紀伊山地横断(大台ケ原・大峰山・伯母子岳)


- GPS
- 41:33
- 距離
- 202km
- 登り
- 12,932m
- 下り
- 12,943m
コースタイム
- 山行
- 12:24
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 13:05
- 山行
- 15:45
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 16:14
- 山行
- 12:21
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 13:06
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
西大台利用調整地区 https://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/west_odai/riyo_rule.html |
写真
装備
個人装備 |
■ラッシュ30
ストックシェルター
モンベル#3
ゲルトラブーコ13
■カロリーメイト×20袋
ブラックサンダー×12
プロテインバー×2
ウルトラミネラルタブレット×24粒
Huel×4食
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感想
【1日目】
バスタ新宿発の夜行バスで尾鷲総合病院着が6:30。
近くのすき家で塩サバ定食を食べてからスタートする。
酷道と呼ばれる425号線を少し走ったところで尾鷲道の林道に入る。
林道をしばらく走って沢沿いの登山道に入ってからは悪路に変わり肝を冷やす場所も多い。あまり手入れはされてないようだ。
記録では多くの人が迷う尾根への登り口だが慎重に目を凝らさないと確かに迷いそうだ。
尾根に上がってからのトレイルは実に明瞭で疎林の気持ちの良い道が続く。
ちょうど石楠花の見事な時期で目の保養になる。
13:30頃大台ケ原山頂。ここら辺まで来ると登山者も多くホッとする。
さて次なる大峰山に向けて登山口となる「道の駅吉野路上北山」を目指して下山開始するが、大台ケ原の利用調整地区なるものの存在を全く知らず下山道入り口で詰所の人に止められてしまった。許可がないと通れないという。
ピークハントだけの人には関係ない話なのでそれほど周知されてないのだろう。さて困った。
エアリアを見るとロードでだいぶ下ってから破線ルートの登山道が国道169号まで繋がっている。よしこれで下山しよう。
しかし前情報のない辺鄙な山(辻堂山)の登山道ということで懸念はしていたが、案の定廃道化しておりなかなか悲惨な目に遭ってしまった。
藪漕ぎ、大高巻きなど苦労したがここでは昔取った杵柄である沢登りの技術が役に立った。
本来の予定ルートとはだいぶ違ったルートに降りてしまったので地図と睨めっこして今後を考えあぐねる。
どの道も弥山に行くには破線ルートを行かねばならないがもうすぐ日も暮れるので、安全策として行者還トンネルまでロードで登り最短の破線ルートで弥山に辿り着けるラインを選んだ。
この日は行者還トンネルまで上がって脇の路肩に泊まる。
【2日目】
翌日4時前出発。破線ルートだが闇夜でも尾根ルートなので気が楽だ。
ちょうど大峯奥駆道と合流するあたりで夜明け。大峰山には6時半頃着いた。
いい天気で今日も暑くなりそう。
流石に奥駆道は人気ルートということもあり行き交う人もチラホラといる。
途中の鳥の水の水場で水補給し釈迦ヶ岳登頂。
ここから旭橋への下山は奥駆道を離れ再び破線ルートに入る。
長大な尾根で悪場はないがアップダウンが多く疲れる。
ずっと眼下に地図にない林道が並走しており最初は警戒して無視してたが、いつまでも並走するのでたまらず降りてみたらアップダウンのない快走路で最初からこっちで行けばよかった。
国道168号に下山してからは楽しみにしてた谷瀬集落の蕎麦屋が休業しており肩を落としたが、隣りのガソリンスタンド内にまさかのヤマザキショップがありイートインも。
たらふく飲み食いして元気が出た。
伯母子岳登山口まで灼熱のロードランをこなして17:30頃から登山開始。直接伯母子峠の避難小屋を目指したが登山道が崩落しており山頂経由でいく羽目になってしまった。
小屋内には先客が寝てたようだったので辞退し小屋横にシェルター泊。
【3日目】
今日も4時前出発。伯母子岳に再び登り返す。
山頂からは西の護摩壇山に向かって快適な林道が繋がっていて走りやすい。
途中からは山が開けたロードとなりこれから目指す護摩壇山が常によく見える。
護摩壇山には7時。
すぐ下にある道の駅でたっぷりと水分補給し湯浅湾までの長距離走に備えた。
ここからはほぼロードランだが車が一台も通らない山奥なので道の真ん中を伸び伸びと走れて気分が良い。
最後の山・白馬山に登ったあとは一気に標高を下げ灼熱のロードが始まる。
途中の道の駅などでレストを挟むがまだ暑熱順化してないせいかすぐ走りが止まってしまいなかなか辛い。
それでも淡々と走り続けちょうど17時ころ湯浅湾の防波堤に立つことができた。
感無量…夕方の斜陽に輝く湯浅の海にしばらく見入ってしまった。
またひとつ心に温めていた課題を終えることができた…そんな充実感に浸りながらもまだ今日泊まるビジホまで8km近くも走らなければならないのであった。
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