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Yamareco

記録ID: 7929075
全員に公開
山滑走
甲信越

黒部横断 扇沢〜黒部湖〜御山谷〜立山駅

2025年03月20日(木) 〜 2025年03月22日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
32:53
距離
43.1km
登り
3,397m
下り
3,904m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:37
休憩
0:45
合計
13:22
距離 16.9km 登り 1,922m 下り 1,475m
3:53
95
スタート地点
5:28
5:29
18
5:47
152
8:19
8:25
26
8:51
9:00
278
13:38
29
14:07
14:36
159
17:15
宿泊地
2日目
山行
7:24
休憩
0:00
合計
7:24
距離 5.5km 登り 873m 下り 22m
5:33
444
宿泊地
3日目
山行
11:14
休憩
0:01
合計
11:15
距離 20.8km 登り 602m 下り 2,407m
19:21
19:22
0
19:22
ゴール地点
天候 1日目晴 2日目晴・ガス強風 3日目晴強風
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日向山ゲート駐車 帰りは立山駅から電車
その他周辺情報 ガス消費量130g
一応4日+非常時想定(も
2025年03月18日 18:01撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
3/18 18:01
一応4日+非常時想定(も
二泊三日プラス予備日一日
これに、一日目はパンを行動食とした。(と
2025年03月18日 20:18撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/18 20:18
二泊三日プラス予備日一日
これに、一日目はパンを行動食とした。(と
ビンディング予備パーツ(も
2025年03月18日 18:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
3/18 18:15
ビンディング予備パーツ(も
私はこれ+ロープとカメラ 15キロくらい(も
2025年03月19日 18:28撮影 by  SC-51C, samsung
3/19 18:28
私はこれ+ロープとカメラ 15キロくらい(も
いざ出発
2025年03月20日 03:56撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/20 3:56
いざ出発
2025年03月20日 05:13撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 5:13
2025年03月20日 05:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/20 5:21
扇沢駅着 丁度山が焼ける(も
2025年03月20日 05:55撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
3/20 5:55
扇沢駅着 丁度山が焼ける(も
扇沢の脇から川へ入っていくほうがよさげだった(と
2025年03月20日 06:25撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 6:25
扇沢の脇から川へ入っていくほうがよさげだった(と
2025年03月20日 06:37撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 6:37
追い越してラッセルした(と
2025年03月20日 06:55撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 6:55
追い越してラッセルした(と
針ノ木雪渓、大きい。
残雪期と違ってまだデブリもなく、真っ白で綺麗。ラッセルはもりもり。(と
2025年03月20日 07:29撮影 by  SC-51C, samsung
3
3/20 7:29
針ノ木雪渓、大きい。
残雪期と違ってまだデブリもなく、真っ白で綺麗。ラッセルはもりもり。(と
2025年03月20日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
3/20 8:16
2025年03月20日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/20 8:38
2025年03月20日 09:06撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 9:06
マヤクボ沢出合
2025年03月20日 09:55撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 9:55
マヤクボ沢出合
しばらく登ると、6時に出発したというシーハイルのH氏パーティーが追い付いてきた。
ここからは、ラッセルお任せ。(と
斜面斜度に対して的確なルート取りに脱帽(も
2025年03月20日 10:50撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/20 10:50
しばらく登ると、6時に出発したというシーハイルのH氏パーティーが追い付いてきた。
ここからは、ラッセルお任せ。(と
斜面斜度に対して的確なルート取りに脱帽(も
さらさら越えパーティー
2025年03月20日 11:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/20 11:15
さらさら越えパーティー
2025年03月20日 11:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3
3/20 11:35
2025年03月20日 11:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
3/20 11:35
2025年03月20日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/20 12:18
2025年03月20日 12:32撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/20 12:32
針ノ木岳。去年か一昨年にいったけど、あんなに急だったかな(と
2025年03月20日 12:39撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 12:39
針ノ木岳。去年か一昨年にいったけど、あんなに急だったかな(と
爪に変える(も
2025年03月20日 13:09撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
3/20 13:09
爪に変える(も
2025年03月20日 13:09撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
3/20 13:09
シートラへ
2025年03月20日 13:13撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 13:13
シートラへ
タンボ平、御山谷がみえる
2025年03月20日 13:17撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/20 13:17
タンボ平、御山谷がみえる
なかなかテクニカル(も
2025年03月20日 13:17撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 13:17
なかなかテクニカル(も
ピーク直下が急登(も
2025年03月20日 13:36撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 13:36
ピーク直下が急登(も
ピクりん
2025年03月20日 14:08撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 14:08
ピクりん
出だしガス。上部に一部アイスバーン(と
ほぼ山頂から滑走開始 上部は一部岩とアイスセクションあり適当にやり過ごした
ここからはノーリターン(も
2025年03月20日 14:42撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 14:42
出だしガス。上部に一部アイスバーン(と
ほぼ山頂から滑走開始 上部は一部岩とアイスセクションあり適当にやり過ごした
ここからはノーリターン(も
パウ
2025年03月20日 14:49撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 14:49
パウ
落ちていく
2025年03月20日 14:49撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
3/20 14:49
落ちていく
パウ
2025年03月20日 14:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
4
3/20 14:57
パウ
タンボ平が見える
東一乗越直下結構急に見える(も
2025年03月20日 14:57撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
2
3/20 14:57
タンボ平が見える
東一乗越直下結構急に見える(も
まだまだ滑る(も
けっこう広い沢だった(と
2025年03月20日 14:59撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 14:59
まだまだ滑る(も
けっこう広い沢だった(と
パウ
2025年03月20日 15:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
3/20 15:02
パウ
2025年03月20日 15:03撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 15:03
滝が出ている(も
2025年03月20日 15:15撮影 by  SC-51C, samsung
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3/20 15:15
滝が出ている(も
トレースを追ってとなりの谷を少し登り返して、尾根をトラバースして、尾根向こうの谷へ滑り込んだ(と
2025年03月20日 15:15撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 15:15
トレースを追ってとなりの谷を少し登り返して、尾根をトラバースして、尾根向こうの谷へ滑り込んだ(と
2025年03月20日 15:45撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 15:45
2025年03月20日 16:00撮影 by  SC-51C, samsung
3/20 16:00
黒部湖着 ここまで雪は繋がっていた(も
2025年03月20日 16:17撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/20 16:17
黒部湖着 ここまで雪は繋がっていた(も
黒部湖からみた黒部ダム
よくこんなの作ったもんだ
黒部湖も氷結しており歩けた(も
2025年03月20日 16:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
3/20 16:29
黒部湖からみた黒部ダム
よくこんなの作ったもんだ
黒部湖も氷結しており歩けた(も
ところどころ水が出てる(も
2025年03月20日 16:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/20 16:30
ところどころ水が出てる(も
2025年03月20日 16:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/20 16:52
星が綺麗だった(も
ロッジくろよんの下のほうで幕営。沢から水も汲めてよい(と
2025年03月20日 19:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
3/20 19:33
星が綺麗だった(も
ロッジくろよんの下のほうで幕営。沢から水も汲めてよい(と
出発!
あまり冷え込まなかったせいか、昨日よりも、湖が溶けてた。黒部湖上にのるのに、スキーでプチウォータースライダーした。もっちーはツボ足でいって、足を水没させてた。。(と
ブーツは両足水没(も
2025年03月21日 05:33撮影 by  SC-51C, samsung
3/21 5:33
出発!
あまり冷え込まなかったせいか、昨日よりも、湖が溶けてた。黒部湖上にのるのに、スキーでプチウォータースライダーした。もっちーはツボ足でいって、足を水没させてた。。(と
ブーツは両足水没(も
2025年03月21日 06:06撮影 by  SC-51C, samsung
3/21 6:06
渡渉セクション
2025年03月21日 06:12撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/21 6:12
渡渉セクション
東一乗越の御山谷側の谷。よさげだった。(と
2025年03月21日 08:03撮影 by  SC-51C, samsung
3/21 8:03
東一乗越の御山谷側の谷。よさげだった。(と
御山谷も下部から登ると、長い(と
ガスと強風でなかなか進めない(も
2025年03月21日 09:04撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/21 9:04
御山谷も下部から登ると、長い(と
ガスと強風でなかなか進めない(も
マグオン
これが意外とよく効くし味も美味い(も
2025年03月21日 09:32撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/21 9:32
マグオン
これが意外とよく効くし味も美味い(も
2025年03月21日 10:14撮影 by  SC-51C, samsung
3/21 10:14
オートルートの時に、獅子岳の手前から御山谷へ滑った時に降りてきた場所。あの時は滝が出てて、滝を避けて滝の隣の沢を滑ったが下部が笹が出ててシートラした記憶。(と
2025年03月21日 10:23撮影 by  SC-51C, samsung
3/21 10:23
オートルートの時に、獅子岳の手前から御山谷へ滑った時に降りてきた場所。あの時は滝が出てて、滝を避けて滝の隣の沢を滑ったが下部が笹が出ててシートラした記憶。(と
風が強くなってきたので、避けれる場所で休む(と
2025年03月21日 10:43撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/21 10:43
風が強くなってきたので、避けれる場所で休む(と
2025年03月21日 11:01撮影 by  SC-51C, samsung
3/21 11:01
標高をあげるにつれて風が強くなり、ガスと風雪に負けて雪洞ビバーク。雪洞で寝るのははじめて。(と
この時は快適な家が完成したと思って呑気に昼寝までした(も
2025年03月21日 15:48撮影 by  SC-51C, samsung
3
3/21 15:48
標高をあげるにつれて風が強くなり、ガスと風雪に負けて雪洞ビバーク。雪洞で寝るのははじめて。(と
この時は快適な家が完成したと思って呑気に昼寝までした(も
最初に作った雪洞は雪が吹き込んできて、あと天井に穴が空いたので、中に壁を作ってみたが、それもしばらくして壁側が崩壊してきて、さらにお奥へ掘って事なきを得た。。

二回目の崩壊の後、ツエルトにしようかと外を整地してみるが、風強く雪もすぐに吹きだまる感じで断念した。(と

風が強く屋根が削れて無くなりとんでもない量の雪が吹き込む
2回目の工事が終わったのは10時過ぎ
必死で掘りまくって吹き込む雪も相まって全装備ずぶ濡れ
エアマットは前日パンクしたので雪の上にびしょ濡れのシュラフでブーツ履いたまま入り眠れぬ夜を明かした(も
2025年03月22日 07:00撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/22 7:00
最初に作った雪洞は雪が吹き込んできて、あと天井に穴が空いたので、中に壁を作ってみたが、それもしばらくして壁側が崩壊してきて、さらにお奥へ掘って事なきを得た。。

二回目の崩壊の後、ツエルトにしようかと外を整地してみるが、風強く雪もすぐに吹きだまる感じで断念した。(と

風が強く屋根が削れて無くなりとんでもない量の雪が吹き込む
2回目の工事が終わったのは10時過ぎ
必死で掘りまくって吹き込む雪も相まって全装備ずぶ濡れ
エアマットは前日パンクしたので雪の上にびしょ濡れのシュラフでブーツ履いたまま入り眠れぬ夜を明かした(も
天気いいけど、風つよし。雪洞の中で準備して、フル装備(ゴーグル、シェルの下にソフトシェル、ダウンパンツも履いたままに)で出発。(と

夜は明けるにつれて雪洞の中が青白く明るくなる
こんなにも朝が嬉しくなるのはいつぶりだろうか。
長い夜がようやく明けた。
雪洞は飛雪により完全埋没
薄いであろう側面をスノーソーでカットし出入り口を作り板や装備を掘り出す。
爆風ながら快晴で周囲の山は白く輝く。
写真を撮る余裕はなかったがしっかりと目に美しい山々が輝く姿を焼き付けた。(も
2025年03月22日 07:33撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/22 7:33
天気いいけど、風つよし。雪洞の中で準備して、フル装備(ゴーグル、シェルの下にソフトシェル、ダウンパンツも履いたままに)で出発。(と

夜は明けるにつれて雪洞の中が青白く明るくなる
こんなにも朝が嬉しくなるのはいつぶりだろうか。
長い夜がようやく明けた。
雪洞は飛雪により完全埋没
薄いであろう側面をスノーソーでカットし出入り口を作り板や装備を掘り出す。
爆風ながら快晴で周囲の山は白く輝く。
写真を撮る余裕はなかったがしっかりと目に美しい山々が輝く姿を焼き付けた。(も
全然写真をとる余裕はなくスマホで二、三枚目とったくらい(と
2025年03月22日 08:19撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/22 8:19
全然写真をとる余裕はなくスマホで二、三枚目とったくらい(と
2025年03月22日 09:00撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 9:00
2025年03月22日 09:25撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
3/22 9:25
鬼岳と龍王岳のコルからはシートラで国見谷を下降。コルが一番風が強かった。しっかりと踏ん張らないと、倒れそうな感じ。ピッケルをさして、姿勢も低く一歩一歩前進して突破。(と

コル直下は風が弱くまるで楽園かの如く平穏であったが標高が上がるにつれて巨大な風紋が現れ次第にカチカチ氷が出現。
進退窮まる状況だったがお互いに黙々とシートラに切り替えて決意を決めて爆風に立ち向かう。
気を許そうもんなら数十メートルは風に飛ばされるであろう爆風
クワガタムシの如く地面に這いつくばいながら進んだ。
ここを越えなければ帰れない。
コルから少し降ったあたりで風は弱くなり生きた心地がした。(も
2025年03月22日 11:15撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/22 11:15
鬼岳と龍王岳のコルからはシートラで国見谷を下降。コルが一番風が強かった。しっかりと踏ん張らないと、倒れそうな感じ。ピッケルをさして、姿勢も低く一歩一歩前進して突破。(と

コル直下は風が弱くまるで楽園かの如く平穏であったが標高が上がるにつれて巨大な風紋が現れ次第にカチカチ氷が出現。
進退窮まる状況だったがお互いに黙々とシートラに切り替えて決意を決めて爆風に立ち向かう。
気を許そうもんなら数十メートルは風に飛ばされるであろう爆風
クワガタムシの如く地面に這いつくばいながら進んだ。
ここを越えなければ帰れない。
コルから少し降ったあたりで風は弱くなり生きた心地がした。(も
降りてきて、風も弱まったのでここから滑走!(と
周囲に大斜面が広がる(も
2025年03月22日 11:47撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/22 11:47
降りてきて、風も弱まったのでここから滑走!(と
周囲に大斜面が広がる(も
斜面がデカい
雪は若干賞味期限切れで走らない(も
モナカでないだけましである(と
2025年03月22日 12:15撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 12:15
斜面がデカい
雪は若干賞味期限切れで走らない(も
モナカでないだけましである(と
雪はあまり走らないし太ももは千切れそうなくらいパンパンで板は殆ど踏めないが良い斜面である(も
2025年03月22日 12:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
3/22 12:19
雪はあまり走らないし太ももは千切れそうなくらいパンパンで板は殆ど踏めないが良い斜面である(も
滝出現結構デカいし水量もある(も
2025年03月22日 12:29撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/22 12:29
滝出現結構デカいし水量もある(も
良い地形(も
2025年03月22日 12:31撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/22 12:31
良い地形(も
また滝
こっちは埋まっている(も
さらさら越えのトレースがみえる(と
2025年03月22日 12:34撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 12:34
また滝
こっちは埋まっている(も
さらさら越えのトレースがみえる(と
温泉
2025年03月22日 12:42撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 12:42
温泉
堰堤
2025年03月22日 13:07撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 13:07
堰堤
2025年03月22日 13:12撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 13:12
照らされる
2025年03月22日 13:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/22 13:54
照らされる
さらば
2025年03月22日 13:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3/22 13:54
さらば
暑い
2025年03月22日 14:05撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 14:05
暑い
シール装着
2025年03月22日 15:42撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 15:42
シール装着
シールを外しテレマークモードでスケーティング
正直シールついててもついてなくてもあんまり変わらない
2025年03月22日 17:19撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 17:19
シールを外しテレマークモードでスケーティング
正直シールついててもついてなくてもあんまり変わらない
この辺りから足裏が痛む
電車に乗ってから靴を脱いでみると湿った靴下のせいか塹壕足になっており白くブヨブヨに
水膨れと靴擦れも併発していた(も
2025年03月22日 17:48撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 17:48
この辺りから足裏が痛む
電車に乗ってから靴を脱いでみると湿った靴下のせいか塹壕足になっており白くブヨブヨに
水膨れと靴擦れも併発していた(も
日が暮れた
2025年03月22日 18:36撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 18:36
日が暮れた
ようやく人工的な明かりが
2025年03月22日 19:10撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 19:10
ようやく人工的な明かりが
下山
2025年03月22日 19:18撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/22 19:18
下山
ここまで長かった
2025年03月22日 19:23撮影 by  SC-51C, samsung
3/22 19:23
ここまで長かった
富山駅
パンパンのザック、上下ハードシェル、板にブーツ
周囲の視線が刺さるが浅黒く日焼けした顔にどこか満足げな表情を浮かべながら列車が来るのを待った。
2025年03月22日 21:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4
3/22 21:14
富山駅
パンパンのザック、上下ハードシェル、板にブーツ
周囲の視線が刺さるが浅黒く日焼けした顔にどこか満足げな表情を浮かべながら列車が来るのを待った。
金曜日立山3000mの風
金曜日立山3000mの風
土曜日3000メートルの風
土曜日3000メートルの風
2500m 土曜日
金曜日2500m

装備

個人装備
ザック 行動着 ハードシェル 防寒着 帽子類 手袋類 ブーツ ヘルメット 滑走用具 シール ビーコン スコップ プローブ ストック クトー アイゼン ピッケル 登攀具 ヘッドライト 飲料水 行動食 地形図・コンパス 貴重品 ピンチパック 日焼け サングラス ゴーグル トランシーバー シュラフ 個人マット 食器 テントシューズ スタッフバック適 モバイルバッテリー
共同装備
ツエルト グランドシート 食材 火器 雪袋 竹ペグ ゴミ袋 ザイル

感想

憧れの黒部横断。今年は雪も多く挑戦できそうだということで、連休にできる3月中旬にいく計画を立てていた。

当初は馬場島へ抜ける計画であったが、予報通りの強い風で立山駅へエスケープ。

しかし、谷を登り谷を滑り黒部湖を渡り、また谷を登って滑るという山スキーだからできる機動力を活かした山行ができてよかった。

まだまだ、黒部横断には色々なルート取りができるので、雪の多い年を見据えて、計画を立ててみたい。

【まえがき】
仕事もなかなか忙しい中で祝日を合わせて4連休をねじ込んだ。(祝日も仕事だが)
今回は当初扇沢から室堂、カガミ谷を経て馬場島へ抜ける計画で富山県警にも計画を提出していた。
久しぶりの泊りビッグ山行、仕事も忙しく非常にバタバタした生活を送りつつもかなりワクワクしていた。

【1日目】
マヤクボの途中でシーハイルPTが追い付いてくるまではほぼ二人でラッセル
脛程度はありなかなか大変
大スバリ沢は雪はすごく良い程ではないがパウダーでロングに滑走できる
今回の旅でここが一番雪が良かった。
途中で滝が出ているんので登り返しはあるが黒部湖まで途切れずに落とせた。
黒部湖の渡渉も無く幕営地へ。
水も沢から汲めたので快適。

【2日目】
朝イチで融雪した黒部湖にハマってブーツ浸水。
御山谷を進むと次第に強風とガスで視界不良
向かい風でペースも上がらず仕方ないので途中で雪洞を掘りビバーク
強風で雪洞の屋根が削られ2度も崩壊。
必死のパッチで2回目の修復が終わったのは10時過ぎで吹き込んだ雪により全装びしょ濡れ。
エアマットも昨晩パンクしてすぐに空気が抜けるので仕方なく雪の上で濡れた寝袋にブーツのまま包まって眠れぬ夜を明かした。

【3日目】
次第に雪洞の中が青白く明るくなる。
こんなにも朝が嬉しくなるのはいつ振りか。
朝食を食べお湯を作り余ったお湯を飲んで、側壁の薄い部分をスノーソーでくり抜いて押し出し外に這い出る。
爆風で途端に氷が体を叩きつけ雪洞内に雪が吹き込む、外は快晴で白く山々が輝く。
斜面形状は飛雪ですっかり形状を変え雪洞や板は雪に埋もれていた。
装備品を掘り出し準備して出発する。
爆風に耐え鬼岳のコルへ。
コル直下は楽園の様な無風だがコルでは地獄の様な爆風。
進退窮まる中選択肢はないので二人ともさっさとシートラーゲンに切り替えた。
アイゼンを効かせながらまるでマイケルジャクソンの如く風に対抗し前のめりで這いつくばりクワガタムシで進む。
気を許せば風で飛ばされるだろう。
コルを超えればすっかり安心した。
安定した場所までアイゼンで降り、滑走開始。
雪は微妙だが広い斜面、誰もいない斜面にトラックを刻んでいく。
途中滝が出ていたりしたが無事ザラ峠に合流でき長い長い林道をこなし立山駅まで辿り着くことができた。
電車もすぐに到着し飛び乗った。
最後の方で痛んだ足の裏を確認したところ群れたブーツで白くふやけて塹壕足になっていた。
当日の内に帰れそうだったので富山駅で食べ物と少しばかりの酒を買い新幹線で帰った。
駅で板を持ち上下ハードシェルにパンパンの大型ザック、ブーツ
視線が刺さるがこれも醍醐味の一つ。
満足げな表情を浮かべながら電車で酒を飲みながらくたくたのよれよれで家に帰りついた。

【あとがき】
ここ最近は家でご飯も作れない程仕事も忙しく、何の為に働いているのか正直良く分からなくなって疲れ切っていた。
週末に山で癒し平日に疲れを加算する事で半ば躁状態で日々駆け抜けていた。
今シーズンはパウダーが多く大抵どこに行ってもいい雪が滑れたがどこか物足りない感じがしていたが、今回の山行でようやく足りなかったピースを発見し当てはめることができた。
敢えてスプリットボードでこの浪漫溢れるルートを歩けた事も嬉しく思う。
山スキーはパウダーを滑る事だけが目的ではない、ルートや最大限のリスクを考え計画しそして実行する、今回は行動中も爆風やガス、ビバーク中のトラブルもあってよく考えさせられる山ができた。
そこで改めて山だけに限らずあらゆることに対して考えて練って実行することが好きだと思い出させてくれてここ最近抱えていたモヤモヤを解消することができた。
もうすぐ31歳。 この年は人生の大きな転換期にしたい。
馬場島へ抜けられなかったのは少々悔やまれるが色々決意をさせてくれた良い山行だった。

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コメント

マヤクボ沢で声かけさせてもらったH米PTのskandaです。
針の木雪渓のラッセルありがとうございました。
雄山谷は壮絶でしたね。無事の下山何よりです。
こちらも、2日目は予定通り近藤岩泊
3日目は爆風の小窓から西仙人谷をおり、馬場島に下山となりました。
お疲れさまでした。
2025/3/27 13:10
skandaさん こちらこそルート工作ありがとうございました! 後日馬場島派出所と遅刻軍団PTからルート取りお聞きしましたがあの爆風の中流石でした
またどこかでお会いの際はよろしくお願いいたします
2025/3/28 16:39
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