ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 723283
全員に公開
ハイキング
奥秩父

滝子山【危・迷ルートで下山】

2015年09月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.2km
登り
1,050m
下り
1,120m

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:40
合計
5:55
9:45
5
中央道笹子バス停
9:50
30
10:20
140
12:40
10
12:50
13:30
80
14:50
40
大鹿林道
15:30
10
国道20号
15:40
日野下宿バス停(笹子駅下車)
シルバーウィーク最終日は家でゆっくりすると決めていたので、最終日1日前は最後の登山日。
富士登山以降、富士山を見ていないので富士山が見たいと思って秀麗富嶽十二景のひとつである滝子山を選択。
天気予報は晴れマークしかついていなかったのでウキウキしながら行ったのですが…。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿から甲府行きの高速バスに乗って中央道笹子バス停で下車。
⇒徒歩で道証地蔵登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
●中央道笹子バス停〜道証地蔵登山口
普通の舗装路です。車もほとんど走っていません。
●道証地蔵登山口〜滝子山山頂
水量豊富な沢があるためか、道が濡れている箇所が多いです。
●滝子山山頂〜寂ショウ尾根〜笹子駅
寂ショウ尾根は地図上では破線で記されたルートです。
おまけに危マークと迷マークまでついています。
実際に歩いてみると岩がゴロゴロで歩きにくい箇所があったり道が不明瞭だったりで危ない道という印象。
地図にも上級者向きと記載されているので自信がない方は選ばないほうが無難。
国道20号まで下りてからは駅まで普通の舗装路ですが、初狩駅までは交通量の多い道を歩くことになるので、脇道のある笹子駅への道を歩いたほうがいいかも。
その他周辺情報 大月市周辺は登山向けの山がいっぱいあるのに温泉や飲食店が少ない印象。
最初は電車で笹子駅まで行こうと思っていましたが、新宿から高速バスに乗っていったほうが舗装路を歩く距離を短縮できると知って高速バスで行きました。料金は1470円なり。
1
最初は電車で笹子駅まで行こうと思っていましたが、新宿から高速バスに乗っていったほうが舗装路を歩く距離を短縮できると知って高速バスで行きました。料金は1470円なり。
シルバーウィークだけど、Uターンラッシュが始まってる頃だし下りは混んでないだろう、と思ってた。けど渋滞に巻き込まれて予定より1時間30分近く遅れて目的地に到着。
シルバーウィークだけど、Uターンラッシュが始まってる頃だし下りは混んでないだろう、と思ってた。けど渋滞に巻き込まれて予定より1時間30分近く遅れて目的地に到着。
中央道笹子バス停。ここからなら笹子駅から歩くよりたぶん30分くらい短縮できます。
中央道笹子バス停。ここからなら笹子駅から歩くよりたぶん30分くらい短縮できます。
まず扉を開けて下へ。
まず扉を開けて下へ。
下りてすぐ左にトンネルがあるのでくぐります。このトンネルに入らずにそのまままっすぐ行って橋を渡ってもいいです。
1
下りてすぐ左にトンネルがあるのでくぐります。このトンネルに入らずにそのまままっすぐ行って橋を渡ってもいいです。
トンネルを抜けたら右へ。
トンネルを抜けたら右へ。
突き当たりを左へ。
突き当たりを左へ。
桜森林公園を右手に舗装路を歩いていきます。
桜森林公園を右手に舗装路を歩いていきます。
この舗装路が地味に長い。
この舗装路が地味に長い。
この時点で沢沿いを歩いているので水音が涼しげです。
この時点で沢沿いを歩いているので水音が涼しげです。
登山口手前には車をとめるスペースもあります。すでに10台くらいとまってました。
登山口手前には車をとめるスペースもあります。すでに10台くらいとまってました。
道証地蔵登山口に到着。中央道笹子バス停から30分くらいでした。
道証地蔵登山口に到着。中央道笹子バス停から30分くらいでした。
いきなり橋を使っての沢渡り! 楽しげな登山道に期待感が膨らみます。
いきなり橋を使っての沢渡り! 楽しげな登山道に期待感が膨らみます。
急登ではないけど、それなりな角度の登山道。
急登ではないけど、それなりな角度の登山道。
カエルさん。
鉄塔があると真下から撮らなきゃという使命感に襲われます。
1
鉄塔があると真下から撮らなきゃという使命感に襲われます。
緩やかな道も多いです。天気がいいので気持ちいい。
緩やかな道も多いです。天気がいいので気持ちいい。
ただ山頂付近までずっと樹林帯が続きます。このルートで途中の展望は望めないのであきらめましょう。
ただ山頂付近までずっと樹林帯が続きます。このルートで途中の展望は望めないのであきらめましょう。
道幅が狭いところもあります。ちょっと注意。
道幅が狭いところもあります。ちょっと注意。
序盤は常に沢沿いを歩いているので心なしか涼しいです。
序盤は常に沢沿いを歩いているので心なしか涼しいです。
ちょっと触ってみましたが冷たかったです。さすがに飲むことはできません。
ちょっと触ってみましたが冷たかったです。さすがに飲むことはできません。
今日は晴れマークしかなかったので山頂から富士山を望むことを期待して登ります。
今日は晴れマークしかなかったので山頂から富士山を望むことを期待して登ります。
疲れたら沢の写真を撮って癒されます。
1
疲れたら沢の写真を撮って癒されます。
道をふさぐ倒木。
道をふさぐ倒木。
きつくなってきたところで地元の小学生が描いたという看板に励まされます。
1
きつくなってきたところで地元の小学生が描いたという看板に励まされます。
急登。青々とした緑に癒されます。この辺の紅葉が始まるのはまだ1か月くらい先みたい。
急登。青々とした緑に癒されます。この辺の紅葉が始まるのはまだ1か月くらい先みたい。
意外と他の登山客も多かった。今まで行った秀麗富嶽十二景の中では一番多かった印象。
意外と他の登山客も多かった。今まで行った秀麗富嶽十二景の中では一番多かった印象。
美味そうなキノコ。
美味そうなキノコ。
曲り沢峠への分岐。
曲り沢峠への分岐。
難路と迂回路の分岐。難路は地図上では破線になっていて悪路で歩きにくいそうです。私は迂回路を行きました。
難路と迂回路の分岐。難路は地図上では破線になっていて悪路で歩きにくいそうです。私は迂回路を行きました。
迂回路の傾斜は普通の登山道といった感じ。
迂回路の傾斜は普通の登山道といった感じ。
朽ち果てた小屋。だんだん曇ってきました。
朽ち果てた小屋。だんだん曇ってきました。
ほんとに水がきれい。
ほんとに水がきれい。
沢の写真もここらへんで撮りおさめ。
沢の写真もここらへんで撮りおさめ。
急に開けた場所に出ます。左に行くと大谷ヶ丸へ。まっすぐ行くと滝子山。
急に開けた場所に出ます。左に行くと大谷ヶ丸へ。まっすぐ行くと滝子山。
あまり展望はありませんが、開放感があるのでここらへんで昼飯を食べるのもありだと思います。
あまり展望はありませんが、開放感があるのでここらへんで昼飯を食べるのもありだと思います。
振り返ると向こうには青空。
振り返ると向こうには青空。
鎮西ヶ池山頂。
ここまでくれば山頂までもうすぐ。また樹林帯に突入します。
ここまでくれば山頂までもうすぐ。また樹林帯に突入します。
最後の急登を登って
最後の急登を登って
滝子山山頂に到着!
滝子山山頂に到着!
山頂は狭いです。そして…
山頂は狭いです。そして…
驚きの白さ。
見事に何も見えません。最近天気予報に裏切られてばかりです…山の天気ってどうやって予測すればいいの。今日は富士山を見に来たので正直テンションダダ下がりでした。
見事に何も見えません。最近天気予報に裏切られてばかりです…山の天気ってどうやって予測すればいいの。今日は富士山を見に来たので正直テンションダダ下がりでした。
おなかが減っていたので昼飯。
おなかが減っていたので昼飯。
昼食中にわずかに雲がとれました。見えてるのはハマイバ丸とか? 天気がよければ大菩薩嶺も見えるそうな。
昼食中にわずかに雲がとれました。見えてるのはハマイバ丸とか? 天気がよければ大菩薩嶺も見えるそうな。
富士山方面はずっと雲がかかったままでした。がっかりしながら下山開始。
富士山方面はずっと雲がかかったままでした。がっかりしながら下山開始。
いきなり急な坂道です。
いきなり急な坂道です。
途中で見えた展望。さっきより晴れてました。
途中で見えた展望。さっきより晴れてました。
うーむ道が険しい…。
うーむ道が険しい…。
岩がゴロゴロしてます。
岩がゴロゴロしてます。
初狩駅へ向かう道で下りようと思ってたのに、いつの間にか寂ショウ尾根(じゃくしょうおね)へのルートに来ていました。地図には「岩場あり、道不明瞭、上級者向け」とあります。賢いハイカーはここで引き返して予定通りの道を探します。なんとかなるだろと思ってそのまま進んだ私のようなハイカーが遭難したりします。
2015年09月22日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7i, Canon
9/22 13:43
初狩駅へ向かう道で下りようと思ってたのに、いつの間にか寂ショウ尾根(じゃくしょうおね)へのルートに来ていました。地図には「岩場あり、道不明瞭、上級者向け」とあります。賢いハイカーはここで引き返して予定通りの道を探します。なんとかなるだろと思ってそのまま進んだ私のようなハイカーが遭難したりします。
序盤はほんとに道が不明瞭。1回マジで迷った…。
序盤はほんとに道が不明瞭。1回マジで迷った…。
時々見える麓の町が寂しさを紛らわせてくれます。
1
時々見える麓の町が寂しさを紛らわせてくれます。
なんか晴れてるし。
なんか晴れてるし。
岩場は歩きにくい。
岩場は歩きにくい。
マーキングされた岩だったりピンクのテープだったり踏み跡だったりを頼りに下りていきます。
マーキングされた岩だったりピンクのテープだったり踏み跡だったりを頼りに下りていきます。
さっきより近づいてきた?
さっきより近づいてきた?
こんな普通の尾根っぽい道も。ここらへんは気持ちよかったです。
こんな普通の尾根っぽい道も。ここらへんは気持ちよかったです。
歩き始めて1時間半、舗装路が!
歩き始めて1時間半、舗装路が!
舗装路から歩いてきた方向を撮ったもの。踏み跡がありますがこれは私が滑り落ちて来た時についたもので、明らかに登山道ではありませんでした。たぶん下りるところ間違えてます。
舗装路から歩いてきた方向を撮ったもの。踏み跡がありますがこれは私が滑り落ちて来た時についたもので、明らかに登山道ではありませんでした。たぶん下りるところ間違えてます。
ここが登るときに登山口を目指して歩いた舗装路だと思って下り始めましたが、ここは大鹿林道という1本前の道だと歩き始めて5分くらいで気づきました。本当は舗装路に下りた時点でそのまま真っ直ぐ突き進むか、あるいは下りの左ではなく登りの右へ進んだほうが笹子駅へは早く行けます。
1
ここが登るときに登山口を目指して歩いた舗装路だと思って下り始めましたが、ここは大鹿林道という1本前の道だと歩き始めて5分くらいで気づきました。本当は舗装路に下りた時点でそのまま真っ直ぐ突き進むか、あるいは下りの左ではなく登りの右へ進んだほうが笹子駅へは早く行けます。
めちゃくちゃ遠回りしながら麓まで下りてきました。トンネルをくぐって…
めちゃくちゃ遠回りしながら麓まで下りてきました。トンネルをくぐって…
国道20号につきあたります。ここを左へ行くと初狩駅、右へ行くと笹子駅。どっちも歩いて1時間弱かかります。初狩駅へは交通量が多くて狭い歩道を歩かなきゃいけないので怖いと思います。
国道20号につきあたります。ここを左へ行くと初狩駅、右へ行くと笹子駅。どっちも歩いて1時間弱かかります。初狩駅へは交通量が多くて狭い歩道を歩かなきゃいけないので怖いと思います。
笹子駅へは国道の横に交通量の少ない道があるので安心して歩けます。私はこっちへ行きました。
笹子駅へは国道の横に交通量の少ない道があるので安心して歩けます。私はこっちへ行きました。
途中で大月行きのバスが通るバス停があったのでバスないかなーと眺めてると、反対側のバスから運転手さんが声をかけてくれました。大月行きの道は混んでるからこっちのバスに乗ったほうがいいとのこと。迷わず乗ります。
途中で大月行きのバスが通るバス停があったのでバスないかなーと眺めてると、反対側のバスから運転手さんが声をかけてくれました。大月行きの道は混んでるからこっちのバスに乗ったほうがいいとのこと。迷わず乗ります。
笹子駅に到着。1時間歩く覚悟だったので助かりました。
1
笹子駅に到着。1時間歩く覚悟だったので助かりました。
おしまい!
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 アルコールバーナー ライター 地図(地形図) ヘッドランプ タオル ストック ナイフ カメラ
備考 天気予報があてにならない。

感想

登りらしい登りがない、ほとんど登ってる感覚がないのに山頂に着いた、みたいな記事を読んでいたので楽勝で登れるかと思ったらけっこう疲れました。
いたって普通の登山道と同じようにまぁまぁな傾斜の道もありますのでそのつもりで。
山頂は狭いので大勢で来た場合は手前の開けた場所で昼休憩をとるのがいいと思います。

期せずして通ってしまった寂ショウ尾根ですが、登りはともかく下りで使う道ではないように感じました。
道が不明瞭で怖いし、岩場は危ないし、人がいなくて寂しいし。
寂ショウ尾根で検索したら登ってる記事はあっても下ってる記事はあんまりありません…。
ルートファインディングの技術が必要なほどの道だとは思いませんが、おすすめはしません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:903人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら