりでしっかりと残雪がある状態になり、稜線に出てからはしっかりと残雪の上を歩ける様になり、気持ちよく進んでいく事ができました。しかし、稜線に出てから今回の拠点となる梅花皮小屋が見えているにも関わらず、中々近づいてこず、飯豊の山々の山域の大きさを体験しながら歩く事ができました。
2日目は飯豊山、大日岳を目的地として縦走を行いました。5時に出発して冬道をのんびり歩きながら飯豊の山々、谷を眺めながら進んで行くと御西岳避難小屋に到着しました。避難小屋は全体が見えている状態で、小屋番さんに挨拶後、飯豊山に登頂を行いました。飯豊山から見る景色が大変雄大で見惚れているうちに大分時間をとってしまい、避難小屋に帰ってくる頃にはお昼近くになってしまいました。ここで、メンバーで話し合いを行い大日岳はスルーする事を決定。この後、拠点である梅花皮小屋まで戻りました。梅花皮小屋に戻ると地元の山岳会の方が小屋の整備に来ており、小屋の清掃協力金を支払う際お話を聞いた所、今年は例年の1/3位の残雪の量になっており本来は御西岳避難小屋などは小屋全体が見えるような事が無い、登山道に残っている雪ももっとあり、大体2〜3週間ほど雪解けが早いと話を聞いていました。山岳会の方々が山菜も収穫しており山菜の説明をして貰いつつ、石転び沢の状態などもお聞きし、自分達の寝床に戻りました。
3日目は予定を変更して丸森尾根を降るのではなく、石転び沢を降る事にしました。朝は残雪のクラストが怖かった為、太陽が出てから山行を開始しました。石転び沢は沢幅が広く残雪もしっかり残っていた為、緊張はしましたが無事下山することが出来ました。その後、前日に小屋番さんから聞いていた山菜を探しながら倉手山登山口に到着、今回の山行を無事終わる事ができました。
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