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Yamareco

記録ID: 8074980
全員に公開
アルパインクライミング
北陸

夜叉丸・夜叉壁

2025年04月27日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 岐阜県
 - 拍手
GPS
08:50
距離
15.1km
登り
1,150m
下り
1,157m

コースタイム

日帰り
山行
9:10
休憩
0:40
合計
9:50
6:10
60
スタート地点
7:10
170
10:00
10:10
50
11:00
90
夜叉壁・取付
12:30
13:00
120
夜叉壁・頂上
15:00
60
16:00
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
良い感じの天気。
桜が綺麗。
2025年04月27日 06:11撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 6:11
良い感じの天気。
桜が綺麗。
気持ちいい登山道。
2025年04月27日 07:23撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 7:23
気持ちいい登山道。
と思ったら雪渓に阻まれる。
急遽尾根から行くことにする。
2025年04月27日 07:30撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 7:30
と思ったら雪渓に阻まれる。
急遽尾根から行くことにする。
下山時の状況(14:30)。
朝より崩壊していた。
内側から行こうと入ったら
嫌な雰囲気で即座に戻る。
2025年04月27日 14:37撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 14:37
下山時の状況(14:30)。
朝より崩壊していた。
内側から行こうと入ったら
嫌な雰囲気で即座に戻る。
雪渓で登山道を阻まれたので
冬道の尾根から行く。
ルートロスしそうだったので
谷を撤退時の目印とした。
2025年04月27日 08:15撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 8:15
雪渓で登山道を阻まれたので
冬道の尾根から行く。
ルートロスしそうだったので
谷を撤退時の目印とした。
来た道が分かるように
写真を撮っておいた。
2025年04月27日 08:22撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 8:22
来た道が分かるように
写真を撮っておいた。
トラバースして夜叉丸中腹へ。
2025年04月27日 09:31撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 9:31
トラバースして夜叉丸中腹へ。
夜叉丸中腹から夜叉壁と高丸。
これから壁の取り付きへ。
2025年04月27日 09:58撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 9:58
夜叉丸中腹から夜叉壁と高丸。
これから壁の取り付きへ。
雪面を下降していく。
すぐそこの藪に鹿さんが
じっとしていた。
2025年04月27日 10:17撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 10:17
雪面を下降していく。
すぐそこの藪に鹿さんが
じっとしていた。
どんどん下降して
取り付きを目指す。
2025年04月27日 10:19撮影 by  SC-56C, samsung
1
4/27 10:19
どんどん下降して
取り付きを目指す。
取り付きを間違えた。
前回見ていない壁。
2025年04月27日 10:41撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 10:41
取り付きを間違えた。
前回見ていない壁。
こちらの壁も違う気がする。
そもそもシュルンドで危ない。
2025年04月27日 11:00撮影 by  SC-56C, samsung
1
4/27 11:00
こちらの壁も違う気がする。
そもそもシュルンドで危ない。
中央ルンゼを諦め、
この壁からいくことにする。
2025年04月27日 11:00撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:00
中央ルンゼを諦め、
この壁からいくことにする。
弱点をついて登攀。
こんな感じかな??
2025年04月27日 11:00撮影 by  SC-56C, samsung
2
4/27 11:00
弱点をついて登攀。
こんな感じかな??
無事抜けられて一安心。
必要以上に指を使った。
2025年04月27日 11:37撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:37
無事抜けられて一安心。
必要以上に指を使った。
テラスから高丸を望む。
2025年04月27日 11:37撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:37
テラスから高丸を望む。
こちら側にも岩尾根が。
2025年04月27日 11:37撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:37
こちら側にも岩尾根が。
激藪を抜けて上へ向かう。
2025年04月27日 11:43撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:43
激藪を抜けて上へ向かう。
やっと中央ルンゼ方面を確認。
やっぱり取付を間違えていたか。
2025年04月27日 11:47撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:47
やっと中央ルンゼ方面を確認。
やっぱり取付を間違えていたか。
前回登攀したルートと
中央ルンゼルートらしきが見える。
2025年04月27日 11:48撮影 by  SC-56C, samsung
1
4/27 11:48
前回登攀したルートと
中央ルンゼルートらしきが見える。
前回の登攀ルート。
雪面が立ってるし細尾根だな。
2025年04月27日 11:48撮影 by  SC-56C, samsung
1
4/27 11:48
前回の登攀ルート。
雪面が立ってるし細尾根だな。
これが中央ルンゼかな??
2025年04月27日 11:48撮影 by  SC-56C, samsung
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4/27 11:48
これが中央ルンゼかな??
激藪の向こうに
夜叉壁頂上がみえた。
あと少し。
2025年04月27日 11:53撮影 by  SC-56C, samsung
1
4/27 11:53
激藪の向こうに
夜叉壁頂上がみえた。
あと少し。
こんな感じかな。
2025年04月27日 11:53撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:53
こんな感じかな。
雪渓で一休み。
三周ケ岳へ続く稜線が綺麗。
なんだか北アルプスのよう。
2025年04月27日 12:06撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 12:06
雪渓で一休み。
三周ケ岳へ続く稜線が綺麗。
なんだか北アルプスのよう。
ここまでの感じ。
2025年04月27日 12:29撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 12:29
ここまでの感じ。
最後の登り。
2025年04月27日 11:47撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:47
最後の登り。
こんな感じかな。
2025年04月27日 11:47撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 11:47
こんな感じかな。
頂上についた。
テラスで一休みしよう。
2025年04月27日 12:48撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 12:48
頂上についた。
テラスで一休みしよう。
中央ルンゼルートの最終??
ハングしてるぞ。
2025年04月27日 12:51撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 12:51
中央ルンゼルートの最終??
ハングしてるぞ。
夜叉峠からの夜叉壁。
ここから下降して取り付けば
中央ルンゼに行けたかな。
2025年04月27日 13:00撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 13:00
夜叉峠からの夜叉壁。
ここから下降して取り付けば
中央ルンゼに行けたかな。
やっと戻ってきた。
やっぱり桜が綺麗だな。
2025年04月27日 15:53撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 15:53
やっと戻ってきた。
やっぱり桜が綺麗だな。
お疲れ様。
北海道味噌チャーシュー麺。
2025年04月27日 20:03撮影 by  SC-56C, samsung
4/27 20:03
お疲れ様。
北海道味噌チャーシュー麺。
撮影機器:

感想

奥美濃の夜叉壁。
もう少しすると登山道も開通されて
シーズンインしてから登攀すると
通報されちゃうかもしれない。
この土日は北アルプスは暴風となる予報だし、
この機会に夜叉壁にまた行ってきました。

早朝、広野ダムにつくと
予報通り、天気が良くて深緑や山桜もとても綺麗。
気持ち良くいけそうだと期待して
うんせうんせ準備して6時10分出発。

と思ったら
早々に雪渓に行く手を遮られる。
仕方ないので
冬で登った尾根道で行くことにしたけど
なかなか登山道に復帰できず不安になる。
遭難するかもなとも思ったので、
特徴的な谷を覚えたり
周りの写真を撮っておいたりした。
時折、雪面に残る足跡に歓喜するも鹿さんだった。

藪漕ぎしたり雪面をトラバースしたりして
10時になんとか夜叉丸直下にたどり着た。
稜線の先には夜叉壁があって、なかなか格好良い。
ゆっくり楽しみたいところだけど
帰りのこともあるので、ゆっくりしていられず
すぐに夜叉丸からのルンゼを下降して
中央ルンゼ取付を目指した。

どうも3月の時とは別のルンゼを下降してたようだ。
中央ルンゼの取付には辿りつかず
またしてもおかしな所に出てしまった。
中央ルンゼかなと思ったルンゼもあったけど、
シュルンドが発達しており、とても危険な状態。

右往左往した結果、
目の前の壁を行くことにした。
弱点もあって、確実にいけば登攀できそうだった。
上方にセラックも少し見えたけど、
それも避けて行けそうだった。
ハーネス、アルパインヌンチャクなどを装着し、
しっかりと水分とパンを食べて気合いを入れた。
ザイルはいつでも出せるようにしておいた。

それでも壁には事前情報が全くないので緊張する。
懸垂が可能そうな灌木はあるが、
そこまで確実に登攀しなければいけない。
岩が安定しているのかどうかも分からないし、
見えない先がどうなっているかも分からない。
ホールドが崩壊するかもしれないし、
木も根元から抜けてしまうかもしれない。
小石に乗ってしまえば滑ってしまう。
自然と力が入ってしまい、かなり指を痛めた。
帰ってからの痛みは酷くて、寝られなかった。

セラックを横手に見てテラスに向かう。
セラックはよく見るとブロック状になっていて、
いつ落ちてもおかしくない状態だった。
運が良かったなと思った。

テラスは思ったよりも広かったので
ザックを下ろして一休憩した。
脱水状態にならないよう、水分も補給。
まだ登攀しなければいけないけど
三周ケ岳へと続く稜線はもう見えていた。
振り帰れば
目的の中央ルンゼと前回登攀の左ルンゼが見えた。
やはりルートが間違っていたようだった。

藪をかき分けていくと雪渓にでた。
もう夜叉壁の頂上は見えていた。
最後の岩稜帯も慎重にいけば行けるだろう。
高丸や三周ケ岳へと続く稜線は
北アルプスのようで美しかった。
北アルプスには行けなかったけど
なかなか充実した登攀で十分楽しかった。
パンとお茶を摂りながら登攀の成功を噛みしめた。
下山したら温泉入ってソフトクリーム、
そしていつもの味噌ラーメンだな。

Ps1:頂上から中央ルンゼルートを確認。
   詳細は懸垂下降で確認しないといけないが
   どうもハングしている気がした。
   さてさて次回はあるのかな??

Ps2:行きに通れなかった雪渓は
   下山時には半分程度崩壊状態で
   上を通過すると完全に崩壊しそうだった。
   内側に少し入って通過を試みたけど、
   なんとも言えない恐怖を感じ、すぐに出た。
   雪渓崩壊で埋められる恐怖と思ったけど
   後で写真を見ると、なんとも嫌な感じが。。
   何かいたかもしれない。。。
  (その写真は削除しました)

=============================

【日程】
 自宅3:00➡5:40広野ダム6:10➡7:10夜叉ケ池登山口
  ➡10:00夜叉丸10:15➡11:00夜叉壁取付➡12:30夜叉壁頂上
   夜叉壁頂上13:00➡15:00夜叉池登山口➡16:00広野ダム

【装備】
 アセンジョニストザック45L
 登山靴(スカルパ;リベレテック;サイズ40)
 クライミングシューズ(TCプロ;スカルパ;サイズ39.5;未使用)
 厚手下着(上下;ファイントラック)
 R1フーディー(パタゴニア;サイズS)、
 M10ストームパンツ(パタゴニア;サイズXS)
 中厚手靴下、薄手靴下(サイズ40ではきつくなった為、途中で脱ぐ)
 オーバーグローブ(イスカ)、薄手手袋、ドライレイヤー手袋
 ストーム10ジャケット(パタゴニア;サイズS)、毛帽子(使用せず)
 モンキーマンベスト(マウンテンハードウェア;サイズS;使用せず)、
 ソロイスト・アウター(BD;アウターを使用)、厚手毛手袋(予備)
 ヘルメット、アイゼン(ペツル;サルケン、ペツル;ダート(上))
 アックス×2(ペツル;ノミック)、リーシュコード+カラビナ、
 ストック(ディスタンスカーボンZ;BD)、
 軽量ハーネス(コーカスプロ/ブルーアイス)+ルベルソ
 60cmアルパインヌンチャク×3、120cmシュリンゲ+管付カラビナ×2、
 捨シュリンゲ+カラビナ(60cm、120cm)
 ルベルソ+管付カラビナ、自作チェストハーネス+管付カラビナ、
 ロールンロック+カラビナ
 7.1mm×60mザイル(スキマープロドライ/エーデルリッド)
 コンパス、地図、携帯電話、携帯充電器、ココヘリ
 ヘッドランプ、電池、細引、ティッシュ、ウェットティッシュ
 リップ、コンタクトレンズ、メガネ、腕時計

【食料/水分】
 400calのパン×2、魚肉ソーセージ×1、チーズ×1、
 アーモンド小魚、水分1500ml

【温泉】
 花はす温泉そまやま
 福井県南条郡南越前町中小屋60-1
 0778-47-3368

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