大菩薩縦走


- GPS
- 24:01
- 距離
- 44.6km
- 登り
- 3,581m
- 下り
- 3,517m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:06
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:05
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:35
天候 | 初日 晴れ、やや風あり。暑く気温15℃前後? 2日目 高曇り、やや風強い。午後から深夜にかけて雨。気温10℃程度 3日目 晴れ、風強い。朝方気温5℃程度。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
寂梢尾根 急傾斜の岩場 滝子山〜大谷ヶ丸 広い平坦地が多く踏み跡が錯綜する。落ち葉に隠れていることが多く迷いやすい。 大谷ヶ丸〜湯ノ沢峠 良好 湯ノ沢峠〜石丸峠 土質が変わり濡れると滑りやすくなる。小金沢山から石丸峠にかけては道が岩陰に隠れたり滑りやすい根っこが錯綜したりと歩きやすいとは言いづらい 石丸峠〜大菩薩嶺 極めて良好 大菩薩峠〜丹波山 良好、部分的に落ち葉が厚い。踏み跡や路肩が隠れる場所もある。 |
写真
感想
初日
笹子駅着が7時と遅いため急ぐ。2泊分の荷物を背負ってコースタイムの0.8〜0.9で歩いたので疲れた。この速さを維持できるのは4時間程度が限界で、大谷ヶ丸についた辺りからはいつものテント泊の速度に落ち着いた。
右足が疲れやすいのは去年の常念の時と同じ。どうやら右足の接地と足首の前傾が性急なのが原因かもしれない。重心を股関節だけで動かすのでは不十分。足首もきちんと前傾させないと疲れがきやすい。荷が重かったり難しかったりする時ほど基本を丁寧にやった方が良い。
2日目
初日に急ぎすぎた疲れが残る。大した登りはないものの、登る一歩一歩がなかなか堪える。しかし大菩薩峠到着あたりから疲れが消えたのが不思議だった。単に道が易しくなっただけかもしれない。雷岩から大菩薩嶺山頂までは記憶より距離があった。
幕営後、雨。テントで寝転んでいると寒さを感じる。底冷えでもしたかと思って床を撫でてみたがそこまでの冷えではない。底冷えからくる寒さは、単に寒いのと区別がつかないのが困りものだ。夕食後に寒さを感じなくなったので、単に2日間で食べ足りなかったのかもしれない。実際、計算よりも行動食の消費が少なかった。
3日目
疲れもなく元気いっぱいに下山。下山中になぜか近所のスーパーで流れる音楽が頭から離れなくなった。10/31でポイントが失効するからもっと買え!と催促する歌である。体調は順調そのものだったので幻聴の類ではないと思う。ちなみに頭の中で何度再生されても、日付は必ず10/31であった。だからポイント商売は嫌いなんだ。
下山中は地図読みで遊びながら下山。事前に目印をつけておいた支尾根や沢の頭を現地で識別できるかという遊び。成績は8勝2敗くらいだっただろうか。
フルコンバがとてもいいところだったので、濡れたテントを干しながらのんびりした。とても幸せだ。何年か前の奥多摩で、天気のいい日に100円の菓子パンをのんびり齧りながらつくづく幸せだと感じた時を思い出した。私が山に入るのは、こういういい場所でのんびりすることに幸福を見出すからなのかもしれない。
数年来温めていた計画を実行する機会にとうとう恵まれ、大過なく行動できてよかった。
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