ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7104075
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雲ノ平〜祖父岳(折立からピストン)

2024年08月04日(日) 〜 2024年08月05日(月)
 - 拍手
yoisa その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
19:32
距離
33.6km
登り
2,513m
下り
2,514m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:07
休憩
0:55
合計
9:02
距離 14.5km 登り 1,717m 下り 518m
6:49
5
スタート地点
6:54
6:55
4
6:59
7:00
44
7:44
7:45
31
8:16
8:22
11
8:33
8:34
26
9:00
36
9:36
9:37
20
9:57
28
10:25
10:46
41
11:27
11:28
6
11:34
8
11:55
13
12:08
32
12:40
10
12:50
13:11
114
15:05
15:06
28
15:34
17
2日目
山行
9:36
休憩
0:51
合計
10:27
距離 19.1km 登り 795m 下り 1,996m
5:57
51
6:48
6:49
27
7:16
7:18
23
7:41
51
8:32
12
8:44
8:45
22
9:07
92
10:39
10:48
10
10:58
10:59
34
11:33
11:34
3
11:37
11:38
14
11:52
12:11
9
12:20
5
12:25
12:26
51
13:17
13:27
21
13:48
13:49
17
14:06
23
14:29
14:30
22
15:07
15:08
25
15:33
41
16:14
16:15
5
16:20
16:21
3
16:24
ゴール地点
天候 【1日目】晴れときどき曇り
【2日目】晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■折立登山口駐車場
100台/無料/トイレあり
4日朝到着時にギリギリ空きスペースに停められましたが、多くの車は臨時駐車場に回っていました。

■有峰林道
2,000円(復路分を含む)
ゲート式で通行時間が「6:00〜20:00」と制限されています。折立から早出をするなら前日(20:00まで)に入って車中泊、当日ならば最速で7:00前のスタートになります。
コース状況/
危険箇所等
コースは全般に明瞭です。

■要注意箇所
<薬師沢小屋 ↔ アラスカ庭園間の急登>
高度400mを一気に上げる急登です。日の当たらない林の中で岩が湿っており、滑りやすいです。上りはもちろん、下りでは特にスリップ注意です。
この区間は上り・下りとも非常に時間がかかります。余裕を持った計画を立てられることをおすすめします。
その他周辺情報 ■下山後温泉
ひらゆの森 https://www.hirayunomori.co.jp/
入浴 700円(大人)
折立から2時間ほど走りますが中部縦貫自動車道(安房トンネル)へ乗る前に寄りました。
【1日目】
3年ぶりにこの登山口へ。奥さんは初めて歩くルート
2024年08月04日 06:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/4 6:56
【1日目】
3年ぶりにこの登山口へ。奥さんは初めて歩くルート
木の根が目立つ道を上がって行って・・・
2024年08月04日 07:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 7:37
木の根が目立つ道を上がって行って・・・
林を抜けたところが三角点ベンチ、ここでひと休み
2024年08月04日 08:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 8:15
林を抜けたところが三角点ベンチ、ここでひと休み
大日岳〜奥大日岳〜剱岳
2024年08月04日 08:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 8:23
大日岳〜奥大日岳〜剱岳
歩きやすい木道を進みます。
2024年08月04日 08:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 8:28
歩きやすい木道を進みます。
薬師岳がその大きな姿を見せてくれています。
2024年08月04日 08:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 8:34
薬師岳がその大きな姿を見せてくれています。
南側は北ノ俣岳。夏の雲がうれしい
2024年08月04日 09:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 9:03
南側は北ノ俣岳。夏の雲がうれしい
歩いていく道脇にもいろんな花。これはイワショウブ
2024年08月04日 09:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 9:25
歩いていく道脇にもいろんな花。これはイワショウブ
ミヤマリンドウ
2024年08月04日 09:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 9:40
ミヤマリンドウ
キンコウカ。積雪深計測ポールあたりは一面を彩っていました
2024年08月04日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 9:42
キンコウカ。積雪深計測ポールあたりは一面を彩っていました
タテヤマリンドウ
2024年08月04日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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タテヤマリンドウ
着きそうで着かない太郎平小屋。ラーメンを励みに、がんばって進みます。
2024年08月04日 09:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 9:57
着きそうで着かない太郎平小屋。ラーメンを励みに、がんばって進みます。
ヤマハハコ
2024年08月04日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 10:06
ヤマハハコ
太郎平小屋に到着。「さあ、ラーメン!!」と思ったら・・・
2024年08月04日 10:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 10:24
太郎平小屋に到着。「さあ、ラーメン!!」と思ったら・・・
ガーン!ラーメンは11時からでした(ネット情報で「10時から」と読んできたのですが)
2024年08月04日 10:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 10:26
ガーン!ラーメンは11時からでした(ネット情報で「10時から」と読んできたのですが)
先へ進むことにします。シャッターありがとうございました
2024年08月04日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 10:43
先へ進むことにします。シャッターありがとうございました
小屋から進んですぐの分岐。我々は左(薬師沢方面)へ
2024年08月04日 10:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 10:49
小屋から進んですぐの分岐。我々は左(薬師沢方面)へ
しばらくは木道を快適に歩けます
2024年08月04日 10:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/4 10:57
しばらくは木道を快適に歩けます
イワイチョウ
2024年08月04日 10:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 10:54
イワイチョウ
木道が終わると沢に向かって一気に高度を下げます。「明日の登り返しが怖い」と奥さん
2024年08月04日 11:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 11:14
木道が終わると沢に向かって一気に高度を下げます。「明日の登り返しが怖い」と奥さん
ハクサンフウロ
2024年08月04日 11:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 11:27
ハクサンフウロ
途中、沢をいくつか渡渉。きれいな水の流れに癒されます
2024年08月04日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 11:34
途中、沢をいくつか渡渉。きれいな水の流れに癒されます
こんな急な登り返しもあり
2024年08月04日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 11:35
こんな急な登り返しもあり
目の前に見えているのが雲ノ平への取り付き。ここを400m登り切らないと「最後の秘境」に辿り着けません
2024年08月04日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 12:41
目の前に見えているのが雲ノ平への取り付き。ここを400m登り切らないと「最後の秘境」に辿り着けません
薬師沢小屋に到着、ここでもひと休み
2024年08月04日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 12:50
薬師沢小屋に到着、ここでもひと休み
おいしい水をたっぷり汲ませていただきました。太郎平〜雲ノ平の中間点で1日目も2日目も水を汲ませていただけたのは本当にありがたかったです
2024年08月04日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 12:50
おいしい水をたっぷり汲ませていただきました。太郎平〜雲ノ平の中間点で1日目も2日目も水を汲ませていただけたのは本当にありがたかったです
奥さん、こういうのは平気らしい。途中で立ち止まって「イワナは見えないね」という余裕あり
2024年08月04日 13:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 13:07
奥さん、こういうのは平気らしい。途中で立ち止まって「イワナは見えないね」という余裕あり
さあ、がんばって行きますよ!
2024年08月04日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 13:11
さあ、がんばって行きますよ!
急登、濡れた(湿った)岩、ときどきハシゴが延々と続きます
2024年08月04日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 13:18
急登、濡れた(湿った)岩、ときどきハシゴが延々と続きます
途中で我々を抜いていかれたパーティさん(やはり雲ノ平山荘泊)に「到着16時を過ぎてしまうかも」と伝言をお願いしました
2024年08月04日 14:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 14:28
途中で我々を抜いていかれたパーティさん(やはり雲ノ平山荘泊)に「到着16時を過ぎてしまうかも」と伝言をお願いしました
2時間登り続けて・・・奥さんが来てみたかった雲ノ平
2024年08月04日 15:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
8/4 15:31
2時間登り続けて・・・奥さんが来てみたかった雲ノ平
ハクサンチドリ
2024年08月04日 15:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 15:43
ハクサンチドリ
ウサギギク
2024年08月04日 15:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 15:45
ウサギギク
山荘が近付いた!
2024年08月04日 15:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 15:46
山荘が近付いた!
何とか16時前に到着。雲ノ平山荘は外観も内装も、そして宿泊者へのサービスもとても素敵な施設です
2024年08月04日 15:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 15:52
何とか16時前に到着。雲ノ平山荘は外観も内装も、そして宿泊者へのサービスもとても素敵な施設です
夕食は「20年続けている」という名物・石狩鍋。鍋もご飯も2回ずつおかわりしました
2024年08月04日 17:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 17:50
夕食は「20年続けている」という名物・石狩鍋。鍋もご飯も2回ずつおかわりしました
食後にデッキへ出て見ると、ガスの向こうに焼けかけた空。空の色を眺めるなんて、どのくらいぶりだろう
2024年08月04日 19:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/4 19:01
食後にデッキへ出て見ると、ガスの向こうに焼けかけた空。空の色を眺めるなんて、どのくらいぶりだろう
遠く笠ヶ岳のシルエット
2024年08月04日 19:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 19:23
遠く笠ヶ岳のシルエット
(カメラ機能で青空に映っているけれど)暮れていく水晶岳
2024年08月04日 19:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 19:24
(カメラ機能で青空に映っているけれど)暮れていく水晶岳
山荘の灯りと西の空
2024年08月04日 19:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/4 19:25
山荘の灯りと西の空
【2日目】
朝食もおいしく、しっかりいただきました
2024年08月05日 05:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 5:32
【2日目】
朝食もおいしく、しっかりいただきました
水晶の双耳峰の間から朝陽!
2024年08月05日 05:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 5:53
水晶の双耳峰の間から朝陽!
朝露に濡れたチングルマが輝いています
2024年08月05日 05:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 5:59
朝露に濡れたチングルマが輝いています
一面チングルマの花穂
2024年08月05日 05:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 5:59
一面チングルマの花穂
さあ、2日目スタート!
2024年08月05日 06:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 6:00
さあ、2日目スタート!
振り返ると、絵はがきのような雲ノ平山荘
2024年08月05日 06:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 6:04
振り返ると、絵はがきのような雲ノ平山荘
これから向かう祖父岳(じいだけ)
2024年08月05日 06:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 6:12
これから向かう祖父岳(じいだけ)
朝陽を受けて池塘も輝いています
2024年08月05日 06:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 6:16
朝陽を受けて池塘も輝いています
青空のもと祖父岳へ
2024年08月05日 06:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/5 6:33
青空のもと祖父岳へ
アオノツガザクラ
2024年08月05日 06:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 6:34
アオノツガザクラ
花穂になっていないチングルマもいっぱい
2024年08月05日 06:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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花穂になっていないチングルマもいっぱい
シラネニンジン
2024年08月05日 06:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/5 6:35
シラネニンジン
途中のハイマツは背が高いのでうるさくなく、トンネル風に進めます
2024年08月05日 06:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8/5 6:44
途中のハイマツは背が高いのでうるさくなく、トンネル風に進めます
最後の岩場を登っていくと、目のいい奥さんが・・・
2024年08月05日 06:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/5 6:58
最後の岩場を登っていくと、目のいい奥さんが・・・
ライチョウ発見!
2024年08月05日 07:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/5 7:12
ライチョウ発見!
こちらはオス。その後何羽にも会えました
2024年08月05日 07:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
8/5 7:13
こちらはオス。その後何羽にも会えました
百高山・祖父岳(2,825m)。私は2度目の、奥さんは初めての登頂。シャッターありがとうございました
2024年08月05日 07:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
14
8/5 7:17
百高山・祖父岳(2,825m)。私は2度目の、奥さんは初めての登頂。シャッターありがとうございました
それまで隠れていた水晶も顔を出してくれました
2024年08月05日 07:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/5 7:18
それまで隠れていた水晶も顔を出してくれました
復路でも花いっぱい。ハクサンイチゲ
2024年08月05日 07:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/5 7:55
復路でも花いっぱい。ハクサンイチゲ
イワギキョウがまとまって咲いていて、とてもきれいでした
2024年08月05日 07:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/5 7:58
イワギキョウがまとまって咲いていて、とてもきれいでした
赤牛岳、この稜線もまたいつか歩くよ
2024年08月05日 08:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
8/5 8:06
赤牛岳、この稜線もまたいつか歩くよ
雲ノ平に戻って薬師沢方面に進んでいると・・・
2024年08月05日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/5 8:13
雲ノ平に戻って薬師沢方面に進んでいると・・・
何とライチョウ(お母さん)が木道に。3羽のヒナたちを連れてお散歩途中でした
2024年08月05日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
8/5 8:13
何とライチョウ(お母さん)が木道に。3羽のヒナたちを連れてお散歩途中でした
薬師沢への下り。濡れた石に気を付けながら高度を400m下げていきます。
2024年08月05日 09:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 9:39
薬師沢への下り。濡れた石に気を付けながら高度を400m下げていきます。
お昼は雲ノ平山荘のお弁当、おいしくいただきました
2024年08月05日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/5 11:53
お昼は雲ノ平山荘のお弁当、おいしくいただきました
太郎平へ向かって(登り返しもがんばって)歩きます
2024年08月05日 12:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 12:17
太郎平へ向かって(登り返しもがんばって)歩きます
それまでずっとガスがかかっていた薬師岳が最後にすっきりとその姿を見せてくれました。TJARはもう1週間後ですよ!
2024年08月05日 12:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
8/5 12:46
それまでずっとガスがかかっていた薬師岳が最後にすっきりとその姿を見せてくれました。TJARはもう1週間後ですよ!
無事に下山、登山口のコーラで締めました
2024年08月05日 16:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 16:20
無事に下山、登山口のコーラで締めました
撮影機器:

感想

「今年は雲ノ平に行きたい!」年明けに奥さんが言った。
「〇〇岳に登りたい」ではないその台詞を意外に感じつつ、しかし「へー、いいセンスしてんじゃん」と、ちょっと嬉しくなったのを覚えている。
私は2度目の、奥さんは初めての雲ノ平。「百高山2巡目」に合わせて、祖父岳まで足を延ばしてみる。

【回想】
2021年9月に折立から周回。初日は雲ノ平を経て祖父岳〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳と歩き黒部五郎小舎泊、翌日に黒部五郎岳〜北ノ俣岳をつないで太郎平から折立へ降りた。
鷲羽、三俣蓮華を前に祖父岳は急ぎ足で登ってしまった印象。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3540093.html


7時スタート、ほぼ予定どおりに10時半に太郎平小屋に到着。ネット情報で「10時から」と読んでいた太郎ラーメンを頼もうとすると、何と食堂メニューは11時からとのこと。行程を優先して先へ進むことにします。
薬師沢小屋の吊橋を渡ると、アラスカ庭園に向かって一気に標高を上げていきます。風が通らない林の中、湿った岩をひたすら登っていきます。何度も休みながら息を整える奥さん。薬師沢小屋の休憩でお話させていただいた3人組パーティさん(やはり雲ノ平山荘泊とのこと)が颯爽と抜いていかれたので、「16時を過ぎてしまうかもしれません」と小屋への伝言をお願いしました。
奥さん曰く「永遠に続くんじゃないかと思った」登りも2時間ほど続ければ平らに、ハイマツを潜って抜けた先がアラスカ庭園です。空は高曇りといった様子で、意外に周囲の山々(黒部五郎、三俣蓮華、赤牛、水晶など)は見えていましたが、「絶景」というには少々・・・明朝に期待することにします。
山荘の天窓から覗いた2日目の朝は薄く漂うガスの向こう、東の空が少しずつ明るくなって、もう期待感しかありません。水晶岳の双耳峰の間から登る朝陽に向かって歩き出します。昨日は目立たなかったチングルマの花穂が朝露に濡れ、朝陽を受けて一面に輝いています。木道を進んでいくと近付く水晶の山容、その脇に続く赤牛の稜線、振り返ると絵画のような雲ノ平の景色がそこにありました。
色とりどりの花々を眺めながら祖父岳へ。山頂に近付くとガスがかかってきて、いかにもライチョウが出てきそうな雰囲気。すると目のいい奥さんが、逆光(シルエット)のライチョウを見つけ、その後は何羽にも会うことができました。
祖父岳に登頂するとそのままピストンで復路へ。雲ノ平まで来ながら水晶にも鷲羽にも登らないという、これもまた贅沢と、のんびり広い大地を歩いていきます。前日必死で登った薬師沢までの急登を今日は慎重に降り、太郎平まではがんばって登り返し、そして折立まで下りました。

余裕のある計画だったつもりが、結果的には1日目、2日目ともいっぱいいっぱいになってしまい、もっと余裕を持たせなくてはならなかったと反省。しかし天候に恵まれ、何より無事に行ってこられてよかったと思っています。
奥さん、よくがんばった。

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訪問者数:348人

コメント

yoisaさん
奥さんとの雲の平〜祖父岳、お疲れさまでした。
薬師沢からの岩と苔の急登、あれはツラいですね。奥さん健脚で素晴らしい!
雲ノ平まで来ながら水晶にも鷲羽にも登らないというのは、ほんと贅沢な楽しみ方ですね。
私も前日に足早に過ぎてしまいましたが、本来は数日かけてじっくり楽しむべき奥深いエリアですね。
2024/8/6 18:14
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xyzJINさん、こんにちは。
まさか前日に同じところを歩かれていたとは(信じられない1DAY周回!!)。過去にも(阿弥陀あたり多し)何度もニアミスしていますが、今回もビックリ!です
奥さんは決して健脚ではなく、何度も足が攣ったり休んだりしながら、それでも辿り着くことができました。昨日帰宅後にしみじみ「行かれてよかった」という彼女に「また機会があったら行く?」と聞くと、「薬師沢からの登りがなければ」との答えでした(笑)。
2024/8/6 18:34
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1
yoisaさん、無事に雲の平を満喫されて来ましたね〜♪ 奥様の感想が私の感想と全て一致してるところ、ホント共感しちゃいます!
薬師沢小屋からの登りはいつまで続くのぉ〜😂と思いましたし、太郎小屋までも意外と長いし、心折れるポイントなんですよね〜😅
でも雲の平はまた行きたいなと思う場所なので、yoisaさんの写真で楽しませていただきました!しかも雷鳥まで✨いるんですね〜。私は久しく雷鳥見れてないので羨ましいです☺️
お疲れさまでした〜
2024/8/6 21:48
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ハルボーさん、こんにちは。
標高グラフのいびつな形がこのコース(太郎平からの下げ&薬師沢からアラスカ庭園までの急登)を示していますね。山荘で行き会った方々は「新穂高から入って双六で1泊してきた」方や「折立から入って太郎平で1泊してきた」方。七倉から入っても裏銀座経由ですし、さすが「最後の秘境」はどこからアプローチしても遠いと再認識。でも苦労しても足を運ぶ価値のある、素晴しい時間と空間でした
祖父岳に登っている途中でガスがかかってきたので「ライチョウが出てきそう」とは思ったのですが、雲ノ平に降りてからの木道はビックリでした。今年産まれたヒナに会えると嬉しいですね(^^)
2024/8/7 5:23
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