越後駒ヶ岳 どっしりとした山容が魅力の越後三山の主峰


- GPS
- 08:29
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:26
天候 | はじめのうち高曇りで、午後から晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
枝折峠駐車場は、50台程度停められ、トイレも完備。 現在、大湯温泉から枝折峠までの道路は工事中で通行止めになっているので、小出インター経由で向かう場合は、トンネルがほとんどの奥只見シルバーラインを通行して銀山平近くを通って枝折峠駐車場に行く必要がある。 携帯の電波は、登山口はもとより山中でもdocomoはほとんど感度がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
枝折峠駐車場から直ぐの登山口で標高1065メートルで、1200メートル付近の稜線に上がってからはしばらくアップダウンを繰り返しながら横移動する。 4キロほど進み、小倉山1378メートルを過ぎた頃から斜度がきつくなっていく。 前駒1700メートル付近までが最も急登で、その後駒の小屋直前は岩稜帯の急登となる。 1890メートル付近の駒の小屋は鉄塔が見えてから直ぐで、じゃんじゃん流れている水場が出迎えてくれる。 駒の小屋から駒ヶ岳山頂までは標高差100メートル強、往復40分弱なので、小屋付近にザックをデポして空身で上がる人も多い。 山頂にはベンチも有り、まあまあ広い。 |
その他周辺情報 | 白銀の湯 銀山平にある天然温泉。弱アルカリ性単純泉で源泉かけ流し。露天風呂で立ち上がれば、越後駒ヶ岳と中ノ岳が眺められる絶景の温泉施設。 11時~最終受付18時。大人650円。 枝折峠駐車場から車で11分の所にあるので、大変便利。畳の休憩室も有ります。 民宿樹湖里 銀山平温泉で宿泊を受ける3軒のうちの一つ。夕食が川魚や山菜の天ぷらなど豪華で、新潟の地酒も美味い。天然温泉かけ流し。 ご主人はお話し好きで、当地の色々なお話しをお聞きしました。お客さん同士の会話も促すなど場を盛り上げてくれ楽しい夕食時間を過ごせます。 枝折峠までは車で10分ほど。 |
写真
条件の良い土日には駒ヶ岳登山ではない方々も登ってくる場合があり、その場合は駐車場が混雑する可能性もあります。
感想
前日に平ヶ岳を登ってから越後駒ヶ岳に回りましたが、当たり前ですがすごく楽に感じました。平ヶ岳のクラッシックルートは4人の登山者しかいませんでしたが、こちらはグループの登山者の方々もおり、4倍近かったと思います。途中の滝雲雲海まで登って来られる方もいるようで、その時は賑やかでしょうね。
滝雲雲海がよく見られる条件は、早朝+晴れた日+前日からの気温差がある+適度な風がある日+あとは運だそうです。
越後駒ヶ岳は、越後三山の主峰と位置付けられる山で、中ノ岳よりも標高は低いですが、どっしりとした山容で威厳があります。似たような印象は、武尊山でも感じました。同じ名前の木曽駒ヶ岳や会津駒ヶ岳と比べても、越後駒ヶ岳は断然格好良いと思います。 甲斐駒ヶ岳にはかないませんが。
最初は標高1200~1300メートルまでの稜線歩きが続いて、小倉山から先、前駒~駒の小屋にかけて段々と急登になるという効率的な登りになっている気がしました。ただ、日光が射し込む時間帯になって下りの稜線歩きにさしかかると、アップダウンの際の登り返しが暑さで大変厳しく感じ、ペースが落ちました。7月19日は山頂付近も20度弱ともう暑さがつらい季節になっているので、春秋が登山好適期だと思います。今回は梅雨明けの晴天を狙って行ったのですが、今年も酷暑予想で2000メートル前後の山は夏場は人出が少なくなっているのではないでしょうか。関東で言えば、雲取山ですものね。
1890メートル付近の高所に寝所もトイレも水場もある大変便利な駒の小屋が有り、登山を安全で豊かなものにしてくれています。御来光や早朝のモルゲンロートも期待できそうなので、日帰りではなく泊まりの登山も魅力的です。
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