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Yamareco

記録ID: 676748
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

間ノ岳・農鳥岳縦走〜農鳥小屋のオヤジさんに活を入れてもらうはずが・・・〜

2015年07月12日(日) 〜 2015年07月13日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.8km
登り
2,294m
下り
2,975m

コースタイム

1日目
山行
6:05
休憩
1:26
合計
7:31
6:29
6:33
20
6:53
6:57
96
8:33
8:49
128
10:57
11:17
33
バットレス展望のポイント(昼食)
11:50
12:27
38
13:05
13:10
44
トラバース道分岐
13:54
2日目
山行
10:23
休憩
2:27
合計
12:50
3:45
45
4:30
5:05
50
5:55
6:08
60
7:08
7:18
54
8:12
8:25
42
9:07
9:35
31
10:06
10:12
136
12:28
13:00
94
14:34
14:44
111
大小森沢出合
16:35
奈良田登山者用駐車場
天候 1日目:快晴,2日目:霧時々晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田の登山者用駐車場
コース状況/
危険箇所等
私の感じた危険箇所は2箇所。

・大樺沢の雪渓
雪渓は傾斜があり、滑って転んでいる人が多数。雪渓を辿るならダブルストックと軽アイゼン位は必要と感じました。雪渓を避けるなら左岸の踏み跡を辿りますが、浮き石が多く、バットレスから流れてくる急斜面の沢の徒渉もあるので、十分注意する必要があります。山なれていない方は、二俣から右俣コース経由で北岳に向かう方が無難ではないかと感じました。

・大門沢の下り
激下り後、後半はいくつも沢を渡ります。桟道(斜めになって歩きにくい)から足を踏み外さないように。1箇所は桟道もなく(流されてしまったと思われる)、水量の多い沢を徒渉することになります。疲労が蓄積しているころですが、気合いを入れて後半に望んで下さい。
その他周辺情報 西山温泉、湯島の湯(550円)
奈良田登山者用駐車場:60〜70台くらいの駐車。広河原行き始発バスは2台出ました。
2015年07月12日 06:15撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 6:15
奈良田登山者用駐車場:60〜70台くらいの駐車。広河原行き始発バスは2台出ました。
広河原から北岳:登高欲が沸いてくる。
2015年07月12日 07:22撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/12 7:22
広河原から北岳:登高欲が沸いてくる。
沢沿いの道は涼しい。
2015年07月12日 08:00撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 8:00
沢沿いの道は涼しい。
まずは八本歯のコルを目指します。
2015年07月12日 08:13撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 8:13
まずは八本歯のコルを目指します。
2015年07月12日 08:13撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 8:13
高山植物の季節です。:クルマユリ
2015年07月12日 08:34撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 8:34
高山植物の季節です。:クルマユリ
2015年07月12日 08:34撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 8:34
ミヤマハナシノブ?
2015年07月12日 08:57撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 8:57
ミヤマハナシノブ?
タカネグンナイフウロ?
2015年07月12日 09:05撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 9:05
タカネグンナイフウロ?
2015年07月12日 09:05撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 9:05
大樺沢上部にはまだたっぷりと雪が残っています。
2015年07月12日 09:11撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3
7/12 9:11
大樺沢上部にはまだたっぷりと雪が残っています。
ミヤマハナシノブ?
2015年07月12日 09:16撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 9:16
ミヤマハナシノブ?
ミヤマハナシノブ?
2015年07月12日 09:16撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 9:16
ミヤマハナシノブ?
雪渓が出てきました。
2015年07月12日 09:21撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 9:21
雪渓が出てきました。
高山植物が辛い歩みを癒やしてくれます。
2015年07月12日 09:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 9:59
高山植物が辛い歩みを癒やしてくれます。
イワベンケイ?
2015年07月12日 10:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 10:09
イワベンケイ?
ミヤマキンバイ?
2015年07月12日 10:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 10:24
ミヤマキンバイ?
北岳バットレスが見えてきました。
2015年07月12日 10:50撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 10:50
北岳バットレスが見えてきました。
鳳凰三山頂稜の位置で、どれくらい高度を稼いだか目安になります。
2015年07月12日 10:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 10:59
鳳凰三山頂稜の位置で、どれくらい高度を稼いだか目安になります。
雪渓を直接登る人、左岸の踏み跡を辿る人、まちまちです。私はアイゼンを持ってこなかったので、左岸の踏み跡を辿りました。この雪渓で滑って転んでいる人が結構いました。
2015年07月12日 10:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 10:59
雪渓を直接登る人、左岸の踏み跡を辿る人、まちまちです。私はアイゼンを持ってこなかったので、左岸の踏み跡を辿りました。この雪渓で滑って転んでいる人が結構いました。
シナノキンバイ?
2015年07月12日 11:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 11:38
シナノキンバイ?
雪渓から離れるとバットレスが目の前です。
2015年07月12日 12:07撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 12:07
雪渓から離れるとバットレスが目の前です。
稜線(八本歯のコル)に上がるまで我慢できず・・・バットレスに乾杯。
2015年07月12日 12:07撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3
7/12 12:07
稜線(八本歯のコル)に上がるまで我慢できず・・・バットレスに乾杯。
これはこれは甲斐駒さん。
2015年07月12日 12:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 12:44
これはこれは甲斐駒さん。
八本歯のコルに出ると、間ノ岳に目を奪われます:ここで12時ちょっと前。15時前の農鳥小屋到着は、完全に無理そうです。
2015年07月12日 12:53撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/12 12:53
八本歯のコルに出ると、間ノ岳に目を奪われます:ここで12時ちょっと前。15時前の農鳥小屋到着は、完全に無理そうです。
その背後には農鳥が見え隠れ。
2015年07月12日 12:54撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 12:54
その背後には農鳥が見え隠れ。
鳳凰にも雲がかかり出しました。
2015年07月12日 12:54撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 12:54
鳳凰にも雲がかかり出しました。
今日は北岳山荘までと決めたので、のんびりと歩いて行きます。:これはハクサンイチゲ?
2015年07月12日 13:04撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 13:04
今日は北岳山荘までと決めたので、のんびりと歩いて行きます。:これはハクサンイチゲ?
タカネツメクサ?
2015年07月12日 13:32撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 13:32
タカネツメクサ?
イワベンケイ?
2015年07月12日 13:35撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 13:35
イワベンケイ?
タカネツメクサ?
2015年07月12日 13:36撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 13:36
タカネツメクサ?
あーたまをくーもーのうえにだーし♬
2015年07月12日 13:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/12 13:46
あーたまをくーもーのうえにだーし♬
八本歯の頭と富士山
2015年07月12日 13:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 13:46
八本歯の頭と富士山
ハイマツと八本歯の頭と富士山
2015年07月12日 13:47撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 13:47
ハイマツと八本歯の頭と富士山
夏山!
2015年07月12日 13:48撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 13:48
夏山!
北岳の頂きは何回か踏んでいるし、とてもきついので今回はパス(実は頂上まで50分と書いてある道標に完全にめげた)。高山植物を堪能しながらトラバース道をのんびりと歩きます。:ミヤマオダマキ
2015年07月12日 14:12撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:12
北岳の頂きは何回か踏んでいるし、とてもきついので今回はパス(実は頂上まで50分と書いてある道標に完全にめげた)。高山植物を堪能しながらトラバース道をのんびりと歩きます。:ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
2015年07月12日 14:13撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:13
ミヤマオダマキ
ウサギキク?
2015年07月12日 14:16撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:16
ウサギキク?
2015年07月12日 14:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:17
ミヤマオダマキ
2015年07月12日 14:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:17
ミヤマオダマキ
ハクサンイチゲ
2015年07月12日 14:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:17
ハクサンイチゲ
これもハクサンイチゲ
2015年07月12日 14:18撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:18
これもハクサンイチゲ
2015年07月12日 14:22撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:22
2015年07月12日 14:23撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:23
あちこちにお花畑が広がります。
2015年07月12日 14:25撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 14:25
あちこちにお花畑が広がります。
2015年07月12日 14:26撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 14:26
2015年07月12日 14:41撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 14:41
北岳山荘に早めの到着。14時ちょっと前。もちろん農鳥小屋には行きません。行ったら、ただじゃ済まない・・・。
2015年07月12日 16:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/12 16:09
北岳山荘に早めの到着。14時ちょっと前。もちろん農鳥小屋には行きません。行ったら、ただじゃ済まない・・・。
農鳥ちゃーん。明日行きますよ〜。
2015年07月12日 16:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 16:09
農鳥ちゃーん。明日行きますよ〜。
早く着いたので、山荘の前のベンチで山を見ながら一杯やります・・この時間は至福の時。写真の「訳ありビール」は500円が250円!
2015年07月12日 16:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 16:17
早く着いたので、山荘の前のベンチで山を見ながら一杯やります・・この時間は至福の時。写真の「訳ありビール」は500円が250円!
北岳に奉納してから・・・
2015年07月12日 16:12撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 16:12
北岳に奉納してから・・・
農鳥に乾杯。
2015年07月12日 16:12撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 16:12
農鳥に乾杯。
富士山には、スーパードライがよく似合う(私はアサヒのまわし者ではありません)。
2015年07月12日 16:13撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/12 16:13
富士山には、スーパードライがよく似合う(私はアサヒのまわし者ではありません)。
北岳山荘から八本歯のコルを振り返ります。
2015年07月12日 16:16撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 16:16
北岳山荘から八本歯のコルを振り返ります。
北岳山荘の周りも、高山植物の宝庫。:ハクサンチドリ
2015年07月12日 19:05撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/12 19:05
北岳山荘の周りも、高山植物の宝庫。:ハクサンチドリ
2015年07月12日 19:06撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/12 19:06
翌日、中白根の頂きで、4時半頃から強風とたたきつける雨で震えながら、この先進むか引き返すかグズグズ迷っていたとき、東の空が突然赤くなった(朝5時頃)。
2015年07月13日 05:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7
7/13 5:38
翌日、中白根の頂きで、4時半頃から強風とたたきつける雨で震えながら、この先進むか引き返すかグズグズ迷っていたとき、東の空が突然赤くなった(朝5時頃)。
これで何故か晴れを確信(どうして?)して、先に進むことを決心する。
2015年07月13日 05:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 5:38
これで何故か晴れを確信(どうして?)して、先に進むことを決心する。
空を見上げると・・・神様が行けと言っているようだった。
2015年07月13日 05:41撮影 by  Canon IXY 130, Canon
4
7/13 5:41
空を見上げると・・・神様が行けと言っているようだった。
神のお告げ通り、霧が晴れてきた。
2015年07月13日 06:11撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 6:11
神のお告げ通り、霧が晴れてきた。
みるみるうちに、間ノ岳も見えてきました。
2015年07月13日 06:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 6:24
みるみるうちに、間ノ岳も見えてきました。
霧の幕が開き、富士も見えてきました。
2015年07月13日 06:27撮影 by  Canon IXY 130, Canon
5
7/13 6:27
霧の幕が開き、富士も見えてきました。
奥秩父連山も。
2015年07月13日 06:27撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 6:27
奥秩父連山も。
おー!北岳、甲斐駒、鋸も。
2015年07月13日 06:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 6:44
おー!北岳、甲斐駒、鋸も。
鋸岳アップ。
2015年07月13日 06:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 6:44
鋸岳アップ。
いや〜、雲があると山々が生き生きとしてきます。
2015年07月13日 06:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 6:44
いや〜、雲があると山々が生き生きとしてきます。
奥秩父の前には鳳凰三山も。
2015年07月13日 06:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 6:44
奥秩父の前には鳳凰三山も。
観音岳を中心として。
2015年07月13日 06:56撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/13 6:56
観音岳を中心として。
鳳凰三山アップ。
1
鳳凰三山アップ。
気分を良くして、間ノ岳到着。
2015年07月13日 06:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 6:59
気分を良くして、間ノ岳到着。
ん、悪沢と赤石?
2015年07月13日 07:01撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/13 7:01
ん、悪沢と赤石?
悪沢アップ。
2015年07月13日 07:03撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 7:03
悪沢アップ。
雲と雲の間に秀峰!
2015年07月13日 07:04撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 7:04
雲と雲の間に秀峰!
南ア南部の雄峰群が見え隠れ。シャッターを切るタイミングが難しい。
2015年07月13日 07:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/13 7:09
南ア南部の雄峰群が見え隠れ。シャッターを切るタイミングが難しい。
ちょっとタイミングが合わないとこんな感じ。
2015年07月13日 07:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/13 7:09
ちょっとタイミングが合わないとこんな感じ。
農鳥も見え隠れ。
2015年07月13日 07:12撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/13 7:12
農鳥も見え隠れ。
農鳥アップ。
2015年07月13日 07:12撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 7:12
農鳥アップ。
うん!富士は綺麗だ。
2015年07月13日 07:36撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3
7/13 7:36
うん!富士は綺麗だ。
これから農鳥に向かいます。この時からいささか緊張。怖くもあり、楽しみでもあり・・・。歩き方にも気を遣い、気合いが入ります。
2015年07月13日 07:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 7:38
これから農鳥に向かいます。この時からいささか緊張。怖くもあり、楽しみでもあり・・・。歩き方にも気を遣い、気合いが入ります。
本コースの最大の難所:農鳥小屋の「ウケケケ」
2015年07月13日 08:06撮影 by  Canon IXY 130, Canon
12
7/13 8:06
本コースの最大の難所:農鳥小屋の「ウケケケ」
農鳥小屋から富士山:農鳥小屋はいいロケーションです。
2015年07月13日 08:07撮影 by  Canon IXY 130, Canon
4
7/13 8:07
農鳥小屋から富士山:農鳥小屋はいいロケーションです。
農鳥小屋から間ノ岳:うーん静かだな・・・(寝ているのかな?)
2015年07月13日 08:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 8:09
農鳥小屋から間ノ岳:うーん静かだな・・・(寝ているのかな?)
農鳥小屋と西農鳥岳:緊張して到着した小屋はシーンとしてました。是非とも活を入れていただきたかったのですが、結局オヤジさんと会うことができませんでした。ほっとしましたが、ガッカリな気持ちも半分。
2015年07月13日 08:09撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/13 8:09
農鳥小屋と西農鳥岳:緊張して到着した小屋はシーンとしてました。是非とも活を入れていただきたかったのですが、結局オヤジさんと会うことができませんでした。ほっとしましたが、ガッカリな気持ちも半分。
いささか淋しい気持ちで農鳥小屋を振り返る。
2015年07月13日 08:47撮影 by  Canon IXY 130, Canon
4
7/13 8:47
いささか淋しい気持ちで農鳥小屋を振り返る。
西農鳥から悪沢と赤石、コウモリ。
2015年07月13日 09:39撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 9:39
西農鳥から悪沢と赤石、コウモリ。
農鳥岳に近づいてきた
2015年07月13日 09:39撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 9:39
農鳥岳に近づいてきた
農鳥の山稜。
2015年07月13日 09:40撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 9:40
農鳥の山稜。
農鳥の山稜の向こうに笊、青薙、大無間。
2015年07月13日 09:40撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 9:40
農鳥の山稜の向こうに笊、青薙、大無間。
うーん。塩見はなかなか頭が出ない。
2015年07月13日 09:40撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 9:40
うーん。塩見はなかなか頭が出ない。
農鳥の頂きに向かう道。
2015年07月13日 09:51撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 9:51
農鳥の頂きに向かう道。
2015年07月13日 10:02撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 10:02
農鳥頂上でもお富士が綺麗。
2015年07月13日 10:05撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3
7/13 10:05
農鳥頂上でもお富士が綺麗。
特保のノンアルビールでくつろぎます。
2015年07月13日 10:11撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
7/13 10:11
特保のノンアルビールでくつろぎます。
ここでも富士に乾杯!
2015年07月13日 10:14撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 10:14
ここでも富士に乾杯!
西農鳥を振り返ります。
2015年07月13日 10:27撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/13 10:27
西農鳥を振り返ります。
うーん、さっきまで北岳が見えてたのに(保険で撮っておけば良かった!)。
2015年07月13日 10:29撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
7/13 10:29
うーん、さっきまで北岳が見えてたのに(保険で撮っておけば良かった!)。
2015年07月13日 10:36撮影 by  Canon IXY 130, Canon
7/13 10:36
これから大門沢に下ります。
2015年07月13日 10:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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7/13 10:58
これから大門沢に下ります。
広河内岳はゆったりしている。
2015年07月13日 10:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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広河内岳はゆったりしている。
農鳥を振り返ります。
2015年07月13日 11:05撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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農鳥を振り返ります。
大門沢下降点。
2015年07月13日 11:05撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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大門沢下降点。
慰霊の鐘を鳴らして、名残惜しい稜線を後にします。
2015年07月13日 11:06撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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慰霊の鐘を鳴らして、名残惜しい稜線を後にします。
ハクサンシャクナゲ。
2015年07月13日 11:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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ハクサンシャクナゲ。
激下降を1時間半、大門沢の右岸に降りてきました。
2015年07月13日 12:29撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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激下降を1時間半、大門沢の右岸に降りてきました。
大門沢の水は農鳥から落ちてきます。
2015年07月13日 12:30撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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大門沢の水は農鳥から落ちてきます。
咲きかけのニッコウキスゲと大門沢。
2015年07月13日 12:31撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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咲きかけのニッコウキスゲと大門沢。
南アルプスの風物詩1:水量の多い沢を桟道で渡ります。これがいくつもあります。
2015年07月13日 14:16撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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南アルプスの風物詩1:水量の多い沢を桟道で渡ります。これがいくつもあります。
沢から山腹に取り付き、樹林帯の道に、また沢に下り・・・南ア山道の特徴です。
2015年07月13日 14:50撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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沢から山腹に取り付き、樹林帯の道に、また沢に下り・・・南ア山道の特徴です。
また桟道。
2015年07月13日 15:32撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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また桟道。
沢同士の出合。
2015年07月13日 15:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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沢同士の出合。
南アルプス天然水♬
2015年07月13日 15:44撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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南アルプス天然水♬
南アルプスの風物詩2:吊り橋
2015年07月13日 16:15撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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南アルプスの風物詩2:吊り橋
この吊り橋は良く揺れました。板もベコベコ言う。落ちたらお陀仏。
2015年07月13日 16:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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この吊り橋は良く揺れました。板もベコベコ言う。落ちたらお陀仏。
この吊り橋は、さっきの吊り橋よりしっかりしていました。
2015年07月13日 16:39撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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この吊り橋は、さっきの吊り橋よりしっかりしていました。
稜線から下山を開始して6時間あまり、やっと奈良田の駐車場が見えて来ました。
2015年07月13日 17:29撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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稜線から下山を開始して6時間あまり、やっと奈良田の駐車場が見えて来ました。
西山温泉の吊り橋。年季が入っている。
2015年07月13日 19:35撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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西山温泉の吊り橋。年季が入っている。
その吊り橋から野呂川を覗いてみる。この吊り橋も良く揺れた。
2015年07月13日 19:36撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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その吊り橋から野呂川を覗いてみる。この吊り橋も良く揺れた。
撮影機器:

感想

20年振りの南アルプス。白根三山はどうかとインターネットで調べてみたら、出るわ出るわ農鳥小屋のオヤジさんの情報。数々の情報を精査すると、登山者が遭難しないように歯に衣を着せぬ言い方で登山者に指導している様だ。そういえば、かつての山小屋の主人はこういう気質の方(例えば鎌仙人)が多かった。昔気質のこのオヤジさんの心意気に魅力を感じ、是非とも自分にも活を入れてもらいたいと縦走を決意。昔ながらの山小屋の雰囲気を残す農鳥小屋にも泊まってみたい。ただし、到着が15時を過ぎると「常識外れだ」と叱られるので、北岳山荘に12時前に到着したら、電話連絡して農鳥小屋に向かおう。

自家用車で自宅を出発。奈良田の登山者用駐車場で仮眠を取ってから、広河原行きの始発のバスに乗り換える。乗客は60〜70名ほどで、2台のバスで向かう。

6時23分、広河原を出発。多くの登山者は、大樺沢経由で北岳を目指す。大樺沢上部には多くの雪が残っていた。私はアイゼンを持ってきていなかったので左岸の踏み跡を頼りに登っていった。雪渓をトラバースをするところでは、多くの登山者が転倒したりして、その通過に難渋していた。雪渓から小尾根に取り付く地点ではバットレスが良く見え、お腹もすいてきたので、ちょっと早いが昼食にする。酎ハイも開ける。

木の梯子ばかりの登りにバテて、八本歯のコルに着いたのは11時50分。間ノ岳が大きくて立派だ。農鳥小屋まで行くには、11時には到着していなければならない。ここで、今日の泊まりは北岳山荘と決め、のんびりと歩いて行くことにする。北岳直下の登りも這々の体。北岳の頂は2回踏んでいるので、今回はパスすることにする。お花畑を楽しみながら、コルから山荘までは1時間半かけて歩いた。

明日は早朝に出発するので、夕食付き朝食なしの宿泊で申し込む。「訳ありビール」を購入して、午後の山並みを見てのんびり過ごす。至福のひととき。隣に座ったテント泊まりの登山者と色々と情報交換をして談笑。北岳山荘は、まるでホテルのような設備の行き届いた山小屋であった。

翌朝は、おにぎりを1個食べてから、ヘッデンをお伴に3時45分に出発。一面霧、風も強い。中白根に近づくと横なぐりの雨が降ってきた。予報では天気は良いはずなのに、さてどうしたものか。中白根の頂きでは、風雨を避けるため岩陰に隠れ、30分以上座り込み、天気の回復を待った。しばらくすると東方向の霧が赤くなる不思議な光景を目にした。根拠はないが、これは天気が回復する前兆だと確信し、間ノ岳方面に足を踏み出した。

間ノ岳に向かうと霧がどんどん晴れてきた。南アルプスの雲を纏った雄峰たちが次々と姿を現した。キャッホー、素晴らしい。しかし、風は相変わらず強い。時々、飛ばされそうになる。間ノ岳到着5時55分。2回目の登頂。展望は良いが、風が強いので休息もそこそこに山頂を後にする。

さて、これからが今回のハイライト(難関)である農鳥小屋通過だ。小屋から観察されているかもしれないと緊張し、なおかつ隙を見せないように間ノ岳の大下りを下って行った。いよいよ、農鳥小屋通過。黄色ペンキで描かれた、有名な「ウケケケ」の文字も確認できる。小屋の間を抜けたら「道標の字も読めないのか!」と怒られたとの情報もあるので、左側の正規の登山道方向の広場に進み、ザックを下ろし10分の小休止。農鳥小屋は、北に間ノ岳、南に農鳥岳を仰ぎ、正面には富士がドカッと座る良いロケーションにあった。果たしてオヤジさんは出てこなかった。わざと大声で一人言を語るも反応なし。ただ、風の音だけが響いていた。念のため、売店にも行ってみるが、シャッターが降りていた。結局、オヤジさんと会うことができなかった。ホッとするやら淋しいやら、複雑な思いで小屋を後にする。7時18分。オヤジさんに言わせるなら、「のろま」な人が、奈良田に降りることができるギリギリの時刻だ。

西農鳥岳は8時12分に到着。頂きは風が強くて居られないので、ちょっと下った岩の影に隠れ、パンにオレンジやミニトマトの朝食を取った。農鳥の稜線は特に風が強く難儀した。弱まる瞬間がまったくない。時々、吹き飛ばされそうになるので、防風体制を取る。途中、雲を纏った北岳の鋭くてカッコイイ姿を目にするが、風で撮影どころではない。農鳥岳の頂きには9時07分到着。はじめての頂上。頂上から一段下がったところは風も当たらず、ゆっくりと休息ができた。ここまで大事に持ってきた特保のノンアルビールとビーフジャーキーでくつろぐ。さっきの北岳の姿が忘れられず、雲がとれるのを30分近く粘ったが、結局その姿を現すことがなかった。心を残し、9時35分に農鳥を後にした。

大門沢下降点での慰霊の鐘を鳴らし、いよいよ大門沢への激下り。途中、標高も書かれた道標があり、励みになった。標高差1,000メートルもの下りを頑張ると、大門沢小屋。ここで、ざるうどんを頼み昼食とした。冷たい沢の水でさらしたざるうどんは、この上ないごちそうであった。

この先は、南アルプスらしい登山道が続く。いくつもの沢を桟道で対岸に渡る。激下りで足がふらついているが、この桟道を踏み外す訳にはいかない。気を引き締めて通過する。桟道が流されてしまったと思われる水量が多い沢を徒渉するポイントもあった。やがて沢から離れて小尾根に取り付いて、また沢に急降下する。根気のいる登山道だが、これも南アルプスらしくて良い。やがて、南アルプスの風物詩である吊り橋を2箇所渡ると、砂防の工事場に出て、ちょっと辛い迂回路を通過すると、林道に出た。後は、足任せに舗装道を4 kmほど我慢すれば、昨日の朝の駐車場に到着。16時35分。稜線から6時間20分もの時間がかかった。駐車場には10台の車しか残っていなかった。

立ち寄り湯は近くの奈良田温泉にしようと思ったが、テレビの取材で17時に閉店とのこと。さらに下って、西山温泉の湯島の湯で山の汗を流した。小さな公衆浴場だが、素朴で良かった。帰りの途中、西山温泉下流の野呂川に架かる吊り橋を渡って楽しんだ。

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コメント

赤い空!
なんて幻想的な景色 貴重な体験されましたね〜〜

1日目は最高の青空 2日目の長い工程で雨に打たれ風に耐えながらも、富士山眺めることもできて良かったですね

ノンアル&アル酒の登場がAtsu兄らしい

小屋のご主人に会えなかったのが残念でしたね
2015/7/16 0:38
Re: 赤い空!
mierin様
コメントありがとうございます。

ほんとうに、オヤジさんに会えなくて残念。
また、リベンジします。

白根三山は、南アでも屈指のゴールデンコースです。
3000メートル以上の峰を5つ越えます。
北ア志向のmierin & kazumiコンビも是非一度は歩いてみて下さい。
2015/7/16 5:33
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